山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

U16 陸上競技大会 福井県予選会

2022年08月27日 | 今日の源次郎
今日は源次郎の陸上競技大会にカミさんと見に行ってきました。
新型流行り病により、毎日1000人以上の陽性者が発生する中、無観客で行われました。選手の親たちはスタジアムに入れないので、スタジアムの外から観戦する事が出来ました。

 自己新の185㎝を跳んだ瞬間!会場からは「うおーとどよめきがこだましました。」

源次郎は小学生の頃から勝山市の中学生を主体とした陸上競技の部活「勝山アスリート」に所属しており、小学生の頃に「高跳び」の才能!?可能性!?を見出され、それを主な種目として活動してました。勝山アスリートを所属している選手の先輩たちは、これまで輝かしい成績を出しており、今もインターハイなどで大活躍中。そんな先輩や仲間の後ろ姿を見ながら育ってきたように思ひます。
 
 1年生の頃。凄い先輩達の背中を見ながら      2年生の頃。先輩が去った後は部長として皆を引っ張って・・・行けるかな

中学1年の頃はハサミ跳びから背面跳びに切り替わり思うような成績を出すことが出来ませんでしたが、監督やコーチ陣、OBの先輩達のご指導により、中学2年に成ることには、徐々にその頭角を現し、全日本中学校通信陸上競技大会(福井県)で175㎝を跳び優勝、北信越大会(富山市)に出場する事が出来ました。
今は身長も173㎝と伸びだし、今年の令和4年の大会では180㎝、北信越大会(長野市)では、183㎝を跳び3位入賞に輝くことが出来ました。
そして、今日敦賀市で行われたU16大会では180㎝は無難に跳び、次いで185㎝は3回目で跳ぶことが出来ました。

 3年生。8月に長野市で開催された北信越大会で3位入賞!おめでたう!!

改めて本番に強いと実感しました。その本番に強いメンタルにはいつもながら驚かされました。
来月は中学最後の陸上競技大会(ギャレックスカップ)です。自分のベストを出して頑張ってください。
そして、大会が終わったら家族みんなで「白山」に登ろう!!

いつも思うことだけど、生後1歳から毎年白山に登り続け、小学生の頃は、ほぼ毎月の様に色んな山に連れまわした結果、彼の足腰の強さやバネが付いたのかなと勝手に思っています。来年度は高校生になるのですが、高校生になっても陸上競技を続けていきたいと思っているらしいですが、各高校のオープンスクールや部活動体験を通して、何処に行こうか悩んでいるみたいです。
一度きりの人生・・・もう、ボク達親があれこれ言うべきで無く、自分で切り開いていってくれると信じてます。


 小学校5年生6月に三国で開催された日清カップに出場したころ


 ハイジャンパーとしての素質を磨いているころ


 小学校5年生の9月にハサミ跳びで125㎝跳んで新記録を出したころ!

今は、そういう年頃なのか、何を言っても反抗的で、言う事を聞いてくれない・・・。親離れしているのだと、しみじみ実感。これも成長なのだろうけど。
自分のこれまでの子育てがダメだったのかなと思っています。(両親に子供の世話を押し付け山に登ったりしていたのが原因!?教育の事は良く分からないので。)
今の世界、その情勢を見ているとウクライナ戦争やChinaの軍備拡張の暴走など、暗いニュースばかり。でも我が国の為に少しでも役に立つ人間に育ってくれることを祈っています。
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ボーイスカウト スキー訓練

2019年02月10日 | 今日の源次郎
今日は、源次郎の所属するボーイスカウトの訓練の一環として行われる「スキー訓練」に参加してきました。
隊長も含め総勢20名程で地元ホームゲレンデの「スキージャム」に行ってきました。
ボーイスカウトでは、社会奉仕活動、キャンプや登山、カヌー、スキー等などの自然体験など青少年の心身の健全な育成を行っています。階級や訓練礼式が有ったりと、規律など社会に出るうえで様々な訓練を習得できる組織と思っています。
 
 みんな、勝山割りや市民優待券を使いリーズナブルに滑れました    ゲレンデは楽しいけど、山はもっと楽しいです!

昨日より降り続いた雪のお蔭でゲレンデの雪質はとても良く、楽しめました
もちろん、隊員達にスキーを教える必要もなく、さすがは奥越の雪國の子供たち…どんな斜面もブッ飛ばしてました。
ボクもテレマークの練習ができ、とても良かったです。
団体行動の難しさも良く勉強できました。各隊長の大変さも良く分かりました。
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家族でゲレンデスキー!

