銚子・角巳之・三代目

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寒空に温暖化を想う②

2020年12月19日 | SDGs

こんなに寒いのに、どこが温暖化ですか...。実生活の中で現実味が乏しい話になりがちですが、
私の場合、仕事柄・漁業者、農業者との交流が多く、自然と対峙しながら生きている人たちの
生きた声から、温暖化が静かなる侵略者のような存在に思えてならなくなりました..。

熱帯魚のような南の魚が銚子港に揚がる。銚子の露地栽培でパパイヤが採れる。南房総では
レモンやサトウキビが...。内房でバナナが...。枚挙に暇がありません...。特に獲れるか?獲れ
ないか?の世界で生きてる地元漁業者の声は切実であります...。真顔で...魚がいない...と。

過去に乱獲したんでしょとか、資源保護に力を入れてこなかったんでしょ...色々な意見もあり
ますが、船は大幅に減船しているし、休漁期間も定めているし、漁具の改良で小さな魚は逃がす
等々の取り組みは何十年にも渡って行って参りました。これは紛れもない事実であります。

すでに近海の漁船(底引き等)は、残存数がひと桁の状態になっております。にも拘らず、
操業ルール(海区:漁をして良い場所等)は数十年前の決め事のまま...。昨今、漁業関連の
法律が改正されるなど動きが出て参りましたが...。続きは次回に。