山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

日照岳も激パウダーやった!

2009年12月23日 | 山スキー!H21
先週は毎日雪が降り続き、ボクの家も雪に埋まるかのやうな勢い!昨日やっと家や蔵の屋根雪下ろしを終え、一息つく事が出来ました。(北側の屋根には背丈くらいの積雪でした)ということで、屋根雪下ろしに頑張った自分への褒美として、今日、山に行ってきました。
福井山岳会の諸先輩方へ「日照岳でいかがでしやうか!?」とのメールに即「行くぞ!!」との返信有り。
て事で、いつものK尾さん、敏さん、ボクの3人で「日照岳」に行ってきました。
朝4時に、いつもの大野のとある場所に集合し出発です。
6時に取り付き地点に到着。まだちょっと眠いし、薄暗いので少し仮眠をとり6:40出発です。雪も軽く、深いのでいきなり激ラッセル!!深いところで膝上程度。でもこの感じが久しぶりでとっても嬉しい。頑張って登る。
 さぁ出発ですよ。

ブッシュも少なく帰りが楽しみ!そして新雪がフワフワしていて早く滑りたいな~でも頂上まで頑張らなきゃね!
今年の1月にミスコースした1560m地点に赤旗(共産党の新聞じゃないよ)を立てて随時読図し登ります。
そして段々と気温も低くなりイイ感じになってくる。雪質はもちろん軽いパウダーになってくる。
見慣れた無木立の斜面を登り切り、11:43に日照岳山頂に到着!!やった~!!
さっそく昼食の準備に取り掛かる。斜面を掘って半雪洞を掘って風雪をしのぎながらラーメンタイム!K尾さん自家製のビールを試飲。なかなか旨い!先日ビール瓶に入れてもらったそれは市販のビールよりもフルーティーで美味しかった。(合法酒)
 
 山頂で愛機を携え記念撮影!                    半雪洞でラーメンタイム!

歓談も終え、滑る準備も終わった事だし、気分を切り替え12:50に滑り下りる!
やっぱし新雪最高!!積雪は頂上で測定したとき2m以上有ったのでブッシュや背の低い木々はその下である。快適に縦横無尽に斜面を切り刻む。
こんな早い時期に滑れてとってもラッキー。パウダーが深く適度にスピードを殺してくれるので一気に滑りこむ事が出来る。
やっぱし何時きてもこの山は楽しいな~。
 
 新雪最高です。今日ココに来て大正解でした。

 
 藪も雪に覆われ快適に滑る事が出来ます。

 パウダーそしてテレマーク最高です!!

1200m付近にさしかかると左の緩斜面に滑りこむ。快適は続く。そして道路が見えてきたら終了!14:00
あとはトボトボ道を歩き車の元へ。
今日は先日の大雪のお陰で楽しい山スキーを堪能する事が出来た。そして今日は他の山屋さんが来ているのかと思いきや、ボク達の他に誰も居なく静かな山にボク達の奇声がこだまするだけだった。
今シーズンこそは大雪になる事を祈って帰路に向かうのでした。(何回屋根雪下ろししてもイイから大雪降って欲しいな~)
そして家に帰って家族でクリスマスケーキを食べ、シャンパン一気飲み!しました。
日本人なのにこんな外国の得体のしれない行事を祝う自分って情けないな~と思いました。(子どもにクリスマスプレゼント買ったけどね)
日本人なら盆と正月で十分だ~!
もちろん今日は今上天皇の誕生日なので家に日本国国旗を掲揚してあったのは言うまでもない。
平成の御世が永く称えられる事を深くお祈り申し上げます。
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今シーズン初滑り!

2009年11月24日 | 山スキー!H21
今日(11月24日)、ボクも白山に行ってきました!

 白山山頂から室堂、別山方向を俯瞰する

YASUHIROさんや名人の白山スキーのレポを見て行きたくてウズウズしていました。
昨日の連休は家族サービスやら仕事で行けなかったので、その鬱憤も晴らしに、そして白山の神様に色々お願いしに山スキーで行ってきました!
朝、3:10目覚まし時計が鳴り出発!軽トラにザック等を詰め込み出発です。谷トンネルを越えると路上の温度計は-1℃を指しているし、融雪剤を撒くトラックが走っている。まだノーマルタイヤなので安全運転でぶっ飛ばす。
市ノ瀬ゲートはまだ開いているラッキー!そして別当出合手前に駐車し、4:50出発!別当谷の吊り橋は踏板が外されており、真中に通った幅15㎝位の鉄骨の上をそろりそろりと歩く。登山道に出ると雪が少し有った。登るにつれ段々と増え、中飯場の最後のトンネル上を歩く頃には20センチばかし積もっている。連休の登山者が歩き踏み固められた快適なトレールを辿りながらヘッデン点し歩く。
 
 恐怖の吊り橋渡り!(暗くて下が見えないので大丈夫!でも足滑る・・・)       甚ノ助小屋から別山(別山の形カッコいいね~!)