2019年02月02日 | 今日の源次郎
今日は家族でスキーです。

 クワッドリフトを降りると「ヒグマ」がお出迎え!一瞬ビビりました。

いつもスキージャムのタダ券やら割引券を貰うので、いつもSKIJAMなのですが、先日カミさんと源次郎は2日間JAMのスキースクールに行ったので、たまには県外のスキー場に行こう!ということで、岐阜まで足をのばし「スノーピア高鷲」に行ってきました。
久しぶりにゲレンデを滑れ、テレマークの練習になりました。
 
 リフトに乗ると普段話せないことも話せますね!    非圧雪コースもガンガン滑りました。

スキー場に来ると山スキーと違って色々お金がかかりますが、こういったレジャーも家族で楽しまないとね!
前日に新雪が降ったので雪質も良好でした。

 ランクルもスキー仕様になりました。

いつかは北海道で滑りたいなぁ…
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ボーイスカウト キャンプに参加

2018年09月23日 | 今日の源次郎

昨日、今日と源次郎の所属するボーイスカウトのキャンプに参加してきました。
そして今日は上高地!10年ぶりくらいに訪れた上高地!釜トンネルも広くなりました。

 
 夜は焚火で料理!子供たちは焚火で遊び、そして大人たちは…もちろんビール


 梓川で遊ぶ源次郎


 明神池の御殿でお参りする源次郎


 河童橋にて。大学生のころ、夏の遠征で帰りに身体を洗うために橋の下で泳いだのもイイ思ひ出です。超冷たかった!

詳細は後程です!
それにしても良い天気で楽しいキャンプでした。

 みんな、とても良い思い出が出来たのでは。
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勝山市小学校連合体育大会

2018年09月07日 | 今日の源次郎

 ハサミ跳びで跳躍する源次郎!新記録樹立おめでたう!!

昨日、勝山市の小学校高学年(5~6年生)の陸上競技を観戦してきました。
本当は、9月5日に開催でしたが、台風21号により延期され本日(6日)になりました。

カミさんは仕事の休みを一日ずらし、ボクは同じ課の仲間に無理言って替わってもらい、観戦することが出来ました。皆に感謝。
源次郎は「平泉寺小学校」という、超田舎の学校に登校しています(ボクの母校)。でも歴史ある平泉寺の伝統や気概を受け継ぐ5年生:6人、6年生:6人の若きアスリートは、市内の小学生と戦ってきました。

毎日、楽しく元気に学校生活を過ごす姿を見て本当に素晴らしい環境に住んでいると改めて実感。もちろん友達や先生方のお蔭。
そして・・・昨日は市内の各小学校の高学年が集い陸上競技の記録会が行われました。「勝山アスリート」という陸上競技の中学校の部活に所属する源次郎。諸先輩方の輝かしい記録のプレッシャーも有るのか頑張りました。
小学校は生徒数が少ないので、色んな競技に出場することが出来ました。80m徒競走、1500m走、高跳び、400mリレー、1000mリレーと盛りだくさん。
その中でも、今年の春(日清カップ予選)から練習をやっていた高跳びで良い記録を出すことが出来ました。
今までの最高記録121cmを大幅に超える125cmで大会新記録を出しました。
 
 80m走では1位。      1500m走では前の選手と接触し転んでしまい残念な結果に。

会場では、121cmを挑戦するのは源次郎しか居なく、どよめく会場の中、「121cm大会新にタイに挑戦です」とアナウンスの中ひらりと跳躍しクリアすると会場からは「ウオーー」と歓喜の声が…。
122cmクリア「ウォー」123cmクリア「ウオー」といった感じで、皆に注目される中、次々とクリアする姿に観戦者感動。最後は126cmがダメでしたが、今までの記録を大きく更新することが出来、皆感動しました。
しかも、6年生の1位が120cmだったので、彼らより身長の低い源次郎がそこまで跳躍できるとは皆ビックリでした。

こんな瞬間を目にすることが出来、本当に素晴らしい一日を過ごすことが出来ました。こんな偉業!?これで最後かもしれないけど…
源次郎はそんなに凄いことした訳じゃないけどなぁ…といった風情で、ハイタッチを求める親を煩わしく無視したげに一瞥し過ぎてゆく姿に、感動しました。ありがとう!!

