人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

強かった駒澤、萌寧、セラフィックコール

2023-11-05 18:13:43 | Weblog

《全日本大学駅伝》は昨季3冠王者の駒大が4連覇を飾り、史上初となる「2季連続3冠」に王手をかけた。記録は5時間9分0秒で4年連続16回目の優勝。4連覇は大東文化大(73~76年)、早大(92~95年)、駒大(11~14年)に続く4度目の偉業となる。2位には青学大、3位に国学院大、4位に中大、5位に城西大、6位に創価大、7位大東文化大、8位東京国際大が続き、この8校が来年のシード権を獲得した。とにかく強かった駒大は1区から1度も首位を譲らない完全優勝で、歴代最多を更新する16度目のV。昨季の《出雲駅伝》から5連勝となり、大学3大駅伝の最多連勝記録に並んだ。また今年1月の《箱根駅伝》4区から今日の8区まで首位を譲らない強さ。その強さはまさに実業団並みである。よほどのことがない限り、「2季連続3冠」は堅そう。天晴れ!

 ゴルフの話。日米女子ツアー共催《TOTOジャパンクラシック》最終日。1打差の3位で出た稲見萌寧が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算22アンダーで首位スタートの畑岡奈紗と桑木志帆を逆転。米女子ツアー初優勝を挙げ、来季の同ツアー出場資格を手にした。日本ツアーでは2022年8月《ニトリレディス》以来となる通算13勝目。米女子ツアーにおける日本人の優勝は、22年8月《スコットランド女子オープン》を制した古江彩佳以来。1打差の2位に桑木とペ・ソンウ(韓国)。通算20アンダー4位に申ジエ(韓国)とリン・シユ(中国)が続いた。申は2位につけていた年間ポイントレース(メルセデスランキング)で山下美夢有を抜いて1位に返り咲いた。通算19アンダーの6位に前年大会覇者のジェマ・ドライバーグ(スコットランド)とジャスミン・スワンナプラ(タイ)が続いた。 地元・茨城での米ツアー今季初勝利がかかっていた畑岡は「74」と崩れ、神谷そら、岩井明愛らと並ぶ通算18アンダー8位。米ツアーメンバーとして出場した西村優菜は、吉田優利らと同じ通算17アンダー15位だった。古江彩佳は通算15アンダー23位。メルセデスランク1位で大会を迎えていた山下は上田桃子、櫻井心那らとともに通算14アンダー27位。 米ツアーの来季シードを争う年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCMEグローブ)において、81位からの浮上を目指す渋野日向子は3バーディ、1ボギー「70」でプレー。通算12アンダー40位で終えた。 原英莉花は通算8アンダー56位。勝みなみは通算3アンダー71位だった。勝負強い稲見が戻ってきた。球筋を変え、元に戻し復活。元々《東京五輪》の銀メダリスト、これをきっかけに再度世界に羽ばたいてほしい。
 国内男子ツアー《マイナビABCチャンピオンシップ》最終日。単独首位から出た中島啓太が1イーグル7バーディ、3ボギーの「66」をマークし、片山晋呉が保持(2003年)していた大会最多アンダーパー記録を1打更新する通算24アンダーで優勝を飾った。6月《ASO飯塚チャレンジド》、8月《横浜ミナト Championship》に続く今季3勝目。優勝賞金2400万円を加算し、2位につけていた賞金ランキングは金谷拓実を抜いて1位に再浮上した。通算21アンダーの2位にショーン・ノリス(南アフリカ)。通算20アンダーの3位に前年覇者の堀川未来夢と蝉川泰果。通算18アンダーの5位に佐藤大平が続いた。約120万円差で賞金ランク1位に立っていた金谷は通算15アンダーの8位。今季2勝の谷原秀人は通算12アンダー15位、今季国内メジャー《日本オープン》で初優勝を飾った岩崎亜久竜は通算8アンダー27位で大会を終えた。中島はムラがある蝉川と対比すると、やっぱり冷静なゴルフが光る。もう少し爆発的なゴルフを期待したい気もあるが、これで勝つのだからいいのだろう。とにかく世界へ羽ばたいてほしい!

 今日の【ブリダーズカップ】を日本馬中心に簡単に振り返る。まずは【BCフィリー&メアターフ】(3歳以上、芝10ハロン)。ウインマリリン(4番人気)は、後方から内を立ち回って追い込むも、先頭から1馬身余りの4着。勝ったのはインスパイラル。スタート直後のダートで位置取りが悪くなったが、最後までよく頑張った。これは大健闘!
【BCフィリー&メアスプリント】(3歳以上牝馬、ダート7ハロン)は、圧倒的人気のグッドナイトオリーブが好位追走から直線で手応え良く抜け出し、2着の8番人気ユウギリに2馬身3/4差をつけて圧勝した。日本のメイケイエール(6番人気)はスタート直後に前方をカットされ、中団に押し上げて追走するも最終コーナーを前に苦しくなって勝ち馬から13馬身3/4差の9着に終わった。まぁ運がなかった。でも果敢に挑戦したのは立派。
【BCマイル】は3番人気のマスターオブザシーズが後方追走から豪快に追い込み、好位から押し切り寸前の2番人気モージをハナ差差し切った。日本から参戦したソングライン(1番人気)は中団キープから伸び切れず勝ち馬から1馬身半ほどの5着、ウインカーネリアン(5番人気)はゲートを決めて逃げたものの11着に終わった。サンタアニタパーク競馬場は4角で外に回すとほとんど勝てない。その点ソングラインは…。器用さの分の敗戦。ウインカーネリアンは力負け。

