先日、事務所前にて突如として軍艦マーチの大音量...。何事かと思って外に出たら、写真(新造船)
のお披露目が行われておりました...。近海小型底引き・3隻目の新船です。この小底については
過去に何度も掲載させて頂きました。地域の象徴的な船団(いわゆる地魚を獲る船)であります...。
最盛期に60隻。現在6隻でそのうち3隻が新船。建造費用は億単位になりますので、そう簡単に
新船が出来る訳でなく、銚子でもこの3隻までかな~。そんな声も聞こえて参ります。銚子から
九十九里沿岸の地魚を獲る船が6隻(新船3)...。日本一の水揚げ港でしょ、銚子港は.....と。
ブリッジが黄色いのは60隻いた頃の名残、黄色は海の上で一番目立つ色なのだそうです。当時は
漁船の数が多く、操業海区等を巡りトラブルも多かったと大先輩方に聞きました。違反操業を見付
け安くするための塗装...。現在は、違反操業など出来る環境下にはありません。しかしながら...。
この黄色が象徴するように、60隻いた頃の規則で縛られる...。漁船に限らず、時代に合わなく
なった規則は改めるべきであります。が...、漁船が減り続けていることが全てであります。むろん
規則だけの問題ではありませんが、必要あれば変える。速やかに...。歳月は人を待ちません....。