山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白山にて激パウダー満喫!

2016年12月25日 | 山スキー!H28

 今日は最高の天気でした!白山の神様に感謝  黒ボコを出たところで撮影。

何処の山に行こうか逡巡していたけど、天気予報は曇→晴れの予報!だったら…という事で大好きな「白山」に決定!福井山岳会のO橋さんと一緒に滑ってきました。昨日まで下界は雨だったせいか、山頂から甚之助避難小屋まではパウダー滑降できました。

クリスマスイブの夜は家族でクリスマスの催しを我が家で行い、明日は早いのでシャンパンも程々にサンタが来る前に就寝。1:40に起床し勝山でO橋さんと合流し白峰に向かう。2:40出発。気温は低く、路面は薄らと雪が積もり、市ノ瀬から別当間では雪が3~4㎝積もってて、行けるところまで行き、デポ後徒歩&シールで進む。先行者が一人いるみたい。

 
 風嵐のゲートは閉まってるので此処からスタート!      長い林道を進むと1050m付近で雪が出てきました。此処から歩行&シール歩行が始まる

チビラッセルしながら進むこと4:40に別当出合に到着。吊橋のたもとで先行者に会う。見覚えのある風貌!「K畑先生ですか!?」と訊くと「あっ源ちゃんか!!」と。久しぶりにお会いでき嬉しかった。ママチャリで市ノ瀬まで来たとか!さすが歯科医!ここからはボク達が先頭で先に進ませてもらいました。

 
 いつもの恐怖の橋渡り4:45此処でT山岳会のK端先生に遭遇!     ヘッデン点しラッセルです。夏道通ったりショートカットしたり…。

最初の急登を過ぎた所からずっとシール登高が始まる。中飯場を過ぎて別当覗を過ぎた所からは雪は豊富で登山道を登らず、最短距離で登ることになる。そして7:15甚之助避難小屋をパス。周りは明るくなり、快適に登る。
黒ボコへ向けて登るが、エコーラインとの分岐をショートカットしようとするが、まだ雪が少なく藪に阻まれ、登山道に戻る。周りは次第に明るくなりだし、トラヴァースのところに入ると青空が見えだし、黒ボコの斜面を登るころには青空いっぱい!早く此処を滑りたい!そして黒ボコに出ると正面には白山が鎮座!早速ガラケーで写真を撮りカミさんに画像送信。

 
 甚之助をパスする頃には明るくなりました。        黒ボコ基部に向けてトラヴァース!一部カリカリに凍ってました。


 黒ボコの斜面に日が差す!この斜面最高に気持ち良かったです!パウダー満喫(テレマークで来れば良かったと少し後悔)

広大な弥陀ヶ原を歩き、久しぶりの白山の空気を深呼吸しながら進み山頂を目指す。室堂を越えたあたりから風が強くなり、更に雪質はパウダーだったり氷化してたりと目まぐるしく変わる。スキーアイゼン無しで最後まで頑張る。振り返ると別山の凛々しい姿を望める。そして山頂の肩に到着すると更に風は強くなり立っていられないほど。雪面も凍っており転滑落しないよう慎重に山頂に向かう。そして10:00到着!やったね!!

 
 黒ボコ斜面を登高する。雪の状態はグッド!      黒ボコに出ると白山がとても美しく望めました。感激!

 
 もう少しで山頂です。カリカリ斜面に難儀しました。     振り返ると室堂と別山の先端が見えます


 風が強く、地吹雪でした。細かい雪が雪面を這って流れて行く様は、冬の厳しさを感じました。

早速、記念写真を撮ろうと、いつものようにストックにミニ三脚を取り付けセルフタイマーで写真撮影(風に煽られ倒れたため何度か失敗)そして、山頂の祠でお参り!来年もよろしくお願いします!!その後はダウンジャケットを着込み祠の傍でいつもの昼飯!ヤッパシこれも大事な儀式。でも風が強すぎてまともに食べることができなかった。

 
 山頂で記念撮影!風が強すぎてストック三脚が…     きちんとお参り!来年もよろしくお願いします

 
 神社の傍らでいつもの定番!昼メシ。風が強く食べるのも必死      山頂から室堂、別山を見下ろす。

10:35待ちに待った滑降!山頂下からパウダーで気持ち良い。今日はカミさんのTRABの板を借りてきたんだけど、こんなイイ感じのパウダーならテレマークスキーを持ってくれば良かったと少し残念。でも快適には変わらない。山頂での烈風は無くなり更に快適。
天気は青空!雪面に反射する日光が眩しくサングラスを忘れてきたので眼が痛い。

