人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

参りました!!!

2012-10-28 19:13:53 | Weblog

「なんであんなに内をあけるかな!?」
今日行われた【天皇賞・秋】を終えたときの僕の呟きである。鞍上の腕の差といえば、それまでだが、多分こう思ったのは僕だけじゃないはず。せっかく好メンバーが揃った注目のGⅠに少し「残念」という寂しさが残った。僕のハズレ馬券と共に・・・。

 今日行われたその【第146回天皇賞・秋】を振り返る。このレース勝ったのはミルコ・デムーロ騎乗で5番人気エイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭)。直線で最内から鋭く抜け出し、一昨年の【日本ダービー】に次ぐGI2勝目を挙げた。タイムは1分57秒3。レースはシルポートが大逃げを打つ形で始まり、離れた2番手をカレンブラックヒルとダイワファルコンが追走。その後の馬群は密集。デムーロと初めてのコンビを組んだエイシンフラッシュは中団の内でじっくり脚を溜めていた。そして直線では狙いすましたように最内へ進路を取って一瞬のうちに抜け出した。外から追いすがる2着フェノーメノと3着ルーラーシップが厳しく追撃するも、これらを抑え先頭でゴールに飛び込んだ。
 勝ったエイシンフラッシュはもちろんダービー馬なので、力はあるのは分かっていたが、今日の場合100%コース取りと鞍上の殊勲。やっぱりM・デムーロは凄い。2着フェノーメノもよく走っているし、完全に作戦負け。運がなかったということだろう。3着ルーラーシップは出遅れがすべて。それでもあの追い上げは見事。精神的にも成長している。僕が本命に推したダークシャドウは4着。この馬の競馬はできたが、イマイチ弾けなかった。もっと走る馬だと僕は思っているのだが・・・。5着カレンブラックヒルは立派な競馬、力は発揮した。結果的に距離が長かったのかもしれないが、将来は2000mまで大丈夫かもしれない。
 昨日このコラムで“天覧試合は日本人騎手が似合う”と書いたが、レース後
 スタンド前に戻ってくるとエイシンフラッシュから下馬してひざまずき、ご来場なさった天皇皇后両陛下に礼儀を尽くした。その姿は、日本人には似合わないものであった。よって昨日の言葉は取り消させていただく。
 エイシンフラッシュは父King’s Best、母ムーンレディ(母父Platini)という血統。通算成績19戦5勝。重賞は’10年【京成杯】、【日本ダービー】に続く3勝目。父King’s Best産駒はJRA重賞通算4勝。エイシンフラッシュ以外は昨年の【ダイヤモンドS】のコスモメドウ。M・デムーロは、藤原英昭調教師はともに初の【天皇賞・秋】制覇。M・デムーロはJRA重賞通算25勝目、GⅠは’10年【有馬記念】のヴィクトワールピサ以来7勝目となった。藤原師はJRA重賞通算28勝目。GⅠ勝利は’10年の【日本ダービー】以来4勝目となった。

 10月は散々な競馬結果になった。来週からは11月になるしツキも変わるだろう。

 

コメント
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