銚子・角巳之・三代目

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だいこん(お裾分け)

2020年10月30日 | 日記・エッセイ・コラム

物々交換が成り立っている社会は豊かだと思います。銚子に戻って15年...、それを実感しております。
先日、銚子さわやかだいこん掲載しました...。規格外ですけどね...ということで知人の生産者の方から
だいこん頂いて、とても食べきれる量ではないので仲間にお裾分け...。

今度はお裾分けしたみなさんから、様々なモノが返ってきて...、物々交換の輪が広がって...。中には
調理して持ってくる方々も...。写真上は牛筋だいこん...。これは定番。色が薄いなと思ってましたが
中までシッカリ味が染みて...。下は豚バラだいこん...。これも定番。こちらは色が濃いのに薄味...。

何か名産品がある産地は、それに対応するように郷土料理があるはずだ...。銚子はそんなにだいこん
が採れるなら、だいこんの郷土料理何かありますか?と問われることがあるのですが...。答えに窮する。
結局、野菜も魚も鮮度が良いので、刺身等そのまま食べるか、調理も至ってシンプルなものに帰結する...。

牛筋だいこんも、豚バラだいこんも、作る方、そのご家庭の味で千差万別でありますが、これだけでも
味の変化が沢山あって面白い...。失礼な言い方かもしれませんが、1本100円~200円で買えるだいこん...。
されど物々交換、お裾分けの循環はおカネでは換算できない深遠な世界であります...。