銚子・角巳之・三代目

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ネズミ(モウカ)

2020年12月27日 | 銚子のサメ

サバの大量水揚げの後に残されたもの...。いつもの風景...サメ...。写真は銚子でいうネズミザメ...。
そういえば本年の干支はネズミでありました...。神様から元日、私の所に挨拶に来た者、先着12名
(匹?)を一年ずつ順番にその年の大将にしてあげましょう...。日本神話、昔話の世界です...。

足が遅いと自覚している牛は大みそかの夜に出発。ネズミはネコを騙して集合の日に来れないよう
にし、ちゃっかりと牛の背中に乗り、ゴール直前でダッシュ...。私が一番...と。この行為を神様が
許したのか否か不明ですが、ネズミ年には何故か政変等、大きな変化が起こるのだそうです...。

さて写真のネズミ(ザメ)、東北地方ではモウカ...と。知人の東北の漁師さんに聞くと、真ダイ、
真アジなど、その種を代表する魚に“真”の字が付くことが多く、東北では真鱶(マフカ:魚へんに
養)と呼んでいることからそれが訛ったのだろう...と。他に、モロと呼ばれたりします...。

神話の世界も、写真のサメも、ネズミが悪いという話ではありませんが、ジンクス通り大きな
変化(しかも人々の生活様式を根底から変えてしまうような)が起こりました。ネズミに先を
越されても怒ることなく寛容な牛さん...。この寛容さということ、来年の課題の一つかと思います。