吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

60年(周期)前の甲午に重ねる2014年(希望年)に向けて

2013年12月31日 | Weblog
60年前の甲午(きのえうま)は、1954年(昭和29年)。わたしがまだ小学校5年生の時。戦後復興の兆しなどの実感も遠い頃だ。12~3歳の自分には無縁のマリリンモンローが来日したり、オードリーヘップバーンの「ローマの休日」が封切り初上映された頃。わたしには、力道山の空手チョップぐらいの記憶しかない。

この年から翌1955(昭和55)年にかけて、造船疑獄を過ぎた日本の政治は、保守合同(自由民主党)と右左統一の日本社会党が成立し、いわゆる55年体制がスタートした。なつかしいトヨタのトヨペットや日産のプリンスなどの小型乗用車の発売やソニーのトランジスタ・ラジオの発売などに三種の神器が重なり、”もはや戦後ではない”(1956年)などと言われた。

後日、神武景気(1957年)といわれた60年ほど前の甲午(きのえうま)にあやかって、アベノミクスが日本再生の礎になれば大変喜ばしい。長引いたデフレ(不)景気と戦後の10年を重ねるわけではないが、2014年のデフレ脱却と景気回復がうたかたの何とかに終わらないことを祈る。

2013年が明ける前に願うことは、2014年単年の景気回復だけではない。10年20年先へ安心と確かさが膨らむ年になってほしい。子供や孫世代への思いというより、6回目の午年を迎える自分たち世代の願いだ。
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