山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

気持ちのいい一日

2006年09月30日 | 沢登り1

今日は眞ちゃんと、大阪から来られたK山さんと3人で白山の丸岡谷に行ってきました。ここは9年前の夏に訪れて以来久しぶりです。山スキーではこの谷は2回滑ったのでこれまで計4回ってことになるね~ 白山の沢はけっこう厳しいところが多いですが、ココは極楽系・癒し系の沢です。

 

加越国境、大長山が見えます♪       こんな感じの滝がほとんど

朝、6時に市ノ瀬に集合です。パッキング済ませてます。山行には最も良いシーズン!ぼくらはココから歩き・・・バスに乗車し別当に行く登山客を横目に道を歩き、釈迦新道に入ります。4km歩くと入渓口に到着。ゴーロ状の急な谷を延々と登ります。所々小滝が現れますが簡単に越します。

1700m付近でこの谷で最も大きい滝にぶつかり、左から高巻きます。そんなこんなで1800m付近から白山の源頭らしい光景が目に入ります。這松がなく丈の低い熊笹で一面覆われた草原!ヤックルが出てきそうな感じ。ここで昼食!ビールが旨いです。いつものように楽しい会話&景色で盛り上がります♪食後、沢を詰めて稜線に飛び出し鎧壁を眺め釈迦岳に登り、ここで靴を履き替え釈迦新道を下ります。いつもの美しいブナ林に今日も出会えました。感謝!

 

丸岡谷唯一の大滝(20m)        高巻きのようす

他の登山者にはほとんど会わず市ノ瀬に到着しました!この谷は上部がとっても雰囲気の良い沢です!今日も天気にそしてメンバーに恵まれ感謝感謝!やっぱ白山大好きです。

 

最後の詰めはこんな感じ!イイ感じっす       ここで昼食!極楽のよう・・・

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王滝セルフディスカバリー参戦

2006年09月21日 | 自転車

先日、長野県王滝村で開催されたMTBのレースに参戦しました。自転車をやる人たちの間ではけっこう知名度のある大会です。セルフディスカバリーという名前だけあって、自分を克服!?する自分との戦いのようなレースでした。

 

凄い自転車の数・・・みんなイイの乗ってるな~     頑張ろう~!

土曜日の昼、職場の先輩(100km出場)後輩(42km出場)ボク(100km出場)の3人で王滝村へ・・・6時前に到着、受付を済ませ宿泊するペンションへ向かう。いつもの自転車屋の皆は既に到着しており晩ご飯を待ってくれていた模様、明日の健闘を誓い乾杯!ビールが旨い~!10時には就寝し、朝3時起床し会場へ向かう。MTBの調整を済ませ、トイレ待ちの長い列に並ぶ。

 

スタート前のボクのMTB       ゴール後のMTBとボク(ドロドロです)

5:50神主さんの祈祷が終わり、6:00号砲!100kmに出場する選手は900名ほど。長い列が道を埋め尽くします。車道を5km走り、林道に突入です。徐々に皆のペースは落ち車間が空いてきます。いつものペースを保ちいい感じで漕ぎ続けます。30km地点を過ぎた頃から右膝に違和感を感じ出し、とうとうMTBから降り屈伸するがどうも変・・・たまに山で痛みだす時があるが何故自転車で・・・!?しかし、あと70kmあるし完走しなくてはいけない。徐々に痛みはピークに達するが、左足で漕ぎ右足はペダルに添えて漕ぐといった感じでペースは格段におちたものの歯を食いしばって、ときには雄叫びをあげ漕ぐ・・・しかも下りは右足に力が入らず踏ん張りが利かない。後ろからは他のライダーが突っ込んでくる・・・スリル満点!スピードを出しすぎて思いっきり転倒する者が下りに入るたびに大勢いた。しかも服が裂け擦り傷だらけで血だらけになり呆然としている人も何人かいた。ボクの目の前で転倒し巻き添えをくらいそうになったときもあった。特に下りではパンクして修理する人が20人ぐらいは目撃した。下りの激しさのあまり飲料ボトルや工具、タイヤチューブ、携帯食料、サングラス、自転車の部品がたくさん落ちていた。宝の山だった。

CP1を過ぎあと65kmほど。もう完走することだけを念頭に無我夢中で走る。結構抜かれた。CP2通過、延々と続く林道が見える。もう足の痛みしか頭によぎらなくなってきた。いつもなら訳のわからない歌をエンドレスで頭の中で歌っているのだろうが、路面に転がる石を見つめ夢中だった。