もっと色んなことにチャレンジしていってください。
昨日、初めて知ったんだけど、カミさんは中学校の時、福井県で100m走で1位だったという事を知りました。
(高校時代はインターハイ出場は知ってたけど…)


追記
先日の台風21号の襲来で我が家の花梨(カリン)樹齢20年以上の樹は倒れました。家屋に被害は有りませんでしたが、チェンソーで切って薪にしました。もちろん畑の野菜は倒れ、田んぼの稲は圧し潰され被害が有りましたが、皆元気!各地では様々な被害が出ています。お見舞い申し上げます。
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夏休みの宿題も大詰め

2018年08月18日 | 今日の源次郎

 ちょっと失敗したが、中々の出来!文字が反転…重さは575gでした。

夏休みの宿題も年々多くなり、最近の小学生は大変です。
でも、遅々と進まない様子を見ていると、口を出してはいけないのだけど・・・つい・・・
今は読書感想文をやっています。
何か面白い本無いか!?と聞かれ、大好きな百田尚樹の小説の
「永遠の0」や「風の中のマリア」、「カエルの楽園」を紹介したが、
一昨年読んで面白かった「カエルの楽園」をもう一度読んで感想文を書くとの事。

 源次郎曰く…ナパージュの三戒なんか無くなれば助かったかもしれない…ボクも同感です。

今日は黙々書いていました。本人曰く、「デイブレイク」には5回むかついたとの事。
本人は薄々、この本に書かれていることが日本の社会を揺るがしている、ある事実に気付いているようでした。
 
 この日の為に頑張って飲んだビールやチューハイ!   炉に強制的に空気を送り高熱にします。

 
 アルミの融点は660℃なので簡単に溶けます。    結構スラグが出てくるのでそれらを除きながら缶を投入


 スラグを取り除くとイイ感じです。もっと高熱にしたいところだけど、この辺が限界か!?

先日、自由研究で空き缶のリサイクルと銘打って、鋳造も行いました。
七輪でステンレスのナベを加熱し、アルミ缶を60個溶解させながら投入し砂型に流し作りました。
 
 鋳型を慎重に作ります。       ここに湯を流します。

 
 一気に鋳型に湯を流します。ここは危険なのでボクがやります。     畑に行って型を壊すと中から銀色の金属が!

鋳型が失敗したけど面白かった。
今度は家の表札でも作ろうかな。
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ボーイスカウト ナイトハイク2018 22㎞

2018年07月28日 | 今日の源次郎
⋰昨日の夜(7/27)から今朝(7/28)まで源次郎の所属するボーイスカウトの恒例の行事である
「ナイトハイク」にボク達も参戦しました。
今年は、越前鉄道の永平寺口駅から勝山駅までの22km区間!
ボーイ隊、カブ隊、ビーバー隊の皆、中学生から小学1年生までの皆、頑張って睡魔と戦い頑張りました!おめでとう!!
 
 電車の中は皆楽しそう…。親は世間話中      ザックを担いだまま道端で睡眠中の源次郎。(彼の特技は…何処でも寝れる事)

昨日の夜、8:30に勝山駅に集合し、電車に乗って永平寺口駅に向かいます。子供たちは電車の中ワイワイ楽しそうだけど、もうすぐ睡魔と足の痛みに我慢する地獄!?の強歩訓練です。

21:19永平寺口駅到着さぁ勝山駅目指し歩き始めます。なるべく車の多い道は避け、歩道の整備された道を進むので若干遠回り気味。皆頭にヘッドランプを点け歩くが、いきなり1人の隊員が川にハマるアクシデント!でも自己責任。頑張って歩いてもらいます。
 
 上志比のメイト駐車場でお握りの差し入れを頂く       小さい隊員は親に手を引かれ、寝ながら歩くという凄技を披露!

適宜休憩をとりながら、途中の大休止でお握りや豚汁の差し入れもあり皆頑張る。辛くて泣きだす隊員もいれば、諦め口調の隊員も居たりと様々。でも皆目標を完遂する気持ちは一緒。そして毎年恒例とあってか頑張って歩き通しました。

徐々に空は漆黒の闇から少しづつ明るくなりだし4:30勝山駅に到着しました。
感極まって泣き出す隊員も…。とても良い経験だと思います。睡魔や足腰の痛みや疲労に打ち勝ち得た達成感!
 
 源次郎ゴール!いつも山で鍛えているから、こんなの平気だとか!?   カミさんもお疲れ様!

