風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

バッケ

2005-03-20 | 風屋日記
バッケ、めっけだ。
いっつもの土手の斜面。

何日か前にゆぎ渡りしたどこサ行ってみだれば、
なんともう土ッコ出でで、犬もちゃーんと分がって土の上ばり歩ぐ。
雪解けの水いっぺ含んだ土は、柔くてフカフカづい。
そごをのっこらのっこら歩ってったのサ。
したっけば斜面のどごサ、黄緑色のぺっこな丸っこい頭ッコ見えだ。
そごらをよーぐ見だれば、まわりサもいっぺ出できてる。
なんだがめんこい童しゃどァ、
みんなしてフカフカづい蒲団サ寝でるみでだ。
それ見でだら、なんだが嬉しぐなってきたのサ。
春だじゃなぁ・・・。

寝でるひとりの童の頭サ、
おら家の犬ッコァしょんべんシャッとかげだっけなぁ(笑)

 ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

※ バッケ ・・・ふきのとう
※ ばり  ・・・ばかり
※ ぺっこな・・・小さな
※ 童しゃど・・・童(わらし 子ども)の複数形
コメント (9)
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