乙女活躍!《アース・モンダミンカップ》第3日は9アンダーの首位で出た1998年度生まれの「黄金世代」で今年プロデビューした田中瑞希(21・フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算11アンダーで単独首位をキープ。25位から出た「ミレニアム世代」の古江彩佳(20・フリー)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算8アンダーの猛チャージ。田中と同じルーキーの西郷真央(18・大東建託)も5バーディー、ボギーなしとし、通算8アンダーでともに3打差の2位につけている。4打差の4位には昨季賞金女王の鈴木愛、酒井美紀、臼井麗香、渡辺彩香。5打差の8位に田中と高校(熊本国分)の同級生である大里桃子と菅沼菜々がつけた。今大会がプロデビュー戦となった古江と同じ「ミレニアム世代」の安田祐香は5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算3アンダーで27位に順位を上げて最終ラウンドに臨む。優勝争いは最終組の前々組で回る鈴木愛次第だろう。彼女がどれ出すコアを伸ばして若い選手にプレッシャーを与えられるか・・・。ただ若い子達の落ち着いたゴルフはやはり時代の流れなのかもしれない。一気に世代交代が起きそうな気配。
プロ野球が開幕して1週間。なんかホームランが多いような気がしてならない。それも“満塁”とか“逆転”とか劇的なものが・・・。僕が応援するソフトバンなどはもう満塁本塁打を3本も喰らっていて、昨日満塁本塁打を喫した岩崎は今日も逆転スリーランを打たれてしまった。いつも早めの継投をする工藤監督の感覚も今年は少し鈍っている感じ。果たしてこれからどうなるか・・・少し心配。
今日の競馬を振り返る。今日の函館5R【2歳新馬】(1200m芝)は、亀田温心騎乗の1番人気フォドラ(牝・牧浦充徳厩舎)が好スタートから一気の逃げ切り勝ちを収めた。タイムは1分09秒6。2馬身差の2着にはドナタイフーン(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にコパノキャッチング(7番人気)が続いた。 フォドラは、父ロードカナロア、母セイングレンド(母父バブルガムフェロー)という血統。レース振りも余裕ある勝利。ロードカナロア産駒は今年新馬初勝利で【函館2歳S】に向かうのだろう。ただ先週勝った強い馬が・・・。
函館6R【2歳新馬】(1000mダート)は、横山武史騎乗の1番人気ルーチェドーロ(牡・高橋裕厩舎)がスタートを決めて持ち前のスピードを生かす走りでレコード勝ちを収めた。タイムは58秒5。7馬身差の2着にはジョディーズマロン(3番人気)、さらにハナ差遅れた3着にサブロンカズマ(2番人気)が続いた。
ルーチェドーロは、父が新種牡馬のマクフィで、母アラフネ(母父クロフネ)という血統。マクフィ産駒は少し気にしていたが、レコード勝ちとは・・・。またダートの大物が!?
阪神5R【2歳新馬】(1200m芝)は、武豊騎乗の1番人気メイショウイチヒメ(牝・飯田裕史厩舎)が中団やや後方から4コーナー手前から一気に進出、母メイショウマンボ譲りの末脚を発揮して初陣を飾った。タイムは1分12秒6。クビ差の2着にはアルーリングギフト(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマテンロウルビー(2番人気)が入線した。
メイショウイチヒメは、父メイショウボーラー、母が【オークス】などGⅠを3勝したメイショウマンボで(母父スズカマンボ)という良血。勝ったメイショウイチヒメだが、余裕を持ったレースぶりだった。着差以上の内容だったし、母を考えたら距離ももう少し延びてもよさそう。今後に注目したい!
東京5R【2歳新馬】(1800m芝)は、石川裕紀人騎手騎乗の5番人気スライリー(牝・相沢郁厩舎)がインの3番手から直線でしぶとく伸びてデビュー勝ちを果たした。タイムは1分49秒7。3/4馬身差の2着にはジェミニテソーロ(3番人気)、さらに3/4馬身差遅れた3着にカイトゲニー(7番人気)が続き、1番人気のインヴァリアンスは後方のまま12着に敗れた。
スライリーは、父オルフェーヴル、母ビジョナリー(母父ディープインパクト)という血統。小柄な馬体で走りは悪くない。ただ血統的にも気性の悪さが・・・。今後はそこが鍵となるのだろう。
京8R【東京ジャンプS】は、草野太郎騎乗で10番人気の伏兵ラヴアンドポップ(牡7歳・岩戸孝樹厩舎)が道中は後方から無難な飛越をみせ、4コーナー手前から進出して直線はしぶとく伸び、スタミナ戦を見事に制して重賞初制覇を飾った。タイムは3分27秒6。アタマ差の2着にはフォワードカフェ(3番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマンノグランプリ(6番人気)が続き、1番人気のトラストは5着に敗れた。
勝ったラヴアンドポップだが、前走落馬が嘘のような走り。脚元の怪我で長く休んでいた馬だが、力をつけているし、まだ成長しそう。2着フォワードカフェは確実に力をつけている。今回も負けて強しの競馬。重賞のひとつぐらい手が届きそう。3着マンノグランプリは西谷の腹をくくった机上振りが光った。まだ4歳馬で伸びしろがあるし、今後が楽しみ。
ラヴアンドポップは、父アドマイヤムーン、母ラヴィングプライド(母父クワイエットアメリカ)という血統。
明日の予想。まずは阪神メイン【宝塚記念】。7番ワグネリアンから行こうかと思っていたが、どうせなら大きな夢をもってもっと大穴狙いといく。本命は1番トーセンカンビーナ。このところずっと追いかけている馬で、まだそこは魅せていないと思っている。阪神は得意で、2200mも1戦1勝。問題はスタートだが、浜中が肝の据わった騎乗を期待する。相手は5,7,11,14,16,18番。東京メイン【パラダイスS】は6番ストーミーシー。7歳の大型馬だが、このメンバーならこう勝負になるはず。田辺も2度目だし、56.5㌔なら・・・。相手は1,4,10,12,14,16番。函館メイン【大沼S】は13番ダンツゴウユウ。6歳馬になるが昨秋辺りから力をつけてきた。スタートさえまともならあっさりも・・・。相手は3,4,5,7,9,14番。
競馬、ゴルフ、野球・・・明日も楽しむぞ!