 
 山頂直下の斜面を滑る。パウダー満喫      吹き溜まりは最高の雪でしたが、カリカリ氷化斜面も有ります

 
 室堂の西側の斜面に向けGO      黒ボコ下の斜面もパウダー!最高でした

弥陀ヶ原は快適にブッ飛ばし、10:50黒ボコ下の斜面も頂く。K畑先生に遭遇。頑張ってね!その後は斜面を滑ったり、トラヴァースしたりと気持ち良くブッ飛ばし甚之助避難小屋をパス。此処からはあまり雪が無いので藪漕ぎしたりして斜面を縦横無尽に滑り、別当覗からは登山道の面影を滑る。狭い登山道を何とか危なげなく滑降。こういった滑りもなかなか面白い。
中飯場を過ぎる手前から滑走面は何度か石を踏み傷が付いているだろうと少しブルーになりつつ、カミさんに申し訳ないと思いながら、人の板だしイイやと勝手に思い更に石(地雷!?)の隠れた登山道をかっ飛ばし吊橋上の急な階段のところまで滑って来た。
スキーを脱ぐ際に滑走面を見ると新たに出来た傷跡が数か所発見…。こりゃチューンナップしないとマズイと言った様相。


 黒ボコ下の斜面。今日は気温が低く雪の状態もバッチシでした。

 
 中飯場過ぎても登山道を滑りました。スキーはキズだらけ…      別当出合からは林道を滑降(漕ぐ)です。

その後はスキーをザックに付けて、別当出合からはスキーで林道を漕いで行きました。そして風嵐ゲートに13:45着お疲れさまでした。
今日は好天のもと大好きな白山に登れて幸せでした。本当は11月に来ようと思っていたけど雪不足のため今日になった。今シーズンは雪降ってくれるかなぁ・・・

家に帰ると、源次郎はサンタからプレゼントが届いていた!!サンタへの手紙とおりの品が届いていたと喜んでいた。小学校3年生でも、まだサンタの存在を信じている我が子を見て、ハロウイン等様々な文化を許容しバカ騒ぎしている日本にもこういった子供たちに夢を与えるイベントもなかなかイイもんだと思ひました。ボクにもサンタ来ないかなぁとふと思いました。
都会に住んでいる友達の子供は小学校1~2年で既にサンタの存在は信じていないと聞いた。それに比べて源次郎は田舎者なので、そういった情報が入って来ないのかなぁとも思いつつ、これを知った時どういう反応を示すのだろうか・・・。
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雨飾山 荒菅沢滑降

2016年04月02日 | 山スキー!H28

 超快適でスリリングな荒菅沢を滑降する。雪の中には岩も隠れており、地雷祭り!?になりました。

今日はカミさんとO田さんとで頚城山塊の雨飾山に行ってきました。
ここは、ボクが山スキーをはじめた頃(約20年前)に同じ谷を滑って、2年前に山岳会のメンバーと行ってホワイトアウトで笹平手前で下山した懐かしの山です。先月の昼闇山や、数年前の天狗原山、金山に行った時など、この雨飾山はとても存在感のあるカッコイイ山!ボクの大好きな山の一つです。今日はそんな山にカミさんと一緒に登れてとても良かったです。

でも…本当は…今日は白山の東面台地に行く予定でしたが、急遽カミさんが仕事の折り合いをつけ参加可能と成り、この山行は無理!(彼女は過去に東面台地に2回行ってるはずなんだけど…)と言われ、O田さんを説得して雨飾山に決定しました。結果は…天気も良く雪もマズマズ、谷の状態も良く最高!?の滑りが出来、満足でした。
 
 いつものスノーシェッド付近の交通の妨げにならないところに駐車し出発!      チェーンがかかってました。工事中でした。
朝、2:30自宅を出発し3:00丸岡ICで高速に乗り、徳光PAでO田さんと合流し、カミさんのNV200で糸魚川に向かいます。そして小谷温泉に到着するも、山田旅館から先の道はチェーンが架かっているので少しバックして駐車し6:15出発です。

