国や社会の高齢化は、人口ばかりではない。広くは地球自体の高齢化問題が大きいが、日本の国土の高齢化問題は緊急の課題だ。国土そのものの高齢化もあるが、人々の暮らしやすさ基盤というか国土生活基盤(インフラ)の高齢化問題こそ、いま緊急の課題なのだ。
人々が居住する住宅やビル、首都高をはじめとする疲弊した基幹道路、日々の暮らしのインフラ・上下水道、都市ガス配管網、まだ地下化出来ていない古い電柱や配線網、車道歩道界のガードレールや自転車道化した歩道、誰も利用しないがいまにも朽ちそうな横断高架橋、地震や台風がなくても崩れそうな橋梁など。
1960年代から1970年代の高度経済成長期こそ、国土や社会をそれらしくする生活社会インフラ(公共基盤施設)の整備投資敷設が最も進んだ時期。年間150~200万戸の住宅建設(うち、70万個持ち家)や都市ガス普及率が60%を越え80%に急伸した1970年代(昭和50年前後)、延長距離が2500kmから5000kmに倍増した1980年代の高速道路建設や舗装道路率が40%から70%にもなった1980年代(昭和60年前後)と公共社会基盤施設の建造のピークは約30年前だから、その前の建造を含めると生活社会インフラの約50%ほどは、半世紀を経過していると言える。
人生50年が75年ぐらいになっているとは言え、人々の生活社会インフラも”かなり老化している”のは事実だ。人々が利用したり走ったりしている時に、高速道路や橋げたが崩落したり、上下水道やガス管が破裂したりしたら大人災だ。本当の列島改造はいま時機なのだが、政権や政府筋の方々、どのようにお考えだろうか。今度のマニフェストには、どのように記述されているのだろうか。
人々が居住する住宅やビル、首都高をはじめとする疲弊した基幹道路、日々の暮らしのインフラ・上下水道、都市ガス配管網、まだ地下化出来ていない古い電柱や配線網、車道歩道界のガードレールや自転車道化した歩道、誰も利用しないがいまにも朽ちそうな横断高架橋、地震や台風がなくても崩れそうな橋梁など。
1960年代から1970年代の高度経済成長期こそ、国土や社会をそれらしくする生活社会インフラ(公共基盤施設)の整備投資敷設が最も進んだ時期。年間150~200万戸の住宅建設(うち、70万個持ち家)や都市ガス普及率が60%を越え80%に急伸した1970年代(昭和50年前後)、延長距離が2500kmから5000kmに倍増した1980年代の高速道路建設や舗装道路率が40%から70%にもなった1980年代(昭和60年前後)と公共社会基盤施設の建造のピークは約30年前だから、その前の建造を含めると生活社会インフラの約50%ほどは、半世紀を経過していると言える。
人生50年が75年ぐらいになっているとは言え、人々の生活社会インフラも”かなり老化している”のは事実だ。人々が利用したり走ったりしている時に、高速道路や橋げたが崩落したり、上下水道やガス管が破裂したりしたら大人災だ。本当の列島改造はいま時機なのだが、政権や政府筋の方々、どのようにお考えだろうか。今度のマニフェストには、どのように記述されているのだろうか。