人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

僕が狙った乙女は3着、3連複は的中!

2013-12-08 19:12:06 | Weblog

  またJリーグに新しい風が吹く。今日のJ1昇格プレーオフ決勝でJ2・4位の徳島が3位の京都を2-0で破って、四国初のJ1昇格を果たした。徳島は前半39分にCKからDF千代反田のヘッドで先制すると、前半終了間際の43分にもFW津田が追加点。後半もFWドウグラスを投入し前線を活性化させるなど、攻撃的な姿勢を崩さず逃げ切った。一方、4季ぶりのJ1復帰を狙った京都は、再三の猛攻を仕掛けながら得点を奪えず、2年連続して昇格プレーオフで涙をのんだ。

 では今日の競馬を振り返る。まずは阪神11Rで行われた【第65回阪神ジュベナイルフィリーズ】。勝ったのは戸崎圭太騎乗の5番人気レッドリヴェール(栗東・須貝尚介厩舎)。3頭横並びの大接戦を制して、無傷の2歳女王に輝いた。タイムは1分33秒9。 レースは大方の予想通りニホンピロアンバーの逃げで幕を開け、ダイヤモンドハイが2番手。ホウライアキコも好位につけた。直線半ばで僕が本命に推したフォーエバーモアが先頭に立ち、粘り込みを図るが、その外からハープスターとレッドリヴェールが襲いかかり、3頭がほぼ横並びのゴール。脚いろが目立ったのはハープスターだったが、きわどい写真判定の末に勝っていたのはレッドリヴェールだった。ハナ差2着が1番人気のハープスター。クビ差3着が8番人気のフォーエバーモアだった。
 勝ったレッドリヴェールは小さい体で馬体減。出来が心配されたが、優れた競馬センスと並外れた根性で“2歳女王”の冠をGETした。この馬の勝負根性はたいしたもので、もう少し馬体がふっくらしたらもっと強くなりそう。これからも楽しみだ。2着ハープスターは負けて強しの競馬。スムーズに外に出した方が良かったのかもしれない。僕が狙った3着フォーエバーモアは勝ちに行っての結果だから仕方ない。ただレースセンスは良く、来年へ向けて期待がふくらむレースだった。4着クリスマスは最後はすごい脚を使っていた。なかなか見所のあるレースといえよう。7着ホウライアキコは今日はイレ込みがきつかった。最後はそれが響いたのではないか。
  レッドリヴェールは、父ステイゴールド、母ディソサード(母父Dixieland Band)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、(株)東京ホースレーシングの所有馬。通算成績は3戦3勝。重賞は【札幌2歳S】に次いで2勝目。須貝尚介調教師は‘12年ローブティサージュに次いで【阪神JF2勝】、戸崎圭太は初勝利。須貝厩舎は連覇、そして戸崎は中央入り初のGI制覇となった。
 中山11Rで行われた【第6回カペラステークス】は柴田善臣騎乗のノーザンリバー(牡5歳・浅見秀一厩舎)がインから抜け出して快勝。重賞2勝目をマークした。タイムは1分10秒7。芝で重賞を勝ってから2年10カ月あまり。ダート路線に転向してからとんとん拍子の出世街道を歩んできたノーザンリバーが、新天地でも重賞タイトルをものにした。レースは快速トシキャンディが先手を奪い、スリーボストンが2番手。僕が本命に推したケビンドゥ、ティアップワイルド、タイセイファントムなどが好位集団を形成して、1番人気のスイートジュエリーは後方4漢番手でレースを進めた。直線に向くと横に広がって差し脚比べになるが、残り1ハロンあたりで先行馬は軒並み脚いろが鈍る。これに代わって伸びてきたのは、インでじっと脚をためていたノーザンリバーと、馬群を割って末脚を伸ばしたスノードラゴンだった。結果はロスなく立ち回ったノーザンリバーが1着、クビ差2着にはスノードラゴン。前年覇者で2番人気のシルクフォーチュンが1/2馬身差の3着だった。
 勝ったノーザンリバーだが柴田善臣の好騎乗が光った。ここにきて力が付いており、1400mも大丈夫で今後も楽しみ。2着スノードラゴンはいい末脚を使ったが展開が嵌った感じ。このあくまでも展開次第という馬のように思える。3着シルクフォーチュンも良く走っているが、パサパサのダートは追込一辺倒のこの馬には厳しかった。僕本命のケビンドゥは7着。見せ場も合ったし、今日は展開がきつかった。ただもう一度狙ってみたい馬だ。
 ノーザンリバーは、父アグネスタキオン、母ソニンク(母父Machiavellian)いう血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、林正道氏の所有馬。通算成績は16戦6勝。重賞は【アーリントンC】(2011年)に次いで2勝目。浅見秀一調教師、柴田善臣ともに【カペラS】は初勝利。

 ロードカナロアが快挙を達成した。香港・シャティン競馬場で行われた【第15回香港スプリント】で、直線楽々と抜け出しスプリント戦のGⅠ戦とは思えないぶっちぎりの圧勝劇を見せた。ロードカナロアはこれが引退レースをで、見事にそれを勝利で飾った。タイムは1分8秒25。レースは好位の外をスムーズに追走したロードカナロアが、4コーナーで先頭に並びかけると直線に入っても仕掛けを我慢するほどの余裕。岩田が満を持して追い出すと一瞬のうちに後続を突き放して、ラストランを強烈な強さで飾り、シャティンに詰めかけた満場のファンを熱狂させた。5馬身差の2着は11番人気のソールパワー(アイルランド)が入った。
 ロードカナロアは、父キングカメハメハ、母レディブラッサム(母父Storm Cat)という血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、(株)ロードホースクラブの所有馬。通算成績は19戦13勝(うち海外2戦2勝)。重賞は【京阪杯】(2011年)、【シルクロードS】、【スプリンターズS】、【香港スプリント】(12年)、【阪急杯】、【高松宮記念】、【安田記念】、【スプリンターズS】(13年)に次いで9勝目。安田隆行調教師、岩田康誠ともに【香港スプリント】は昨年に続き2勝目となった。
 惜しかったのは【香港カップ】に出走したトウケイヘイロー(牡4、清水久)。武豊に導かれてハナを主張し、自分の競馬に持ち込むと粘りを発揮。ゴール手前まで先頭を譲らず、あわやと思わせたが、最後の最後で香港ダービー馬のアキードモフィード(牡4)にかわされて悔しい2着に終わった。初めての海外で、これだけ走ったら立派。今後に新しい道が開けた! 尚、【香港ヴァーズ】に出走したアスカクリチャンは7着だった。

 

 

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