 P2と雨飾山! キャンプ場手前の林道で撮影。

 
 大海川はドロヤナギの巨木、尾根はブナ林に癒されました。    P2下の大斜面は雪崩の影響か木々が無く大斜面

栃の木荘から先は林道の雪は除雪されておらず快適に進むと目前にP2が光っています。ヤッパシ此処ら辺は雪が多い。(いつもの年よりだいぶ少ないけど)キャンプ場を過ぎ、大海川を遡り尾根に取り付き、登って行きます。
尾根を越し9:05に1448mの荒菅沢出合に出るとデブリが殆ど無く快適な谷が笹平に延びています。此処を滑ることに決定です。1894mピーク目指し快適な尾根を登ります。
 
 荒菅沢を遠望し谷を渡り尾根に取り付きます。     谷は風が無く汗ばみますが尾根に出ると寒いです。

背後は金山そして右手には噴煙を吐く焼山が望めます。一部痩せた尾根が有るものの快適に登れました。そして10:30に笹平到着。ここに来ると目前に雨飾山の全貌が見えます。そのまま最後の急登をシール登高し10:55雨飾山に到着!日本海が良く見える!!

 もうすぐ笹平!噴煙を吐く焼山をバックに!
 
 笹平末端に出ると雨飾山が!!           笹平を進みます


 山頂に向け最後の急登を登ります。高度感ある登り!

そして山頂には既に山スキー屋(テレマーク)さんが!「ゲンゴロウさん!!」とお声をかけて頂いたその方は…先月昼闇山でお会いした富山の「やまやまお」さんでした。お久しぶりです。こんな所でまたばったり会うとは…。運命です。で…一緒に楽しく昼メシ食って一緒に荒菅沢を滑降する事になりました。
 
 最高の光景を楽しみながらの宴!       さぁ出発です!!山頂は今日ボク達しか居ませんでした。

山頂からエントリーポイントまでの急な下りをデブリやロールケーキ(雪)を落としながら滑り、11:45荒菅沢滑降開始です。奇声をあげ、みんな華麗に滑って行く…。とくに「やまやまお」さんは雪質やデブリで態勢がとりにくいところでも果敢に高速テレマークターンを決めていく。いわゆる上手ってこと。さすが富山の人だと思った。O田さんも攻める!そしてカミさんは屁っぴり腰で危なげな斜面を滑り降りる。山スキーの上手い下手より確実に下りて来れるスキルが重要なんだということ。
 
 山頂直下の急斜面!デブリ落としまくって滑り込みました。    荒菅沢にエントリー!快適&スリリング

 
 快適!快適!!  細かいデブリ雪崩が落ちてくるけど、その上を滑った!


  岩峰と雪のコントラスト!


 ボクもテレマークで攻めました!最高!


 スケール感がイイです

そんな楽しい滑りも終わり、トラバースしながら元来たコースを辿り、P2からの大斜面も気持ち良く滑り12:30に大海川に到着。この後は林道を漕いで、雪が切れた道路はスキーを担ぎ車の元に到着しました。13:30
 

 
 P2下の大斜面も楽しめました。     大海川まで思う存分滑れました(若干ストップ雪でしたが) 

この後、「やまやまお」さんと別れ、ボク達は山田温泉にて源泉垂れ流しの趣ある湯に浸かり、のんびり帰路に就くのでした。自宅着18:05
 
 今日も会えた大海川のドロヤナギの巨木!       車の元に到着!お疲れ様!!

今日の山行は素晴らしい好天の元、最高のロケーション、最高の谷を思いっきり滑降できました。カミさんも大満足だったようで、良いカミさん孝行が出来ました。そして今日ボク達が山で遊んでいる間子供の世話をしてくれた両親、そして子供に感謝です。夫婦円満の秘訣は一緒に山に登ることかな!。そして家族や山仲間皆のお蔭です。
 
 此処らに来た時は立ち寄る源泉垂れ流しの温泉「山田旅館」     浴室の様子。浮かんでるのはO田さん(変死体ではありません)
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白山周回

2016年03月27日 | 山スキー!H28

 湯の谷上部の広い斜面!中央奥の山は「シゲジ」

今日は最高の天候のもと、白山を楽しんできました。
コースは、白峰~別当出合~白山~湯の谷~釈迦岳~丸岡谷~釈迦新道台地~市ノ瀬~白峰といった白山定番のコース。かれこれ6回ほど行ってるけど、いつ行っても最高のコースです。
そして、メンバーはO田さんK保さん、ボクの3人。みんなブログやってるので是非見て下さい。
土曜日の夜は地区荘年会の総会に行ってその後、宴会だったので、ビールは控えて、もっと楽しみたかったけど、山でもっと思いっきり楽しまないといけないので早々に引き揚げ寝ました。3時20分に起きて白峰に向かいました。

