山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

小粒な沢だけど・・・

2009年10月31日 | 沢登り2
今日は福井山岳会のK尾さんとO橋さんとで富士写ヶ岳の沢に行ってきました。
場所は大内峠を少し下った、イオーマタ谷の北に位置する谷です。名前は知りません。
国道のすぐ傍に簾滝という15mくらいの滝が入口です。
朝、6時に竹田集落で集合し、大内峠に駐車し出発です!大内谷川を渡り、簾滝をロープを出して登ります。最初はちょっといやらしいけど、水が少ないので難なく登れました。でも岩に貼りついた落ち葉が良く滑ります。
 
 これが簾滝!国道から眺められるよ~                   寒さで動きが鈍い岩魚くんも居たよ!

その後もたくさん滝が現れ、いずれもあまり高巻きすることなく登れますが、ロープやお助け縄を出し惜しみしてはいけません。
朝早く、季節も冬にさしかかるこの時期、水が冷たく釜に浸からないようにと登ろうとして、滑って釜に落っこちることも有り、寒い思いをしながら登りました。
釣り師があまり入っていないのか所々岩魚くんがいて、低体温で動きが鈍いのか至る所でO橋さんが手掴みで捕まえていました。
それにしても、この山は岩で出来ているのか、滝が多く、ゴーロ歩きはほとんどなかった。
昔、ダム湖から入渓したけど、そん時と比べて断然こっちが面白いね!
 
 こんな感じの滝がいっぱい!でもヌメっているし、落ち葉がついててスリップ注意!

最後は読図しながら山頂にドンピシャで到着(11:00)!山頂でご飯食べてたおばちゃんがビビっていました。
ボク達もラーメン食べて、12:00下山開始、O橋さんの過去の怪しい!?履歴についていろいろ聞き正直ビビりました。そして楽しい話をしていると直ぐに着くもんですね!11:55に車の元に到着。
 山頂で記念撮影!イイ天気でした

今日の沢は、何も無い平凡な沢かと思ったけど、意外や意外!滝がたくさん有って登りを楽しむことができました。時期的に水量の少ない時だったけど、水量が有る程度あったらもっと良かったな~。
予想に反して楽しい沢でした!
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マウンテンレスキュー

2009年10月25日 | 訓練
昨日、今日と三重県で東海地区4県合同の山岳レスキューの講習会を受講してきました。
 
 事故発生を想定し、本番さながらの訓練!テキストでは習得できない現場のノウハウを勉強できたよ!

三重県山岳連盟遭難対策が主催し、石水渓の岩場で実施しました。
新名神高速ができたので、草津から亀岡までひとっ飛び!むかし、御在所や矢原川を溯行したときは365号線で行ってたけど、高速1000円のこの時代、とても快適に行けました。

セルフレスキューと、チームレスキューの2つのカテゴリーに分かれて実施!ボクは後者を受講しました。
講師は、日本山岳協会 遭難対策常任委員のM田講師をはじめ、9人の講師とスタッフです。
話が上手でとても勉強になりました。実際の岩場での訓練では、2人分のテンションがかかっていて、失敗すればその方が墜落するおそれも有り、緊張したし、怒られたりしながら学ぶことができました。いろいろノートをとりながら、忙しかったけどこれを風化させないように復習しようとおもいます。
リスクマネジメントの重要性が肌で感じることができました。

今回の訓練は実際に起こりうる状況を想定し、現実的な救助方法を教わりとても意義ある講習会となりました。
山に行きたかったけど、この2日間はとても勉強になり充実しました。
講師の方をはじめ、東海地区の山岳会のみなさんにとてもお世話になりました!
もちろん、1日目の夜の懇親会もとても盛りあがった~!やっぱどこに行っても山ヤさん達と酒飲むの楽しいネ!
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白山は生きている!

2009年10月19日 | 撮影隊
今日は石川NHKのスタッフと岩間温泉の噴泉塔へ撮影に行ってきました。
白山の主のIさんからのオファーを受けボクはエキストラって事で・・・出演です
朝、まだ薄暗い中一里野を出発し岩間温泉に向かいます。登山道を歩くと、湯煙に包まれた霞滝の豪瀑をはじめ、紅葉の中宮道稜線と中ノ川へ至るまで目を楽しませてくれます。時おり小熊の鳴き声がし、すぐそこに熊の親子が居ることを知らせてくれます。
中ノ川に出ると、以前噴出していた塔は先端の穴が詰まったのか噴出していない。川床に下りると、左岸にドドーと温泉が流出している。触ると熱い!!温度計を当てると89度!触ると火傷しそう!
 
