山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

紅葉狩りサイクリング

2014年10月25日 | 自転車2

 野谷橋にて バックは野谷荘司山!天気最高でした。

今日はYAMAさんと二人で恒例の天生峠~松ノ木峠~軽岡峠の旅に出かけました。出発はいつもの場所、荘川道の駅です。朝とても寒く冷蔵庫の中を走っているようでしたが次第に暖かくなり最高の自転車日和になりました。紅葉は遅かったけど、久しぶりに自転車に乗り尻が痛くなったけど、やっぱし外でおもいっきし遊ぶのは気持ちイイね。

 
 御母衣ダム湖畔道路を走る。とても寒い!      白川郷集落を走る。観光気分。

 
 天生峠の途中の展望台から白山を望む。ヤッパシいいね!!     峠に到着。観光客や登山者でいっぱい。

朝、大野の某所で待ち合わせ。YAMAさんヘルメット忘れたとの事…。危ないけど帽子かぶって行く事になりました。自転車忘れなくて良かった(笑)荘川の道の駅に到着し7:35出発!ボクは寒い時のサイクルウエアが無いので色々着込みました。でも走ってるときは寒すぎ…白川郷まで下り基調なので洟をすすりながら、脚は熱を産生するためなのか無意識のうちに震えていた。
野谷橋でいつものように記念撮影。ここからの河原は何だか上高地のやう。そして観光客でごった返す白川郷。外国人が多かった。そして天生峠に!途中展望台で俯瞰する。まぁ普通だな。


 白川郷は観光客でいっぱい!

いつものように峠に向けヒルクライムして10:55到着。YAMAさんは山菜うどんを食べました。ボクは家に残っていた賞味期限切れのお菓子を食べる。さぁここから下小鳥ダム向けてダウンヒル!途中、北アルプスの雄峰の姿を望め感動。槍から大キレット、穂高と良く見える。そして県道478に差し掛かったところ通行止めとなり、頑丈なゲートで閉ざされている。これは予想外!ヤバい!古川経由で帰る事になるかもと思いつつ、75号線を走ると暫くで二人すれ違い訊いてみると、自転車ならこの後10数キロ先のゲートで478号閉ざされてるけど通過できるとの事。いや・・・良かった良かった。この話を聞いてダム堤上を走り478に戻り清見に向かって走る。通行止めされてるせいか車の走行は無く快適に走れた。


 
 天生峠からの下りで見た紅葉。        478号線の通行止め看板(清見側)

 
 松ノ木峠を越して下る。交通量は少なく快適にブッ飛ばす。     軽岡峠!カモシカ3頭に出会いました。

そうして13:00清見のいつもの豆腐屋のベンチで一息。5カ月ぶりにロードバイクでそしてロングライドなので尻が痛くて痛くてたまらない。適宜ダンシングしながら漕ぎ松ノ木峠目指す。13:40ここから暫しの間下り、最後の峠!新軽岡峠へ!今は軽岡トンネルが有るので便利になったがヤッパシ昔通った(ボクも覚えている)新軽岡峠を目指す。落ち葉の敷き詰められた誰も通らない侘しさが有るけどこれがたまらない。旧軽岡峠って何処に有るんだろうね。
そして後は荘川まで下り一辺倒のスピードの出る気持ち良い下り。今日も楽しいツーリングが出来た。106km走った。

今日は久しぶりにロード乗って遠出をしました。山登りも楽しいけど、自転車も楽しいなぁと再認識。誘ってくれたYAMAさんに感謝!今度はMTBでどこか行きませう!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車の整備

2012年09月19日 | 自転車2

 高圧洗浄機でキレイになりました。これから分解が始まります。

今年も王滝SDAで120kmもの悪路を走破した愛車を分解整備しました。
所々に様々な傷の残る愛車commencal supernomal。6年間も一緒に悪路を共に苦楽を共有してきた相棒である。やっぱし、末永く乗り続けるには日頃の調整や整備、洗車が欠かせない。(難しいところはもちろん行きつけのcycle communication naturalの店長にお任せです)
ここで大事なのはやっぱし、大会等で走っている時に自転車に故障等のトラブルが発生した際には自分で対処しないといけないので、出来る事は自分でやらなきゃいけない。
 
 ロードバイクより損傷しやすく、汚くなるMTBの整備、洗車はちょっと大変でした。

昨日は泥まみれのMTBを高圧洗浄機で洗い、分解してパーツクリーナーで洗浄、オイルやグリスアップして組み立てました。新たに増えたキズを発見するとちょっとへこみますが、これもイイ思ひ出の跡かなと思いつつ、アルミフレーム(金属フレーム)で良かったなと思いました。
大会に出ると、周りのライダー達の乗るカッコいいMTBを見て目が肥えるのか・・・「新しいMTB欲しいなぁ~」と既往病だった物欲病が再発してしまいました。



 次はロードバイクのホイールのオーバーホール&ベアリング交換です。

今日は、先月白山に担いで登った際、河川と化した道路をひた走ったせいか、ロードバイクのcommencal 100°の後輪のフリーホイルボディーのラチェットの回転抵抗が大きく、その他ベアリングの音に異音が混じるようになったので思い切って分解し洗浄、ベアリングの交換しました。
先日、分解しベアリングの型番を控え、型番の無い物はノギスで測定し、JIS機械要素のハンドブックを参考に地元の機料店でベアリングを注文。フランス製のホイールだけど国産(JIS規格)のNTNベアリングも入った。(っていうか、JIS規格を元に回転軸等は設計されているのか!?)
ちなみに交換したベアリングは単列深溝玉軸受608×2個、単列ラジアル玉軸受6901×2個、6903×1個の計5個を購入(ダストシールは全てVVの非接触型)した。2000円でお釣りがきました。
 
 やっぱし国産のベアリングが一番!!            ベアリングを抜かれたホイールのマビック キシリウム

 
 前輪の軸受ケーシング。パーツクリーナーで洗浄します          インパクトソケットを当てて圧入。

 
 軸を挿入し専用工具で締めれば終了。(締め付けトルクに注意)       マビック専用のフリーホイールボディーオイル(¥1400)を使います。

まず前輪、パーツクリーナーでホイールのベアリングを圧入するケーシングを洗浄し、グリスを塗り、圧入。さほど嵌め合いがきつくなく、圧入器が無いので車のタイヤを交換する時に使うインパクトソケットを当ててプラスチックハンマーで叩いて、真っすぐに圧入する。608VVを2個使用。最後に軸を挿入しマビック専用工具で締め付け前輪終了。(この時の締め付けトルクは締めすぎるとホイールの回転が悪くなるので適宜、調整して緩めに締めます)
次に後輪は、前輪同様両サイドのケーシングに6903VVと6901VVを圧入。次に、カセットの蓋を外し6901VVを圧入し、ラチェットの小さなパーツを2個取り付け、カセット内部に専用オイルを入れ慎重に挿入し、最後に軸を入れて締め付けに注意して終了。
これは、あくまでも自己流に分解整備及び組み立てを行ったものです。自分で行われる方は自己責任でやって下さい。 
 ラチェットの小パーツはバネが付いており飛んでいかないように注意        慎重に取り付けます。

 
 オイルを満たし、慎重にカセットを挿入。               軸を挿入し、前輪同様締め付けに注意して出来上がり!

 後はギアを10枚入れて固定して後輪は終了

まぁ、分解した時と逆の行程で行えば先ず失敗は有りません。こうしてベアリング等の交換は終わりました。自転車にホイールを取り付け回転させてみると・・・いつまでも周り続けてる・・・・・といった感じで、後輪に至ってはラチェット音が小さくなり、耳を澄まさないと聞こえないレベルになりました。
最後に前後のホイールを回転させてリムの振れを確認したけど、真っすぐ回転しており感動。
これで、快適に走れるぞ~と嬉しくなりました。

 ラチェット音が無くなり回転が滑らかになりました。 本日もイイ仕事が出来ました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王滝SDA 120km 完走!

