山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

機関紙「黒百合45号」発行!

2008年03月28日 | ひとりごと
やっと出来上がりました!
ボクの所属する福井山岳会の機関紙「黒百合45号」です。
合宿記録や例会山行、海外遠征、紀行、随筆、特集などの記録盛りだくさんの冊子です。
記録内容は平成18年、19年です。
44号に続き、今号も僕が編集長を務め、作りました。
山岳会の先輩方からも体裁良く仕上がったとお褒めをいただきました。
昨日の総会の時に会員のみんなに手渡すことが出来、感無量でした。
皆から送られた原稿や写真の編集、誤字脱字の訂正や頁合わせ、概念図の作成、挿絵を書いたり、印刷所へ通ったりと、この半年間は特に忙しかったです。
 出来立てホヤホヤの黒百合です!

好きな山にもあまりいけず、ましてや仕事のことなど、たいへんでした。
特に、最近歩き始めた源次郎にパソコンのキーボードを押されたり、マウスを奪われたりと・・・怒ると泣くし、目を離すと危ないことしているし・・・。
作ってる間はかなり大変だったけど、230ページの冊子を手に取ると、今までの編集過程が蘇り感慨深いものがあります。
 黒百合45号はこんな感じ!中身を見たい方は山岳会例会場まで来てね!
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タイヤ交換

2008年03月24日 | ひとりごと
週末はいつも山ばかり行ってるので久しぶりに家族との交流をはかるべく、買い物に出かけたりと家族サービス!?に徹していました。天気は快晴で山に行ったら最高だろうなと思いつつ、何か損した気分になりました。
でも、もう一つ重要な仕事があって、所属する福井山岳会の機関誌「黒百合45号」発行に向け、1年かけて編集作業を行いようやく先日ゲラが出来たので見に来て欲しいとのことだったので、福井市の白崎印刷にも行きました。仕上がりはまだだけど、上々の出来でした。これで27日の総会には間に合う目どが出来ホットしています。
 だいたい230ページに及ぶ冊子ですよ~

そしてもう雪も降らないことだろうから、ディフェンダーのタイヤも交換しました。夏タイヤのサイズは235/85/16のサイズで、スタッドレスタイヤはそのサイズが無い為235/80/16のサイズをはいていました。スタッドレスは扁平率が80なのでタイヤの外径は多少小さかったけど、これでまともになった~!
 
タイヤがとても重いです~!   エアツールのお陰で家族の車も楽々交換!

車の足回りはトラック然としていて乗り心地も最近のRV車に比べると比較のしよう無く、空調も全然効かず、隙間風が標準装備されていますが、チャイルドシートに乗った源次郎は振動&騒音も気になることなく爆睡しているのが不思議です。
 
出来上がり~!
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ゲレンデ状の山でした

2008年03月16日 | 山スキー!H20
今日は福井山岳会、山スキー同好会で戸隠まで足を延ばして来ました。
(メンバー:K尾、金沢のネー、Y田、ボクの4名)
乙妻山という山スキーでとても有名な山です。ここは8年ほど前に、ブナの木のメンバーで行った思い出の山!この山の良さを金沢のネーに話したところ、以前から「連れてけ~」という命令が下され、本日それが実現しました。昔訪れたときは、あまり知れていなかったのか、ボク達のパーティーともう1パーティーしか居らず静かな山でしたが、今回は7~8パーティーもの大所帯の山に化しており、ちょっと興ざめしてしまいました・・・。
 
出発だ~!           佐渡山コルからの滑り!

出発は前日の23:30に丸岡IC出発で上越道に入り信濃ICで降り、大橋の駐車場に3:30着です。(深夜割引3650円です)ここで1時間仮眠をとり、5:00暗闇の中ヘッデン点して出発です。
佐渡山のコルに6:30着、ここでシール剥がして取り付き地点に向けて滑ります。氷沢川は渡渉しなくとも雪は豊富にありいつのまにか左岸にとりつきトラバースすると末端着です7:10ここで大休止、行動食摂って出発!
 
大斜面が広がってます!           ラッセルも無く快適!

