銚子・角巳之・三代目

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2:6:2の法則

2007年10月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1891 先週末の夕暮れ時。千葉科学大学前のマリーナに沈む夕陽。観光バスまで来ていたのでなんだろうと思ったら、この夕陽を見に来た。との事。確かに、この風景は....、言葉がありません。嫌な事すべてリセット。という感じです。さて、2:6:2の法則なるものがあります。東京の職場で教わったものです。何かをしようとする時、協力してくれる人は全体の2割、6割は模様眺めで、残りの2割は何でも反対。反対の為の反対。人の話を聞かない....。あの人は一生懸命頑張ってるね~。と言うと、あいつは遊んでるだけだよ...。いる、いる。必ずいますねこんな人。都合の悪い話を聞かない、相手を認めない、都合が悪くなると、そんな事言って無い....。物事を一方向から、あるいは一本のモノサシのみで見ようとする。当然、他人の痛みは分からない。俺以外のお前らがバカだからだ....。世の中には本当に様々な方がいるものです。上場企業であっても、仕事の成果は上位20%の人が稼ぎ出していると言います。上位20%で全体の80%くらい稼ぎ出す。下位の20%には今すぐ辞めて貰いたいんだけど、不思議な事に、これらの方々が辞めても、また下位の20%グループが出来ちゃうんだよね...。某企業の役員さん談。始末に困るのは、下位の20%なのに、俺は会社の上位20%だ、会社を動かしている...、その自負心や良しなんだけど、行動が伴わないんだよね....。能力、能力なんて言うけど、所詮会社は“人間”が動かしている。そこんところが分からねえヤツが多いんだな~。上位、下位なんていうのはあくまでも顕在化した数字の話。1を2にした人を認めてあげないといけないが、マイナス10をマイナス5に、あるいはゼロにした人はもっと認めてあげないと。ゼロから或いはマイナスからプラスに持っていったら会社を上げて賞賛してあげないと...。こういう潜在的なところまで目を配るのが経営者。これをないがしろにすると、挑戦する社員は出てこないし、挑戦する社員を排除するような社風が出来ると会社もそろそろ末期かな。2:6:2の上位2は、こういう領域に挑戦する過程で他者の痛みを知り、それが魅力となって周囲の力を押し上げる効果を持つんだよね...。今までは普通が一番良いのよ。と言っていられましたが、どうも真ん中の6も居心地の良い空間ではなくなっているようです。益々多様なモノサシが求められる時代になっているようです。