人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

競馬に敗れ、後の楽しみは・・・・

2009-07-19 20:04:08 | 競馬回顧

 寝不足な日々が続いている。
 原因はゴルフの『全英オープン』。巷では遼君にウッズの予選落ちで楽しみが半減したという話が専らだが、僕は楽しくてしょうがない。特に今回は新帝王トム・ワトソンの頑張りが心地よい。若い選手の頑張りもいいが、大ベテランが世界の強豪を嘲笑うかのようにプレー姿は立派のひと言である。正直優勝難しいと思うが、どこまで頑張れるか、久保谷や今田、そして好きなプレーヤーのフューリックと共に応援したい。そのワトソンだが、御年59歳。勿論優勝すれば、男子ゴルフの最年長優勝記録を大幅に更新することになる。
 尚、現在の『全英オープン』の最年長優勝は、1867年大会のトム・モリス・シニア(英)で46歳3カ月。またメジャー大会での最年長記録は1968年の『全米プロ選手権』でジュリアス・ボロス(米)が打ち立てた48歳4カ月。米ツアーでは、サム・スニード(米)が52歳10カ月で’65年の『グレーター・グリーンズボロ・オープン』を制しているのだが、この全ての記録を更新することになる。

 では今日の競馬を振り返る。新潟で行われたサマースプリントシリーズ第2戦【アイビスサマーダッシュ】は、小牧太騎乗の3番人気カノヤザクラ (牝5・橋口弘次郎厩舎)が、好位追走から残り100m付近で抜け出し、6番人気アポロドルチェに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは56秒2(重)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気アルティマトゥーレが入った。僕が推奨したウエスタンビーナスは4着、1番人気エイシンタイガーは5着に敗れた。勝ったカノヤザクラはこの条件がピッタリなのであろう。いいスタートをきったと思ったら、後続を突き放したレースぶりは文句なく完勝といえる走りだった。アッパレ! 2着にはアポロドルチェ。外枠という有利を味方に脚を伸ばした。しかし昨年1枠から3着なのだからこのくらい走っても不思議ではない馬だ。3着にはアルティマトゥーレはトビが大きく1000mが短い感じ。ただ今回も見せ場を作っており、今後スプリンター戦線では面白い存在になりそう。僕が推したウエスタンビーナスは前走の差す競馬が生きて図太く粘ったが、これが精一杯、惜しかった。エイシンタイガーはテンションが高かったのが敗因か。距離も1200mの方が良さそう。シャウトラインはややこのメンバーでは力不足の印象を受けた。
 勝ったカノヤザクラは、父サクラバクシンオー、母ウッドマンズシック(父Woodman)という血統。2番人気で出走した昨年の【アイビスサマーダッシュ】で重賞初制覇を飾ると、次走の【セントウルS】も制し、サマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いた。その後は【スプリンターズS】7着、【スワンS】9着、前走の【CBC賞】11着と精彩を欠く走りが続いていたが、今回の勝利でレース史上初となる連覇を達成した。通算成績20戦6勝(重賞3勝)。
 鞍上の小牧太はワンダースピードで制した【東海S】に続く今年のJRA重賞5勝目で、通算18勝目。管理する橋口弘次郎調教師はアイアンルックで制した【毎日杯】に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では74勝目となった。

 今日は『全英オープン』観戦のため、いつもより早めにこのコラムをかいたので、心ここにあらずの文章になったかも・・・。あしからず

コメント (1)
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