 
岳樺(ダケカンバ)と青空!        岳樺の下で休憩・・・

 
もうすぐコルだ!           高妻山の雪屁(いつかは登ってみたい)

昔の記憶が蘇ってきます。無木立のバーンが延々と続く・・・以前に来たときはラッセルだったけど今日は無し。ちょっと残念!テン泊のパーティーが登ってるのが見える。日帰りパーティーはボク達が一番乗りだ!雲ひとつ無い青空の下ガンガン登ります。岳樺の下で休憩し高妻山とのコル目指し登り、10:05着。Y田さんが遅れ気味なので、高妻山に行ってみようということになり、K尾さんとピッケルアイゼンで登る。強度の無い雪屁が発達しており、ラッセルを強いられなかなか時間がかかる。しかもザイルが要りそうな状況なので、あえなく撤退しコルに登り、待っていたメンバーと乙妻山に登る。そして11:10着!やった~妙高山や昨年行った天狗原山、金山が良く見える。さらに焼山、火打と感激!ついでに後立山もバッチリ!感激!!
 
記念撮影♪          滑りがこれまた最高です!

 
金沢のネーの滑り!         ボクのテレマークターン!

 
皆の滑り!           またまたテレマーク!

記念撮影も程ほどに、さっきのコルに戻り昼食!ラーメン食べてさぁ出発です!
湿り気の多い雪で滑りにくいかな!?と思いきや、以外に良く滑り、快適なターンを白一色に刻みます。山の雰囲気を身体全体で感じつつ皆思う存分シュプールを刻み、そして転びと笑顔の絶えない滑りを満喫しました。(来れなかったカミさんには申し訳ないがサイコーでした。)
氷沢川に出てからは、再びシールを貼り付け佐渡山のコル目指し1時間程かけ登り、そこからは再びシールを剥がし大橋目指し滑り降りました。そうして14:30(多分こんな時間だったと思う)着。
下界はもう春の陽気でポカポカしていた。
装備やらを車に積み込み帰ることに。せっかく戸隠に来たんだからと、昔と同様に戸隠蕎麦を食べて、温泉に入ろうと探したが、やっと見つけた温泉で一人880円を請求され「高い!」ということで、諦め道路脇の駐車場で着替え、コンビニでアイスを調達しそれをほおばりつつ今回もETCカード3枚使って全区間半額割引で帰福しました。20:10自宅着。
今回の山行は久しぶりに多くの山屋さんで溢れる!?山でちょっと興ざめしました。昔は人気(ひとけ)の無い山だったのにな~。でも快適斜面を思う存分堪能でき、展望も抜群とあってか、楽しい山行になりました。片道300+30kmの運転で眠く疲れたけど、その間いつものメンバーでの珍道中あってか楽しい車内だったことは言うまでも無い。
これからは残雪期の山スキー!もっとパウダー滑りたかったな~。
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三度目の正直!四ツ岳

2008年03月13日 | 山スキー!H20
今日は独りで四ツ岳に行ってきました。平日の木曜日だったので他の山屋さんは居ず、静かな山を満喫できました。この山は今まで平成19年2月と12月の2回訪れているのですが、いずれも吹雪+ホワイトアウトで標高2500mで引き返し、山頂を踏んだことが無かったのです。今日の天気予報は快晴との事!行くしかないだろうな~と思い、朝2時に起床し高速道路をぶっ飛ばしいつものキャンプ場駐車場に向かいました。
ヘッデン点して5:30出発です。いつものコースで登ります。昨年12月に渡渉したところも安定したスノーブリッヂが出来ており難なく台地末端に到着!雪は腐っていてしかもモナカ!日陰はパウダーといった雪質。ラッセルも踝程度!ズンズン登ります~!
 笠ヶ岳がキレイだな~!

後ろを振り向くと輝山やアカンダナ山、下には平湯が良く見えます。そうして暫くすると頭上にデンッと今日の目的地の四ツ岳の岩峰を伴った白い頂が青空に輝いています。エンジン全開!
ループ状の斜面(シュートって言うんだっけ!?)が上に延びている~!帰りはココ滑ろ~っと。それを横目に登るといつの間にか森林限界を超え、岩峰が突出したところに出る。さて・・・ここからどうやって登ろうかな~と悩み、左からトラバース気味に登り支稜線に出て頂上に至るルートに取り付く。間もなくするとカリカリの氷化した斜面が出てくる。スキーアイゼン付けてもこの氷化したトラバースは無理だし、支稜線に出るところの急登は無理だろうからあっさりスキーをザックにつけピッケル・アイゼンで登ることにする。
 
