昨日、干ばつ...。そして本日、黒潮の大蛇行...。こちらも新聞記事にて...。干ばつも黒潮大蛇行も
みな繋がっており、総じて地球環境の問題。SDGsの項目に掲載させて頂いている所以であります。
気象の問題...。地球上すべての生き物に関係することながら、あまりに大きなテーマなので...。
黒潮は太平洋岸を流れる暖かい海流。従来であれば九州・四国から北上し、銚子~三陸沖で親潮
とぶつかる...。その黒潮が、和歌山潮岬沖あたりで大きく蛇行(沖合に離れていく)現象がここ
数年頻発しているようです。この影響は海水温の上昇。平均3℃以上も高くなっているそうです。
暖かい黒潮が沖合に離れて行くのなら、水温は下がるはずと思いきや、潮の流れは複雑で、黒潮
とは別の海流が、伊豆半島沖の伊豆海嶺と言う海底山脈にぶつかって渦を巻き、この流れは反時計
周りに流れていることから、沖合の暖かい黒潮が太平洋沿岸に引き摺り込まれる...と。
海水温が1℃上昇すると、その感覚は陸上で5℃上がったと同じくらいの威力と聞きました。3℃
上がると15℃相当...。もはや耐えられる温度ではありません...。それが海の中で起こっている...。
海水温の高さ、銚子の漁師さんの間でも切実な問題として捉えられております...。