規格外がほとんどの時、生産者の方にお裾分けを頂いて、茹でて食べてみたら90%くらいは実が入っている...。
その次に頂いた時、今度は半分も入っていない...。銚子の生産品種は、大ぶりな“おおまさり”と、標準的な
大きさの”さとのか”...。おおまさりの方が見た目が良く、食べ応えあるのですが、中身スカスカ率高い...。
写真はさとのか...。両品種とも個人の好みの問題でありますが...。綺麗なクリーム色をした見た目の良いもの
が案外スカスカ多く、黒っぽいものはほぼ100%入っている。しかも黒いのは熟成が進んでいるようで美味しい。
緑掛かったものは太陽光の当たり具合らしいです。どれもみな同じ畑でそだったもの。これは事実...。
規格外品を見て、誰しも思う事...。もったいない...。では実際に商品化、事業化しようと思うと面倒なこと
だらけ...。手を加えれば加えるほどコストは上がり、どうしよう、どうしようと思っているうちにシーズン
終了。また来年考えよう...。それを繰り返しているうちに、やる気すら失せていく...。
正規品だけ高値で売れれば、規格外など触るだけ面倒だ。結局捨ててしまう方がコストは掛からない...。こう
いう一面、確かにあるのですが、SDGsの時代です...。どうしようと考える前に小さな一歩を踏み出そう。
そして素性の分かる訳あり品を世に出し、積極的に購入することもまた、SDGsの精神かと思います。