7時間あまり(休憩含む)頑張って歩いたこの、ひと夏の良い思い出が出来たのではないかな!?

 ゴールした隊員や隊長お疲れさまでした。

帰宅は朝5:00…。今日は山岳会のメンバーと沢登りなので殆ど寝れないが行くしかない…。
シャワーを浴び30分仮眠して山に行きました。
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ニッシンカップ予選

2018年06月25日 | 今日の源次郎

 陸上競技も山登りも、どっちも大好きなGENJIROU。親としては中距離が似合ってると思う

昨日の日曜日、三国町の運動公園で行われた陸上競技の大会に源次郎は参戦!
昨年は800mに出て今回は高跳びです。
結果、練習の時よりも跳べず残念な結果に。
また今度は何の競技に出場するか分からないけど頑張ってね。
カミさんのDNAを受け継いでいる筈だから、陸上競技はもっといけるはず!

 惜しい!!左脚が引っ掛かった・・・

 
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少年少女クロスカントリースキー大会

2017年02月04日 | 今日の源次郎

 朝、7:30に集合し各自コースの下見と練習を始めます。雪はカリカリで下りカーブではコケまくり!

今日は勝山市の長尾山公園(恐竜博物館のある公園内)で市内小学校のクロスカントリースキー大会が有りました。
もちろん源次郎も先週のジャイアントスラローム大会に引き続きエントリーです。
雪国に住む子供達は、冬も色んなアクティビティーに挑戦でき、とてもイイ環境に住んでいます。もちろん本人のやる気次第ですが…。

 
 練習開始です。1年生から毎年出場してます。      小さな子供達が頑張って走ってます。

で、結果は11位と残念な結果でした。本人としては入賞を目標に今日まで練習に励んできましたが、下りやカーブで3度転んだのがダメだったみたいです。
家に帰ってきて陰で独りひっそり涙ぐんでいました。
 
 スタート!ガンバレ!!いつになく真剣です。      飛ばせ飛ばせ!みんな応援してくれました。

本人なりに一生懸命練習してきたので、それが結果につながらなかったのが悔しかったらしいです。でもこの小さな挫折をこれからたくさん経験して大きくなってくれればと思いました。もっともっと大きな挫折をこれから経験するだろうからね。
そんなこんなで、明日は大人の部の大会です。カミさんも源次郎を見習ってガンバレ!!

 ゴール!!お疲れ様!!来年も頑張ろうね!

子供の成長を見る事が出来、今日はとても良い一日と成りました。天気が最高に良く、本当は山に行きたかったけどね・・・
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自由研究 (栃餅作りと栃クッキー作り)

2016年08月15日 | 今日の源次郎
夏休みと言えば「自由研究」
今年も源次郎と一緒にやりました。って言うか、親の関与が無いとまとまりません…。
でも頑張ってやりました。お疲れ様源次郎!

 我が家の栃の木に実った「栃の実」

今年の題材は「栃の実」

ボクの名字にあるように、名字の由来は「栃の木の巨木」が家ににあったと謂われています。
昔は米があまり採れず、年貢やら飢饉に備えて栃の木は大切に育てられ、その実は大切な炭水化物、タンパク源などの栄養源だったそうです。
でも、剥いていきなり食べられるような甘い栗と違って、形は良く似ているけど、そのまま食べると、とても苦いというか、渋柿を食べた時の様な半日、口の中が麻痺しているかのようなエグ味、苦みを処理、いわゆる「アク抜き」しないと食べられない栃の実。

今では、道の駅などで、栃せんべい、栃餅など「田舎のお土産」的に販売されている。たしかに食べると微妙にほろ苦く、懐かしい味。という訳で皆!?大好きな!?栃の実を使って祖父母や、地区のお年寄りに教えを乞うて、アク抜きして食べられるようにしました。
 
 昨年9月に家の庭や家の周辺に有る栃の木から実を拾い集めます。   小原林道でもたくさん拾いました。

 
 殻を割ると大きな栃の実が出てきます。     栃の実って「栗」にとても似ています。味は相当違います。

昨年9月に、我が家の栃の木から拾い集めた栃の実と、小原林道で拾い集めた栃の実を水の張ったバケツに入れ、中に入った虫を殺します。そして2週間くらい天日干し。これで長期保存が可能となり、必要な時にアク抜きして食べる事が出来るようになります。

今年の7月下旬、バケツに水を張り、井戸水の流水に晒し、ふやかします。井戸水は冷たくて気持ちイイ。2日くらいたつとふやけるので、カッターやナイフで硬い皮を切り、剥きます。
 
 井戸水を流しながら漬けておきます。    ふやけたらカッターなども用い皮を剥きます。ヘロヘロ!