【コースタイム】
白峰4:05~市ノ瀬5:00~釈迦新道ヘアピンMTBデポ~除雪終了地点(標高1050m)6:10~別当出合6:30~
甚之助避難小屋8:20~エコーライン側斜面取付き~室堂9:50~白山山頂10:50~お参り後、滑降開始11:20~
湯の谷滑降~釈迦岳へ登り12:15~釈迦岳12:45~昼メシ~丸岡谷滑降開始13:35~丸岡谷滝13:45~
釈迦新道台地滑降~林道着14:20~ヘアピンMTBデポ地点14:55~白峰ゲート着15:35 お疲れ様~
 
 風嵐ゲート前にて。久しぶりのMTBは尻が痛くなりました。     吊橋渡れば雪はいっぱいあります。

白峰の風嵐ゲート前に駐車し、暗闇の中ペダルを漕ぐこと1時間弱で市ノ瀬着!そこから更に登り、釈迦新道ヘアピンのところにMTBをデポ。ここからは徒歩で歩くこと、標高1050m付近で除雪は終了。重機が鎮座しており明日も除雪作業に励むのだろう。別当出合を過ぎ一本橋のスリリングな吊橋を渡り、急登を登ってからシール登高の開始。気温が低いのかテカテカに硬く順調に登る。難なく甚之助避難小屋着。まだ8時半前。空が蒼く嬉しい~!

 中飯場を過ぎた後の光景 今日は山スキー日和でした。 


 
 甚之助も上半分が出ていた。     エコーラインを歩く

 
 エコーライン側斜面を登り切ると別山が良く見える!     室堂前の神社。雪の量は例年の4月くらいの量

エコーライン側の斜面を登り暫くで御前峰を望める。雪が少なく4月の様相。室堂の鳥居も4月の様相。ここでお参りして登ること約1時間で山頂に到着!ヤッター!!記念撮影&山頂神社でお参りして大汝の方へ滑り込む。

 山頂で記念撮影!みんなウキウキです  K保さんの温度計ではマイナス10度でした。

ここからが本番!でも雪はカリカリに凍っているところも有れば、新雪が有ったり、モナカってたりと目まぐるしく、その応接にヘロヘロ!何でもない所で逆エッヂがかかり転倒するなど、いくらゲレンデで上手に滑れても山スキーは甘くない!でもそこが面白い所なんだけどね。
 
 大汝峰に向け滑り込む!大斜面!!ヤッパシ白山はイイね。    大汝峰下の大斜面。でも雪質が難しかった。

 
 O田さんの華麗なテレマーク!でも良く転んでました。     K保さんの滑り!安定感です。

 
 シゲジ目がけて滑り込みます。ボクは何故かシゲジが好きです。     釈迦岳が見えてきた。あと少し!

遠くにはシゲジの峰が、滑り下りるにつれ釈迦岳が望める。大斜面を滑降後、湯の谷に入る。両岸切れ立ち落石も落ちてくる。そんな中滑るとこ、釈迦岳への登り起点に到着。ここで再びシールを貼り登ること30分で山頂着。此処からの眺めも良い。この光景を堪能しながらのラーメンタイム!最高です。

 ヤッパシこれだね。天気の良い日は何食っても旨い!!

そして丸岡谷に滑り込む。例の如く滝手前で釈迦新道台地に入る。ここに入ると雪も良く腐っており滑りやすく、ブナの美林を縫う様に滑り、あっという間に林道へ。ほとんど登山道(釈迦新道)を歩かず林道に出た。その後は林道をブッ飛ばし、MTBデポ地点までスキーで行く事が出来た。(こんなの初めて)
 
 丸岡谷上部。滝手前まで滑りました。     その後は癒しのブナ林を滑降!今日、此処が一番気持ち良かった。

 
 まだまだ滑ります。もう暫くで登山道に合流     MTBデポのヘアピンカーブ手前まで滑れました。

あとは、スキーを担ぎ又はMTBに括りつけ下り基調の道を白峰までブッ飛ばしました。風が冷たかった。

 山スキー+MTBの機動力のお蔭で楽しい山行が出来ました。感謝!!

