吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

東京都の総人口が1,400万人をきったー世の中が変わる?

2022年02月04日 | Weblog

令和四(2022)年1月1日現在の東京都の人口が1,398万8,000人と、1,400万人を切った。令和2年5月1日初めて1,400人超になり、翌令和3(2021)年1,403万人と1,400万人を超えて推移した東京都の人口が、令和4(2022)年1月1日現在(住民基本台帳人口)の推計人口で1,398万人余になった。

以前、総務省の「日本の将来推計人口」(平成24年1月推計)に寄せた東京都の2020年以降の人口推計では、東京都の総人口のピークを2025年(1,398万人)としていた。三年ほど”前倒し”になった人口減少傾向突入ということになる。

終戦直後700万人だった東京都の人口は、戦後の復興成長期に入る昭和30(1955)年頃よりは 3年4年間隔で100万人ほどの人口増になり、昭和37(1962)年には人口1,000万人を超えた。昭和40年代から平成10年頃までの間ゆるやかな人口増傾向で、この間35年での人口増はトータルで100万人(平成12年1,200万人)。その後 一年10万人10年で100万人の人口増で、令和2(2020)年1,400万人になった。

令和3年(2021)の1,403万人をピークに、令和4年1月1日(推計人口)1,398万人と減少した事由は何か?新型コロナ感染のパンデミックからのコロナ禍か?コロナ禍によるライフスタイルや住価値観の変化か?東京都人口減少の内容をみてみると、総減少9,872人(-0.07%)のうちの8,508人(-0.09%)が 区部域の減少、残りの部分が市部や郡部の減少(-0.03%)のようだ。

東京都の人口減少は、転入人口より転出人口が多くなったから。東京から外の首都圏3県その他へ住まいを移す人が漸増したことによろう。コロナ禍での住まい方や職住距離や生活様式および生活行動変容が変わったからなのかも知れない。都会の便利と自然環境の安らぎのふだんのバランスを考える人々がふえてきたのかも知れない。

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