 
 根気のいる仕事です。頑張れ源次郎!!    剥かれていく様子。美味しそうに見えるけど…。食べるな危険!!

そのまま井戸水に曝し、網に入れて、家の横に流れる川(清流)に3日ほど曝し、井戸水で洗った後、薪ストーブの灰(広葉樹の灰が良いそうです。我が家の昨年の主な燃料は桜だったのでOKとします。)に漬け、お湯を浸し3日間、灰汁に漬けます。これは渋みの成分であるサポニンやタンニンがアルカリ性の灰汁と反応して苦み、エグ味成分が無くなるそうです。
 
 とっても苦く一口食べただけで、口の中が麻痺しそう…。    網に入れて…

 
 家の横を流れる清流に浸しておきます。田舎だからこの辺は楽勝!     そして井戸水で洗います。

その後は灰を流してキレイに洗って、再び井戸水に4日間曝します。そうすることでキレイでアク抜きされた栃の実ができました。とても根気のいる作業でしたが、食べてみると、以前の超強烈な渋みエグ味が消え、どこか懐かしい昔の茅葺の家に居るような雰囲気に包まれた、ほろ苦い、懐かしい、淡白な味がします。ヤッタネ!アク抜き成功!!
 
 薪ストーブの中から、そして予め蓄えておいた灰を使います。      発泡スチロールの中に入れて、何段も灰と実を折り重ねます

 
 熱湯を注ぎ、灰汁に漬けます。3日間漬けます。    で、3日後実を食べると、麻痺しなくなったけど灰汁の味がします。

 
 井戸水で灰を流すと、何だか食べられそうな雰囲気!!     で、次は4日間井戸水に曝しました…。手間がかかるね。

 
 何度も水を変えても、だし汁様のアクが出てきます。これが無くなるまで延々井戸水です。   そして出来上がり!これで食える。


 生で食っても大丈夫!懐かしい味がします!  

その栃の実を使って、カミさん監修の元、クッキーを作ってみました。栃の実:小麦粉(3:1)、卵黄、砂糖、バター、牛乳で作りました。後味が少し、ほろ苦く、大人の味のクッキーに仕上がりました。
 
クッキーの材料です。風味が大事なので実際はクッキーミックスは使わず、小麦粉を使用しました。 栃の実をふんだんに使って作りました。

 
 栃の実を刻んで(食感が楽しめるように)     2/3はすり潰し、小麦粉と混ぜます。

 
 卵黄や砂糖、溶かしバターを入れて撹拌!    成型してオーブンにGO!!

 
 180℃で25分ほど焼いて出来上がり。     意外に美味しかったです。お菓子作りって、楽しいなぁと実感!

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次は栃餅作りです。


 出来上がった栃餅!市販されている物より、栃の実含有率が高い!

材料は栃の実545g、餅米300gとします。市販の栃餅は、栃の実の含有率が少ないので、もっと本格的に昔のように栃の実は餅米の約2倍の量にしてみます。
栃の実は蒸し、ほぐれる様にします。次いで餅米も蒸して、ほぐした栃の実の中に投入します。栃の実をミキサーで細かく砕けば良いのかもしれませんが、折角だから人力で潰します。
 
 栃餅の材料は、餅米と栃の実(アク抜き済み)      まず餅米を研ぎます。この後一晩水に漬けておきます。

 
 栃の実を蒸し器で蒸します。    熱々の栃の実を食べると意外に美味しい!(ほんのり苦いけど)

その中に蒸した餅米を投入するのですが、あまりにも餅米が少なく、これで餅が出来るのかなと不安になります。
でも源次郎がガンガン搗いてくれるので次第に粘り気が出てきて、微妙に茶色くなり、いかにも栃餅のような物体ができてきます。
 
 次は餅米を蒸します。     蒸している間、栃の実を麺棒で潰します。パサパサとした粉になります

 
 潰した栃の実の中に餅米を投入し搗きます。      段々と餅らしく粘りや伸びが出てきます。

(本来なら年末の風物詩の杵と臼で搗きたいところだけど、毎年10臼くらい搗くのに比べ、こんなちょっぴりではそこまで大がかりにやるのは無駄なので、ボウルにいれて搗きました)
搗きおわった餅は、もろぶたにそして、手に片栗粉をまぶして源次郎に捏ねて成型してもらいました。
手に付着した餅を食べてみると、意外に餅っぽく伸びてビックリ!餅米の含有率少なくてもこんなに伸びるんだと感動。先人の知恵は凄いと実感。そして味は…なんとも懐かしい味で、道の駅等の物産店で販売されている物より美味しく感じました。
素人でも簡単に作れるのだと実感。
今度は焼いたり煮たりで食ってみよう!
 