今日は最高の天気のもと、白山に登れ幸せな気分でした。今日の愉快なメンバーに感謝!!!
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薙刀山~野伏ヶ岳 晴天ツアー

2016年03月12日 | 山スキー!H28

 もうすぐ薙刀山!薙刀平を滑るのも良さげです!

今日は、年度末が近い事も有り、昼過ぎには帰らなくちゃならない…。山に行きたいところだけど、家の周囲の山はもう真っ黒。雪が無い。そこで、ちょっと足を伸ばして石徹白の山に行ってきました。
朝、3:50出発し5:30には石徹白に到着!なかなか良い感じ。
ぼんやりと山の輪郭も見え出した5:55に駐車場を出発しました。ボクが一番でスタートしたようです。
和田山牧場への林道は途切れ途切れ雪が切れており、沢水が流れているところはスキーを外し、その他のところは草や土の上をスキーで進んだ。
 
 牧場末端に出ると雪の少ない野伏ヶ岳が見えます      そして北西方向には真っ白な薙刀山が。

 
 推高谷を渡り急な斜面に取り付きます。      暫くして薙刀平に。何とも良い雰囲気です。

7:00牧場末端に出る。野伏ヶ岳が正面に見えるが、今年は雪が少ないため真っ白ではない。そのまま牧場を横断し推高谷沿いを歩く。昔、カミさんと「よも太郎山」に行って以来。薙刀山の台形状の形がいかにもって感じでカッコイイ。
谷を横断し、薙刀を目指す。振り返ると大日や芦倉が良く見えるが、それらは真っ黒!更に遠くの御嶽は噴煙が濛々としている。
野伏ヶ岳との稜線へは雪屁の切れた所からでる。薙刀山は大きく見える。そして8:50薙刀山に到着。ここで白山とご対面。真っ白でキレイな山。

 薙刀山から望む野伏ヶ岳

 
 薙刀山の山頂で白山バックに記念撮影       銚子ヶ峰の雰囲気イイです。

 
 芦倉山はもう真っ黒…。雪少ないなぁ。      野伏ヶ岳とのコル(ちょっと手前)に到着。

シール剥がして記念撮影撮ったら野伏ヶ岳へのコル目がけ滑る。微妙に新雪が積もっていてスピードが出てあっという間にコルに到着。9:15
再びシールを貼り、氷化した斜面なのでスキーアイゼン付けて登る。そして野伏ヶ岳に到着9:45。ツボ足や山スキーの登山者が続々上がって来た。ここでぼんやり景色を楽しみ、早い昼飯食って滑り下りる。10:25
正面ルンゼを滑ることに。雪はイイ感じに腐っていて気持ち良くテレマークターンする事が出来た。そして牧場に到着。その後は林道をブッ飛ばし車の元に到着した。11:15
 
 野伏ヶ岳山頂から小白山      野伏ヶ岳山頂で昼飯タイム!最高のひと時。

 
 気持ち良くテレマークターンを決める事が出来ました。     駐車場に到着!お疲れ様。

着替えて、ポカポカ陽気の中、燃費の悪いトラックをブッとばしつつ自宅へ!13:30

今日は天気も良く白山をはじめ、銚子ヶ峰や初河、芦倉山など石徹白界隈の山々を眺める事が出来て嬉しかったです。沢に行きたいなぁとも思いました。
それにしても雪が少ないなぁ…


 薙刀山から望む白山!真っ白ですした!
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昼闇山!昼闇谷を登って一ノ倉川へ滑降

2016年03月06日 | 山スキー!H28

 昼闇山から望む焼山!怒涛の噴煙!(3年前に登った焼山よりも遥かに噴煙の量は多かったです。爆発しないかな!?なんて思いました)

今日は福井山岳会のいつものメンバーO橋さんと、カミさん、そして新会員なるか!?のK永さんとボクの4人で昼闇山を登り、一倉谷の大斜面を滑降後、ゴルジュの滑降となんでも有りの楽しい山行と成りました。特に沢ヤのボク達にとって「ゴルジュ」という響きは大好きで、その中を滑降するも2箇所埋まっていない滝に阻まれ、ただ単に谷を滑降する事の無い面白い山行と成りました。
 