 中宮道の稜線を挟んで。荒涼とした雰囲気と紅葉がイイ感じ!         中ノ川に出てすぐの左岸の様子!

沢靴を履き、さらに100m程下流に進むとジュジュ―と飛距離10m程に勢いよく噴出している噴泉塔群がある!こっちも膨大な湯気を伴い噴出する姿を見るとやっぱし白山は生きているんだ~と実感せずにはいられない。
更に左岸支流の谷には勢いよく噴出するチムニーが有り、沢を流れる水流が程良い湯加減になっています。
まるで生き物のように高熱の湯を吹き上げる姿を見て無機質な山塊にも生が宿っているんだということが分かった。そして地殻の下には教科書どおりにマグマが存在し、地球が誕生して以来ずっとこのように地球は生きているのだと実感しました。
普段、温泉センターに行って、その蛇口からお湯が出ているのしか目にしないボクにとってそれはとても新鮮に感じ、感動しました。
 
 湧出する温泉に温度計をあてると82℃!                    さらに下ったところの左岸には幾つもの噴泉塔が!地球のエネルギー

 
 カメラを持っていつものポーズ!!                             支流の沢にあるチムニー!ここの温度は90℃!温度計が吹き飛ばされそうな勢いの噴出でした!

そういえば、昔、黒部川支流の猫又谷を溯行してその帰りに祖母谷で川床に湧出する温泉を堰き止めて、その湯に浸かったことを思い出した。

今回はテレビの収録ということもあり、ベタな回答やベタな演技しか出来ませんでした(実際この演技が放映されるかは分かりませんが)が、
石川県にお住まいの方へ。
10月22日(木)18:00からNHKの
「デジタル百万石」
に当該収録した映像が約5分間放映される予定です。
暇だったら見て下さいね!
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家族登山で三浦雄一郎氏に!

2009年10月16日 | 家族登山
今日は家族で白山に行ってきました!
実はこの日、白山に世界最高齢(75歳)でエヴェレストに登頂した「三浦雄一郎氏」が登りに来るという情報を得ていたので、お会いできたらと思い、ボク達家族も白山へ登りました。そして昨年に続いて、源次郎が健やかに育っていることを白山の神様に報告に行くというのも目的です。
マイカー規制は12日の月曜日昼に解除され、別当出合まで車で行き駐車します。車のサイドウインドウに「白山へようこそ」という張り紙をして出発です。
いつものように源次郎をベビーキャリーに入れ砂防新道を登ります。
 
 ボクお手製の張り紙!                        弥陀ヶ原の木道を歩く源次郎とカミさん

空気が冷たく登る方は気持イイけど、背中の源次郎はただ担がれているだけなので寒そうだけど防寒具を着せ完全防備!なので暖かそうかな!?
昨年より体重も増え重くなっているけど頑張って担ぐ。そして山頂に到着!皆で山頂神社で報告そしてお参り。
とってもスッキリした!やっぱ白山はイイね
そして室堂でラーメン作って寛ぐ。風は冷たいがイイ天気。
三浦雄一郎御一行を待つが中々来ないので観光新道を下山することに。下っているときに会えればイイなと言いながら下山開始。今年は紅葉がイマイチらしく、赤や黄色のコントラストがぼやけているような。でも空気は澄んでいてイイ眺め!
「馬のたてがみ」を下っているとき、殿ヶ池避難小屋に向けて10数名の登山者が列を成して登っている。どうもあれがそうかな!?と期待を膨らませ足早に下る。丁度小屋に着いたと同時に、ボク達も到着!
 
山頂で家族写真!今年も皆で登ってきたよ~                    三浦雄一郎氏と一緒に!

