人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

藤田引退!

2015-09-06 17:54:37 | Weblog

ヤクルト・山田哲人内野手が六回、今季30個目となる盗塁を決め、打率3割、30本塁打、30盗塁達成による「トリプルスリー」をほぼ確実にした。打率についてはシーズン終了まで確定しないが、現在の成績から3割以上をキープする可能性が高い。この記録は以前にも書いたが、史上9人目の快挙。最近では02年に松井稼頭央(当時西武)が達成している。またセ・リーグでは00年の金本知憲(当時広島)以来。

信じられないニュースが・・・。JRA屈指の個性派ジョッキーが、出身地である北海道での今夏の開催が終わり、静かにムチを置くことになった。それはダービージョッキー・藤田伸二(43)。今日、騎手免許の取消申請を提出したことをJRAが発表した。結果的にラストレースは6日の札幌7R(イキオイ10着)で、昨日の札幌2R・ジョルジュサンクが騎手生活で最後の勝利となった。
 藤田は91年にデビューし、39勝を挙げてJRA賞・最多勝利新人騎手を獲得。翌92年の【エリザベス女王杯】(タケノベルベット)でGⅠ初勝利を飾り、96年には弱冠24歳でフサイチコンコルドを駆って【ダービー】を制覇した。その後も勝利を積み重ね、JRA通算1918勝は歴代8位、現役では武豊、横山典、蛯名、柴田善に次ぐ5位。GⅠ・17勝を含む重賞93勝も歴代5位の記録となる。
 勝ち星も凄いが、フェアプレー騎乗にこだわり続けたことでも知られる藤田。04年には史上最年少で特別模範騎手賞(東西いずれかで勝利数、獲得賞金、勝率の各部門のなかで5位に入り、かつ制裁が0点の騎手)を受賞し、10年には史上初となる2度目の同賞に輝いた。97年から07年まで11年間、走行妨害による騎乗停止はゼロ。フェアプレー賞は史上最多の19回を数えた。また一方で騎乗馬のジャッジ以外にも「言いたいことを言う」という姿勢を貫きJRAへの提言など歯に衣を着せぬ発言、発信力で存在感を魅せていた。僕の藤田の思い出は【有馬記念】のシルクジャスティス、【高松宮記念】のマサラッキ、【スプリンターズS】のローレルゲレイロ、【天皇賞・春】のヒルノダムールかな。あっ、スターマンとか、ムッシュシェクルという個性派もいたなぁ。とにかくお疲れ様でした!
 
 今日の重賞を振り返る。新潟11Rで行われた【第51回新潟記念】は、僕が本命に推したM・デムーロ騎乗の6番人気パッションダンス(牡7歳・友道康夫厩舎)が柴田大騎乗のマイネルミラノとのゴール前の激しい争いを制してV。タイムは1分58秒2)。レースはマイネルミラノが先手を取ったが、3コーナー手前でアーデントが外めを通って先頭に立つ。マイネルミラノは2番手に控え、パッションダンス、マジェスティハーツ、メドウラークなどがその後ろに続いた。直線に入ると、マイネルミラノが早めに先頭を奪い返し、押し切りを図ったが、追撃してきたのがパッションダンス。写真判定の結果、パッションダンスがアタマ差先着した。2着は9番人気のマイネルミラノ。さらに2馬身1/2差の3着には13番人気のファントムライトが入り(これが余計だった)、波乱の決着となった。