2012年09月17日 | 自転車2

 120kmゴール後、YAMAさんと ヘロヘロです・・・。

今年もこの季節がやってきました。何で、こんなに辛い事を好んでやるのだろう!?自問自答しても答えは見つからない。もっと楽な100km、42kmというカテゴリーが有るけど、何故か一番厳しい120kmにエントリーしてしまう。これは病気か!?愛車commencal supernomalと共に木曽檜産地の山に切り開かれた未舗装の林道を駆け抜ける国内で最大の山岳レース。サイコンでの実測では115km、獲得標高3095mを8時間50分で完走した。

9月15日、朝9:00に職場の同僚Y川先輩(100km)とF川君(42km)と山仲間のYAMAさん(100km)と2台に分乗して勝山を出発する。高山で晩飯等を購入し王滝村入り13:10。いつもの場所にテントを設営し、受付を済ませ、王滝食堂で定番の「イノブタ丼」を食べる。これを食べると王滝に来た実感が湧いてくる。
ビールを飲みながらMTBの整備などをし、17:30からはウエルカムパーティー、競技説明が行われ、そそくさとテントに戻り晩飯喰って就寝・・・
 
 テントを設営し、MTBの整備。ビール飲みながらまったり過ごす         ウエルカムパーティーで調子に乗って1位

 
 晩飯はいつものパスタ!F川君は飛騨牛ステーキ焼いて食べてました。           ランプの光に照らされたナンバー。

朝、3時起床。あまり食欲は無いけど食べておかなければと思い、むりやり握り飯を食ってゼリーで胃に流し込み、30分待ちでトイレで排泄。服に着替えこれで準備万端。4:00MTBをスタート前に並べに行く。今年は100kmは約1000人、120kmは50人のエントリー、並べられた自転車の数には圧倒される。
5:30にはMTBの元に向かいスタートを待つ。暫くで神主が現れいつもの祝詞をあげ一同、回れ右して御嶽に向かい2礼2拍手1礼を行う。「今年も完走できますように」とお祈りした。そして6:00スタートだ。
 
 開場は並べられた1000台以上のMTBで埋め尽くされています。          ボクも準備OKです。

 皆イイMTB乗ってます。29er増殖中


 ヤッパシ愛車のcommencal supernomalがカッコいいね!だいぶへたってきたけど・・・

まずは林道入り口までの5kmのアスファルト道をパレードランしていざ林道に。いきなりパンクしている選手がいるし、何故か「パーン」と音が後続から聞こえる。荒れた林道を走りバランスを崩し落車しそれに巻き込まれる選手もいたりと今年も激しい。幸いボクは無難に走ることができた。ロードバイクと違って路面の状況を常に把握しながらラインを決め、地雷を踏まないように走る。そしてバランスを取りながらのMTBの走行。ロードバイクならどんなに楽だろう。ロードにも乗るボクだけど、マウンテンの方がライディングは難しい。(特に下り)
そして2時間40分でCP1に到着。ここで水を補給。このレースはエイドステーションでの補給は「水」のみ。その他の補給は背負った糧食のみ。もちろんメカニカルトラブルが発生しても自分で直すことが強いられる。まさに名前通りの「セルフ・ディスカバリー・アドベンチャー」だ。この野性的要素の持つレースはエイドステーションで色んなものをもらえるモノとは違い水しかもらえない、まさに自分頼りなのだ。
 
 濁川と御嶽                      CP1の様子

ここからCP2までは初めは下り基調で後は登りといった感じ。でもスタート~CP1に比べれば楽だが、ペース配分をしっかりしないとダレてきて、他の選手のペースに惑わされる。ボクの方はというと、MTBのリアディレーラーの調子が芳しくなく、ガチャガチャいってうまく変速が決まらない。これに焦るも調整には時間がかかるのでこのままうまく入った変速値のギアで走る。(これでペースが乱された・・・)
通称「無限坂」と呼ばれる坂を登り終え下ったところがCP2。ここで水を補給し走る。CP2まで来れば後はダラダラと登りCP3だ。路面の状況はガレガレで下りはパンクに注意しつつ、ラインを見計らいダウンヒル!これがあるから楽しいのだけど、下りに入ると路肩には多くのライダーがパンク修理中。(30人ほど見ました)フルサスのライダーに負けじと、動体視力をフルに働かせながらライン取りしてぶち抜く。もちろんぶち抜かれる・・・。
 
 CP2の様子と愛車。無我夢中で此処まで来ました。            続々とやってくる選手達

長いダウンヒルを終えるとCP3通過。水の補給はせずにそのまま通り過ぎる。走りながら、そして立ち止りながら「カーボショッツ」等の補給食を摂りながら走る。味はまずいが、燃料を摂らなければ足が動かなくなる。此処まで来ると選手の密度は低くなり下りはかなりブッ飛ばせる。
 
 荒れ果てた素敵なコースを今年も堪能しました。 タイヤのノブ(ブロック)もボロボロになりました。     やった!ゴールだ!

それが仇となりダートのヘアピンコーナーでフロントタイヤのトラクションが急に無くなり転倒、落車する。何が起きたのか呆然とするが、MTBの損傷は無さそうだが、右腕には擦過傷らしき出血。流血をそのままに再びMTBに跨り下る。100kmの選手はこのまま最後の下りを終えればGOALだがボク達120kmは違う。GOAL手前で標高差700mを一気に登らなくちゃならない。100kmの無限坂なんて可愛いもんだ。この登りが王滝で一番厳しいらしい。一気にコース上の人口密度は低くなり、前後約500m以上は選手がいない。それでも抜き去る際や抜かれる時は、この共有する境遇を慰め合いお互い声をかけながら登る。それにしても辛い登り。足が悲鳴をあげているし背筋が痛い・・・。ゴール地点の方向からは「○○○○番ゴール!」といったアナウンスが聞こえてくる。ボクも早く着きたいなと思いながら歯を食いしばる。その時前方からガチャガチャ異音をたて下ってくる選手が。何と後タイヤが無く、そのままホイールで下りてくるではないか。リタイヤするんだなぁと思いつつ、何でタイヤが無いのか!?と不思議に思った。良く見ると有名な「轍屋」の鏑木選手(だと思う)だった。あんなに速い選手でもリタイヤしたらオシマイだ。頑張って完走しなきゃと気を引き締めた。
 
 この自作マップ(エクセルで作成)を見ながら走りました。          走り終えた愛車。今年も感動をありがとう!!

ようやく見慣れた峠状の地形に出る。ヤッタ!下りだ。後は下って登って下ればゴール。ダウンヒルはもうお腹一杯・・・。でもここまで来れば後はどうにかなる。思いっきりペダルを漕ぎブッ飛ばす。漸く100kmコースに接続し100km選手と一緒に下る。この頃の時間帯にここを走る選手はさほど速くない人たちばかり。落ち穂拾いするかのように、次から次へとブチ抜き優越感を味わう。この時、Y川先輩も抜く。ゴール手前の3km区間は心地よいダートが続きスピードも上がる。ロードバイクでは味わえないスリッピーなコーナーリングを楽しみながら最後の直線を渾身の力で漕ぎGOAL!感動の瞬間だ。そしてもうペダルを漕がなくても良いといった、あたかも捕虜収容所から解放された兵士の気分を味わえる。
直ぐにYAMAさんに迎えられ労いの言葉を頂く。嗚呼・・・これで2012秋の王滝は終わったのだ。
そして、感動の気分に浸りながら、120kmを完走した証のMTBに貼られたゼッケンを誇らしげにゴールを後にし車の元に向かい、公園の水道水で水浴びをしつつ、MTBを洗い福井に帰るのでした。
他のみんなの結果はというと、Y川先輩は9時間台で100km完走、F川君は3時間台で42km完走、そしてYAMAさんは2度のパンクに心を折れつつCP1であと5分のところでアウトとなった。
ボクも含め皆、いろいろ反省すべきことは有り、収穫するものも多かった。また来年チャレンジしたい。けど、来年は帝都へ長期出張の為出れないかも!?
でも・・・今度来る時はNEW BIKEで走りたいな・・・(カミさんは許してくれないだろうな)

 自転車という乗り物に出会えたことに感謝です。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王滝SDA 2012仕様

2012年09月13日 | 自転車2
今年もやってきた!Outaki Self Discovery Adventure 2012 
いわゆる王滝SDAだ。
今年も性懲り無く120kmに参戦します。木曽桧の産地である長野県王滝村の山の中に切り開かれた林道を走り抜けるこのMTBクロスカントリーレース。
出場する選手皆、それぞれ様々なドラマをつくるんだろうなぁ。ボクも完走そして自己ベストを狙い自分との闘いに励みます。
このMTBもはや6年が経過したけど、フレームはそのままで、消耗パーツはもとより少しづつ新たなパーツに換装し現在はこんな感じ。
名機commencal supernomalのポテンシャルを全て出し切ることのできるスキルは持っていないけど、今年も此奴と頑張ります。

 ロードもマウンテンもコメンサルに乗ってます。お金が貯まったら新しいフレーム欲しいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積年の思い実る 白山縦断

