銚子・角巳之・三代目

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“ほうき”

2020年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム

先日TVを見ていましたら、1本1万円以上もする“ほうき”...、紹介されておりました。あの、掃除に
つかう“ほうき”のことであります...。最初は、モノ好きな人もいるものだな~程度の感覚でありま
したが、最後まで見たら欲しくなってしまった...。

長野県にある、知る人ぞ知る工房で作られているのだそうですが、一般に知られている“ほうき”
とはまさに似て非なるもの...。しっかりとした手編みで隙間なく、細かいゴミまで逃すことなく
良くとれる...。しかも耐久性が良く、40年使っても機能が劣化しない優れもの...。

ほうきの原料は、ホウキモロコシという植物の穂を使っているのだそうです。しかもこの工房で
は、そのホウキモロコシを栽培するところから始め、細く均一な穂だけを厳選、熟練の職人さん
たちが手編みで作り上げている...。ホウキモロコシ...初めて聞きました。

年末の掃除をしている方も多いと思いますが、使えなくなってしまった(既存の)“ほうき”や
掃除用具たくさんあるのでは...。モノは大事に使いましょうと言う昨今であります。時代にあった
モノを作れば売れます...。番組最後に流れたこの言葉、全てのことにあてはまると感じてます...。