CP3を過ぎた。あと少しだ!希望が見えてきた。足の痛みはずっとピーク状態。ゴールまであと少しの看板が見えた。ラストスパート!何だか感動で胸がいっぱいになってきた。涙がこみ上げてきそうになった。こんな気持ちは生まれて初めてだった。そしてゴール!ゴール前では「トチギモトユキ31歳ガッツポーズ!オツカレサン」とアナウンスが流れた。店のMTB仲間が迎えてくれた。もう走らなくていいんだ・・・安堵した反面、足の故障した自分がなさけなくなった。愛車はボロボロ、体もボロボロ、でも達成感はあった。結果は7時間50分であった。7時間を切りたかったのに・・・

 

ゴール地点はこんな感じ         車の中は汚れたMTBが・・・

あとは先輩を待つだけだ。ずっと待っても来ない。あれ!?ゴールからではなく違うところからやってきた。そうリタイヤしたのであった。CP3を8時間以内で通過することが出来ず、トカゲの尻尾のように切られたのである。よってコースの林道からではなくエスケープルートの舗装路から帰ってきたとのこと。残念そうな顔だった。

後輩は42km完走し満足気な顔であった。

帰りは先輩の奥さんの実家で祭りがあり、それに招待されているので早く帰らなければいけないということで、MTB3台をパジェロに積み込み、川で体を洗いかえりました。家に帰って飲んだビールは最高と思いきや、案外普通だった。体が疲れていたのかな!?山登りのようなスリル&危険は無いが、自分を完全燃焼することのできる素晴らしい体験だった。

コメント (2)
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雪彦山クライミング

2006年09月05日 | 岩登り

日曜日はクライミングに行ってきました!久々のマルチピッチルート!楽しかったです~

土曜の夜いつもの場所に集合し、敦賀、小浜とメンバーを拾い姫路に向かいます。K尾さんの車1台に人間7名+装備+テント+寝袋等が・・・足元はもとより、そこらじゅうに荷物で埋め尽くされています。山岳会のおもしろメンバーで珍道中となります駐車場に着いたのは夜の1時過ぎ・・・テントを張り酒飲んで寝ます。

翌朝6時前に起床、装備の最終チェックを済ませ裏登山道を歩きますが、不明瞭な道で間違えてしまい、やっとのことで地蔵岳の取付テラスに到着・・・敏さんと登ります。ダブルローブで6ピッチのルート最初の1、2ピッチが楽しかったがあとは平凡。フレンズ使用。

 

クライミング最高~!        敏さんをビレー

 

山頂で                    ここは次回行くぞ~不行岳

地蔵の頭でK尾、A木パーティーと合流(正面壁登攀)。昼食をとり展望を楽しみM田、A川、D道パーティーを待たずして下山し正面壁に取り付く。

K尾、A木パーティーは紅菱会ルートを登攀中、ボクと敏さんとD道さんとで右カンテルートを登攀する。1ピッチ目ボクがトップで登攀する。ダブルロープだからヌンチャク15セット以上必要です(装備が重い)。最初の出だしはⅣらしいがそれ以上に感じる。A0してしまいましたそして斜上しビレイポイントに。セカンドをダブルロープで同時確保する。ペツルのルベルソはとっても使いやすい!しかも楽!2ピッチ目はD道さんがトップ!男勝りの登攀さすがです!絶壁の下には一般登山客などギャラリーが「頑張って~と励ましてくれる」3ピッチ目は敏さんがトップ!後ろは楽です最後はコンテで25m登り山頂へ!握手を交わし「ありがと~」

 

地蔵正面壁(ここを登った~)  男勝りのD道さん

正面壁展望台の岩で待つ皆のもとにもどり、下山しました。途中、元山岳会の林さんに会い、ルート図のお礼をする。

帰りは雪彦温泉で汗を流しスシ詰め状態の車で帰福しました。帰路もやっぱり珍道中でした。自宅に着いたのは次の日になっていました。

 

山頂で                    山岳会おもしろメンバー

今回のクライミングは錫杖よりアプローチ(登山道)が楽でルートも整備されており迫力ある岩場でクライミングできとっても充実することができました。いつもの沢登りとは異なり岩が安定しているし、怪しいハーケン、リングボルトはあったが、真新しいハンガーが打ってあり、安心できました。高度感がたまんなかったです~また行きたいな~

コメント (3)
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