2012年08月11日 | 自転車2

 途中で諦めようかなと思ったりして・・・苦しい担ぎだったけど頑張って登った甲斐が有りました。

今まで行こうと思い続けてきた自宅を自転車にて発着し白山を縦断するこの計画。遂に本日成功しました。
自宅から自転車で出発し白山を登るのだが、登り口と下山口が違うのでどうしても自転車を山に持ち込まざる得ない。
昨年、荒島岳で同様の事をやった時、登山道を自転車で走った事実が明るみになり、とあるところからバッシングを受けた。
もう同じ轍は踏まないぞと誓い、白山に詳しい方に窺ったところ、曰く「国立公園内での車馬の乗り入れは禁止」されており、この車は自転車も指すことから、乗らないで担ぐなどして持ちこめば大丈夫!という回答を得た。但し、誤解を受けないように人の大勢いる時間帯に登る事はやめて、訊かれたら乗らずに担ぎ上げているということを説明するようにと言われ、これら要件を全て満たした上での今回の山行となった。また、見た目で明らかに登山道を走れるような自転車じゃないと思ってもらえるようロードバイクとした。(愛車のcommencal 100°)

コースは次の通り(自転車の距離は159km、サイクルコンピューターでの獲得標高2344m、自転車担いで登った標高1450m)
勝山市の自宅⇒谷峠⇒白峰⇒市ノ瀬⇒別当出合(ここから担ぐ)⇒砂防新道コース⇒白山御前峰⇒平瀬道⇒大白川ダム登山口(ここで重荷から解放)⇒大白川林道⇒御母衣ダム⇒蛭ヶ野⇒檜峠⇒石徹白⇒大野市⇒自宅
 
 北谷町の御所ヶ原休憩場                      市ノ瀬の様子まだ真っ暗です。

 
 別当出合の様子。誰一人いません。               甚ノ助避難小屋前にて 昔の小屋は完全に消えました。寂しいな         

朝0:00自宅を出発。ライトを点灯しながら国道をひた走る。気温は寒くも無く暑くも無く快適。時折背後から迫るトレーラーやトラックにビビりながら谷峠、白峰を目指す。白峰の風嵐ゲートからは車の行き交いも全く無く、3台が通っただけ。それより、眼を光らせ道を横断したり、こちらを窺っている野生動物が光らせる目が気になるが、2:40市ノ瀬に到着。駐車規制があり、係員を一瞥しそのまま別当出合いに向かい3:30に到着。ここでのんびり休息し鋭気を養うが、周りは漆黒の闇。誰一人いない。砂防新道を自転車担ぎ進む事にする。肩の痛みも30分も経てば麻痺し何も感じなくなるが、所々で登山道が狭いところや、傾斜の強いところも有り、自転車を藪や岩に当てながら高みを目指す。
5:20甚ノ助避難小屋に到着。周りは漸く明るくなりだし、宿泊していた2パーティーから激励を受ける。夜に雨が降ったらしく葉に着く露で衣服はベタベタ。黒ボコ岩に出るとガスの切れ間から御前峰を拝める。有難い。そのまま室堂を目指すもすれ違ったのは3パーティー。自転車を担ぎ上げた事の理由を説明する機会が少なく早く出てきて良かった。


 弥陀ヶ原にて  この木道を自転車で走りたかったけど我慢しました。

 
 室堂前の神社にて。                     こうやって担いでいました。

 
 感覚がマヒ!?すれば大丈夫。もっと快適な担ぎ方を考案しなきゃ      山頂で知り合った山屋さん。有難うございました。

6:50室堂着。ここで室堂前の鳥居で休んでいると、室堂の所長の方がボクのところに見え、自転車の事について訊かれるが、予め調べ、行ってきたことを言及し違法でない旨の理解を得る事が出来た。(本当は担いでも乗っても嫌らしいとの事だけど、ボクの行為には違法性は無く、平瀬へ抜ける為に必要だった事を判ってくれました。)
平瀬道に下りるなら此処で自転車をデポするのが良いのだが、折角だし自分の愛車と共に山頂を目指す。途中、多くの登山者の方から声をかけられ、一緒に記念撮影撮ってと言われたりと、ちょっと嬉しくなる。
7:20白山の御前峰に到着。頂上の三角点付近に見慣れた方が佇んでいる。「H川さん~!」と声をかけると、「ゲンちゃんか!?」との声が帰ってくる。同じ福井山岳会の先輩が、息子さん夫婦と共に登って来たらしく、久しぶりにお会いでき嬉しくなる。(最近例会行ってないもんなぁ~)本日の行程を説明すると「ゲンちゃんなら行ける!頑張れ」と激励の言葉を頂きました。

 
 室堂前で写真とった。違和感凄く在ります。           平瀬道入り口にて。雨降ってます・・・


山頂にはあまり長居出来ないので室堂まで下りつつ、他の登山者に目立たないように自転車を隠して平瀬道に入る。大倉山避難小屋に着く頃には雨が降り出すが、痛い肩や腕を庇いながら下りる。10:30平瀬道登山口に到着。ヤッター!!ここでやっと重荷から解放される!!雨で濡れた大白川林道を慎重に走り、国道156号線を南進し御母衣ダム、蛭ヶ野高原目指す。12:30蛭ヶ野高原のコンビニに到着。ここでやっと下界の食い物にありつく。ビール一気飲みしたかったけど我慢しコーラとする。冷やしうどんなど喰って鋭気を養い檜峠目指す。

 
 尾神郷橋にて。高速のせいか交通量少なく快適に走れます。           蛭ヶ野の分水嶺にて(お決まりの写真!?)

蛭ヶ野高原から檜峠への分岐までは下り基調の国道をブッ飛ばす。通る車は殆ど県外ナンバーの車でお盆の帰省ラッシュなんだなぁと実感。檜峠への分岐に入り、峠まで約8km、標高差400mの激坂が待っている。大粒の汗をかきながら頑張り下車しないで走り抜けようと頑張ったが、12%勾配のところで撃沈。
でも疲れた体に鞭打って13:50檜峠到着!ヤッター此処から後は下り基調である。石徹白目指しブッ飛ばすも束の間大雨が降りだす。道路は川のように冠水しており、車が通り過ぎる際に水を浴びせかけられたりと、随時目を瞬かせながら、寒いので休まず身体を動かし続け進む。大野市に出たら後はいつもの自転車トレコース。スコールも勝原スキー場を過ぎた頃には止んだ。そして15:35自宅に到着!
家にはお盆休みで帰省した兄弟家族の子供たちが雨の中遊んでいた。


 これもお決まり!檜峠にて。勾配12%きつ過ぎ・・・自転車から下りました。

今日のこの山行は今まで温め続けていたルートを踏査でき感動の一日だった。約15.5時間の行動だったけど、さほど苦にならなかった。これは、過去に能登半島を19時間で一周した経験が有っての事なんだろうと思った。でも、自転車だけでなく、今回は自転車を担いで登るのが有ったのでかなり不安だった。
でもこの不安を払拭してくれたのは、大東亜戦争中、わが祖父達がやり遂げたマレー作戦での銀輪部隊の快進撃を知っていたからである。
ボクも祖父達に負けじと銀輪部隊を彷彿させる登りや走りをしたかったのが、この山行を敢行する決め手となったのかもしれない。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

郡上八幡~下呂~   142km

2012年07月24日 | 自転車2

 下呂温泉に行ってきたよ。(飛騨川とゲロ)

今日はYAMAさんと自転車に行ってきました。天気も良く、とっても良いコースで満足、大満足の一日でした!

朝、6:00YAMAさんがボクん家に来てくれて、カミさんのNV200に二人の自転車を積んで郡上八幡へGOです。郡上八幡自然園の駐車場に車を停め、7:30頃にスタートです。郡上八幡の街並みを堪能しながら、せせらぎ街道に突入。車両の行き交いは若干多めだけど、名宝の道の駅に着く頃にはボク達が道路を占拠。快適な上り坂が続きます。吉田川を眼下に涼しげなロードをひた走る。昔、バイクでこの道を通ったんだけどその時の記憶は全く無く、自転車で来る事で新鮮味がとても有りました。(路面状況は終始良かったのでお勧めのコースです)
 
 下呂の古い街並みを走りました。                 快適な渓谷沿いを走る国道。自動車の走行は少なく超カイテキ!

