人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

朝日杯は・・・

2022-12-17 19:00:18 | Weblog

 新人の今村聖奈(19・寺島良)が中京5Rを1番人気のベンダバリラビア(栗・寺島、牡2、父アジアエクスプレス)で差し切ってJRA通算50勝目を挙げた。デビュー年では、三浦皇成(91勝・2008年)、武豊(69勝・1987年)、加賀武見(58勝・1960年)、福永祐一(53勝・1996年)に次ぐ史上5人目の50勝到達となった。1960年に58勝の加賀武見は、76年の【ダービー】クライムカイザーをで制するなど通算1352勝を挙げた。87年に69勝の武豊は言わずと知れたスーパージョッキー。あらゆる記録を更新し、53歳の今なお最前線を駆け、空前絶後の通算勝利数は「4400」が目前に迫っている。96年に53勝の福永祐一は通算2600勝を超え、来年2月に惜しまれつつ騎手を引退。JRA・G1は34勝を数える。三浦皇成は08年に新人年間最多勝記録となる91勝をマーク。JRA・G1にはまだ手が届いていないが、通算1000勝が迫っている。今村がどれだけ偉大な騎手になるのか注目したい!
 今日の重賞を振り返る。中山11Rで行われた【第8回ターコイズS】は、M・デムーロ騎乗の2番人気ミスニューヨーク(5歳・杉山晴紀厩舎)が2017,2018年ミスパンテール以来の連覇を達成。道中は中団後方を追走すると、勝負どころでスムーズに外を回って進出。直線に入ると力強い末脚を発揮して先に抜け出したウインシャーロット(4番人気)をクビ差捕らえた。タイムは1分33秒5。2着からさらにアタマ遅れた3着には、最後方から直線一気の追い込みを見せたフィアスプライド(12番人気)が入った。なお、白毛のGⅠ3勝馬ソダシの全妹ママコチャ(1番人気)は5着に敗れ、連勝は3でストップした。
 勝ったミスニューヨークだが、デムーロの好騎乗が光った。いい位置を取れたし、直線ではゴチャつかないように外に出して、すごい瞬発力を見せた。とにかくデムーロは中山マイルは本当にうまい。2着ウインシャーロットは満を持して追い出したが、それでも速すぎた感があり、勝ち馬の良い目標になった。3着フィアスプライドは逆に勝ち馬をマークしていい脚を見せた。力をつけているし、今日の感じならオープンでも十分やれそう。 ミスニューヨークは、父キングズベスト、母マンハッタンミート(母父マンハッタンカフェ)という血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産馬で、馬主は(有)高昭牧場。通算成績は22戦6勝。重賞は21年【ターコイズS】に次いで2勝目。【ターコイズS】は杉山晴紀調教師、M・デムーロともに昨年のミスニューヨークに次いで2勝目となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【朝日杯2歳S】。馬場状態が心配だが、3番オールパフェを狙う。前走【サウジアラビアC】を絶妙な逃げで勝利したが、単なる逃げ馬でなく逃げなくても競馬できる馬。使うごとに馬体が大きくなり、成長も見える。相手は2,7,11,12,13,14,15,16番。中山メイン【ディセンバーS】は9番キングストンボーイ。潜在能力はここでは一枚上の馬。血統的にも中山は走るはずで、鞍上にも魅力を感じる。相手は2,3,7,8,11,12,14,16番。中京メイン【コールドムーンS】は3番タイセイサムソン。前走は休み明けの昇級戦、そえを2着だから及第点。中京は初めても左回りは実績あるし、問題ないだろう。相手は2,5,7,9,11,12,13,16番。


 今週の一口馬。中山2R【2歳未勝利】(1800mダート・牝)に出走したオランジー。4番人気ながら9着に終わった。陣営のコメントが良かっただけに期待していたが、全くの見せ場なし。敗因は公式のコメントまでわからないが、コーナー4つがいけないのか?距離が長いのか?展開が向かなかっただけか?パワー不足か?敗因を考えたらキリが無い。ただ理解不能な負け方にガッカリ。良い区切りとして、新年で出直しだ。中山9R【ひいらぎ賞】(1600m芝)に出走したメルオルヴィータ。こちらも全く力を出せずじまいで終わり9着に終わった。レースは、まずまずのスタートから先行グループ。4・5番手につけましたが、ジョッキーがなだめながら追走。勝負どころは内めを通り、5~7番手で残り400m地点を通過。直線へと向いてからは、なかなか外へと出すことができず、最後までまともに追えず、勝ち馬とは1.2秒差の9着でゴール。鞍上の横山和によると「能力的にも、芝の走りも、けっして悪くありません。ただ、言うことを全然聞いてくれないですね。口向きというよりは、メンタル面に問題があり、つねに右へと張っていました。直線でも外へ出したいのに、馬の後ろに入ってしまいました。前半は見た目ほど掛かっているわけではないのですが、もっとリラックスしてくれたらと思います。1400m戦で後ろから競馬させるとか、あるいは逆に距離を延ばすとかでもいいかもしれません。競馬を覚えてくれば、もっとやれるでしょう」とのこと。池上調教師も「普段の調教でもそうなのですが、気難しさを残しています。直線で外へ出せていれば、もう少しやれたでしょう。リングバミを使用することで、コントロールは多少利くようになりました。それでも、気持ちの面が影響し、右に張ってしまい、力を出しきれませんでした。レース慣れさせたい一方で、このような精神面ですから、追い込んで苦しくさせたくはありません。今後はふたたびリフレッシュ放牧を挟み、状態や調教の進み具合を見ながら、次走をどうするか検討していければと思います」とのこと。こっちもガッカリ。
 今週の一口馬はもう一頭。ヴィオマージュが明日の中京2R【3歳上1勝クラス】(1400mダート・若手)に出走する。今回は脚をタメて直線どれだけ伸びてこれるかの競馬をするらしい。今後を占う意味でもここは大事な一戦、楽しみたい。なんとか掲示板を目指して欲しい。

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