 年末の餅搗きと同様に捏ねます。片栗粉で真っ白!!      歪な形になりましたが成型終了!栃餅の出来上がり!!

今回、栃餅を作ってみて驚いたのは、あんな苦くエグイ木の実からアク抜きしてデンプン質をつくり、そこに重さが半分の餅米を入れて搗いても、粉っぽくなり、粘りや伸びが出ないだろうと思っていたが、栃の実のデンプン質と餅米のデンプン質が結合!?して、モチモチした触感の餅になった事。そして懐かしい渋味も加わり美味しい餅が出来た。
今回は、意外な美味しい結果に感動を覚えつつ、ボク達祖先の食べ物に対する欲求と、執念を実感しました。

源次郎の「夏休みの自由研究」のテーマとして「栃の実」を題材にしたわけだけど、昨年の砂金採りに引き続き良い研究!?になりました。

このように、昔の人々は苦労を重ね、アク抜きして何とか飢えを凌ごうとした努力に敬服しました。今では食べ物は豊富に手に入れる事が出来るこのご時世、食べ物の有難みを感じつつ、先人の食べ物に対する執念を感じました。源次郎はもとよりボクもとても良い経験となりました。

今年、我が家の栃の木はウラ年なのか、収穫は少なくなりそうです。

高度経済成長期に食糧事情は大きく改善され、このような手間のかかる食べ物をもたらしてくれる木々は見捨てられ、用材として価値の上がると思われた杉や檜を植えられることにより、もともと我らの家の周りに本来有った様々な木々、例えば燃料(木炭)として楢などが有った雑木林は刈り払われると共に、救荒作物として大事にされてきた栃などは一気に姿を消した。今では食料はありふれ、何も困らなくなった(今後、分からないが)。その反面、スギ花粉など新たな問題が発生しつつある。今になって何やってんだか…と思うだろうが、これが時代の流れ。
ボクに出来る事は、こういった事を後世に伝え、もともと有った自然の恵み、これらを生かして生きて行った先人の知恵を伝えて行く事が大事なんじゃないかなぁと今更ながら実感している。
今日は「お盆」
先祖が帰って来る日だ。遊ぶ事も大事だけど、ボク達の両親はもちろん、小さい頃祖父母、曾祖父の言っていた言葉を思い返し、又は耳を傾け、祖先の知恵を再考すべきなんじゃないかなと改めて思った。

食えたもんじゃない…あんなに「マズイ」ものが食べ物になった事…。源次郎も身に沁みて感じていたようで、嬉しくなりました。こういった経験は夏休みじゃなきゃ出来ないね。(親も大変)

そして今日は終戦(敗戦)の日。大東亜戦争で、戦死したボクの先祖をはじめ、かの地で斃れた我が大日本帝国軍の軍人軍属の方々、そして戦禍を被り亡くなられた先人の霊をしのんで、黙祷するとともに感謝の気持ちを祈りませう。

なお、
詳細は源次郎の「夏休みの自由研究」を見てね!
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ボーイスカウト カヌー訓練

2016年07月03日 | 今日の源次郎

 某ダム湖にてカヌーに乗る源次郎!

昨日は勝山市でも35℃を越える猛暑日でした。でもボク達はダム湖で気持ち良く水遊び(源次郎にとっては訓練)していました。
源次郎の所属するボーイスカウトの恒例の行事であるカヌーを操船する訓練。
ボーイスカウトってキャンプをはじめ屋外でのアクティビティーや募金や外来種駆除などの慈善活動など様々な事をやっていて、小さな子供の情操教育にはとても役に立っていると思います。
そこで、昨日はカヌー!
 