 勝ったパッションダンスは状態も上向いていたし、馬場も合ったのだろうが、デムーロの好騎乗も光った。ただGⅠとなると・・・。2着マイネルミラノは完璧な騎乗だった。それで差されたのだから、諦めるしかない。並はあるが馬に能力がある。3着ファントムライトには驚いた。3コーナーでゴチャついたところがあったが、それがなければもっと惜しかったかもしれない。力をつけているのは4着ロンギングダンサー。展開に注文がつくが、馬ごみにも入れたし、今後が楽しみになった。
 パッションダンスは、父ディープインパクト、母キッスパシオン(母父ジェイドロバリー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、金子真人ホールディングス(株)の所有馬。通算成績は17戦6勝。重賞は【新潟大賞典】(2013年)に次いで2勝目。友道康夫調教師は昨年のマーティンボロに次いで【新潟記念】2勝目、ミルコ・デムーロは初勝利。
 小倉11Rで行われた【第35回小倉2歳S】は、岩田康誠騎乗の1番人気シュウジ(牡・橋口弘次郎厩舎)が4コーナー先頭から力強く押し切ってV。無傷の3連勝で重賞勝ちを果たした。タイムは1分8秒9。レースはオフクヒメが先手を取り、快調に飛ばしたが、スタートでやや立ち遅れ気味だったシュウジもすぐにリカバリーして好位のインに取り付く。シュウジは4コーナーで外に持ち出すとあっさりとオフクヒメをかわして、あとは独走。激しい2着争いを尻目にゆうゆうと押し切って、小倉2歳チャンプの座に就いた。岩田康誠は前日の【札幌2歳S】(アドマイヤエイカン)に続く2歳重賞V。2馬身1/2差の2着には7番人気のサイモンゼーレが入り、さらにクビ差の3着が6番人気のレッドラウダだった。
 勝ったシュウジは強い競馬だった。レースぶりに幅が出たし、今後はさらに大きいレースを狙っていけそう。2着サイモンゼーレはもっと内枠なら際どかったのかもしれないが、ただ力はやはり劣る。3着レッドラウダはこのような馬場が合うのだろう。もう少し揉まれると馬っぷりがいいだけに上のクラスでも・・・。僕が本命に推したレッドカーペットは4着。ハナに行くかと思ったが中団からの競馬。競馬を観ていたらもう少し距離が合ったほうが良いのでは・・・。
 シュウジは、父キンシャサノキセキ、母カストリア(母父Kingmambo)という血統。北海道日高町・浜本牧場の生産馬で、安原浩司氏の所有馬。通算成績は3戦3勝。重賞初勝利。橋口弘次郎調教師は1986年サンキンハヤテ、98年コウエイロマンに次いで【小倉2歳S】3勝目。宮崎県出身の名伯楽が、小倉最後の夏を見事に飾った。岩田康誠は初勝利。

 来週からはいよいよ中央競馬。徐々にGⅠに向けての馬も出走してくる。今年の夏は小倉が散々だったが、札幌、福島がプラス収支。新潟、中京、函館もいつもの年に比べ悪くなかった。秋競馬もこの調子なら何とかなるのではと思っているのだが・・・。

 

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予定を入れて・・・

2015-09-05 21:25:54 | Weblog

 先週の忙しかった時の競馬は大勝だったのに、今日のように競馬に集中できる日が大惨敗。その負け方も典型的な大敗パターンで、軸2頭で悩んだら、選ばなかった方が来たり、軸が嵌ったら3連複、3連単の相手1頭だけがヌケたりと厳しい一日だった。明日も大きな予定はないが一体どうなるだろう・・・。
 
 明日の予想の前に今日の重賞を振り返る。札幌11Rで行われた【第50回札幌2歳S】。勝ったのは岩田康誠騎乗の2番人気アドマイヤエイカン(牡・須貝尚介厩舎)。逃げ込みを図るルメール騎乗のプロフェットにアドマイヤエイカンが壮絶な叩き合いの末、ゴール前でわずかに差し切り、新馬戦に続く無傷の2連勝を果たした。タイムは1分50秒8。レースは二の脚を生かしてネコダンサーが単騎の逃げ。ペイシャフェリシタ、リッジマンが続く。人気のプロフェットは中団からの競馬で、直線に向かうと堂々と抜け出したが、これに迫ってきたのがアドマイヤエイカンだった。決着は写真判定に持ち込まれたが、わずかにハナ差、アドマイヤエイカンがプロフェットに先着した。2着から1馬身1/4差の3着には中団からしぶとく伸びた8番人気クロコスミアが入った。
 勝ったアドマイヤエイカンは強い勝利だった。どこからでもレースはできるし、能力も高い。勝ったところを観ると勝負根性もあるし、今後が楽しみだ。2着プロフェットは力を出し切っている。最後は運か・・・。まだまだこれから強くなりそうでレースも上手い。この馬も今後が楽しみだ。3着クロコスミアはよく走っているものの、前2頭とは現在のところ力差があるりそう。5着アラバスターはスタートの出負けが痛かった。
 アドマイヤエイカンは、父ハーツクライ、母ペルヴィアンリリー(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、近藤利一氏の所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。須貝尚介調教師、岩田康誠ともに2013年レッドリヴェールに次いで【札幌2歳S】2勝目。