別当覗き(標高1750m付近)までくると積雪も増え、山スキーで滑降した痕跡を確認。でも、こんな幅員の狭い急な下りを滑るなんて・・・これを滑ったのはあの人達しかいないね・・・。
踏み固められたトレールは快適で、6:20甚ノ助小屋まで歩き、ここで山スキーを下ろし、シール歩行とする。登山者の歩いたトレールはボコボコでカチコチに凍っているので歩きにくいが我慢。黒ボコの急斜面も登り切り、7:40弥陀ヶ原着。紺碧に映える白い山がなんとも美しい!でももっと雪が欲しいところ。
独りなので黙々と登るのみ・・・。最後の登りでは雪を覆った這松の上とか岩の上とか強引に登り、8:40白山山頂に到着!ヤッタネ!!
荷物を下ろし、山頂神社にダッシュ!そしていつものお参り。そして神様に色々お願いしてきました。
目的を果たし、早い昼食をとる。風が強いので岩陰で北アルプスの雄姿を眺めながらぼけ~っとする。この感じがイイ!!
お腹もふくれたし、滑る準備をする。でもこの光景を後にするのは実にもったいない。
 
 弥陀ヶ原から見上げる白山、御前峰!もっと雪積もって真っ白になるといいね!          山頂でのボク!

え~っと何処滑ればいいんだろう!?昨年滑った頂上直下は露岩が多すぎて避けきれない。仕方なく、雪の付いている北西の山頂肩まで水平移動し、滑りこむ!雪がきちんと積もっていて快適!!それも束の間、次第に岩が出だし、避けながら滑るが、雪面上に顔を覗かせているものはイイものの、僅かな雪で覆われているものは分からない。ターンするときに鈍い感触が伝わる。ギャー!!
こんな感じで、更に黒ボコ~甚ノ助小屋まで行きました。かなり石を踏んでヘコたれたボクは、ここから更に、YASUHIROさん達が滑った跡を滑る根性や気力もなく、ここでスキーを脱ぎました。
あとはルンルンと登山道を下りました。途中、2名の登山者にお会いしただけで、静かな山行を堪能することができました。別当出合着11:30
もっと雪降ってくれないかな~。 またしてもスキーの滑走面傷だらけになっちゃいました。
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南アルプス山スキーデビュー

2009年06月03日 | 山スキー!H21

バットレスを横目に滑降~!超気持ちイイ~!

今日(6月3日)は名人と北岳に行って来ました。
YASUHIROさんに水曜の山行を打診するが所用で行けないとのことで、だったら名人と行くとイイよと回答が有り、連絡をとると・・・「南アルプスも山スキーするにはイイ場所いっぱいあるよ~」と言われ、よし!行ってみるか~!!ということで、福井~白鳥~松本(下道)~韮崎(高速)で約6時間かけて前日の19時に到着。さっそく車の中で宴会!いろいろ話は盛り上がり、ボクはビールを飲んでいたんだけど無くなったので名人の焼酎を頂き車内の宴会は色んな話で盛り上がり消灯は23時となった。
南アルプスの山スキーは初めてなのでドキドキ・・・目が冴えるが酒のせいもあり爆睡zzz

翌朝2:00に起床し睡眠不足気味で出発。広河原への路上は自転車でゴーだ。
2:25 夜叉神ゲート発。夜叉神トンネルのシャッターは全開で難なく通行できる。名人の言うとおり不気味なトンネルだ。広河原までの15kmを漕ぐのだが、標高差は僅かでけっこう快適!でもアップダウンがあるので帰りは辟易しそう。
3:30 広河原到着。まだ真っ暗!広河原橋を自転車で渡り適当なところにデポし、大樺沢沿いの登山道を登る。右岸に渡る橋が無い。雪融けによる水量により渡渉は困難なので旧道の左岸を登る。
5:01所々谷に雪渓が出てくるが繋がっていない。標高1950m地点でようやく大雪面に出、靴をデポし兼用靴に履き替えシール登高。
名人曰く、今年は雪が多めとのこと。だんだんと標高があがり、バットレスが見える。十字クラックの真下まで雪があった。
 大樺沢を登る名人