 準備して出発です!          アケビ平へ向かう正面は烏帽子岳、阿弥陀山。此処らはいかにも火山流出物で構成された地形

 
 正面は昼闇谷のカール状地形。     カミさんも調子上々です
 
 朝日に照らされる雪面。        尾根に乗り上げズンズン進む(K永さんはボクと同じテレマーカー)

今日は朝、2:30に丸岡ICに集合し焼山温泉に向かいます。駐車させてもらい、準備して5:30出発です。最初は林道を歩き、アケビ平を進むこと暫くで昼暗谷に入ります。その名の通り谷は薄暗い。でも気温は高く腐った雪です。向かって右の尾根に登りあげ稜線に出ると生温い風が吹き、カッパを脱いでガシガシ登ります。尾根は疎林で清々しくペースも上がります。

 尾根上部は無木立の素敵な斜面。

 
 もうすぐ昼闇山主稜線に出るところ。グリップの効く腐った雪でした   主稜線に出たカミさん


 主稜線に出ると昼闇山が!あとちょい!!  この尾根からの展望も最高でした。

9:10に昼闇山に架かる稜線に突きあげました。ここで漸く雨飾山やはるか遠くに後立山の山々が白く輝いていました。感動の瞬間でした。ここで景色を堪能しながら一息いれました。カミさんお疲れさん!

 
 雨飾山がとても良い雰囲気を醸し出してました。     最後の登り!眼下には日本海や能登半島も見えました。

ここまで来れば昼闇山は指呼の間!良い所に突き上げてきたのでアップダウンも僅かで最後の登りを終え山頂着10:10。山頂に着くやいなや、目前には噴煙もうもうの焼山を望む。噴煙は風に流され影火打、火打山に靡いている。ここに登山者がいたら、さぞかし臭いことだろうな…。
 
 昼闇山山頂からは噴煙を吐く焼山が!      カミさんもゴール!!お疲れ様


 風が強かったので穴掘ってちょっと早い昼食です。(ちなみに飲んだ人は運転してません)

11:00滑降開始です。雪屁の切れた所から一気に滑り込みます。雪は腐っていたけど、ボロボロ雪は落ちて行くが雪崩の心配は無い。徐々に傾斜が緩むにつれ気持ち良い大斜面を思う存分、誰のトレースも無くまっさらな斜面にシュプールを刻む。1150m付近までは最高の斜面を滑り、徐々に谷は狭まり、谷のカーブを縫うように滑る。

 ここがエントリーポイント!一ノ倉谷上部は快適大斜面

 
 快適に滑れました!!       テレマークは絵になります(K永さん)

 
 山スキーはテレマークが似合うね。         でも調子こくと転びます。

1000mからは地形図に示すようにゴルジュの様相を呈してきた。ゴルジュの中を滑るも目の前にS字にくねった滝が現れ両岸切れ立ち進めなくなる。登り返すと面倒なので、足元の怪しい切れたった雪面を恐る恐るトラヴァース。単独で来たら登り返すだろうけど、皆がいれば気が大きくなり進んでしまう…。
 
 続く気持ち良い斜面          見上げると大斜面!

 
 徐々に狭くなってきました。でも突っ込むカミさん    とうとう現れた滝!逃げ場を探す…

 
 漸く逃げれました。スリル満点!落ちたら死ぬ!?       トラバース!

その後も滝に阻まれ少し引き返しシール無しで登り上げトラヴァースして滝をクリア!その後は徐々に谷は広くなり新田山コルに延びる林道に取り付き、若干登り基調だったけど、そのまま登り、後は一気に朝登ったアケビ平へのトレースに接続し、トレールをジェットコースターばりに滑り13:10焼山温泉に到着。お疲れ様でした。

 新田山コルから見上げる今日滑った斜面!奥(右寄り)のピークが昼闇山

 
 後は適当に滑る…。と朝のトレースに繋がります。      焼山温泉にカミさんゴール!お疲れ様!頑張りました。

今日の山行は、これまで笹倉温泉から焼山に3度、火打山に1回登ってるんだけど、昼闇谷というちょっと地味な山(標高も若干低い)に目もくれなかったけど、今回登って見て十分楽しい山だと認識しました。特に一ノ倉谷の滑りは最高でした。上部は広大バーン!下部はゴルジュ滑降と目まぐるしく変わる斜面の変化が楽しかった。また来たいと思ひました。

帰りの道も皆で楽しくワイワイ高速をブッ飛ばしました。

 登って、滑ったコース。(右側が北方向です)

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三方岩岳~野谷荘司山~白谷周回!

