『爆笑レッドカーペット』にWコロンが出演して、根津っちが得意のナゾかけを披露して笑いをとっていた。あのWコロンが・・・時代は変わっているのであろうか、それとも時代がWコロンに追いついたのだろうか。
今日の競馬を簡単に振り返る。まずは京都で行われた【京都新聞杯】。勝ったのは、僕が本命に推した四位騎乗の1番人気ベストメンバー (牡3・宮本博厩舎)。先団追走から直線に向くと、競り合いの中から抜け出し、3番人気デルフォイの追い上げを1/2馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分13秒0。さらに1馬身差の3着には4番人気ロードロックスターが入った。勝ったベストメンバーだが、ここは順当な勝利を挙げた。これまで強いメンバーと競ってきたので力を付けてきたということだろう。これで【ダービー】へ向かうことになるが、使い詰めが心配ではある。2着デルフォイはシックスセンスの下で血統は申し分ない。ただこの馬も2度の重馬場を使っての使い詰めに疲れの心配はある。
勝ったベストメンバーは、父マンハッタンカフェ、母がグレートキャティ(父サクラユタカオー)という血統。昨年9月のデビュー戦(阪神・1800m芝)を勝利で飾ると、今年1月の【寒竹賞】で2勝目。【若葉S】(OP、阪神・2000m芝)を制して臨んだ前走の【皐月賞】では5着に好走していた。通算成績7戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の四位洋文はジョリーダンスで制した【阪神牝馬S】に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算62勝目。管理する宮本博調教師はデグラーティアで制した昨年の【小倉2歳S】に続くJRA重賞通算2勝目となった。
一方、東京で行われた【プリンシパルS】は、柴田善臣騎乗の6番人気ケイアイライジン (牡3・尾形充弘厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、先に抜け出していた1番人気アントニオバローズをゴール寸前でアタマ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分59秒9。さらにクビ差の3着には5番人気ヒカルマイステージが入ったが、僕が本命に推したオオトリオウジャは12着に敗れた。なお、上位2頭には【ダービー】の優先出走権が与えられた。勝ったケイアイライジンだが、折り合いがつきスムーズな競馬ができた。これで【ダービー】もという気もするが、僕は距離が長い気がする。上積みなら2着のアントニオバローズ。初めて好位での競馬、初めての府中でいい走りを魅せた。次走が本番の仕上げを考えれば【ダービー】でも面白い存在だろう。僕が推したオオトリオウジャはもう少し短い距離の方がいいように思う。
勝ったケイアイライジンは、父ケイムホーム、母Post Parade(父A.P.Indy)という血統。昨年9月のデビュー戦(中山・1800m芝)を快勝し、今年1月の【若竹賞】で2勝目。前走は【弥生賞】に出走して5着だった。通算成績6戦3勝。
最後に新潟で行われた【新潟大賞典】は、藤田伸二騎乗の5番人気シンゲン (牡6・戸田博文厩舎)が、中団追走から直線に向いて抜け出すと、16番人気ニホンピロレガーロに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分56秒9。さらに1/2馬身差の3着には2番人気オペラブラーボが入った。なお、8位で入線した1番人気オースミグラスワンは、10着に降着、僕が本命に推したダイバーシティは直線全く伸びず11着に敗れた。勝ったシンゲンだが、徐々に力を付けてきた。鞍上の藤田との相性もよく、これで秋が楽しみになってきた。物凄い強さはないものの、レースの安定さは買える。2着ニホンピロレガーロこの距離での心配があったが、見事な走りを魅せた。この馬の今後も視野が広がったといえるだろう。3着オペラブラーボはやはり左回りがいいのだろう。賞金次第では秋の古馬戦線で面白い存在になりそうなのだが・・・。
勝ったシンゲンは、父ホワイトマズル、母ニフティハート(父SS)という血統。’05年12月のデビューから3戦目で初勝利を挙げると、その後も堅実に勝ち星を重ね、昨年10月の【テレビ静岡賞】を勝ってオープン入り。続く【中日新聞杯】は3番人気で6着に敗れたが、前走の【白富士S】でオープン初勝利を挙げていた。通算成績13戦7勝(重賞1勝)。
鞍上の藤田伸二はローレルゲレイロで制した【高松宮記念】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算79勝目。管理する戸田博文調教師はキストゥヘヴンで制した【中山牝馬S】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では8勝目となった。
では明日の予想。まずは東京で行われる【NHKマイルC】。本命は15番ティアップゴールド。3ヶ月あまりの休み明けで【500万下】を勝ったレースが秀逸。当日の【古馬1000万下】より早いとんでもないハイペースを先行から抜け出した。そして前回は初の輸送クリアしてGⅡで2着ならその力を信じていいだろう。血統的にも父がこのレースを勝ったクロフネなら文句はにし、陣営はカワカミプリンセスの西浦&池添コンビ。いかにも大仕事しそうだ。相手は人気の16,18、6番。
他のレースからは東京9R【アハルテケS】。本命は9番リキサンファイター。とにかくマイルは長い。距離短縮の今回が狙い目だ。京都9R【矢車賞】は休養で馬が変わった13番ラルーチェ。前走の終い3ハロン33.3秒。500万条件なら格別な脚だ。ここは叩き2戦目で確勝を期待する。運試しとしては東京1R2番、新潟1R5番の新興ミスプロ系のの馬中心に・・・。
今年のNHK大河ドラマは直江兼継。トレードマークは「愛」の兜。頭に「アイ」となると6番アイアンルック!?