涼しい坂本トンネルを抜け、パスカル清見で休息の後、下呂へ向かいR257を走ります。渓谷沿いに穿られたトンネル、道路はとても良い風情を醸しており、紅葉の時期に再訪したくなりました。この下り基調の道をブッ飛ばし下呂へ。
 
 快適かつ涼しげな道を走ります。(馬瀬川沿いの国道)(写真YAMAさん)         下呂温泉のチャップリン像の前でYAMAさんと記念撮影  

新日和田トンネルを抜けると下呂温泉街が眼下に見えてきます。ここで温泉の風情を堪能しつつ観光客気分を愉しみコンビニで補給。雲一つない快晴。水分やら固形物を摂り休息です。(今度は家族でひとっ風呂浴びに来たいと思いました)
 
 飛騨川沿いのR41をぶっ飛ばす!ここも快適!!(写真YAMAさん)         R256を越して郡上八幡城へ向けヒルクライム(写真YAMAさん)

R41を南下します。交通量は若干多めですがあまり気にしません。飛騨金山で右折しR256に入ります。此処に来ると交通量は全く無くかなり快適に走る事が出来ます。道の駅和良を過ぎ、峠を2ヶ所パスすると、後は一気に郡上八幡へ向けてのダウンヒル!でもヘアピンカーブが多すぎてスピードを出せず、コーナーを攻めながら下りました。暫くすると、郡上八幡城が目前に現れるので、折角だから疲れた身体に鞭打ちヒルクライムすることにしました。(勾配はサイコン計測で13%)そして再びダウンヒルして元の車に戻りました。
車の元には約16:00到着。

今日はボクの企画したコースを走る事が出来、嬉しかったのと同時に、なかなか疲れたなぁというのが印象。車の交通量は少なくとても快適で、岐阜県ならではの「道の駅」が多く在り。十分補給出来たのが良かった。
水分は3~4リットル飲んだはずなのに、小便は2回行っただの、発汗しきりの旅となりました。
いつもながらYAMAさんのお蔭でとても楽しい一日を過ごす事が出来ました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のロングライド

2012年06月03日 | 自転車2

 松原公園の砂浜にて愛車のcommencal 100°

今日はYAMAさんに誘われ敦賀発着で敦賀~塩津~マキノ高原~今津~熊川~小浜~三方五湖~水晶浜~敦賀の131kmを走りました。
気持ち良い天候のもと最高の自転車でした。
メンバーはYAMAさん、O場さん、Fumiさん、まっちゃん、みっちゃんの6にんです。
5:30鯖江の某所に集合し、みっちゃんのステップワゴンに4台の自転車を分解して積んで4人乗車で敦賀に向かいます。金ヶ崎緑地公園でO場さん、まっちゃんと合流し6:40スタート!
国道8号線を進みます。161号に比べて道幅も広く快適!そして琵琶湖へと下ります。湖岸道路を走り、海津大崎に到着。ここでそのままマキノビーチに行く予定でしたが、マキノ高原のメタセコイヤを見に行こうということで、8号線に入り、追坂峠を登り、メタセコイヤ並木の下を気持ち良く走る事が出来ました。以前車で通った時は何も感じなかったけど、自転車で来ると全然違います。周りの雰囲気と一体化できるのが自転車の良いところかな。
 
 ここを抜けると滋賀県です。               長浜ののんびりした道

 
 メタセコイヤ並木。気持ち良かったです。       今津のフェリー発着場!琵琶湖周航の歌発祥の地です。

再び湖岸道路を走り、今津に到着。ここから若狭街道を走り、福井県に抜けます。微妙な上り坂だけど心地よい。昔走ったグランフォンド福井もここを走ったなぁ~。交通量の多いトンネルを避け、旧道の水坂峠を越え、熊川に向けてブッ飛ばします。スピードが出すぎです。熊川宿でちょっと休憩。小浜に出て、海岸線を走ります。潮風を受け気持ち良い走り。世久見トンネルを抜け三方五湖入り。海岸を離れて再び海岸沿いを走る。気温は高いのだろうけど、自転車は涼しい。
 
 水坂峠越えです。旧道は車が全く通らず、当時の面影を残していてイイです。       熊川宿です。

 
 小浜湾!           寂れた漁村にて。道が整備されなかったら陸の孤島。原発のお蔭で道が整備されたのかな。

 
 日本海を眺め、工作船が来ないか監視しながら走ります。            映画撮影中でした。放映されたら見ようかな。

水晶浜をすぎ美浜原子力発電所方向へ向かいます。いつになったら再稼働するんだろう。馬背峠を抜け敦賀湾入り。ここから気比ノ松原まで頑張りたいところですが、足は売り切れ状態。力が入りませんが必死で付いていきました。気比ノ松原の砂浜では大和田監督率いる映画「恐竜を掘ろう」のスタッフに囲まれ俳優の若いにーちゃん、ネーちゃんが何か演技中。ボクも通行人のふりしてカメラに映ろうとしたが、スタッフに制止されました。
このままあとちょっと走って金ヶ崎緑地公園着。お疲れさまでした。
 
PS202 ほたか とボク達の自転車。中国の領海侵犯許すな!!尖閣諸島を守るぞ!!         ゴール!!!おつかれさまでした。

今日は皆と気持ち良く走る事が出来ました。エイドステーション(コンビニ等)も多く在り快適でした。天気も持ってくれ、いろんな風景を楽しみながら走れました。やっぱし自転車は楽しいなと実感しました。また今度、どっか誘って下さいね。
それと、ボクも自転車のトレーニングしないといけないなと強く実感しました。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史の路をツーリング!

2011年11月05日 | 自転車2

玄蕃尾城跡(柴田勝家の本陣)にて。柳ヶ瀬山に築かれた山城の堀や塀などが残っていて、古戦場マニアには涎垂ものです。

今日はYAMAさんと、みっちゃん(今日が初対面)と3人でMTBに乗ってツーリングしてきました。舗装路や山道等いろんな道を走りました。どんなところでも走れるMTB!やっぱしロードよりもこっちの方がボクには合うみたいです。
 
 今庄365スキー場斜面を登ります。(木の芽峠につづきます)      途中に言奈地蔵堂に寄りました。道はダートの山道をです。

 
 快適な山道を走ること暫し・・・で              暫くで「木の芽峠」に到着です。良い雰囲気です!

鯖江に6:30集合し、今庄365スキー場駐車場に向かいます。ここからスキー場内の道を走り、木の芽峠に向かいます。この峠は幕末の日本を震撼させた「天狗党の乱」でおなじみの水戸尊攘派の武田耕雲斎率いる軍勢500人ほどが中山道を辿り、岐阜‐福井の県境の蠅帽子峠を越え、大野の笹又峠、そして12月の厳寒、降雪の中、木の芽峠を越え敦賀市手前の新保で陣を構え、最終的に降伏し、350人も打ち首などの死罪となる大量処刑されました。明治維新を待つ事ができなかった志士達。この顛末を知りたい方は是非、吉村昭 著の「天狗争乱」を読んでみてください。とても良い歴史小説です。
話はずれたけど、この幕末ロマンをかみしめながら「木の芽峠」やそこに繋がる路を通りました。そして、次いで通ったのは木之本から福井との境にある「栃ノ木峠」ここもボクの大好きな小説の舞台。またもや吉村昭 著の「雪の花」です。天然痘で苦しむ者を救うために、福井藩の町医、笠原良策が私財をなげうち生死をかけて種痘の苗を福井に運ぶために京都からそして、12月の厳寒の雪降る中、柳ヶ瀬から栃ノ木峠を越え板取を越えたこれまた歴史の舞台。
 
 栃ノ木峠に到着!近くに栃の大木がありました。           倉坂峠目指しシングルトラックを走ります。鹿に遭遇!!

 
 玄蕃尾城跡に到着。落ち葉に敷き詰められた道はとても快適!!        広い山城の陣地を駆け巡ります。

今は道路は舗装され快適に走ることができるけど、苦労したであろう当時の情景に思いを馳せペダルを漕ぎました。こんな歴史を辿る(ちょっとだけだったけど)自転車のツーリングも良いネ!
そして柳ヶ瀬の集落からは、古くから敦賀に抜けるために歩かれた古道を登ります。シングルトラックのやや荒れたこの道もMTBでグイグイ漕いで登ります。そして倉坂峠を越え、玄蕃尾城跡(柴田勝家の本陣)に行ってきました。そして敦賀に下り、柳ヶ瀬トンネル(明治17年、当時国内最長1352mのトンネル)前に到着。当時は汽車が黒煙を吐き、乗務員や乗客が咳き込みながら通った当時が思い起こされます。土木学会選奨土木遺産に認定されていて、今は車が一方通行で走るのみですが使われているのがイイね!
そして笙の川沿いの道を走り、池河内湿原に到着です。ここで湿原を縦断する遊歩道をMTBで走ります。尾瀬の湿原とはいかないけどイイ感じでした。ここでYAMAさんが湿原の中に足を突っ込んでしまいました。沼みたいだそうです。スリルある木道!落っこちないよう慎重にかっ飛ばす!気持ちよかったです。誰にも会うことなく通過し、国道476号に出る。ここからは葉原や新保(天狗党が陣を構えたところ)の旧道を走り、木の芽峠への旧道を走り、365スキー場へ下りゴール!
53km走りました。
 
 柳ヶ瀬隧道の敦賀側です。今にも汽車の音がしそうです。重厚な感じのトンネル入り口!!     池河内湿原の木道は快適に走れました。

今日のツーリングは楽しく話しながら、歴史の舞台となった旧道や峠を走ることができ、本当に充実した自転車行とたりました。やっぱし歴史の本を読んで、その舞台を訪ねる旅ってイイもんだなと改めて実感しました。車でなく、自転車だとゆっくり眺めながらじっくり味わえるね。誘ってくれたYAMAさんに感謝です。みっちゃんにも感謝です。
そして、現在、ボクは吉村昭 著の小説を全て読破しようと頑張っています(現在20冊くらい読んだ)。様々な資料を研究し、その地を踏査して作り上げる吉村昭の歴史小説って超大好き!
 
