銚子・角巳之・三代目

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ススキVSセイタカアワダチソウ

2020年10月27日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、銚子界隈を車で走ると見える景色...。一面黄色、ところどころ白...。何かと申しますと一面に広がる
セイタカアワダチソウ(黄色)とススキ(白:グレーかもしれない)写真のような風景...。全国各所で見られ
るススキ(在来種)VSセイタカアワダチソウ(外来種)の構図であります。

セイタカアワダチソウはアレロパシー効果と呼ばれる、自らの周囲に他の生物の生育を阻害するような化学
物質を放出するなど、物凄く賢い植物で、この怪物と在来種のススキの攻防...、論理的な話ではなくて在来種
のススキ頑張れ...。そんな感情を呼び起こす対象なのかもしれません。

因みに私、ここ数年は酷い花粉症で、春先どころか一年中、点鼻薬・目薬が手放せない状態であります。この
セイタカアワダチソウは、いわゆるブタクサでこの黄色が憎い...と思っておりましたが、どうも全く違う種類
のようです。セイタカ...の花粉はそれほど飛ばず、むしろ薬効成分ある優れた植物である...と。

知らないだけ、あるいは間違った知識のままの思い込み...。セイタカ...は、観賞用とか何かの理由で日本に入っ
てきて、生きるために様々な知恵を振り絞り今日に至っております。今までこの黄色を見ただけで目が痒くなっ
ておりましたが、正しい知識を得たら止まった...。思い込みとは恐ろしいです。そんな典型的なお話でした。