氷化した斜面をトラバースそして登る!      登りきると・・・偽ピーク

しかし、足元はキックステップが効かないほど凍っていたので、ピッケルで足場を削りながら登る。でも更に急勾配になってきてしかもピッケルが効かないほどに凍っている。(山スキー用のアルミのピッケルが失敗!やっぱいつものブラダイのX15にしとけばよかったと後悔する)
諦め恐る恐るクライムダウンして更にトラバースしてさっきと同じ要領でかなりビビリながら登りやっとの事で支尾根に飛び出した。やったね!(他の人の記録見るとこんなに大変な思いしていないし、ボクの取付くところが悪かったのかな!?)四ツ岳の東にある岩だらけのピーク横目に山頂脇の谷を登り10:45山頂に立つ!やった~!着いたぞ~!周りは乗鞍岳をはじめ、猫岳、金山岩、十石山(避難小屋も見えたよ)、笠ヶ岳、焼岳から穂高まで全部見えました。心残りは白山が見えなかったこと・・・残念!
 
乗鞍岳!                     穂高方面!

 
金山岩から十石山               山頂でのボク!

風が強いのでメシは諦めシール剥がして滑り降りることに。もっと登りに適したイイコースがあるはず!と思い滑りは先ほどと逆の猫岳側を滑る。ここが快適!しかも危ないとこ無かった!今度来るときはココ登るといいかも。何度も振り返り、地形図と照らし合わせ地形を頭の中にインプット!
 
猫岳も!                滑る方向!

さて待ってました!シュートを滑ることに!!の前に腹ごしらえ。景色を眺めながらラーメン食って滑りました。上部は思いのほかパウダーで最高!でも段々と湿ってきた。最後はテレマークターンが出来ず、普通のターンをして滑りました。ヒールフリーで普通の滑りをするといつもと違う筋肉を使い筋肉痛っぽくなる。
そうこうしながら湿った雪と格闘しながら最後は汗かきながら滑り降りました。
 
気持ちイイシュプール!       お湯沸かしてラーメン作ります!

 待ちに待ったシュートを滑る!イイのはココまで。あとは湿雪・・・

駐車場には13:15着!仰ぐと四ツ岳の威容がポッコリ見えた。
帰りは高速使わず下道でのんびり帰りました。
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セルフレスキュー

2008年03月02日 | 訓練
今日は、家の近くの牧場で福井県山岳連盟遭難対策委員会主催の
「積雪期登山におけるセルフレスキュー法(救助訓練)講習会」がありました。今までも何度か参加していたし、行かないでおこうと思っていた矢先、S谷さんから直々にメールが来たので行くことに。
朝、K尾さんが迎えに来てくれ一緒に行きました。
本当は昨日に引き続き山に行きたかったのですが、我慢!!
青空の下、荒島岳や銀杏峰を眺めながら、そして山に登ったら最高だろうな~と思いながら訓練に参加しました。
 青空の下、ちょっと損したような複雑な気持ちで現地に向かいます。

講師は福井山岳会の遭難対策理事のS谷さん、敦賀山の会のK山さん、県庁山岳会のM田さんです。
a.山スキーにおける遭難回避の方法
b.雪の層の確認(弱層の確認)
c.緊急時の露営(雪洞作製)
d.雪崩による遭難者の救出訓練
e.ビーコン(雪崩捜査探知機)による捜索
f.ゾンデ棒の捜索     
g.埋没体験
h.負傷者の搬送(ブルーシート・ツエルト利用)
i.急斜面から負傷者を上げる方法(ロープ利用によるライジング)
 
○遭難死の現場に何度も遭遇しているS谷さんの言葉には重みがあり、聞いていてドキリ!
○牧場はビーコンテスト絶好の場所です。

以上です。特に面白かったのはビーコンによる捜索でした。アナログビーコンを熟練していても、デジタルの正確さそしてスピードには勝てないということが良くわかりました。探索範囲もボクのピープスだと最高70mで方向表示した。発信源のビーコンの向きにもよるけど。
その他色々なことを教わりました。
今日の講習で教わったことをこれからの山に生かしていきたいと思いました。
 実際に人を1m近い深さの雪の中に埋めてゾンデでブスリ!

