地元JAの営農センターに行く用事がありました...。この場所、国道から奥まった周囲を森に
囲まれた一角にあることから、この時期になるとカブトムシやらクワガタやら良く見掛けます。
最近はどうか分かりませんが、以前なら小学生がクワガタ見付けたら興奮状態になるだろう...と。
私の思い込みもあると思いますが、カブトムシよりクワガタの方が見掛ける機会が少ないかも
しれない。だから何?と言われればそれまでの事なのですが...。本種は何クワガタと呼ぶのか
分かりませんが、JA職員さん(同年代)としばし見入っておりました...。
クワガタは、戦国時代に武士が被った兜の一部(鍬形)に由来した名を持つ甲虫であり、海外
では鹿の角と呼ばれているらしいです。幼虫からいきなり成虫にはならず、途中サナギとなって
体内の大改造を行う完全変態の甲虫であります。変態ということ、ヘンタイではありませんので...。
カブトムシ、クワガタという強い甲虫は、卵から幼虫になり成虫になるまでのひと時を著しく
運動能力に欠けた蛹(サナギ)状態で過ごす...。この時期が非常に重要で、運動能力を欠けた
状態にするのは、強い運動能力を持った体に変化させるためである...と。奥深いです....。