 武田耕雲斎が逗留、陣を構えた跡地です。車なら来る事のないこの場所に来れて良かったです。    本棚から出してきた吉村昭の本です。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉ツーリング!

2011年10月23日 | 自転車2

松之木峠の池塘にて。

今日は、久々に自転車に跨る事になりました。王滝SDA以来です・・・。ここんとこ毎日仕事に通う「日勤」が続いていて普通のサラリーマンの様な生活を送っています。平日の休みは無く悶々と過ごしていますが、今日は久しぶりに汗をかいて青春してきました。
以前からYAMAさんからお誘いを受けていた紅葉ツーリング。週末の天気予報は雨マーク。でも行くっきゃないでしょ~。
朝、6:00に大野に集合し荘川に向かいます。カミさんのNV200にFumiさんの自転車を積んで、YAMAさん達の車とでGOです。7:50に荘川の道の駅を出発です。メンバーはYAMAさん、F田さん、Y田泰さn、O塚さん、Fumiさん、そしてボクの6名です。
そして今日のコースは
荘川~白川郷~天生峠~下小鳥ダム~飛騨清見~松之木峠~軽岡峠(旧道)~荘川の103kmです。
 
 御母衣ダム湖畔にて。今日はこの時期にしては少し暑い(写真提供Fumiさん)    野谷橋にて!今度は山スキーで来るよ(写真提供Y田泰さん)

今朝まで雨が降っていたらしく濡れた路面に水飛沫をあげながら進みます。東海北陸自動車道が出来てからは通行量の少なくなった国道156号ですが、今日は紅葉狩りのマイカーが多いようです。下り基調の道を北進し、野谷橋から眺める野谷荘司山方面がとても良かった。そして白川郷の合掌村に入ります。いつもは山スキーでしか訪れる事の無いこの地。何だか観光している感じで良かった。合掌作りの家に住んでみたいな~。
そして天生峠目指しヒルクライム!皆グイグイ登って行き遅れそう・・・頑張ってペダルを漕ぐ。途中大滝等を眺めながらも、皆が写真を撮っている中、ボクはパスしてそのまま登り切り、仮設峠の茶屋に一番乗り!(10:40)ここで憎き雨脚が強くなりテントの中に避難し、温かい山菜うどんを食べる。身体がとても暖まりました(^^)
 
 合掌作りの家が立ち並ぶ白川郷に到着です。         天生峠に到着です(雨が降ってきた・・・)

 
 テントの中でうどんを食べました。身体が温まりました(^^)     下りはスリッピーな落ち葉と対向車に注意です。紅葉キレイでした!

その後は、下小鳥ダムに向けて一気に下りますが、雨に濡れた落ち葉が敷き詰められた道、対向車に注意しながら紅葉を眺めつつ進む。ダム湖畔はO塚さんがグイグイ走り、その後をスリップストリームしながら走ります。この小鳥川沿いの道には売店らしいものは一切無く腹ペコで進みます。でもやっと着いた飛騨清見。ここも売店は無く豆腐屋の自販機でジュースを買うのがやっとで、糧食を現地で補給しようと思っていたあてが外れ、皆からレーションを頂き腹を満たす。此処から松之木峠に向かいヒルクライム!そして長いトンネルを嫌い、新軽岡峠を目指します。この間も紅葉がとてもキレイです。
 
 下小鳥ダムの湖畔にて一息。        飛騨清見の豆腐店の自販機前にて。Y田泰さんやF田さんなど皆に固形物の糧食を頂く。
 
 落ち葉の敷き詰められた旧道は風情が有って良いです。      荘川目指し快適な国道をぶっ飛ばす(写真提供Fumiさん)

そして14:55に荘川に到着!!お疲れ様でした。(同行させて頂いた皆さんに、この場を借りて本日は楽しい思ひ出をありがとうございました!!また次回もよろしくお願いしますネ)
今日は天気予報では雨!!と言っていたものの、実際はあまり雨に打たれず、小鳥ダム手前からは太陽に照らされながら走る快適ツーリングとなりました。久しぶりに乗った自転車・・・やはり1ヶ月以上のブランクが有ったせいかペダルは重く感じました。やっぱし毎日とは言わないけど定期的に乗らないとダメだなと実感・・・。でも冬になると更に乗らなくなるんだろうな・・・。
そしてもう一つ、財布の中にお金を入れてこなかった事。いきなり集合場所でFumiさんにお金を借りる事になり、情けなかったし、有難かったです。
でも今日はそんな事よりも、紅葉がとても美しく素晴らしい自転車行となりました。ヤッパシ日本の山はイイね!!(人工林は除く)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王滝セルフディスカバリーアドベンチャー 120km 自己ベスト!

2011年09月19日 | 自転車2

 120kmの悪路を共に走破したゴール後の愛車COMMENCAL SuperNormal 05 泥と砂にまみれです。MTBはこうでなくちゃネ

今年もこの季節がやって来た。全国から長野県王滝村にMTBの大好きなM的な変態達が集まってきました。
ボクもその一員なのか、今年もこのレースの最高峰の120kmに参戦です!
ちなみに今年は、エントリー者数: 42kmは 439人
                    100kmは 943人 そして・・・
                    120kmは 71人 が王滝村の木曽檜の産地の山に巡らせた未舗装の林道を走ります。
この大会は国内で行われるマウンテンバイクレースでは最も距離が長く、アップダウンの激しいレースなのです。レース中はメカニカルトラブルは自分で対処し、水分やエネルギーも自分で補給するなど、スタートからゴールまで自己完結型です。この冒険的なレースが人気の秘密であり、参戦した各々が「自己発見」出来るに違いないと思っています。

9/17朝、職場の先輩達と王滝村に向け出発です。雨の降る中、高速をぶっ飛ばし、高山でビールや食料を購入し、361号線で王滝村入りし、松原スポーツ公園に12時過ぎ到着します。いつものところにテントを張り、MTBを組み立て、いつもの「王滝食堂」でいつものイノブタ丼(名物)を食べ、テントのところに戻って受付を済ませ、ビールで宴会しながらゼッケン付けたり、整備するなどしてのんびり過ごす。が外は雨・・・テンションは下がってきます。遅れてやってきたS木君もやってきて17:30からの競技説明会&パーティーで再びビール飲みまくる。明日はビールパワーです。(二日酔いしない程度に頂きました)パーティー後、テントに戻りパスタ作ってビール飲んで早々と就寝。雨音が不安を募らせるが。雨降った方が気合入るだろう。
 
 松原公園下の橋。100km、120kmは此処をパレードランします。     王滝食堂で店長達とばったり!!

 
 王滝に来たなら「イノブタ丼」食べないとネ!美味です(食いさしですが)    受付を済ませます。臨時ショップも展開されており、MTB関連のものも売ってます。


雨が降るのでテントの中で宴会です(^^) MTBはブルーシートで      パーティーでオードブル、ビールを頂きます。

9/18朝3:00起床。カミさんの作ってくれた握り飯3個を口に押し込み、うどん作って食べる。4:00スタート地点にMTBを並べに行く。既に前方には100台くらい並んでいる。そして王滝SDA名物の渋滞するトイレに並ぶが、15分くらい待って快便!5:30小雨の降る中スタートを待っていると、薄暗かった空には雲の切れ間が見え出し、予報通り晴れを窺わせる。5:50神主が現れ、皆で祈祷を受け御嶽の方向に回れ右して2礼2拍手1礼する。ボクのハートに火が点いたぞ~。そして6:00いつもの「プワァ~ン」といった気の抜けるような号砲が轟く。前方から出発する者のビンディングペダルの装着音が近づき、自分のところにきた。ボクも付けて出発だ!今から長い長い旅が始まる。自分との闘いだ!
 
 数珠繋ぎとなったMTBの列・・・1000台以上あります。           ボクのMTBの位置から見たスタートライン!

