いわゆる地魚料理の有名な飲食店さん(銚子)にて...。どう見ても立派で美味しい刺身なの
ですが、銚子生活も長くなるとヘソが曲がり、飲食店さんの苦悩が見て取れます...。それも
そのはずで、この時期銚子は一年で最も水揚げが少ない季節...(9月から増えますが)
裏を返せばこの時期に、写真のような刺身が出せるには何か秘訣が...と思っていたら、この
お店、店主の方がご自身で釣り船を有し、自ら釣った魚を出しているのだそうです...。さすが
にマグロは仕入れ(銚子港から)のようですが...。そういえば先日キハダ揚がってたな~と。
マグロ2種(キハダとビンチョウ)に、白身はヒラメ、そしてタコ...。夏のタコは疲労回復
にも良く、非常に爽やかな味でありました。このお店、時々訪れるのですが、6月~8月の
地魚(底引き)休漁期間を除き、多種多様な魚が出てきて毎回驚かされております。
同行した20歳の大学生は煮魚食べてました...。20歳で?煮魚?...と思いましたが、良く
話を聞くと魚が大好きなのだそうです。魚離れだ何だと言われますが、全然そんなことはない
ですね。ただし美味しい魚であること...。鮮度、提供方法、味...、これが重要なようで...。