銚子・角巳之・三代目

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月光!

2007年10月01日 | インポート

Img_1777 先週、“中秋の名月”見ました。漆黒の闇の中で月光が波間を照らす....。何とも幻想的な雰囲気でありました。場所は犬吠埼の名所Wさんの前から。銚子・長崎海岸付近です。ここは犬吠埼の絶景が一望できるレストランで、近郊のサーファーが集る場所として有名。昼間の風景もさることながら、月明かりに照らされた夜の海.....、これまた絶景であります。中秋~に関わらず、海を照らす月光の美しさ。これいつも感じておりました。何度も写真撮影に挑戦したのですが、いつもピンボケ...。黒い風景に光の点...。カメラが悪いんだ、と言い訳していたのですが、この写真も同じカメラにて。傍らにいた友人が撮ったものです。露出その他、これ以上は難しそうですが、やはり道具ではなくて自らの腕。深く反省しております。都会と田舎の違いを示すものの一つ“夜の風景”。田舎の夜は真っ暗で....。視点を変えれば、遮るものが殆ど無く、月や星が物凄く綺麗に見える。日中の太陽や雲、夜の月や星...。明治・大正時代、銚子には幾多の文人・墨客が訪れ、しばしば名作の誕生地となりました。宵待草しかり、千恵子抄しかり、武蔵野しかりであります。その名作の数々は時を経てなお、色褪せる事がなく“不朽”と言われている...。竹久夢二も、高村光太郎も、国木田独歩も見たであろう銚子の風景。幸運な事に銚子にはそれら風景がまだ手付かずで残っているところも多い。自然美の奥深さは造形美の遥か奥、人間の感性を不朽たらしめる懐をもっているようです。