 では明日の予想。まずは新潟メイン【新潟記念】。ハンデ戦の上にGⅠ実績のある3歳馬ガ参加して人気が割れている。本命は3番パッションダンス。前走は小回りの内枠で窮屈になった。今度は新潟コースだし、荒れた馬場も合う相手は人気先行の3歳馬より、古馬で8,14,6,7,12,9,2番。3歳馬と上がり馬16番は余裕があったときの押さえ。
 札幌メイン【丹頂S】は6番タマモベストプレイ。昨年の勝ち馬で前走もレコード決着の2着。負けた相手がペルーサならここは中心視で大丈夫だろう。相手は3,10,8,1,14,9番。
 小倉メイン【小倉2歳S】は6番レッドカーペット。緒戦で3番シュウジに負けているが、無理に抑えた競馬が響いた。前走のようにスピードを生かした競馬が合う。鞍上は名手ルメール。シュウジに雪辱する。相手は3,4,5,14,13,8,11番。

 今日の大惨敗をいかに取り戻すかが鍵だが、なんか予定入れよう!

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名門牧場が・・・残念!

2015-09-04 21:37:30 | Weblog

また名門牧場が半世紀にわたる歴史に幕を下ろす。トウショウボーイ、スイープトウショウなどの活躍馬を輩出してきたトウショウ牧場(北海道新ひだか町、1965年開場)が、10月いっぱいをメドに閉鎖することになった。
1965年にオーナーの藤田正明氏が名前の一部“藤正”から名前をつけて開場。これまで日本競馬を彩った多くの名馬を輩出してきた。76年【有馬記念】などG1級競走で3勝を挙げ、76年の【優駿賞】(現在のJRA賞)年度代表馬に輝いたトウショウボーイを輩出。トウショウボーイは種牡馬としても83年3冠馬ミスターシービー(千明牧場産)、91年の【桜花賞】を無傷4連勝で制した自家生産のシスタートウショウなどを輩出した。そのトウショウボーイが92年に死亡。その後はやや低迷したものの、00年代には05年の【宝塚記念】を制したスイープトウショウなどが活躍した。
 僕が競馬に夢中になったのは間違いなくミスターシービーがいたからである。もしトウショウ牧場がなく、トウショウボーイがいなかったら、こんなに競馬に嵌っていなかっただろう。そう考えるとこのニュースは感慨深い。今年生まれた20頭を最後に生産は終了。繁殖牝馬もセールなどを通じて他の牧場に移る予定になっているというし、オーナーとしてのトウショウ産業も現役馬、当歳馬の一部を最後に消滅すらしい。ということは数年後には“トウショウ”の冠名も消えることになる。11年5月に廃業したメジロ牧場に続き、名門牧場が幕を下ろす。競馬ファンにとってはとても寂しいことである。

 では明日の予想。まずは新潟メイン【長岡S】。本命は16番ダノンシーザー。まだまだ成長が見込める3歳馬。今回+2㌔となるが、3走前は56㌔で勝っているし、鞍上はデムーロ。ここは若さの魅力に期待する。相手は9,12,6,11,4,15,13番。札幌メイン【札幌2歳S】は大穴狙い。前走【クローバー賞】で2着好走。フロック視されるが、半兄にアドマイヤタイトル(【札幌記念】4着馬)がいる血統。ひょっとしたらひょっとする。4角までは楽しめる!相手は11,5,1,4,8,10,12,3番と幅広く。小倉メイン【北九州短距離S】は10番アットウィル。前走の【佐世保S】が案外だったが、追い不足だったとのこと。現級で2着2回、3着2回のある馬、一変してもおかしくない。相手は2,11,1,8,5,9,6番。

 先週は疲れて日曜の更新が出来なかったが【新潟2歳S】で3連複56,400円をGETした。ただ3連単を2,13番から買って7番までいけなく261,000馬券を逃してしまった。予想では13番が抜けていたが、13番は僕の“MY注目馬”の一頭だった。上記のメインは残念ながら“MY注目馬”がいない。そこで最後に“MY注目馬”をちょっとだけ紹介しておく。新潟10R5,14番。同12R6番。札幌12R9番、小倉12R8番、9R10,17番。

 先週の勢いで今週も大勝といきたい!

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