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ウサギの頭(鉢伏平~カラスカグラの頭)

2008年03月01日 | 山スキー!H20
今日は福井山岳会の山スキー同好会で山スキーに行ってきました。ここは山スキーを始めたとき、YAMADAさんに連れていってもらった思ひ出の山!その時は激パウダーにまみれウサギ谷を滑りました。今日の山行はいかに!
降水確率100%の最悪な天気予報だったけど、当初の山を変更し中宮へ向かいますが、行くまでに大変!雷を伴う物凄い雪で運転していても降りつける雪で前が見えないし、ヘッドライトが雪で塞がり前を照らせない状況・・・そんな中、のろのろ運転で何とか目附谷出合いのプラントに到着。ここから林道をひたすら歩きます。7:00天候はミゾレが降りつけています。滑り降りてくる予定のウサギ谷の出合いを確認しにいくと、滝が露出しその上部は岩の大穴だらけだったので、ここには降りず、上部で林道に逃げようということになる。
 
吹雪になってきた!でも楽しいな~!

 
気持ちの良い尾根を登ります!    更に吹雪が強くなってきた~

降り続く雪の中、林道をショートカットしながら進み、標高780m地点で尾根に取り付く。快適な尾根をラッセルしながらズンズン登り再び林道に飛び出します。さらに尾根を登り、越戸ノ池の鞍部を越えウサギの頭(鉢伏平)1327mに向かい登り続ける。
雪は風を伴い吹雪と化すが、頑張ってラッセル!さっきまでのミゾレでベタベタに濡れた合羽やザックがバリバリに凍ってくる。恐ろしいことに、足元から何度も小さい雪崩を誘発しビビル。昨日の好天で今朝の雪、これは弱層であることは素人でも分かる。ラッセルは深くて膝上程度だし、慎重にルートを考えそのまま登る。開けた、だらっとしたウサギの頭(鉢伏平)ピークに到着。
 
 1467mピーク着で記念撮影!    雪洞作ならまかしてね! 中は暖かいよ

せっかくだから、更に北方向にあるカラスカグラの頭1467mピーク目指し、60m程下り、最後の登り!ブナの大木の尾根を雪屁に気をつけながら登るといつの間にか山頂に到着!お疲れさんでした。11:30
いつものように昼飯となるのだが吹雪で寒いので、立派な雪洞を掘り出しそこでラーメン作って昼食!うまい~!
 
さぁ広々尾根に飛び込みますぞ!    カミさんもスプレー巻き上げキマッテます!?

 
 K尾さんの独特の滑りも!山でしか見れません。   敏さんもキマッテました!

 
一応ボクのテレマーク滑り!      ついでにカミさんの滑り!
 
ウサギの頭(鉢伏平)への登りもあるのでシールで下る。そして登り、ウサギの頭(鉢伏平)から、今回の山行の目的だったウサギ谷左俣を滑る~!と言いたいところだったけど、視界の利かないこの天候、雪崩は確実に起きる雪の状況から、一同異議無く元来た尾根を下ることに。
谷も良かっただろうけど、この尾根が大当たり!!疎林に深く積もった新雪を蹴散らし、雪崩も起こしながら楽しく滑った。徐々に重くなってくるけど、とても面白かった。先週の猿ヶ山より断然面白い滑りになった。
あっという間に林道にでるが、ここからも、いつものジェットコースターのようにぶっ飛ばし、ショートカットしながら気持ちの良い林道滑りを堪能しました。14:20着
 林道滑りも楽しいな~!

今回はウサギ谷を兎のようにピョンピョン飛ぶ様に滑ろうと思っていたけど、雪崩の危険が高かった為あえなく中止になりました。だけどそれ以上に尾根を滑ることの方が面白かったように思う。まぁこれでイイだろね。
帰りは敏さんオススメの温泉、女原温泉で汗を流しまたまた楽しい帰路となりました。女原温泉は入浴料320円の本格的温泉です。泉質もさることながら、通常の温泉なら100円入れないと動かない高級マッサージ椅子がタダだったのもポイントです。
今日のメンバー K尾、敏さん、カミさん、ボク
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