銚子・角巳之・三代目

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日輪寺にて

2020年10月07日 | 日記・エッセイ・コラム

先週末、茨城県大子町にあります、八溝山・日輪寺に行って参りました...。坂東33霊場の中で最も険しく
辿り着くのが困難なところ...。3年前に33霊場巡りを始めて、誰に聞いてもこの日輪寺は難関...。冬場は
入山できないし、春~秋に掛けて晴天でも天気急変で登れない場合が多いと聞いておりました...。

そろそろ3年になりなんとしており、23ケ寺の訪問を終えました。神奈川、埼玉の一部と、最後の那古寺
(千葉・館山)を残すのみ...。神奈川、埼玉は冬場でも行けるだろうし、来年の3月、また南房総を訪れる
際に、33霊場・結願とするにはこの日輪寺、今行くしかない...そう思い、意を決して。

日本の三大名瀑に数えられる、袋田の滝の更にその奥...。茨城県、福島県、栃木県の三方に県境をまたぎ、
標高1,000メートル以上の原生林のその上に、日輪寺はありました。天台宗の名刹であり、坂東33霊場
21番札所...。創建には役行者(えんのぎょうじゃ)の名が...。かつて修験者の集う霊場でもあったようです。

林道入り口からヘアピンカーブの連続で、ガードレールのない狭い道も多く、高所恐怖症の私は風景を眺める
余裕もなく...。漸く辿り着き、ご住職から良く来られましたね...の一言で気持ちが落ち着きましたが、帰りの
下りはさらに難所で...。坂東33霊場...、24ケ寺目で初めて、その険しさ厳しさを体感してきたところです。