イチローに隠れたライバル出現!ア・リーグ打率首位を快走するイチローだが、実はとんでもないライバルがいる。それはツインズのマウアーで、6月28日時点で打率3割9分4厘をマークしているのだ。そしてその活躍は、規定打席にはまだ達していないものの、夢の4割打者誕生への期待がにわかに膨らんでいるのだ。
ご存知の方も多いと思うが、このマウアーは‘01年のドラフト全体1位でツインズに入団した地元出身の左打者で、’06年にはイチローらを抑えてア・リーグの捕手としては初となる首位打者に輝くと、昨季も打率3割2分8厘で自身2度目の同タイトルを獲得した好打者である。そして彼の良さは卓越した打撃だけでなく、強肩を生かした守備への評価も高く、26歳の若さで早くも「史上最高の捕手」との声も出始めている逸材なのだ。
そんな彼がどうして今まで規定打席数に達していないかというと、実はオフに腎臓の手術を受けた影響で、開幕から故障者リスト(DL)入りしていて、復帰したのが5月1日だったからである。その5月は復帰戦の初打席を本塁打で飾ると、28試合で打率4割1分4厘、11本塁打、32打点の好成績を残していきなり月間最優秀選手に選ばれたのだから驚かされる。
これにはツインズのガーデンハイアー監督もあきれるしかなかったようで、「まるで高校野球の数字だよ。普通じゃない」と米メディアに漏らしたという。
一方のイチローも、今日も2安打して3割7分と絶好調を維持。ともに2度の首位打者を経験する天才同士のハイレベルな「競演」は、球宴を境にさらにヒートアップしそうで愉しみだ。両者とも4割目指せ!
では明日の予想。まずは福島10R【白河特別】。本命は10番レッドハイヒール。古馬との闘いが鍵だが、1200mは共に1分08秒台で快勝と底を魅せていない。スペシャルウィーク×バクシンオーは血統的にもピッタリ。鞍上もごっちゃんなら文句ないだろう。
福島12Rは超大穴狙い。本命は11番チョコクランチ。休みを挟み惨敗続きだが、ここ3戦の戦績を除けば4着以下はない。狙いは得意の新潟かもしれないが、休み明けの今回は遊びとして十分狙えると思う。鞍上の穴騎手・江田にも期待。
阪神10R【灘S】は9番ケアレスウィスパー。前走はスタート後に挟まれてレースにならなかった。鞍上は相性の良い金折に替わり一発がある。コースも広々としたコースが合う。
明日は会社OBの大先輩に酒を誘われているために、ひょっとしたらこのコラムを更新できないかもしれない。重賞だけでも予想は書きたいと思いますが、最悪日曜の朝になるかも・・・。その場合はよろしくお願いします。的中4割を目指せ!!