【BCターフ】は(3歳以上、芝12ハロン)は1番人気のオーギュストロダンが1着、日本から遠征したシャフリヤール(5番人気)も3着に奮闘し、ディープインパクト産駒の2頭が上位入線の競演を披露した。さすがA.オブライエン厩舎、狙ったレースは外さない。これでオブライエン調教師は【BCターフ】7勝目でBC開催の通算18勝目だ。またこのレースで巧みな手綱さ捌きで勝利に導いたR.ムーアは【BCターフ】5勝目、BC開催では通算14勝目とした。ムーア上手すぎる!ただその期待に応える馬も立派。引退しないで【JC】来ないかな!?

【BCクラシック】(3歳以上、ダート10ハロン)は日本から遠征したデルマソトガケ(7番人気)が、先行策から押し切る2番人気ホワイトアバリオの2着(1馬身差)に激走した。ウシュバテソーロは直線で伸び切れず勝ち馬から3馬身少々の5着に敗れた。デルマソトカゲは大健闘。手応えが危ないと思っていたがそこからまた伸びてきた。その勝負根性は正直驚いた。一度【日本テレビ杯】を使えていればもっと際どかったかも…。ウシュバテソーロは位置取りと4角外が厳しかった。それに手応えもドバイほどではなかった。ただ掲示板に日本馬が2頭も載るなんて…凄い!

【BCターフスプリント】(3歳以上、芝5ハロン)は、中団の内ラチ沿いを追走した6番人気のノーボールズが経済コースキープで直線の残り100ヤードから抜け出し、背後から追撃する7番人気ビッグインベージョンを振り切った(クビ差)。日本から遠征したジャスパークローネ(9番人気)は川田将に気合いをつけられて2番手につけるも、第3コーナーでふくらみ気味になって失速し、最下位の12着に大敗した。このレースの勝ち馬の父はフランケル全弟のノーブルミッション。現在、日本で種牡馬生活を送っている。日本でひょっとしたら人気が出るかも…。ジャスパークローネはちょっと敷居が高かった感じ。
 日本の競馬。東京11Rで行われた【アルゼンチン共和国杯】は、ジョアン・モレイラ騎乗の1番人気ゼッフィーロ(牡4歳・池江泰寿厩舎)が重賞初勝利。ゼッフィーロは道中で中団後方のインを追走し、直線に入っても前が壁になっていたが鞍上は慌てない。前があいたところを追い出されると、楽に抜け出して先頭でゴールを駆け抜けた。タイムは2分29秒9。1馬身差の2着にはマイネルウィルトス(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着にチャックネイト(2番人気)と僕本命のヒートオンビート(4番人気)が同着で続いた。
 勝ったゼッフィーロはさすがモレイラという騎乗ぶりだった。慌てず騒がずの抜け出し方は感服した。2着マイネルウィルトスはいい脚を使う馬で、その特徴を生かした横山武の好騎乗だったがモレイラが一枚上だった。3着ビートオンビートは本当にこの舞台良く走る。最後は斤量で伸びきれなかったが、59㌔でこれだけ走れば立派。まだまだ活躍しそう。

 ゼッフィーロは、父ディープインパクト、母ワイルドウインド(母父Danehill Dancer)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(有)社台レースホース。戦績は12戦5勝。重賞初勝利となった。

 京都11Rで行われた【第13回みやこS】は、M・デムーロ騎乗の1番人気セラフィックコール(牡3歳・寺島良厩舎)が若干つまずくようなスタートで道中は中団に待機する形に。不利な態勢になったかにみえたが早めにスパートをかけると、直線では力の違いを見せつけるように圧倒的な末脚で一気に各馬を差し切り圧勝。デビューから無傷5連勝でレース史上初の3歳馬Vを果たすとともに、【チャンピオンズカップ】の優先出走権を獲得した。タイムは1分50秒9。3馬身差の2着にはメイクアリープ(6番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着にウィリアムバローズ(2番人気)が入った。
 勝ったセラフィックコールはとんでもない怪物だ。下位条件ならともかく重賞であの勝ちっぷりはちょっと異常。デムーロが「ずっと乗りたい馬です」と言っていたが、そりゃそうだろう。ここにきてダート界に大物が出現してきた。【チャンピオンカップ】【大井大賞典】が今から楽しみだ。2着メイクアリープはしっかり走っていた。ただ勝った馬が強すぎた。競馬が上手で、安定している。3着ウィリアムバローズは逃げないで競馬できた収穫があったものの、勝ち馬が・・・。

 セラフィックコールは、父ヘニーヒューズ、母シャンドランジュ(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦5勝。重賞は初勝利。寺島良調教師、M・デムーロともに【みやこS】は初勝利となった。

 さぁ日本シリーズ観戦しよう!

 

コメント
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