 カヌーってなかなか真っ直ぐ進めず… ボクも舟に乗らせてもらいましたが写真とろうにも舳先が思いどうりに向かなかった。

ボクもボーイスカウトの子供たちと、スカウトの隊長にまじり、カヌーを一艘借りてカヌーを体験しました。
カヌーにはデッキ、コーミング等の様々な名称や役割が有り、パドルの握りかた、漕ぎ方などいろいろ学びました。そして実際に水面に出て漕いでも真っ直ぐ進まず難儀しました。源次郎はカヌーに関してはボクより先輩!
上手に舟を操りビックリしました。
その後はタンデム(2人乗り)カヌーに乗ったり、オープンカヌー(4人乗り)に乗ったりと暑い一日を舟に乗って訓練(ボクは遊び)をしていました。
こんな経験を小さな頃から出来て羨ましく思いました。
 
 暑かったので源次郎はダム湖を泳いでました。さすが野性児って感じです。大人はテントの日陰で休息。

訓練の途中、オープンカヌーに乗っていたボーイスカウトの子供が水面に飛び込んだ瞬間、舟は転覆してビックリ!その舟を曳航したり、仲間を助けたりと色んなハプニングが有りましたが、水辺で遊ぶ際はライフジャケットを絶対着ないといけないなぁと実感しました。

自分の命、そして仲間の命を守る訓練をするボーイスカウトの訓練は子供たちにとってとても良いものだと実感しました。
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市民スキー大会 クロスカントリーに出場

2016年02月07日 | 今日の源次郎

 源次郎の滑り!転んだけど最後まで頑張って滑りました!!

2月6、7日(土、日曜日)の両日は、勝山市長尾山公園にてクロスカントリーの大会が行われました。
土曜日は小学生の部
日曜日は一般の部です。
 
 源次郎の小学校の出場メンバー!みんなおめでとう!!    ボクの滑り、いつもと違う筋肉使った…。

土曜日は源次郎達小学生が頑張りました。結果は7位と入賞に至りませんでしたが、それが今の実力…。来年こそ頑張ってね!
日曜日はボク達夫婦も地区代表で頑張りましたが、ボクも源次郎と同じく7位、カミさんは9位でした。
女子リレーの部ではカミさん優勝!!おめでとう!!
 
 カミさん個人の部で激走中!!     カミさんリレーに奮闘中!

ボク達はクロスカントリーをあまりやる機会が無い、というか興味が無くこれまで5~6回くらいしかやってませんが・・・
SAJナショナルチームメンバー クロスカントリー 宇田崇二選手など、福井県を代表する選手の滑りを見ると、圧巻でした。
ダントツ1位でした。

なかなかやり始めると面白いのかな!?と思いました。

でも、整備されたコースをグルグル周回するのって…山スキーの様な誰も入っていない手付かずの斜面を登って滑る方が100倍楽しいと思いました。(あくまでもボクの主観です。)

これで、市民スキー大会が終わった事だし、来週からは山に入りたいと思います。
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少年少女市民スキー大会に出場!

2016年02月01日 | 今日の源次郎

 表彰式終了後カミさんと一緒に!3位入賞おめでたう!!

昨日(1/31)日曜日は市民スキー大会と、少年少女スキー大会が勝山市のスキー場で開催されました。
昨年、源次郎は5位入賞でしたが…
 
 ドキドキしながらスタートを待つ子供達!     もうすぐFINISH!!放射冷却で雪面はテカテカ!!

今年はなんと、3位入賞する事が出来ました。ヤッタネ!!
雪国に住むボク達は、毎日除雪や屋根雪下ろしなど雪と格闘していますが、そんな雪と上手に戯れることが出来ます。スキーとか雪合戦とか、雪遊び!!雪の降る地方でないとそんな経験出来ない訳で、その辺は有難いかなと思っています。
そんな訳で、昨日はスキー大会が有り、見事入賞を果たし良かったです。
来週は、長尾山公園でクロスカントリースキーの大会に源次郎とボク達夫婦も参戦します。
頑張らないとね。
そして・・・山スキーもそろそろ復活です。
 
 カミさんは全身山スキー装備でエントリー!入賞せず…。   1週間後、カミさんの凍傷の指は…変色
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竹炊爨と法音寺山登山

2015年10月07日 | 今日の源次郎


 法恩寺山の山頂にて。みんな笑顔!

