銚子・角巳之・三代目

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世代のこと...③

2020年12月04日 | 日記・エッセイ・コラム

何も自分はバブル期を謳歌し、就職も仕事も人生適当に流れてきた訳ではないと思っておりますが、
20歳をそんなやるせない気持ちで過ごしている若者に接し、何故か後ろめたいような気分になる...。
大正末期~昭和初期の先人に対しては尚のこと...。今は、彼らが見たかった未来の姿か...等々。

何もそんなことを考えず、目の前のこと精一杯やってりゃいいのよ...と言われたりしますが、何故か
気になるのはこれ、本能とかDNAとかそんなレベルなのかもしれません。むろん、何が出来るの?と
問われ、何も出来ないんですが...。ただ気になって、自らに喝を入れる大きな原動力であることは事実。

大正末期~昭和初期生まれの親御さんは明治後半生まれ。自らは日露戦争前後に生まれ、その渦中に
青春期を過ごし、今度は子供を戦地に送り出さねばならなかった世代...。まさに(私が)子供時代
に見たおじいさん、おばあさん世代。その凛とした気品・気骨はそんな時代背景からかも知れません。

おじいさん、おばあさん世代は子供たちをどんな気持ちで送り出したんだろうか? コロナ禍で苦しむ
若者、戦争世代の若者...。その若者たちを見ながら、同時代を生きる他の世代は何を想い、どう振舞え
ば良いのだろう...。どの世代にとっても限りある貴重な時間を...。そんなこと考えております。