 
 赤ナンバー(2ケタ)は120kmエントリー者の証!!黒ナンバー(3ケタ)は100kmエントリー者      ボクの愛車!と共に今年も思ひ出を作ります。

村内の道路約5kmは先導車に従いパレードラン。村民の応援を背に受け走る!早くもパンクしている人や、チェン切れしている人が居る。パレードランも終わり林道に入る。12kmの長い登り。一気に550mの標高差を駆け上がる。パンクやその他メカトラの人を過ぎる。早くもこんなトラブルに見舞われるとテンション一気に下がるだろうな。ボクはマイペースで路面に注意しながら登る。12kmを過ぎ下り基調のアップダウンだが、薮っぽく中々ペースが上がらない。緩斜面は路面状況も比較的良好だが、勾配が強くなるに従い、雨水で浸食された路面は岩だらけになる。あまりの振動の強さでコース中には食料やボトル、工具などが落ちている。
子供の頭くらいの岩がそこかしこに転がる激下りを過ぎ18km地点の丁字路の右カーブ。もちろんパンク者は枚挙に暇がない。伝上川の手前でコースが変わり、一気に濁川の仮設橋に向かう。大雨で橋が流れたので急遽ここを通る事になったのだが、通常のコースよりだいぶ下ったので、登り返すのに少し辟易する。まぁいつもの事だし気にしない事にする。ここから28km地点のピーク目指し登り、再び下り上黒沢橋へ、また登り返し35km地点のCP1に到着。ここまで2時間40分台。渋滞していたのもあるけど、もっとペース上げなきゃ。
 
 スタート地点で愛車と共に!           CP1にて! このレースにエントリーする人みんなイイMTB乗ってて羨ましいです。

CP1から三浦貯水池までは下り基調ではあるものの、60mの標高差の登りを3ヶ所越え49km地点の三浦貯水池の湖畔に出る。湖畔の平坦な林道を3km程走る。ここで走りながら固形物を喉に通す。レース中はカーボショッツばかりだったのでお腹が満たされた。
通称関電水無無人局標高1440mまで登りまた下る。ここで57kmやっと半分来たか。ここまで来ると人は疎らで自分のコースを定め登り、ダウンヒル出来る。もちろんパンク等のメカトラはそこかしこで見かける。ここでボクもアクシデント!?右足の筋肉が痛い!!ガマンし辛い痛みだったので鎮痛剤飲んで走る。王滝100km名物の無限坂に差しかかる。5.2kmの距離で一気に300m上がるのだが、こんなの全然大した事無い!絶対無い!!だって120kmの最後の20kmの方が一気に7kmで一気に標高差560mも駆け上がるのだから!これを経験していればどんな登りも大丈夫!!と自分に言い聞かせ登る。時折姿をみせる御嶽に心和ませ、山のパワーをもらう。また冬に行くからネ!!
 
 CP2にて。ここまで65km半分の距離まで来ました。              CP2を出るライダー達。

 
 御嶽を眺めながらCP3めがけて走る。       王滝SDAのコース!イイ雰囲気!!今回は写真も小まめに撮りました。

無限坂ピーク1610mを過ぎて一気に下ると65km地点のCP2に到着!時間は忘れたけど中々良い感じ。チェン、ディレーラー等砂や泥が噛んでうまく変速しないのでチェンオイルを塗りまくる。ここからCP3向けて1570m、1630m(最高地点)、1615m地点を登り返して下る事、79km地点、標高1220mのCP3に到着するも、スルーして次のピーク目指す。1420mピークを過ぎると、120kmの合流地点が見える。ここで係員のチェックを受けて「下まで下ってまた此処まで登ってこいや!頑張って!!」と声援を受ける。ここからは1ヶ所登りが有って下り基調の標高970mまで一気に下る。文字通りダウンヒル!一気に500mの標高差を下って、うぐい川沿いを走り小俣川の橋を過ぎたところで係員に左に曲がれを指示される。「38人目だよ」と言われ元気が出る。
 
 CP3へのダート                120kmコースの激登りで滝に打たれるついでに撮りました。

この120kmへの分岐まで94km!100kmのエントリー者ならこのままうぐい川沿いを走り100kmゴールだけど、ボクは120kmカテゴリー!ここから例の激登りが始まる。延々と続く坂・・・7kmで一気に560m登る。もちろん路面は未舗装。スリップしないようにジワジワ登る。暑いので途中で天然エイドステーションで水を汲むついでに、その滝に打たれる。その後も続く激坂でバテたライダーを2人抜く。抜く間際お互い声を掛け合い励ましあう。そして峠を抜け下ると、さっきの100kmのコースに出る。よし!もうあとは殆ど下るだけだ!この時間で100kmコースを走る人は早くない人達。下りではガンガン抜きそして、うぐい川に差し掛かり平坦なダートをぶっ飛ばす。そして王滝川に架かる橋が見え出し、ゴールラインが見えてきた!!ゴールをアナウンスするDJみたいな人から「53番ゴール!120kmお疲れさん」と言われ、ゴールを通過する機器の「ピッ」という音が聞こえた。ALL SPORTSのカメラマンに写真を何枚も撮られイイ気分!でも何よりも120kmを頑張って走り切れた事がイイ気分!そしていつもの自転車屋「Natural」のメンバーに迎えられ労われる。記録は手元の時計で8時間47分だ。昨年より50分近く短縮できたことになる。
 
 ゴール後の満面の笑みのボク!やったゾー!!!             120kmのコース図 長かったなぁ~。

今までゴール出来た事に感動し涙を流すボクだったけど、今回は記録を出せたという達成感がボクを満たし涙は出なかった。
王滝SDAにこれまで100kmに2回、120kmに4回出た事になる。もちろん愛車のCOMMENCAL SuperNormalと共に。今大会で初めて人馬一体というか人車一体となれた様な気がしました。
マウンテンバイクという乗り物。ロードでは均質な平面である道路を走る様な感じだが、マウンテンバイクは平面で無く起伏の激しい岩や泥や水たまり等の立体的な路面を走ると言った難しさが有る。これが楽しい理由なのかなと思いました。
この王滝SDAというレース。悪路の続くコーナーを曲がっても曲がっても先が見えない。見上げると遠方に今から行かなくちゃいけないコースが山の中に見える。そこには蟻の様に小さく映るライダーが見える。これを見ると心が折れそうになる事が有る。心拍が上がる。足がなくなる等、肉体的な事なら休めば復活する事が出来る。でも心が折れた時は即リタイヤになる。メカトラでモチベーションが維持できなくなった時も然りだ。こんな状況の下、今いる自分に打ち勝って乗り越えゴールする・・・。これがSELF DISCOVERY ADVENTUREなんだな。

 ハンドルに貼られた120kmコースのアップダウン・距離グラフ(エクセルで作成しました)

ちなみに、120kmコースの積算標高2940mです。(これだけの高さをMTBで登りました!!)

  youtubeで見つけた王滝SDA2009の映像です。 ←面白かったです
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MTBもタイヤ更新です

2011年09月13日 | 自転車2
今度の日曜日、長野県王滝村で開催される
「王滝SDA」に参戦する為にタイヤを新しくしました。SDA:Self deicovery adventure

 マウンテンバイクもロードバイクと同じコメンサル!スーパーノーマル最高です!(ボクにとってはね)

この大会、木曾檜の原産地の山々に作られた林道を走るレース!未舗装率99パーセントの悪路を走破するレースで、42km、100km、120kmのカテゴリーに分かれていてボクは今年も120kmに参戦する予定です(今年で120kmは4回目)。
走る距離が長いことや、悪路によりタイヤの損傷、摩耗は著しいので、毎年交換している次第です。
そんな訳で、今年も「HUTCHINSON」のパイソンに交換しました。チューブレスだし、パンクしないように予めシーラントを入れました。2年前はシーラント入れたにもかかわらずパンクし、チューブ入れて走るものの再び2回のパンクに襲われましたが、今年はパンクしないよう神に祈っています。
愛車のCOMMENCAL SuperNormal 05もいろんな所がくたびれてきていますが、とりあえず完走目指して頑張ります!
本当はフルサスが欲しいところですが、今回もこの愛車で素晴らしい思ひ出を作ろうと思います。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝練

2011年09月07日 | 自転車2

 いつもは多くの登山者で賑わう市ノ瀬も朝3時とあってかひっそりしていました。

Fumiさんの朝練に倣い、ボクもやってみました。
王滝SDAも近い事だし、自転車に乗らなきゃいけないと思い、仕事前に乗る事に。コースはいろいろ考えたけど、登りが主体のコースじゃなきゃ。ということで、
自宅発―谷峠
夜は中々寝つけず、0:00に出発。まだ9月初旬だと言うのに寒すぎるのでカッパを着こんだ。国道に表示されている温度は11℃。登りでもそんなに汗をかかなかった。真っ暗闇の中、ヘッドライトを点し走る。中々快適だけど、不気味!普段邪魔で煩い国道を爆走する車やトラックの通行も殆ど無くちょっと気持ち悪いが快適!そして谷峠着。でもまだ時間が有るのでトンネル通って白峰村へ。何を思ったかそのまま市ノ瀬に向かった。
通い慣れた市ノ瀬への道も漆黒の闇でかなり不気味!突然目の前に狐が一匹通り過ぎて行った。
満天の星空を眺めた後、市ノ瀬でUターンして家路に向かうこ事に。
距離84km 5時間
少し眠いけど、仮眠とったし仕事に行くぞ~。でも、こんなトレーニングは今日で終わりだと思う。もっと良いコースを考えなきゃ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能登半島1周404kmワンデイ走破

2011年07月25日 | 自転車2
●コ ー ス : 金沢市発着時計回り「能登半島一周」
●距   離 : 404km
●時   間 : 19時間8分(7月24日0:00発19:08着)
●平均時速 : 27.7km/h
●メンバー : YASUHIROさん、T崎教授、源くん、ボク

 海岸線沿いの道をひた走る~!

