銚子・角巳之・三代目

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5,000㌧超...②

2024年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム

業界紙、水揚げ速報等、各種データを見ますと、漁場は宮城県南部から茨城県北部。18日の
漁獲は8,000㌧を越え、このうち5,500㌧が銚子港に運ばれたそうであります。これ
またいつもの解説ですが、漁場はいわゆる三陸沖。そのうちの多くが銚子港で水揚げされた...。

銚子以北の太平洋側には全国的にも名だたる漁港が揃っておりますが、イワシ単品を5,000
㌧超/日に受け入れられる漁港は少ない(ほぼ無いとのこと)。これだけ大量の魚を受け入れる
港湾設備、買い受けられる水産会社の力、保管できる冷凍冷蔵庫群、配送車、氷、資材...。

船の方々は“高く売れる”港に入る訳であります。受け入れ可能な港湾設備を持っていたとしても
そこに入ると魚価が安い...となると船は入港してくれません。水産会社(仲買人)の方々もその
ことは良く心得ており、この信頼関係が銚子港の水揚げ量に直結しているのです...。

商売ですから、一円でも安く仕入れて、一円でも高く売りたいのが常道。船の方々に入港頂く為
に他所よりも高く買うとなれば、魚の価値を高めて一円でも高く売りたい...。その価値が鮮度で
あるならば、早く・早く・とにかく早く....。殺気立つのは当然です(続きは次回に)

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