山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

荒島岳 周回!?

2021年04月24日 | 山登り2
今日は山岳会のJ地さんと、カミさん、ボクとで地元の秀峰「荒島岳」に行ってきました。

 山頂にて記念撮影!ここでビックリ!!カミさんが今年1月に山スキーで来た時、山頂で落としたリップクリームを雪の中から発見!早速使ってました。

1月にはあれだけ有った雪も融雪のスピードは速く、もはや春山の様相。残雪を踏みしめ大雪の面影を懐かしみながら登りました。
コースは「中出コース」⇒小荒島岳⇒山頂⇒「勝原コース」の予定で、一台を勝原駐車場に停めて、登りましたが、山屋さんなら誰でも経験しているはずの、よく有る失敗。車のカギを、車に置きっぱなし(中出コースの駐車場に停めた車の中)にしたため、勝原駐車場に来て車を開けようにも鍵が無いから開かない…。大失敗。
よって、勝原駐車場から中出コース駐車場まで約7.6㎞(1時間30分)歩くことに成りました。国道158号線をザックを担いで歩く人達…。好奇な目で見られました。今度は気を付けようと思います。
 
 7:20駐車場を出発しました     8:40小荒島岳に到着!白山は白いね。


 あれだけ白かった荒島岳も黒々としてます。そろそろ沢登りのシーズンですね

カミさんの車は中出コース駐車場に、J地さんの車は勝原駐車場に停めて出発しました。すでに5~6台の車が止めてありました。野鳥が囀りまくっている中の癒されながら登ること小荒島岳に到着です。振り返ると大野盆地に水を湛えられた水田が光っていました。そして白山も。
雑談しながら楽しい登りです。ブナの梢はまだ蕾。視界が良く見渡せます。シャクナゲ平を過ぎモチガ壁、暫くすると雪渓もチラホラ。
ボクはビールを冷やすためにビニール袋に雪と缶ビールを入れ登りました。(結局山頂は雪原だったのであまり意味がなかった)
 
 中荒島から橋架谷を見下ろす。ギリギリ滑れるか!?    ヤッパシ雪の上を歩くのは楽しいです!

そして10:15山頂に到着です。登山者が多く密に成るかなと思いましたが、山頂には5~6人程度。ボク達は雪の上でいつもの様に昼飯です。
ここでビックリ!リップクリームが雪の上に有り、よく見るとカミさんが普段から使っているDHCのリップクリーム。それを見たカミさんが、1月には橋架谷を滑った際に、落としたものと一緒との事。そういえば、その時も山頂の同じ場所で昼飯を食っていた。物凄い偶然。
 
 山頂の祠が見えてきました。      白山を拝みながらラーメン(糖質0)タイムです。ボクはビール!

雪の上で食べる昼飯は美味しいです。今日も朝から何も食ってなかった。いつものケトン体パワーで登ることが出来ました。そして運転しないのでビールです!

 ヤッパシ屋外で身体を使って遊ぶことが大事です。中国武漢肺炎に罹患しないよう家に閉じ込まらず、人のいない屋外で遊ぶのがイイね。

11:15山頂を後にします。雑談しつつ、徐々に高度が下がってくると初夏のような暑さ。そして色とりどりの新緑が眩しく癒され、勝原スキー場跡地の激下りでヘロヘロになりながら、13:05勝原駐車場に到着。ここでJ地さんの車に乗ろうとするが、ザックの中に鍵が無く開かない…。カミさん曰く「そういえば、私の車の後部座席に鍵のようなものが有ったかも!?」ということで、山屋さんがデポする車で良くある失敗をやってしまいました。ということで、中出駐車場まで約7.6㎞を歩き、14:35ゴール。お疲れさまでした。

 山頂から勝山市街地を眺める。ボクの住んでいるところもバッチシ見えました。

中部縦貫自動車道の建設関係のダンプなど、そして観光など国道はバンバン車が走り、道が狭い所は危なかった。歩行者には厳しい道だと改めて実感しました。
 
 勝原駐車場を出発!歩くしかない!(ヒッチハイクは出来なかった)     国道を歩く!ボクは読書しながら歩いた。

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城山でマウンテンバイク!

