吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ブルーの襲撃ー涼風色ばやりのこの夏。

2007年09月01日 | Weblog
 異常気温といわれるほどの猛暑夏の2007年。スーパーに並ぶ商品や街にみる風景のブルーや涼風色が目についたこの夏でした。

 焼酎、日本酒、ビールから発泡酒まで、当然ながらアイスクリームや冷凍食品および麦茶やその他の清涼飲料までブルーや薄い緑のパッケージが目立った。加工食品や和菓子などまで、いままでは暖色系がほとんどだった商品が、ブルーのパッケージで山積み陳列されたり、ブルーや涼風色演出でのディスプレイングが目についた。それだけ酷暑だったということだろうか。

 エアコンや扇風機だけではない。ソファやシートおよびアンダーウェアのクールパッドや冷却シートなど”クールビズ”では間に合わないとブルーで売れた。サラリーマンのワイシャツもブルーやブルーのストライブ。若い女性の”ゆかた”までブルーカラーが目立った2007年の夏だ。

 歯ブラシや洗剤など日用キッチン用品までブルーが目立ったが、従来インテリアやレストランなど茶系や暖色系が基調だったものまで”ブルー”や涼風色に染まった。

 流行やファッションとは、文字通り時計の"振り子”だ。プラスとマイナス、暖色と寒色、大と小、こってりとさっぱり、大会社と小会社、高いシェアと低いシェアなど大きく左右に振れる。昨日の大会社が今日小会社に喰われたり破産したりするのだ。大きく短期に振幅する世の中で、安定やバランスを得ることは難しいが、人も企業も”安定”を確実にすることが目的や生きることそのものなのだ。
コメント (1)
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