銚子・角巳之・三代目

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米米フェスタ2日目

2007年10月10日 | イベントに参加

Img_1824_2 Img_1825 二日目は生憎の雨....。にも関わらず、車の出入りはひっきりなし。地域内のみならず首都圏からも多数。この日は豚の丸焼き大会で、関係者の方々は早朝4時から準備に余念がありませんでした。雨の中、駐車場の誘導係は印旛村の農業青年会議の方々がボランティアで。私の持参したサンマ&ツミレは70代のネギ生産者さん、20代の後継者の皆さん、首都圏への配送が終わった運転手の方々.....大勢のお力をお借りして終了時間を待たずして完売となりました。私は印旛の出身ではなく、収穫祭への参加は3回目に過ぎないのですが、もう何十年も前からの知り合いのような暖かさを感じております。厳しいはずの農業後継者...ながら、そこに悲壮感はなく、底抜けの明るさがあります。老若男女が一同に集い、一緒に悩み、一緒に楽しむ。みんなそれぞれ都合があるのに、みんなで地域を盛り上げようと、自分の事はあとにする。この雰囲気が、かくも多くの方々を惹き付けるのだろうと思います。そして農業(畜産業、水産業も)を、地域を、再び考える。自給率、食糧生産、何だかんだと言っても、その産業に従事している人々がいます。他産業と比べ肉体的にきついとか、所得が少ないとか、そんな一般論はお構いナシに、“今”を精一杯楽しんでいる人々であります。そこからは愚痴も言い訳も聞こえてこない。真剣に生きている人の周りは知恵で充満しております。70代、80代は元気です。ビックリするくらい。若い頃から農作業で鍛え、“本当の”食べ物を食べてきた方々です。力仕事は出来なくなったけれど、有り余る“知恵”をもっております。20代、30代の後継者は肉体労働を厭わない。自らは農作業せず、お年寄りを働かせたら可愛そうだ。と言うバカは皆無です。可愛そうだというなら、東京の会社を即座に辞めて、お前が農作業してみろ。そんな度胸が無いなら何も言うな...。これを言ったのは80代の方です。まったくその通り。後継者がいるから年寄りにも居場所があるんだよ。考えても見ろ、若いのが残ったり帰ってきてくれて肉体労働を代ってくれる。近くにいるから小言も言うけれど、誰もいなかったら.....。どこでも同じだなと思いながら、世代を超えて地域が一丸となっている姿に接し、清々しい気分でありました。