2021年04月21日 | 自転車3
今日はYAMAさん、みっちゃん、M井さんとで城山(じょやま)へ行ってきました。

 山頂にて!愛車のcommencal VIP

林道はペダルを漕いで、登山道は自転車を担ぎ山頂へ。
山頂からは裏側にある林道をブッ飛ばし、ポタリングしてゴールでした。半日のコース気持ち良かったです。
 
 登山口です。車を停めて出発!     担いで登るのも好きです!


 YAMAさんの年齢を感じさせない担ぎっぷり!

中国武漢肺炎の感染者が県内でも増え続け今では一日に10人以上はもちろん、最大で30人を超える勢い…。
早くこの流行り病が収束してくれることを祈ってます。
そしてボクも20日に1回目のワクチン(ファイザー製)を接種しました。5月には2回目を予定。あまり打ちたくないけど。
 
 林道をブッ飛ばす!王滝SDA並みにね      変電所跡


 えちぜん鉄道と!

また次回もよろしくお願いします!
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白山 東面台地 快適ザラメ

2021年04月15日 | 山スキー!R03
今日はいつもの平日ヒマ人で山スキーに行ってきました。
場所は地元故郷の山「白山」です。メンバーはM井さん、S江さん、カミさん、ボクのヒマ人です。

 東面台地から仰ぐ白山の双耳峰。それにしても空が蒼い!

前日4/14カミさんが仕事を終え帰宅後、晩飯食って風呂入った後、軽トラにMTBや山スキー、ザックとか積んで7:00自宅発!白鳥でビールやつまみを調達し、21:00大白川林道ゲート前に到着。MTBに山スキーを積載し、テント張って宴会!ビールでほろ酔い。22:00に寝袋に入るといつの間にか爆睡。そして翌朝2:00起床しテント撤収し2:30ゲート出発!暗闇の中、距離14㎞、標高差600mの林道を漕ぎます。
 
 ゲート前でテント泊。今日は軽トラなので車中泊出来ない。     林道は所々雪で覆われ引っ張っていくところも

 
 林道の標高1170mh地点で自転車を乗り捨てスキーを担いで登ります。    漸くダムに到着です。

漆黒の闇の中、ヘッデン点けて自転車4台は進みます。大白川の雪解けの激流の音が谷を殷々と響かせガードレールのない道から外れないよう注意しつつ走るも、一部凍結しておりタイヤがスリップ!カミさん落車して肩を強打。所々雪が道を覆っており自転車を引いて歩くなどして、最後のヘアピン連続手前の1170mh地点で完全に道は雪で覆われ、ここでザックにスキーを付けて歩くことに成りました。4:35そしてショートカットして登ること、5:05にダムのところの小白水橋に到着。東面台地の入り口です。藪斜面を登り、暫くすると雪面が出てきたので山スキーに換装5:25。
 
 藪も薄くスキー背負っていても大丈夫      小鳥の囀りを楽しみながら尾根末端を進むカミさん

 
 朝日を背に受けて進む     漸く谷地形に取り付く。雪はカリカリ

標高1410mh位から漸く谷地形の様相になる。雪は波打ったカリカリに氷化している。登りにくいが、徐々に緩みだし、通称「コブラツリー」のところに出ると登りやすい締まったザラメとなる。ひと際存在感の有る蛇の形をした枯れ木。初めてこのコースを登ったのが17年前。その時から健在である。

 カミさん3年ぶり5回目のご対面だそう。蛇のポーズをとってもらいました。ウィペッドのブレードが舌らしいです。

更に尾根を快適に進む。振り返ると北アルプス、乗鞍、御嶽などの山々が望める。空は雲一つない、まさに紺碧の艦隊!!
 
 背に日差しを浴びつつ、日焼け止めクリーム塗りつつ登る     振り返るそれは絶景。

そして、徐々に白山が迫ってくる。

 1911mh小ピークを過ぎ、尾根から転法輪谷に入る。雪も登りやすい感じに腐ってきた。7:45

若干遅れ気味のカミさんを待ちながら登る大斜面。呼吸は早いが、肺胞の細胞を介して酸素と炭酸ガスの交換。いわゆる呼吸をしていることを実感できる。山の澄んだ空気はイイね。
 
 徐々に傾斜は強くなりだします。      鞍部まで遠いようで…空が蒼い!


 雪は腐れ気味なので、スキーアイゼンは不要でした。早く此処を滑りたいなぁ


 2500mhの転法輪谷を登り切り鞍部に到着。雪原のそれは高天原の雰囲気!!