周りはボクの知り合いの山ヤが・・・IさんやK村くん、kyuさん、など勝山の知り合いが居て・・・その奥には
小屋の外で寛いでいるのは・・・ヤッパシ
三浦雄一郎氏が居ました。御家族と一緒に、そして前述の勝山の山ヤさん達(アシスタント)と登ってきたそうです。
挨拶して快く握手をしてもらいました!ヤッタネ!!
そしてザックに予め忍ばせておいた油性ペンを出し、帽子にサインも頂き、家族と一緒に写真まで撮ってもらいました。
図々しいボク達に快く応えてくれ感激しました!
いろいろお話を伺い、その言動、雰囲気から察するところ、三浦氏は77歳にはみえない姿勢のしっかりした、血気さかんな若者のような風情を醸し出していました。そしてこんな風に歳をとるって素晴らしいな~と実感しました。
とっても愛想の良い爺ちゃんって感じ。
ついでにヒマラヤケーキをナイフで切ってボク達に御馳走してくれました。美味しかった~
 サインも書いてくれました!やったね

やっぱし山登りは75歳でも青春!

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山岳会 例会山行

2009年10月04日 | 山登り
今日は山岳会のみんなで大猫山~猫又山に行ってきました。

 猫又山山頂でカミさんと

いつもボクばかり山に行って楽しんでいるので、今日はカミさんと一緒でのんびり楽しい山登りです。
朝3時に起きて源次郎を両親に預け出発!丸岡ICで皆と合流し馬場島へ!
時間的に遅いのかブナクラ谷堰堤前駐車場は満車!Uターンして下に停めようにも続々登山者の車が上がってくる。すれ違いに難儀したりと車を駐車するにも大忙し。以前(5年ほど前)来たときよりもはるかに多い車の量。人気があるんだな~と圧倒されました。
路肩に駐車し予定よりも遅くなったけど出発だ~!7:15
山岳会のM本会長先頭に9名が続く。会長は今年で80歳になんだけど、毎年チベットの未踏峰を踏破しているだけに足腰はしっかりしている。凄いな~
徐々にペースが落ちてくるのでボク達健脚は先にいかせてもらう。登山道はとてもよく整備されていて実に快適!ずっと雑談を交わしながら楽しい山登り!風が冷たくとても快適。9:10には大猫平に到着し休憩する。ここは素晴らしい地塘が20個ほど点在していて、その傍を登山道が伸びる。とてもイイところだが今後登山者の増加により荒れ果てていくかもしれない。ボクたち登山者は罪深いことをしてるのかもしれない。
のんびり剱岳を眺めながらぼけ~っとする。こんな感じ久しぶり。やっぱし山登りはいいな。
芦倉尾根に向かい急登を登りコルを右にとり暫くすると大猫山に到着。大猫山といっても何処がピークなのか判らない。ぺナントで大猫山と書いてあるのはどうも怪しい。もっと東がそうだろう。
 
 ペナントで表示された大猫山山頂                       猫又山への最後の急登にさしかかる

ここまで来ると猫又山が良く見える。猫又山の山頂の岩場に人が立っているのが見える。何人か見える!もう少しだ。(ボクの視力は2.0だよ)
快適な登山道を歩き左を見下ろすと猫又谷が見える。カミさんと山スキーで来たね!
そしていつの間にか山頂に到着!やったね!!11:30
記念撮影して風の当たらないところで昼食!ラーメン作って、待ちに待ったビール一気飲み!最高~!!!(飲酒した人は運転してません)
のんびり釜谷、毛勝、遠くは白馬、唐松、五竜、鹿島槍、爺と最高の展望を眺める。でもやっぱし剱岳はカッコいいね。その昔、カミさんと池の谷左俣から剱に行ったけど、ここから見るそれはとっても急だね~
 
 山頂の標識前でみんなと記念撮影 左からボク カミさん、K尾さん K寺さん、K藤さん       鹿島槍がカッコいい!

大猫山で待つ皆の元へ12:10下山開始。ブナクラ峠への分岐が少し不明瞭だが大猫山に13:00到着。ここで待っているはずの皆がいないってことはもう下山したんだろう。後を急ぐ。途中、この登山道を切り開いた方にお会いし、いろいろ開拓の話を伺う。ありがとうございます!
そしてみんなと合流し、山岳会の裏話など楽しい話で盛り上がりながら登山口に向かうのでした。15:30
 
 ここが本当の大猫山の山頂だろう。今日誰かがこの標識を置いたらしい。          やっぱ圧倒の剱岳!カッコよすぎます!

今回の山行は山岳会の例会山行とあって、楽しく登ることができたし、剱岳をはじめ、大猫平の素晴らしい地塘や景色を堪能できた。
それにしても80歳になる会長の体力には驚いた。ボクの住む田舎で80歳といえば腰の曲がった爺さんしかいないから・・・

80歳になっても山登りは青春!!だということが如実に解った山行でした。
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