この企画、実は6月にYASUHIROさんからメールで「一緒に走らないか?」と打診が有った。そのとき正直今まで走った事の無い400kmなんて無理じゃないか!?いや自信が無いと思った。最長でも琵琶湖一周の200kmだし。職場の先輩からは「無理じゃねえの!?」と言われ、自転車屋の店長からは「ボクだったら走らんけど、もっちゃんやったら完走できるって!」と励まされた。もちろん、人生の思ひ出としてこんな経験はお金では手に入れる事は出来ないし、苦難のうえ完走できたならば何か新しいものが見えてくるかも!?と超前向きなスタンスで、思い切ってエントリーすることにしました。もちろんヤルからには皆に迷惑はかけられない。ので・・・仕事明けの炎天下、目標を定めトレーニングをしてきました。もちろん山に登ってもいましたけどね。

仕事の手帳のスケジュール欄には24日「400km完走!」の言葉が記され、日を追い捲るたびにその日が近づいてくる。しかし・・・子供の風邪が移ったのか辛い。23日になって病院で診察すると風邪、しかも長い間ほったらかしにしていたので蓄膿症になりかけているとのこと。ヤバイ!でもこんなのを理由に、こんなチャンスを逃す事は一生の不覚と、薬を携え走る事に決めた。ゴホゴホ・・・

自転車のタイヤは交換したし、その他メンテナンスをやって土曜の昼過ぎ勝山を出発する。途中でリタイヤの可能性もあるし、皆でゴールした暁にはYASUHIROさんの奢りで焼き肉&ビールの祝杯にありつけることから、カミさんに金沢まで送ってもらう。文句言わず運転するカミさん。いつもながらカミさんには感謝です。途中、行きつけの自転車屋「Natural」で出発する旨の申告をし、カーボショッツ(カフェイン入り)を数本購入。店長は餞別として携帯食糧2個くれました。そのためにも頑張らんとね!

金沢に入り、二人でイタリヤ料理店に入りパスタで腹を満たし、YASUHIROさんの医院に到着。すると奥様が待っていて下さいました。(遅く着いた事を後悔しました)そして医院の一室に布団など寝具一式を揃えて下さりそこで仮眠をとることに。しかも源次郎にとお土産まで頂き嬉しかったです。カミさんとはここで別れ、医院の一室で11:30まで仮眠(3時間しか寝れない・・・)
 
 スタート前の医院にて。ワクワク!ドキドキ!!             スタート前の皆!気合い入れて行きまっし~!!(写真提供折戸さん)

【金沢-富来】0~72km 2:45
定刻に起床し準備をし、駐車場で皆を待つ。暫くでカメラマンの折戸さん、T崎さん、YASUHIROさん、源くんが集まり
0:00スタート!車に轢かれないようテールライトやヘッドライト全開で煌びやかな一連が夜道を疾走する。先頭はYASUHIROさん。夜道は涼しく気持ち良い。満月が出ていればまだしも、こんな暗い状況で飛ばしすぎ!?AVE32kmのスピード。ボクは闇夜に照らされる路面状況の変化に付いていけず不意に下から突き上げるような凸凹があったりと一瞬冷や汗をかく事も有ったが、最後まで路面状況は良好だった。順調に進み千里浜も過ぎコンビニで休憩。ここでゼリーを購入し一気飲み。食欲はあまり無いけど摂っておかなくては。トップをYASUHIROさんから源君に交替。彼も強い!!自転車の価格はピナレロに遠く及ばないが、最新式のエンジン!で皆を引っ張る。だってフルマラソン3時間斬りだもん。羽咋から富来まで地味なアップダウンが有るものの、海岸線は漆黒の闇に包まれ風光明美なそれを窺い知る事は出来ない。工作船が上陸しても分からない程だ。志賀原発前も通過。鉄塔や施設がが不気味点滅していた。
 
 羽咋のコンビニにて真っ暗です。            暗闇の中の道路をカッ飛ばす!風も無く快適でした。    

【富来-輪島】72~110km 4:20
ここまで72km富来からはT崎さんが先頭だ。輪島まで2回ヒルクライムが有る。頑張らないと置き去りとなってしまう。コンビニ休憩中、T崎さん実はT大学の教授ということが判明。機械工学の熱力学を教えているとのこと。ボクも昔勉強したのだけど今は畑違いで忘れてしまった。確かエントロピーがどうのとか、レイノルド数とかCd値とか・・・みんな忘れちまった。そんな事はさておき、ヒルクライムのレースに参戦している方で自転車歴40年のベテラン!付いていくのにヘロヘロでした。少しでも空気抵抗をなくすためにT崎さんの後ろにへばり付いて、気流の乱流の中に入って抵抗を和らげてヒルクライムするセコイ手を使って付いて行きました。そんな中、輪島に抜ける中屋トンネル手前でYASUHIROさん猛ダッシュ!ぶっ千切られ、腰の激痛に耐える源君とボクがトンネルに。あとは輪島まで下り一辺倒。快適だけどあまり飛ばしすぎは危険!傾斜も弛みだし潮の香りがしてきたら輪島市街地だ!ここのコンビニで4度目の休憩に入る。徐々に辺りは白々としてきだし、既に110km走った。あと3/4弱だ。まだまだゴールの確信は持てない。ここで源君のヘルニアの悪化の症状で完走が難しい旨を訴えてきたが皆で叱咤激励し奮起させるのであった。そんな事を言っていたボク自身も風邪の症状が顕れ少し萎えはじめてきた頃で有り、自分自身に対し喝を入れる気持でもあった。もちろん山屋の彼は気迫を取り戻し、ボクは大福餅を食べて薬を飲み恢復につとめた。

 ヒルクライムを2回終えて輪島のコンビニで休息。コンビニで必要なものが手に入る。有難い時代デス。

【輪島-狼煙】110~164km 6:40
輪島からはボクが先頭となる。今まで後続の乱流を享受してきた。皆にお返しする番でもある。ギアを軽くしてAVE31km前後を意識して漕ぐ。地味なアップダウンがある眺めの良い海岸線だ。路面状況はとても良好で磯の香りが鼻腔をくすぐる。勝山市の中山間地域で生活するボクにとって水平線を眺めるのって非日常的な光景。本当にこの海岸線を自転車で走るのは気持ちがイイです。途中で立ち止った千枚田の光景にも唖然としました。裕福な時代に生まれたボク達が、昔のお百姓さんの苦労を分かりえる手段としてこの光景一つ見れば分かるやうな気がしました。この海岸線を走っているとその始原的風景から、過去の漁民、農民達の貧しかった暮らしが思い起こされます。そんな感慨にふけながらペダルを踏み続けるのでした。(これって愛読する著者「吉村昭」の影響だと思います)
ゴジラ岩や窓岩など観光スポットもちゃんと楽しみながら走り、狼煙手前のヒルクライム!椿の展望台向けてあの二人が競って前方を疾走!ボクはヘロヘロだったのでただ傍観・・・早く狼煙に着かないかな~を呪文のように唱えながら走っていました。そして輪島から50km走って辿りついた能登半島最北端の「狼煙」に到着ですここまで164km何だか光明が見えてきたぞ~。あと240kmだ!!!時刻は6:40
ここで、定番となった禄剛崎の灯台へ!物凄い激坂を乗り越えると白亜の瀟洒な灯台が立っている。石造りのこれは「日本の灯台50選」にも選ばれているとか。ここで皆と記念撮影!これは一生の宝物の一つとなりそうです。
  
 千枚田を見下ろす。稲刈りが大変そうだね。当時の稲作への執念を実感    目を凝らし想像力をはたらかすと・・・ゴジラの後ろ姿に見えてきます。

 
 禄剛崎までアップダウンが有って疲れた~       狼煙だ!能登半島最北端です。珠洲、能登、穴水へと向かいます。

 
 禄剛崎の灯台で記念撮影!海上交通の要衝なんですね!日本海のパノラマ!!誰だ!!この呼称を東海って言う奴は!!(写真提供YASUHIROさん)
  