9:30転法輪谷を登りきる。緩やかな斜面に大雪原。これは高天原です。まさに地上界と天上界の境界的な雰囲気。最近「古事記」を読んでいるボクとしては、何となくこの雰囲気を受け入れ、神の存在を感じさせてくれる神聖なところです。(「天皇の国史」竹田恒泰 著も面白いですよ)
ここからはトラバースしながら斜上しつつ山頂直下に出、最後はそのまま詰めること10:25白山山頂に到着です。
 
 室堂を眼下に最後の登りです。     振り返ると別山!先週より若干黒くなりました。

お疲れさまでした。天気がとても良いので山頂で写真撮ったり、奥社にてお詣りしたり、景色を眺めたりしながら長居しました。そして待望の滑降タイム。11:00
 
 山頂の奥社で登山のお参りするカミさん     三方崩山を介し北アルプスもバッチシ!


 今日のメンバー(福井山岳会)で記念撮影です。手ぬぐいは山岳会創設80周年記念のものです

登りに時間をかけ、雪が腐りはじめ滑りやすくなったところを見計らい待望の滑降タイム♪山頂の南東側の尾根を滑り、転法輪谷へエントリーです。言わずもがな、とても素晴らしい斜面で思考回路崩壊。皆絶叫しながら面ツルの斜面に各々の弧を描く。そして台地にトラバースして東面台地の上部を堪能。
 
 山頂から一気にGO!雪は緩み急斜面だけどOK     カミさんもどんな雪でも対応可能!?高天原で神様達が遊んでいたそう(幻覚!?)


 転法輪谷にエントリーです M井さんの安定の滑り

 
 カミさんも転法輪谷にエントリー!?ドロップイン!?    丁度良い傾斜に雪質


 大斜面!こんなところを滑ることのできる山スキーを知ってしまった人はゲレンデに戻れないかも。

ロケーションの良い所で標高2200mhのところでラーメンタイムです。お湯を沸かしラーメン(糖質0)を啜りながら乾杯!疲れが吹き飛びました。これも大事な山の儀式(だと思っています)11:30

 安く貧相なラーメンとか食べたり飲んだり。でもどんな高級店で食べるものよりもおいしく感じる。要は味じゃなく、充実感や五感のそれ!(味覚は!?)。

飯食った後も、快適な東面台地を滑ります。広い尾根は疎林で滑りやすく超快適。最後まで雪は良く滑り、ストップスノーは皆無。朝の寒さのお蔭かなと思いました。
 
 白山を背後に      雪はどこまでも良く滑った


 まるでゲレンデの様相。今年は藪が出ていない雪多め。

 
 大斜面。今日はボク達の他に誰も居なかった(平日だからかな)     漸く尾根末端でスキーを担ぐ

最後は平坦な斜面を漕いで尾根末端に出た後、朝の藪斜面を下りました。13:10着。そのまま、ショートカットして自転車のもとに戻ると、重機が除雪作業していました。ボク達が通る際、作業を停めていただき、お礼を述べ通過し13:35自転車デポ地に到着。自転車に跨り、朝の雪は完全に除雪され、春の陽気を感じながら、谷からの流水で板や兼用靴を洗い皆でダウンヒル!そして14:20朝のゲートに到着しました。
 
 除雪作業有難うございます!今日で大白水林道は開通しました。(ゲートは閉鎖中だけど)    自転車でもコブラポーズのS江さん

 
 春の陽気を感じながら快適に下る。これも楽しみの一つ     いつもの堰堤の滝でスキーを洗うカミさん


 ゲートに到着!お疲れ様。兼用靴を脱いだ時の爽快感がたまりません(^^)/

ゲート到着後は服を着替え、車に自転車とスキー、ザックを積んでポカポカ陽気の中、下道でのんびり軽トラを走らせ、コンビニ寄って帰る事、17:00には自宅着。源次郎の部活動に間に合い丁度良いタイミングでした。
今日は、カミさんと、山仲間と好天のもと山スキーに行けてとても良かったし、また一つ良い思ひ出が出来ました。そして皆のお蔭でこのようにして遊ぶことが出来、感謝です。
このコースは2004年(今から17年前)にYASUHIROさんと名人と行ったのが初めて。あの時、自転車で行って登って滑った時の衝撃は可成りのもので、それ以降定期に訪れています。このような素晴らしい所を見出した慧眼。今もその感性は鈍っていない。これからも安全登山で皆と山を楽しんでいきたいと思います。

