人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

プロ野球&高校野球&一口馬

2021-08-20 20:59:22 | Weblog

 巨人は今日、日本ハム・中田翔(32)をトレード(交換要員なし)で獲得したと発表した。背番号は阿部慎之助現2軍監督が長年付けていて、帰国してしまった新外国人のスモークが継承していた「10」に決まった。中田は4日のエキシビションマッチ・DeNA戦(函館)の試合前、アップ後のベンチ裏で複数の選手が居合わせる中で、同僚一人に突発的に腹を立てて手を出した。事態を重くみた日本ハム球団は即座に自宅謹慎を命じ、11日には1,2軍全試合の出場停止処分を科した。そしてその後、栗山監督が16日に「何となく感じているのは、正直、このチーム(日本ハム)では難しいかなと、ちょっと思っていて」と日本ハムのユニホームを着てのプレー続行は難しいとも打ち明けていた。報道によると、中田自身が野球をやめる決意があったのを栗山監督が原監督に相談してこの結果になったという。まさか、巨人がすぐに中田を試合に出すとは思えないが、果たしてこのトレード、吉と出るか、凶とでるか。
 こちらは中田の後輩だった大谷の話題。エンゼルス・大谷翔平(27)がMLBに新たな歴史を刻もうとしている。今季はすでに、投げては100奪三振、打っては100安打を達成。さらに100投球回も故障さえなければ、あと14イニングなので到達するだろう。この「トリプル100」だが、20世紀以降では初となるらしい。先人たちの記録を見てみると、まずはベーブ・ルース。レッドソックス時代の1918年は166回3分の1を投げて40奪三振、安打も95本。翌19年は139安打を放ったが、133回3分の1で30三振しか奪っていない。ベーブ・ルースは奪三振を多く獲る投手ではなかったようだ。では今年から大リーグ記録として認定されることになったニグロリーグではどうだろうか。1920年に始まった黒人だけのプロ野球リーグの伝説のスターで、殿堂入りしたブレット・ローガンブは1922年のモナークス時代に193回3分の2で118三振を奪ったが、惜しくも89安打で届いていない。つまり20世紀以降、大リーグ、そしてニグロリーグで「トリプル100」は存在しないのだ。これに大谷はここまで得点は「80」、打点も「87」。今季はまだ残り40試合あり、この2部門でも「100」の可能性がある。投打5部門で「100」到達、これは凄いというほかない。2001年イチロー以来のMLB・MVPは間違いなし!?

 高校野球の話題。《第103回全国高校野球選手権大会》で、選手が新型コロナウイルスに感染した宮崎商(宮崎)と東北学院(宮城)が出場を辞退することとなった。とても残念なことではあるが、地区予選でも東海大相模、星稜、中越など強豪校が新型コロナ感染で辞退していることを考えれば、甲子園まで来られただけでも良かったと思うしかないだろう。この2校の選手たちには胸張って帰郷してほしい。
 ただこの辞退に対しては少し思うところがある。大会本部は出場校に感染者や濃厚接触者が出た場合の出場の可否について「集団感染か否かを重要視する」としている。13人が陽性、8人が濃厚接触者となった宮崎商について、大会本部は16日夜には「集団感染」と伝えただけで、最終的な判断を学校側に委ねた。そして17日の記者会見で、宮崎商の門田誠校長は「生徒の健康、安全面を考えると出場は不可能だろうと決定した」と辞退の理由を説明した。これってどうだろう。最終的な判断を学校側に求めるのは、あまりにも酷ではないか。コロナ禍となってもうすでに1年半以上が経つ。ならば、感染者数など、大会参加が可能な基準を作り参加校と同意しておくことが必要だったのではないか。ちなみに全国高校総体を開催中の全国高等学校体育連盟は「感染症拡大防止に関する基本方針」で、感染者が出た場合は「大会出場を辞退し、医療機関等の指示に従う」と定められ、11~17日には8競技15校が出場辞退したと発表されている。
 今回の辞退2校に関しては、事情が異なる。宮崎商の場合は、クラスターなので致し方ない。それでも、これだけのクラスターが出るのは、学校側の予防がキチンとなされていたのかは少し疑問が残っている。一方、少し可哀想だなぁと思っているのが、選手1人が陽性、4人が濃厚接触者になった東北学院。当初、大会本部は「個別感染」と認定し試合の準備を進める方針だったらしい。だが学校側は17日、「出場すれば(感染した)個人の特定につながる」と辞退を申し出た。そして報道によると、学校側は「プライバシー保護の観点から個人の特定を避ける指導を貫いた。生徒の将来を脅かす選択はできない」と強調する。学校側の判断はたぶん正しいのだろう。ただこの判断に部員の意見がどれだけ反映されているかは疑いたくなる。まぁいずれにしろ、今後のためにもきちんとしたルール作りをするべきだと思っている。
 

 明日の予想。新潟メイン【日本海S】。本命は9番エドノフェリーチェ。もう少し長い距離がいいのかもしれないが、前走の切れ味は文句なし。あの走りができればここは通過点。相手は1,2,3,4,6,10番。小倉メイン【佐世保S】は7番ロジーナ。前走は勝ったと思ったが、楽鉄していたらしい。普通に走れば勝ち負け、鞍上は福永で万全だ。相手は2,3,4,5,6,10番。札幌メイン【札幌日刊スポーツ杯】は11番アルバーシャ。アドマイヤムーン産駒ながら、長い距離がいい馬で、長距離ならまだ出世が期待できる。相手は2,4,5,8,10,14番。

 今週の一口馬の前に、未勝利で終わった3歳馬の去就。8/14の新潟【3歳未勝利】(1200mダート)で11着となったヴィオマージュ。未勝利戦はもう使えそうにない現状を踏まえ、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬(園田競馬・飯田良弘厩舎)に移籍することとなった。一旦馬体回復を図った後に園田競馬から始動し、JRA再登録を目指すらしい。中山、新潟のダ1200m戦で2着を4回し、勝てるチャンスは十分あった。ただ運がなく、勝つタイミングを逃してしまった。結果は残念だったが、まだチャンスある。園田で頑張ってほしいまた8/17の金沢【能登巌門賞】(1500mダート)に出走し、2着に終わったアレッサンドロ。レースは出遅れて後方から追っ付け通しで捲る競馬。もう少し前目で運べていたら・・・とは思うものの、勝ち馬は強かったし、この馬自身も3着以下を離しているように、ここにきてようやく力を付けてきたなという感じだった。正直残り期間がもう少しあったら・・・と思うが、地方(川崎競馬場の内田勝義厩舎)へ移籍することになった。交流競走の実績から、移籍先でもすぐに勝負になるはずで、血統馬なので、川崎で才能を開花してほしい。2頭もこれまで頑張ってくれた。感謝をしつつ、期待したい。
 今週の一口馬の出走。今週は2頭。まずは明日の札幌【3歳未勝利】(1200m芝)にマニトゥーリンが出走する。前走期待したダート戦が惨敗して芝で巻き返しを狙う。メンバーを見ると、いつ勝ってもいい馬が多いが、もう後がないので目指すは初勝利。なんとか最悪でも次に繋がる5着以内に来てほしい。もう1頭も巻き返しを狙う馬。8/22小倉メイン【北九州記念】にエングレーバーが出走する。前走【京王杯スプリング杯】が3番人気で11着。今回は初めての1200mでGⅠ馬や重賞好走馬が多くいる骨っぽいメンバーだが、ここで好走すると、今後の楽しみが増える。陣営によると、いい状態で臨めそうなので、なんとか巻き返してほしい。

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