2016年02月11日 | 山スキー!H28

 野谷荘司山から望む白山!痺れました~。

今日は天気予報によると「快晴」との事。なので、いつも仕事に家事にと毎日頑張っているカミさんを癒すためにと夫婦で山に行ってきました。でも、癒すどころかヘロヘロに疲れたみたい…。だけど周りの景色には癒されたそうです。

朝、3:30自宅を出発します。白鳥経由で馬狩にむけブッ飛ばします。6:30最終除雪地点を出発です。もう既に出発しているパーティーがいるのかラッセルした痕を辿り登ります。
ボクの性格的なものがあるんだけど、誰かのトレースを辿るのは嫌なので、当初、直接野谷荘司に登ろうとしましたが、トレースの無い三方岩岳経由で行く事に決めました。
 
 星を見ながら歩きました。      徐々に薄明るくなり山の輪郭が見えだします。

 
 ボクはテレ板、カミさんはK2クンバック テレ板は潜ります…      主稜線越しに三方岩岳が!

昨日まで降り続いた雪は約30cm以上有り、夫婦でラッセルを交替しながら登りました。途中振り返ると猿ヶ馬場、籾糠山の背後に雄大な北アルプス連峰が鎮座し癒されます。そしてモルゲンロートに照らされた馬狩荘司山、赤頭山など最高のロケーションを楽しみながら登りつつ、アップダウンを乗り越え徐々に三方岩岳が迫ってきました。
 
 気持ち良い稜線歩き!岐阜県防災ヘリ「若鮎Ⅰ?」が不審な行動をしてました捜索!?   目前に迫る三方岩岳

このコースは過去に山岳会のK尾さんと二人で、そして単独で訪れていますが、いずれも3月。今日の様な2月のラッセルシーズンは初めて。なので、いつもより時間はかかるが、ホイップクリームで盛られたやうな白い峰を越えていく楽しさが有り、何だか得したような気がしました。

 三方岩岳の山頂で記念撮影!!沢登りで来て以来です。展望最高!

朝飯も食べずに、行動食はナッツとビーフジャーキーのみのケトン体パワーで進むこと、10:40三方岩岳に到着。野谷荘司山までなかなかアップダウンがあるが、此処まで来れればあとちょっと!稜線を進むこと馬狩荘司山(1704m)の手前のピークからで野谷荘司山の基部に向かい一旦滑り降り、最後の登り!カミさんヘロヘロだったけど檄を飛ばし頑張ってもらい、11:55野谷荘司山に到着!ヤッタネ!!
 
 いやらしいトラヴァースも雪質が安定していて快適      奥に見えるのが野谷荘司山!まだまだ!!

 
 ヤッタネ!カミサンヘロヘロになりつつも野谷荘司山到着!お疲れ様。   展望を楽しみながら!普段食べないカップラーメンも美味しく感じる。

白山や北アルプス、大笠山などの素敵な山々を眺めながらラーメンを食べました。本当に楽しいひと時!こんな風に夫婦で山に登れるのも両親をはじめ皆のお蔭!感謝しきりです。存分に山頂を楽しんだ後はイザ滑降!!!これも大事!12:35

今日は気温が低く白谷は大丈夫だろうとエントリーポイントへ。カミさんは少しビビるけど、ボクがパウダー斜面に突っ込んだ後に引き続きカミサンも「キャーキャー!」言いながら白煙巻上げ滑りました。

 白谷のエントリーポイントから!ここを滑ります。(雪崩注意)

 
  さぁ、エントリーポイントに行くよ!!       鶴平新道のパーティーが見てるよ!


     エントリーしたら一気に攻めます。粉雪中毒のカミさん 

鶴平新道を登る他の山ヤさんの視線を感じつつ、感動のテレマークターンを決めながら滑り下りました。
途中、面発生の雪崩痕があり、デブリが続いていましたが、雪崩てすぐなのか、デブリは細かく柔らかくデブリ上を滑ったり、新雪を滑ったりしながら堰堤に到着(雪崩が発生してもエスケープ出来るように、お互い監視しながら安全第一で積雪直後の危険な白谷を滑りました)
 
 今日で5回目の白谷は今まで滑った中で最高の雪でした。(ちょっと怖かったけど)


 カミさんの滑り!カッコいいよ~!!

 
 ボクもテレマークターンで!!           最後は日陰の新雪をカッ飛ばしました。


 お疲れ様!!

