まずはゴルフの話題。超・超・超新星がプロデビューだ。男子ゴルフでアマチュアとして3試合のツアー経験がある香川友(とも)が13日、千葉・野田一中を卒業し、15歳7カ月13日で史上最年少プロとなった。これまでの最年少プロは竹内優騎(21・青山高原CC)の16歳2カ月で、石川遼(32・CASIO)は2008年1月に16歳3カ月でツアーメンバーとなった。この香川君だが、石川遼が16歳でプロデビューした2008年生まれ。父の正宏さんが経営する千葉・野田市内の練習場で1歳からクラブを握っている。175cm、105㌔と恵まれた体はまだまだ成長中で、ドライバーショットの平均飛距離は約300ヤード。ランを加えれば、350~60ヤードも飛ばすという。中学2年の4月にはアマチュア予選をトップ通過した《関西オープン》で初日に70で1アンダーを記録した。そして昨秋、中学生としては異例の日本ツアー出場権を懸けた予選会(QT)に挑み、プロゴルファーに交じり、3次QTまで進出。81位となり、日本ゴルフツアー機構(JGTO)から、義務教育が終了する中学卒業をもって、QT番号(出場資格)が付与されることになったのだった。ジャンボ尾崎(77)も認める大器、ゴルフ界に新風を巻き起こす。果たしてどうなる⁉
明日の予想。まずは中山メイン【フラワーC】。本命は5番ミアネーロ。ルメールに手放されてここは人気落ちになるが、前走は手ごたえ抜群だったのに前が壁になってしまったレース。この舞台経験済みで、初戦下したマーシャルポールはクラシック戦線に名乗り出る馬。相手は2,4,6,10,12番。阪神メイン【若葉S】は5番オルトパラティウム。阪神芝は黙ってエピファネイア産駒。切れる脚はないが、持続力で馬券に合う。相手は1,2,3,7,8,9番。中京メイン【ファルコンS】は1番ロジリオン。前走はプラス14㌔のなか、圧勝。前走と同じ左回りで1400mなら好勝負。相手は3,5,6,9,11,12,15番。
今週の一口馬の出走は4頭。まずは残念な報告。3/13に川崎競馬の交流競走に出走したウインブリエ。の近況を臨時更新しました。レースは道中からムチを入れてポジションを押し上げたものの、最後は完全に脚が上がり、勝ち馬から2.7秒離された6着に敗れてしまった。敏感な性格から走りに前向きさが見られず、前々走の中山ではタイムオーバーとなっていて立て直して臨んだ1戦だったが、レース内容の変化は見られなかった。この結果を踏まえて、関係者で協議の結果、この気性面はすぐに変わることは難しく、未勝利戦を勝ち上がるのは非常に困難との結論に達し、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することとなった。今後は、来週3/21(木)のサラブレッドオークションに出品の予定。調教での走りが良く期待していたが、致し方ない結果。ちょっと早い引退だが、ブリエには新天地で頑張ってほしいものだ。
次は引退ではないが、心配な話。今週出走予定だったジュエルドレーサーが3/13の追い切り後、小林真也調教師から歩様に違和感があるとの連絡が入り、念のためレントゲン検査を実施したところ、左前橈骨遠位端の骨折が判明した。まだどのくらいの症状かわからないが、未勝利戦のリミットが気になるところ。まぁノルマンディの場合は、間に合わなければ地方で走らせてくれる可能性があるのでそこも含めて推移を見守るしかなさそう。
では今週の出走馬。まずは明日、中山2R【3歳未勝利】(1800mダート)にアルヴァレスが小林勝騎乗で出走する。管理する奥村武調教師は「前日の雨もあってか、水曜日のウッドチップは一番鞍から概ね時計が出やすい馬場コンディションでした。そういった状況のなか追い切りを実施しているため、それなりの内容では動けているものの、時計だけをあまり鵜呑みにできないのが正直なところです。トモが非力でまだ前後をうまく連動させられず、追い出してから上へ抜けてしまったり、伸びたような格好で走っているのが見受けられる。それでもデビュー戦の頃に比べるとだいぶ前進気勢が出てきており、馬自身が着実に力を付けているのは間違いありません。ダート替りでの前進、変わり身に期待したいですね」とのこと。デビュー前の調教は走っていた馬で、ダート替わりが嵌れば…。続いてアースライザーが中山10R【韓国馬事会杯】(1800mダート・混)に原優介騎乗で出走する。鈴木慎太郎調教師は「前走が終わってからは中1週での出走を想定していたため、早い段階で調教を再開しました。昨日追い切りをおこないましたが、間隔が詰まっているので無理はさせずに、サッと整える程度。体を使っていい動きでしたよ。この馬の良くないときは馬体に硬さが目立ち始めるのですが、今回はレース後も大きく変わることはなく、しっかり状態をキープできています。あとはここ2戦で目立っているスタートの悪さを何とかしたところ。勝った時は上手く出てくれましたからね。短い時間でしたがゲート練習をおこなっていますし、念のためレースまでにもう一度確認しておこうと思っています」とのこと。奇跡の馬再び。穴ジョッキー・原を背に大番狂わせを起こしてほしい。3頭目はジャーヴィスが阪神12R【4歳上1勝クラス】(1400mダート・混)に岩田望来騎乗で出走する。千田調教師は「帰厩後も問題なくきていて、今週は3歳未勝利馬を誘導する形で追い切っています。ほぼ単走のつもりだったのですが、向こうが掛かって追い付いてきてしまったため、結果的に先導する形に。それでも最後までマイペースで走れていましたし、いい状態に仕上がったと思います。デビュー時と比べると成長が見られますし、ここ最近は普通の馬と変わらない感じで進められていますからね。望来も前々走では前を追い掛け過ぎ、前走ではそれもあって控えてしまい届かなかったので、3度目の今回は上手く乗ってきてくれるでしょう。枠順次第で乗り方を考えると言っていたので、レースは任せるつもりです。ここにきて競馬もうまくなってきましたし、今回は更に良いところを見せてほしいと思っています」とのこと。今週の僕の一番期待馬はこれ!望来何とか勝ってくれ!
翌日3/17にはラブリアージェが中京9R【熱田特別】(1400m芝・牝)に古川吉洋騎乗で出走予定。管理する昆貢調教師は「休養効果で煮詰まっている感がなく、精神的にだいぶリフレッシュされて戻ってきましたね。ただ追い切りの時計自体は出ているものの、休み明けの分まだ少し緩い感じがします。カーッとなりやすい気性ですし、いきなりから走れるかもしれませんが、絶好調時に比べると大甘採点で80%くらいのデキに映る。2勝クラスでもいずれは通用してくるはずですから、牝馬限定のここでまずはどれだけ走れるか。先週は強風でやや時計のかかる傾向にありましたが、パンパンの馬場でスピード決着となっても、芝のこの条件なら対応できると思います」とのこと。ずっとこのクラスで通用すると言ってくれているのでその言葉を信じて待つのみ。80%の出来でそれが今回だったら、今後の夢が膨らむ。
明日は先週に続き中山に出かける。今週は馬の実勢的に口取りが難しいが、一応申し込んである。どうなることやら…。