【リンク】
初めてカミさんと滑った東面台地の記録(15年前)

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別山 快適ザラメ

2021年04月06日 | 山スキー!R03
今日は平日ヒマ人で山スキーに行ってきました。場所は別山です。ボク個人的には、白山本峰に行くよりも別山の方が難しいような気がします。あくまでも個人の見解です。

 チブリ尾根避難小屋付近から仰ぐ別山と御舎利そして一昨年滑落した「別山谷」

それと、一昨年前に別山山頂から一気に別山谷を滑った時、滑落事故を起こしてしまい、大怪我した苦い記憶が有ります。これもあってか、トラウマになっているのか別山は特別な存在でもあります。もちろん、沢登りで別山谷や岩屋俣谷川(井谷)も遡行してます(^^♪
そんなこんなで、今日はM井さん、S江さん、ボクで出かけました。
 
 M井さんとボクはMTBで S江さんはロードバイクで出発!各自艤装を施してあります。   夜明け前をブッ飛ばす。

朝、白峰の風嵐ゲートに4時集合し、自転車にスキーを取付けたりして4時半に閉ざされたゲートを出発です。風が冷たく、路面は凍っている所も有りますが、5:25市ノ瀬に到着です。別山の登山口に向かい、雪が出てきたところで自転車を置きザックにスキーを付けて5:50出発です。登山道を悶々と、他愛ない雑談しながら、M井さんの左遷の話をしたりと進みます。標高約1400mh付近でスキーを履いて登ります。尾根歩きは快適です。
 
 登山道から離れ雪面を歩きます。野鳥の囀りが良かった。      雪は固くツボ足で快適に登れました。

稜線歩きは気持ち良く、振り返ると大長山など奥越の山々が良く見えます。そして9:20チブリ尾根避難小屋に到着です。ここで大休止。最後の登りに向け準備。広大な大斜面を登ります。

尾根に出ると快適!周りの景色を堪能しながら      チブリ尾根避難小屋に到着です。


 チブリ尾根避難小屋から尾根を見下ろす。快適な尾根。

今日は風が無く暑い。朝までカチカチだった雪は程よく緩みかけている。そして登りも安心していける!最後の御舎利の登りは特に緊張!カチカチだから一度ミスったら滑落!這松の登山道に出るまでヒヤヒヤだったけど、無難に登り、11:05御舎利に到着。
 
 御舎利への最後の急斜面に取り付きます      御舎利下のカリカリを過ぎ這松の登山道に。ホッとする。


 御舎利からの白山!ここからの白山も大好き!砂防や観光の地形が仔細に把握できる。

S江さんが来るまで白山を眺めたりと山の展望を堪能!みんな揃ったところで、別山に向かいます。今日もビクトリーロードはS江さんです。そして11:35別山に到着。皆で社にお参り。そしてラーメン(糖質0)タイムです。景色を堪能しながら食うラーメン最高!
 
 御舎利にM井さん到着です     別山への道はS江さん。

別山から見渡す三ノ峰や石徹白の山々。もちろん荒島や経ヶ岳、大長など故郷の山々が眺めることが出来る。暫く皆ポカーンと景色に見入る。感激の瞬間。今日も山に登れて幸せです。家族や仲間にも感謝。
 
 山頂に着いて早速、登山の安全を祈願するS江さん     見渡す景色に感激です

 
 今日も平日ヒマ人で山頂記念撮影      その後は山頂で昼飯!旨い(何が?)

山頂で十分景色などを堪能したら、お楽しみの滑降です。12:15山頂を引き上げます。御舎利へ向け滑ったり登ったりして御舎利からチブリ尾根に入ります。這松のところはスキー脱ぐのが煩わしいので北面を一部巻きながら滑り、這松下の斜面に出ました(怖かった)。でもここまで来れば超快適斜面!カリカリの北面に比べ雪が若干腐っていて快適なザラメを堪能!そして小屋までの大斜面。最高!!

