銚子・角巳之・三代目

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アオザメ①

2021年08月28日 | 銚子のサメ

久しぶりにサメ類の投稿であります...。既報の通り、銚子港は統計資料に掲載されている水揚げ
量だけで年間1,000㌧超。水揚げ状況を見るに統計資料に乗らない数字を合わせると発表
された数字の3倍以上はあるかと思います。このからくりは、以下のようなことによります。

銚子港の主力はイワシやサバの青魚...。サメを主目的に漁をしている漁師さんは私の知る限り
今はいません。イワシやサバを購入された方が、選別作業をしている際に、サメが混獲されて
いた。こういうケース良くあります。このサメは統計資料には掲載されない。そういうことです。

イワシもサバも揚がる時は数千㌧単位...。この数字が大きければサメの混獲率も上がって参ります。
昔(30年くらい前)までは、このサメを蒲鉾屋さんが購入し、ハンペン・蒲鉾の主原料として
きましたが、蒲鉾屋さん激減、残存する蒲鉾屋さん使わず(タラの冷凍すり身で代用)...。

銚子港では出漁するすべての漁船でサメが入ってしまう。数量が多い順にヨシキリザメ、アオザメ
モウカザメ...。以下、ホシザメ、カスザメ等々。SDGsの時代、揚がったサメをフカヒレだけ
取って、身は使わない(最悪の場合、廃棄)これが許されるだろうか...と(続きは次回に)