銚子・角巳之・三代目

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今年も白鳥③

2020年12月13日 | SDGs

以前、SDGsとは、“まなざし”のことであると生意気なことを申し上げました...。現在いささかもその感覚
が変わることはありません。そして“まなざし”には、優しさと時に厳しさが内包されている...。そう感じ
ております。何千キロにも及ぶ旅路を経て、今そこにいる渡り鳥の姿からは考えさせられること多いです。

SDGsが宇宙船地球号レベルの最上位概念なら、渡り鳥も、銚子港で揚がる魚も、草木も花も生きとし
生けるものすべてがその住人...。個別の達成目標を見ると、それら部分の羅列ではなくて、すべてが繋
がっているように思います。意味があってそこに居る...その集合体が宇宙船地球号...。

渡り鳥を含む野生動物は、過酷な自然界の掟(オキテ)の中で生きております。だから人間はそっと
見守るだけで余計なことをしてはいけない...。餌付けする、素手で触る...。その行為が結果として、
鳥インフルエンザ等、野鳥の生存を脅かすことに繋がってしまうかもしれない...。

誰か優しい飼い主さんに拾ってもらってね...。この言葉、優しそうに聞こえますが犯罪者のセリフです。
何かと話題のTVCMですが、動物福祉とSDGsの考え方も深いところで繋がっている...。鳥インフルエンザ
の感染拡大が続く昨今、帰って来た白鳥たちのことを見ながら、繋がりのこと...考えております。