【狼煙-穴水】164~250km 11:50
狼煙の道の駅で休息後、今まで北上してきた進路を南にとり、先頭はYASUHIROさんに戻り進みます。20kmほど走ると珠洲市!ここのコンビニで朝食となる。今までゼリーといった流動食ばかりだったので「冷やしうどん大盛」の弁当とコーラ500cc購入。体内にエネルギーが満たされていく感じ!途中見附島の軍艦島を立ち寄る。いかにも軍艦と行った感じ。鐘を思いっきり鳴らし完走を祈願。(縁結びの鐘だとか)
穴水までは海岸線をひた走りアップダウンも殆ど無い。後続の乱流の恩恵を受けながら風光を楽しむ。所々静かな漁村を通る曲がりくねった狭い道を走る。何とも風情のある感じで、バイパスでトンネルやら高架橋で繋がれた高規格道路には無い楽しみが此処にはある。
小さな湾が連続して見え出すとそろそろ穴水だ!ここで昼食となる。ここまで250km走ったことになる。ゴールまであと150km(11:50)。町の中華料理屋といった店構えでメニューもあまり無いけど、ご飯が食べたかった。ヤッパシ日本人は米だね!酢豚定食で腹を満たしTV見ての束の間の休息。ニュースでは中国の高速鉄道で死亡事故が有ったと伝えられていた。「内心、日本の技術を盗用まがいの事をして急遽整備したこの鉄道では絶対事故が発生すると思っていたが、こんなにも早く起きるとは唖然とした。」この事故を見て、後半こそ集中力を切らさないよう安全に行かなくてはと思った。そこでカフェイン入りのカーボショッツを途中飲んだ。
 
 えんむすびーちで軍艦島と記念撮影(端島のことではないよ)             細かいアップダウンもあります。

  
 定番の穴水町の中華料理店です。疲れた体に酢豚の酸味がグッドです。    ツインブリッジを渡ります。

 
 能登島大橋を渡ります。あれは和倉温泉かな?                   小さな漁村にはしる道。ナカナカ良い風情。


 能登島へ向け海岸線を走ります。暑い~!(写真提供折戸さん)

【穴水-高岡】250~350km 16:40
穴水から能登島まで七尾の海岸線を走る。折戸さんは奥さんの運転するGOLF GTIで駆けつけ要所要所でカメラを構えてくれる。写真ありがとうございます!!朝まで曇りがちの天気も徐々に太陽が燦々と照りはじめ暑い。能登島へのツインブリッヂ手前の休憩所で井下さんが補給の為に待っていてくれました。ここで糧食、水、氷を頂く。特に美味しかったのがRedBullという微炭酸のエネルギードリンク!サイコーでした。
橋を渡り、能登島に入り再び能登島大橋を渡る。海を渡るこんな大きな橋なんて明石海峡大橋以来でゴールが近づいてきたという感慨も加わり胸が高鳴る。橋を渡り先頭がYASUHIROさんになる。3順目だ!七尾から太田火力発電所を北上し北端から南下する。氷見まで変化の少ない海岸線をひた走る。海がキレイだ。天気がもっと良ければ立山連峰も見えただろう。氷見で再び補給を受け、伏木まで大回りしてやっとここで金沢に向け西に転針する。町に伸びる道が複雑で何処を走っているのか良く分からない。後を付いて行くだけだ。
  
 能登島大橋を渡る。日差しが強い~                 途中、井下さんより補給して頂きました。ありがとうがざいました!生き返りました。

 
 氷見に到着!あと僅かだね。頑張りまっし。           源君(みなもとくん)と、源君(げんくん)


 快適な道! ボクは最後尾で楽チン走行中!(写真提供折戸さん)

【高岡-金沢】350km~404km 19:08
高岡市を過ぎ小矢部に(17:30 370km地点)。国道は込んでいるので快適な県道を走るのだけどT崎さんは疲れ知らず。後半もAVE30kmを超えてる。皆、声には出さないけどもうちょっと下げてほしいと思っていたハズ。
さて最後の峠越えでボクの番。倶利伽羅峠越えだ。国道8は危険なので傍を通る県道(旧国道)を走り、トンネル中は国道8を走る。自転車による死亡事故が過去に数件発生していることからライトチェックして生温かいトンネルを通過。後ろから大型トラックが迫る。ヤッパシ田舎道がイイね。ここでやっと金沢入りだ!!目頭がちょっと熱くなった。それと喉ごし最高のビールに早く在りつきたい。
太陽の高さが徐々に低くなり、気持ちも少し焦るがゴールはもう目の前、県庁近くになると先頭はYASUHIROさんに変わり医院に導かれ19:08にワンデイ能登半島1周404kmの激走の幕を閉じた。奥様に労いの言葉をかけて頂き記念撮影となった。

 医院の前でゴール後の記念撮影。もう疲労困憊って感じです。(写真提供YASUHIROさん)

この後は、テルメ金沢で汗を流し、そのまま焼き肉で宴会!!空きっ腹にビールを流し込むと、疲れ果てた胃腸はビックリしたのかちょっと気分が悪くなったけど、肉を食べたら復活!しました。もちろんビールジョッキで数杯頂きましたよ~。ヤッパシ運動した後のビールは美味しいです。
帰りはカミさんに電話して勝山から遠路車を運転して迎えに来てくれました。「頑張ったネ!お疲れ様」と嫌な顔一つせず迎えに来てくれたカミさんには感謝です。本当にいつもありがとうね!

最後に、この「ツールド能登400km/1日」を皆で無事完走できたこと。これが一番嬉しかった。こんな境遇を共にしたメンバーとの思ひでは一生の宝物です。自転車というツールを利用して人力で400kmを走った。巡る風物を目にし様々な感慨に浸れた事。19時間も自転車に跨りながら何を考えていたんだろう。自転車で旅をするのって本当にイイな~と実感しました。これぞまさしく青春!

最後に志を共有する仲間が居たからこそ400kmもの長距離を一日で走れたんだと思う。そしてサポート頂いた皆さんにも本当に感謝しています。
いつまでたっても(50歳になっても)青春していきたいと強く思いました。

あんまし関係無いけど、自転車を連ねて走る行為は何だか山スキーに似ているね。山スキーでは先頭が切り開いたラッセル跡を後続が追従していく。これを自転車になぞらえると、先頭が切り裂いた空気の壁を後続が追従していく。これらローテーションして目標を果たす。何か似てるネ!
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイヤを更新しました。

2011年07月14日 | 自転車2
最近、しなぁ~っと「コソ練」しています。

 ボクの愛車! commencal 100° 幻の名車とか!? 古いけど良い乗り味です。たぶん♪

コースは家から中島公園の60km!毎日猛暑が続き、頭がふら~っとしてきますが、川の水を汲んで飲んで熱中症にかからぬよう注意しています。
今日は先日交換したばかりの新しいタイヤを履いての練習。
今まで使用してきたミシュランのタイヤのサイドウォールに細かい亀裂が目立ちはじめ、リアタイヤは扁平化してきたので思い切って一昨日交換した次第。
タイヤの銘柄は店長おススメの、ホィールと同じ「マヴィック」
 
 新しいタイヤはイイね!            昔のロゴマークが好きです。コメンサル!!

フロントとリアのタイヤの性能が違うとの事。さっそく今日走ってきました。しかもこの炎天下・・・
インプレッションとして、鈍感なボクでも分かるような漕ぎの軽さかな。以前のカラフルなタイヤと違い黒一色のシンプルなタイヤ。
パンク等のアクシデント無く、快適に走っていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千古の家

2010年10月29日 | 自転車2

 自転車から帰って源次郎と散歩していたら茜色に染まった雲が広がっていたよ。

今日は独りでのんびり自転車に乗りました。
明日は沢登りに行く予定でしたが、台風が接近するらしく、天気も雨の予報なので中止となったので、自転車に跨り気の向くまま漕いできました。午前中はタダ券があったので源次郎と恐竜博物館に行き、昼からの出発となりました。

そして行先は竹田の「千古の家」です。
中に入ると、囲炉裏に火があった。柱に刻まれた槍鉋の跡、黒光りする柱や梁を見てヤッパシこんな家に住んでみたいな~と思いました(大変な苦労が有ると思うけど)。武家の家だったらしいけど、当時の農民の家はもっと凄まじいことになってたんだろうな。
台風の影響なのか向かい風に負けじとペダルを回し見学して、竹田川沿いを走り、帰ってきました。走行距離は75kmでした。
明日は雨の予報。家族でどこかに行く予定。紅葉の中をを散策したいけどネ・・・
 
 入館料500円です。                              入口の前で愛車と。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする