吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

ますます「タイミング」が重要な時代になって!

2007年09月21日 | Weblog
 安倍内閣や安倍総理の失敗は、何事についても”タイミング”を失したことでした。ひとの出処進退や何事かをやろうとする機会における”タイミング”は、大変重要なこと。デジタル社会や情報社会が進むと、ますます重要になるのが、タイミング。時間価値のポイントだ。

 時間価値というと、速さや早いこと(時短)ばかり思ってきたいままでだが、速さだけが時間価値の源泉だというわけではない。”ゆっくりやゆったり”に価値があることも多い。大切なのは、”速すぎない/遅すぎない”こと、すなわち”タイムリーであり””ジャストインタイム”なのだ。2007年の安倍内閣は、ことごとく”タイミング”ズレを起こし、多くの指摘や批判を浴びた。

 松岡農相の自殺や赤城農相の辞任あるいは安倍総理の説明や会見のタイミングも、最後はご本人の辞任のそれも、すべて”タイミング”がわるいということだ。どちらかというとすべて”後手”または”タイミング遅れ”ということ。憲法改正への国民投票法やテロ特措法・給油活動の約束なども早すぎというより拙速行動だったのだ。

 恋愛や告白、キスや子作り、玉子焼きやレンジング、転職や退職など人生いたるところ”タイミング”がポイントなのだ。企業や店舗の売り出しや新商品の発売などの多くも、難しい戦略などの問題というより”タイミング”で、その成功不成功がきまる。タイミングを外すと、莫大な機会損失をこうむるということを経験していない企業や商店はないともいえる。

 時間価値が主役になる世の中だから、主観的時間価値のポイント”タイミング”を大切に物事にあたろうと思うこの頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする