吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

「美しい国や美しい星」を望ましい人は、いないと思うのに!

2007年09月23日 | Weblog
 安倍首相の「美しい国へ」で、この日本が本当に美しい国になれるかどうかは疑問ですが、そこに住む人々の心や暮らしぶりおよび文化や国の姿が"美しく”あることを望まない人はいないと思う。地球や国際社会の一員としての望ましい美しい国や地球環境および地球資源の恵みを共に享受する謙虚で美しい心の人々が住む美しい国は、その国の人々にも他の国々の人々にも望まれることでしょう。

 ただ、美しい国の姿が、戦後レジュームからの脱却でできるとか、教育基本法や憲法を改正すればできるという考えに、「はい、そうですか」とは賛同できなかったのです。リーダー・シップということを、何でも自分の思いを通すこととしか考えていないような方に「美しい国」づくりを任せられないと、多くの国民が感じた結果がこの前の参議院選挙だったと思う。

 とは言っても”美しい国”にするななどとは誰も思わないでしょう。つぎの総理やこの国の政治や将来に関する方々には、ぜひ「美しい国」の姿を描き、国民に説明し、理解を得、他の国々からも尊敬され、慕われる国を目指してほしいと思う。

 この美しい国と美しい星は、かなりの部分で重なる。ポスト安倍首相の新しい総理にも安倍首相が2007年5月24日提案した「美しい星50」もすすめて行ってほしいと思う。明日辞めるというのに、近いうちに期限切れになる時限立法がベースの洋上給油活動をブッシュ大統領に約束したり、他の訪問国への支援を約束したりする拙速を”リーダー・シップ”と勘違いするような総理は、お辞めになる運命にあったように思いますが、”いいことはいい”ので、この「美しい星」や「美しい星50」はぜひ進めてほしいと思うのです。
コメント (1)
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