先日の10月3日は源次郎の通う小学校の学年行事で竹を使って御飯を炊きました。そしてついでに法恩寺山の伏拝に登ってきました。
好天の下、最高のロケーションを楽しめ、子供達と楽しく一日を過ごしました。こういった山行もたまにはイイもんだ。

朝、学校に集合し普通ならスキージャムの有料道路又はその隣の林道を通るところだが、今回は平泉寺区から直接、報恩寺山林道に延びる悪路を走破します。ランクルや軽トラは楽々走破出来るのだけど、荒れた林道に残る岩や倒木を除きながら走るが、皆のミニバンは腹を擦ったりと難儀しつつ進む。中の平避難小屋に漸く到着。ここで炊爨(すいさん)の準備をします。
 
 ノコギリで竹を切り、蓋を作ります。       出来上がった竹の鍋!中はイイ匂いがしました。

 
 野菜を切ったりして…       定番のカレーの下ごしらえをして登山です。

直径10cmを越える竹を子供達はノコギリや鑿を使い蓋をつくります。この竹で出来た容器(鍋)で御飯を炊くのです。清々しい竹の匂いのするこの容器に米と水を入れ、炭火を熾して炊き上げるという算段。
そして野菜を切って定番のカレーを作ります。
準備が終わったら、ここで子供達は法恩寺山の伏拝へ!今日は天気が良いから泰澄大師のように白山を拝めるだろう。泰澄大師が越前禅定道を拓いた基点となる平泉寺に住むボク達にとって、ここは子供たちに知ってもらいたい大切な場所。まだよく分からないだろうが、こういう歴史の舞台を実際に歩かせ子供たちに「刷り込む」ことは重要な事と思っている。
 
 子供達は張り切って登ります。山登りに慣れた源次郎はブッ飛ばすので、皆を待つように制止しながらの登山。

道中、いろいろ有ったが皆無事に伏拝に到着し、神々しい「白山」に向け伏せて拝んだ!今年の7月に学校の皆で登った白山が此処から良く見え何だか感慨深い様子。記念撮影をした後は、ブナの実を拾い、その皮を剥き食べながら下山。初めて食べる子も多く、みんな胡桃みたいで美味しいと言っていた。そりゃぁ熊は大好物だからね。今年は山の木の実は豊作だ。

 伏拝にて。ここで泰澄大師も白山を拝んだんだ。白山がとてもイイ感じ。

暫くで中の平小屋に到着しここで炊きあがった御飯の匂いを嗅ぐ。なんとも青竹の清冽で瑞々しい匂い。お焦げも有り、これをよそってカレーをかけて食べました。山登りの後に食べるカレーは皆、格別でとても美味しく頂きました。
 
 法恩寺山から望む白山。    炊き上がった御飯とご対面。米は竹の匂いがしました。

 
 皿に御飯を移しカレーをかけて頂きました。     その後、炭火でウインナーやマシュマロを焼いて食べました。

小学校に通う子供中心の生活で、なかなか沢とか岩とか行けないけど、今しかこんな風に登ったりする機会は無いだろう。親子で素晴らしい経験が出来ました。みんなありがとう!!
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自由研究

2015年08月07日 | 今日の源次郎

 パンニングプレートを揺らしながら泥や砂を流す。ここまでくるのに大変だった。

子供の夏休みの宿題のうち、もっとも大変なのが「自由研究」。昨年はイマイチだったので、今年は計画を立てコツコツ進めて行く予定です。ボクの住む平泉寺町は昔、金鉱山が有り、昭和20年代まで採掘されていました。と言う訳で「ゴールドラッシュ大作戦」と銘打って源次郎と金を探しています。
鉱山跡地で掘るわけにはいかないので、手っ取り早く確実な「砂金」を採りに行きました。
 
 岩の隙間の泥をバケツに採取します。      小石や草の根などを取り除きます。

 
 川は気持ちイイので暑い夏でも何とか頑張れました。     少しづつ軽い砂や泥を捨てます。

岩棚の隙間の泥をバケツに入れ、小石を取り除き河原で専用のパンニング皿(ネットで購入)で砂を取り除くと徐々に砂鉄になり、その中から金色に輝く小さな0.数ミリの粒!砂金だ!!ボクの方が感動してしまいました。
 
 揺らしながら続けると黒い砂鉄の中に動かない砂金が見えてきました。感動!    光り輝くそれは砂金!(数回分を入れました)


 ケースに入れました。(砂金じゃないのも混じってます)


これらの過程そして、比重により選鉱し得られるなど、これらをまとめて自由研究のレポートを作らさせなくては…。

よく考えてみると、子供の宿題と言うよりも、親がおもいっきり関与しないと出来ないものなんだと思う。
これを契機に自然科学に興味を持ってくれると嬉しいなと思う。
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