 別山から御舎利に向けアップダウンを。シールでそのまま滑る

 
 御舎利下の北面は緩んでおらずカリカリ!緊張しました。失敗すれば赤谷へGO    這松下の斑斜面。ここからお楽しみ斜面が始まる

チブリ尾根避難小屋にかけて大斜面が続きます。快適なザラメ!縦溝も無く面ツル斜面。今日もテレマーク(アルマダ)を持ってきて大正解!不整地でも重たい板がグイグイグリップを利かせターンを描いてくれます。重板最高の瞬間を堪能できました。(登りは可成り不利だけど)

 大斜面に飛び込むM井さん。みんな絶叫!?雄叫び!?あげてました

 
 広大な斜面。登りに時間がかかったところも一瞬で過ぎ去る切なさは有るけど、これが山スキーなんだね


 S江さんは常に進化してます。さすが大学スキー部出身だけあって、山スキーの技術も海綿体のやうに吸収

小屋付近はアップダウンをかわし滑り尾根に入る。そして標高1600mhで尾根を越して曲池の北面に入る。このまま北面を滑り、細谷川林道に向かう算段。藪尾根をスキーのまま越し、北面の斜面に入る。途中で曲池の神秘さを堪能し、再び滑る。そしてスキーを外すことなく林道に到着しました。13:35
 
 チブリ尾根避難を越す際一瞬だけ雪が切れていたけどそのまま通過    大斜面が続きました。快適にターン

 
 何年かぶりに来た曲池。今日はその全貌は窺えませんでした。神秘的な色     まだまだ快適斜面が林道まで続きました

林道に到着したら、堰堤作業用の鉄橋を二度渡り、登山口堰堤に到着しました。そして市ノ瀬向け歩くこと14:35自転車デポ地に到着。谷からの水でスキーや兼用靴を洗い、スキーの艤装を済ませ、後は風嵐ゲートへ向け出発。
 
 林道を敷設していただき感謝!      変態仕様の艤装チャリ(M井號)

 
 艤装の仕方はそれぞれ理念が異なります。(ゲン號)    向かい風の中スリップストリームしながらゲートへ


 15:05風嵐ゲートに到着。その間、林道で道路維持管理に従事されていた作業員に訝しんで見られていましたが、この光景も毎年の風物詩といった感で、颯爽と吹き抜ける風のような存在でかわされ通過。もちろん一瞥の際、「有難うございます」とお礼の挨拶。

そんなこんなで、今日は久しぶりに市ノ瀬~別山の山スキーを楽しむことが出来ました。これも、道路維持管理してくれる石川県、そして除雪や補修等の作業してくださる人々のお蔭です。感謝!!そして仲間にも感謝!!

過去の記録
市ノ瀬~別山(2014年5月10日)
市ノ瀬~別山(滑落事故詳細)①
      〃       ②(事故の顛末)
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岩長谷から人形山へ

2021年04月03日 | 山スキー!R03
今日は平日じゃないけど、山岳会の仲間と山スキーです。
メンバーはO橋さん、M井さん、S江さん、カミさん、ボクの5人です。この時期だと10年ぶりの岩長谷ですが、前回は4月10日だったので、今年も行けるだろうと軽い気持ちで行ってきました。

 岩長谷の快適上部の谷を登るカミさん。この辺はとても快適!!

今年度、職場の異動で左遷されたM井さんは、まだ仕事に慣れていないらしく、出発を遅らせてもらえないかとの事で、丸岡ICに4時30分に集合し出発です。砺波ICに下りて大勘場に向かいます。6:45到着し、準備して7:05出発です。
 
 奥大勘場の駐車場所。昨年3月に来た時よりも雪は多め      いきなり渡渉で数人アウト!

 
 雪が無く切れている所や川になっているところが数か所      でも総じて快適な林道を進みます

昨年来た時よりも雪は多く、林道は4回ほどスキーを脱着しながら進みます。途中、林道上を冠水したところを過ぎます。何名か兼用靴が水没したようです。稜線を伺いながら進むが、雪は斑なので、昔来た時と同じように谷を登ることにします。(沢屋なら尾根じゃなく沢を詰めて山スキーだろうと全員意見が一致)
岩長谷に架かる橋は昨年来たときは橋台を残し主桁は無くなっていた(前年の雪崩により喪失)けど、新しく架けられており、右岸から入渓する。所々水流が顔を覗かせ、スノーブリッヂや危うい雪を繋いで登ること暫くで、水量も多く、飛び石の厳しい所に出くわし、右岸の尾根にエスケープして再び谷に戻る。
 
 漸く入渓する岩長谷橋が見えてきました。渡渉しないで済む!?     入渓です。雪は簡単に崩れるので水流に落ちないように注意!

