銚子・角巳之・三代目

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万物流転

2007年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1847 万物(ばんぶつ)は流転(るてん)する...。行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず...。諸行無常、盛者必滅....。風の前の塵に同じ....。前出の言葉は有名な自動車メーカーさんの名経営者(副社長)と呼ばれた方の言葉。続きは方丈記、平家物語...。プロ野球のクライマックスシリーズが始まっております。何気なくスポーツニュースを見て、ふと思いました。パリーグは日本ハムとロッテが王者を争っている。大変失礼な話しながら、日本ハムとロッテ。10年前に今の姿を思った人は何人いたでしょうか?ファンの方には本当に失礼な話しながら....。パリーグと言うと私の世代なら西武黄金期。本当に強かった。ロッテは千葉に移転して参りましたが、銚子商業や習志野より弱いんじゃねえか?と野次が飛ぶこともしばしば。現在の(強い)姿はその屈辱にまみれた時期にタネが撒かれた結果であり、強かったチームの凋落は、その強かった時期にこそ原因が求められる。そもそも常勝は有り得ない。強かろうが弱かろうが、一筋にそのチームを応援する事が本当のファン。特定のチームではなく、強いチームを応援する、いや俺は弱いチームこそ応援するね...色々有りますが、プロ野球一つとっても万物は流転していく。いわんや人の人生をや。商品然り、会社然り、個人の生き方然りであります。順風の時に凋落の、逆風の時には上昇のタネが撒かれる....という事は間違いないようです。10年後はどんなチームが優勝争いをしているのでしょう。いやもしかしたらアジア、日米、世界選手権になっているかも。その時、自らは地域は社会全体はどう変わっているのでしょうか?先のことなど誰も分からないけれど、目の前の現実を重ねていけば、方向性くらいは見えるかも。写真はウオッセ(ポートタワー)の夜景。これまた昼とは違った風景であります。同じ場所に立っているのに...。風景は変わらない。変わるのは人の心、見方、捉え方だ...。恩師の言葉は重いです。