最後は堰堤沿いの緩い日陰の新雪斜面をブッ飛ばしつつ、車の元に。13:30到着。

今日は最高の天気のもと、雪質も良く、ラッセルもガンガンできて、そして夫婦共に山を楽しめ、本当に良い一日でした。
こんな風に山で遊べるのは皆のお蔭!感謝しきりです。


 馬狩~三方岩岳~野谷荘司~馬狩の周回ログです。(1602m往復コースは過去のものです無視して下さい)
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越前兜激パウダー

2016年01月24日 | 山スキー!H28

 大日峠を過ぎ、越前兜の肩に向かってラッセルするO橋さん!

今日は、福井山岳会のメンバーで越前兜へ山スキーに行ってきました。
メンバーはA木さん、O橋さん、カミさん、ボクの4名です。
当初、県外に行こうと思いましたが、天気予報では今期最大最強の寒波が襲来するとのことで、道路の事や除雪の事など鑑みて近場の山に決定!横倉の除雪終了地点を7:00出発です(本当は6時だったけど、除雪車の作業を待ってたとき、忘れ物を思いだし、家に取りに行くなど皆に迷惑かけてしまいました。すみません…)。
 
 駐車地点はきちんと除雪されていました!さすが勝山市!!    林道を黙々進む!

昨晩からの積雪によりイイ感じに新雪が積もっている。サラサラのパウダーだ。しかも、今日は暴風雪警報発令中なので山はどんな事になっているんだろう!?と期待を膨らませつつラッセルを続ける。
林道から山に入るが、例年より1m程積雪が少ないのかブッシュが出ている。でも滑れないほどではない。
9:15大日峠に到着。福井-石川の県境だ。此処に来ると風雪は強くなり傾斜も強くなるが、ラッセルがきつくなるので身体が温かくなりイイ感じでラッセル!!皆でラッセルを交替しながら登る。最近兼用靴を更新したカミさんは靴の調子も良好とのこと。さすが金額が高いだけの事はあるのか!?
 
 大日峠目指して登る!!                カミさんもラッセル!先頭で道を切り開くって気持ちイイ!


 肩に出たところ。かなり寒かったらしい。

そして10:35山頂着。風が強くブリザード状態…。でも、ここで2m近くの竪穴を掘り出し、いつものテーブルを作ってラーメンタイム!でも気温が低すぎてガスバーナーの火が弱い…。ボンベに魔法瓶のお湯をかけ、ガスを気化させつつ湯を沸かしやっとこさラーメンを作って食べた。

 山頂はブリザード状態…。でも、こんな所でもラーメン作るのは山岳会の恒例行事みたいなものらしい。

ラーメン食べて身体が温まったら滑り出す事に!みんな雄叫びあげ、スプレー巻上げ滑りまくる!途中、越前兜の肩のところでシールを剥がしている3人パーティーに遭遇。「ゲンちゃん!?」と声をかけられた。あっGOTOさんにFumiさんだった。みんな好き者だなぁ。肩からは北面の大斜面を滑ることに。例年ならブッシュも僅かのイイ斜面だけど今回は少し煩わしかった。カミさんはK2クンバックの浮力の有るファット板を操り気持ちよさげ。ボクはいつものテレマーク!
 
 カミさんのファット板良く浮いたらしく快適!     O橋さんは地獄ゴーグル付けて攻めまくってました。

 
 A木さんも気持ち良さげでスプレーです。     北面の大斜面に入るカミさん。

トラヴァースしながら大日峠に出た後は各々林道目指し木々をすり抜け、パウダーの気持ち良い滑りを堪能し、最後は新雪でトレースの消えた林道をラッセルしながら漕いで駐車地点に戻りました。12:45着

今日は暴風雪警報の中、今季最強の寒波の中、楽しく山で遊ぶ事が出来ました。そして夫婦で仲良く山に登れて良かった。(先週は家族でSKIJAMだったので、今日こそは山に行きたかった…)

家に帰った後は降り積もった雪と格闘しながらの除雪でした。

カミさんが指が痛いというので、良く見ると右手親指が凍傷(2~3度凍傷)にかかり黒く変色していました。(過去に指9本3度凍傷経験してます)
 
 痛々しい指!触ると「痛いっ」との事。時間が経つと更に黒くなると思います。   雪化粧の我が家の庭の様子
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