 
 堰堤が有ると、両岸の雪が着いてなく越すのもヒヤヒヤ!      アスレチックが多く早く堰堤地帯を越えたいです。


 でも、沢の中を登るのは気持ちイイ!足元がスッパリ切れてて水流が覗かせていました。ロープはまだ必要ないです。

標高1070mhの最終堰堤を際どく越えると後は面ツルの広大斜面が延々続きます。大斜面が続き、デブリも少なく滑りに支障は無い程度。谷を吹き降ろす、吹き上がる一陣の風はとても冷たく登りで汗する身体に気持ちイイ。振り向くと金剛堂山が望める。右に目をやると、左俣の先には三ヶ辻山が見える。目前には三ヶ辻山~人形山間の尾根に乗った雪庇が望める。そして、源頭を過ぎ10:20稜線に出ると目前には白山がドカン!人形山も目前に。梯子坂からの分岐を過ぎ、いつもの危うい所は雪が落ちていたので、登山道を進み、最後の登りはS江さんに決めてもらいました。

 堰堤群を抜くと漸く快適な斜面が飛び込んできました。滑りが楽しみです。

 
 心地よい汗をかきつつ、ひんやり気持ちイイ谷風を浴びながら登る様は「春山の風情」


 紺碧の空に映える大斜面!もうすぐ稜線です。

そして10:45人形山の山頂に到着です。360度遮るものも無く感動の光景です。懐かしい山頂です。カミさんと初めて来たのは20年ほど前に田向から山スキーで来た思い出の山頂であることを教えてもらった。あの頃はまだ結婚していなかったと思う。
山頂で記念撮影し、いつものラーメン(糖質0)タイムです。白山を拝みながら啜る麺はうまいです。今日は運転しなくても良いので、山頂に着くや否や雪の中に仕込んだアレを飲みました。
 
 稜線に出ると、ひと際存在感の有る白山が迎えてくれました。     そして目的の人形山。若干黒いです。

 
 最後の稜線は景色を楽しみながら進みます。天気が良いって素晴らしい!     最後はS江さんが山頂まで引っ張ってくれました。


 人形山に到着です。みんな、みっちゃんにシンパシーを感じているようです。(ポーズが変!?)


 いつもの儀式と化しているラーメンタイム!山で食べるものは何でも美味しいね!

猿ヶ馬場や籾糠山、白山を従い伸びる峰々を堪能しながら仲間と楽しい時間。今日も夫婦で山に来れて良かった。楽しい時間もそれまで。11:35滑降開始です。もと来た谷を滑ります。丁度良い感じに緩んだそれは、良く滑るザラメ!気持ち良くテレマークターン。皆、各々ブッ飛ばしあっという間に最終堰堤に到着です12:15。この後は、危うい登りを強いられた谷は滑らず、林道を滑り、岩長谷橋に到着。
 
 山頂でシール剥がしたら一斉に滑り降ります。先ずは稜線を     そして谷にエントリーです。丁度いい雪質!


 ゲレンデと化しています。ストップスノーは有りませんでした。

 
 谷は広くて滑りやすい。   石やゴミ、デブリも少なく快適


 一気に落ちていきます。山スキーはこれだから楽しいね!

 
 まだまだ!傾斜は徐々に緩くなってくる。もうすぐ堰堤群

その後は林道に残った雪を拾いながらスキーで滑ったり、外したりしながら、横断する水流でスキーを洗って13:30奥大勘場に到着しました。
 
 落とし穴に嵌らないよう、徐々に狭くなる谷を滑ります。   起伏に富んだ谷を滑るのも楽しい


 石を踏まないよう慎重にね!

 
 意外によく滑る林道を板を履いたり、外したりしながら滑ります。    お疲れ様ゴールです!!

今日の山行は今年は大雪で雪は谷を埋め尽くし、10年前に来た時位に谷を最後まで滑れるかと思ったが甘かった。
でも、皆と、そしてカミさんとの思ひ出の人形山に登ることが出来ラッキーでした。あの時の写真をアップしたいけど、デジカメじゃなくフィルムカメラなので残念・・・。

過去の記録
奥大勘場~三ヶ辻山    (2020年3月12日)
奥大勘場~人形山~岩長谷 (2013年3月3日)
奥大勘場~三ヶ辻山~岩長谷(2011年4月10日)
田向~人形山 往復    (2010年2月28日)
田向~春木山~船頭川   (2009年2月18日)
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