 八本歯のコルに向け登り、途中で支尾根に取り付きスキーを担いで登る。雪はカリカリ!今日は天気が曇りなので雪があまり緩んでくれないみたい。それにしてもバットレスの黒々とした岩壁には惚れ惚れする。対岸のオベリスクもカッコイイ。
7:52八本歯のコル到着。南には間ノ岳が良く見える。いつかは行ってみたい。ドロップポイントを目指しそのまま北岳へ向け稜線を歩く。スキーを担ぎ登るのだがあまりペースは上がらない。でも周りの景色に励まされるので頑張るっきゃない!天気は高曇り。時折雪がちらつくも天気は持ちそうだ。
標高2970mの北岳山荘への分岐にスキーをデポ。八本歯のコルの西側(バットレス側)の谷の雪がここまで繋がっている。デポしたあとは北岳山頂目指し登る。途中、氷化した斜面が続きアイゼンを使う。
 
 山頂で記念撮影(^^)後ろは仙丈だよ       間ノ岳のカールもいつか滑ってみたい・・・

8:48北岳山頂着!甲斐駒や仙丈、八ヶ岳、富士山(下部のみ)360度パノラマ記念撮影しスキーデポ地へ向かう名人のお陰でこんなすばらしいとこにこれました。感謝です。スキーデポ地へ下る。
9:39 10分ほど大休止し滑降開始!斜面は急だが雪質は程よく腐り快適にシュプールを刻む。最高!二股に近づくにつれ勾配は緩くなるが、雪面上には石がほとんど無く、それを気にせず滑ることができた。大樺沢は広く快適で予想以上の素晴らしい斜面に感激!しかも八本歯のコルよりもこのコースの方が快適で、だいぶ上の方から滑ることができるのでこのドロップポイントが大正解だ。さすが名人!
 
 山頂から八本歯のコルを俯瞰雪が幾条にも繋がっているよ。     ドロップポイントにて

 
 うおりゃ~!            いい感じ!気持ちイイ~!

 
 まだまだ続くよ快適斜面!        素晴らしい雪渓ですよ~

10:16スキー終了ここで登山靴に履き替えもときた道を下る。
11:39広河原到着!さあ最後の自転車だ。疲れた体にアップダウンはこたえる。でも6~7割がた下りなので快適。

 
 広くて快適~♪            吊橋(広河原橋)渡れぇ~!

12:28夜叉神ゲート着。ゲートの係員に挨拶し自転車走行を詫びた。(本人は本当はダメなんだよと言うが快く通してくれた)
今回のコースは名人の言うとおり素晴らしいコースでした。遠路遥々福井から来た価値がありました。
北岳は、バットレスへ一昨年クライミングに来ましたが、山行の形態は違うものの再び訪れることが出来、その岩壁を横目に滑ることができとても感慨深い気分に浸れました。そして、南アルプスの山スキーデビューが出来、最高の思ひ出ができました。そしてメーリングリストにも稚拙ながら今回の報告をさせてもらいました。

山登りはいつになっても青春!  そして名人ありがとうございました(^^)
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念願の薬師岳スキー!

2009年05月10日 | 山スキー!H21
今日はYASUHIROさんと薬師岳に行ってきました。
この山はボクにとって思い入れのある山!高校山岳部の夏合宿で縦走、社会人になってからは沢登りと太郎のテン場にはこれまでいろいろお世話になっていていました。そしていつか山スキーで行けたらな~と思っていました。
そんな折、YASUHIROさんに日曜日の山行へ同行したい旨打診したときココに決定!しかも亀谷スタートの変人コース!いくっきゃないでせう!でも、こんなコースを考え実行するYASUHIROさんは変人なのか又は慧眼の持ち主なのか・・・両方なんでしょうね。
ちなみにこのコースは山スキーと自転車が好きな人じゃないと途中で挫折しそうな厳しいコースです。
前日の土曜日はちょっと家族サービスして、高速1000円で富山に直行!パジェロの中で独り宴会をしていると20時にYASUHIROさんが来た。そして21時まで一緒に宴会!いろいろ楽しい話で盛り上がり、山スキーの道具について色々教えてもらいました。フムフムなるへそ!!今回は名人が来れないのでとっても残念・・・
明日(深夜)1:30発なのでそうそうと引き返し爆眠・・・・
1:30有峰道亀谷ゲートを出発!この道は折立まで続いているんだけど距離(自転車で計測)が21km、標高差1000mのえげつないコース。白山の東面台地よりも厳しいです。路面状況はイイけど。無心になってペダルを漕ぎます。
4:00に折立(登山口)標高1350mに到着周りは薄っすらと明るくなってきた。
 折立の登山口にて(ボクの自転車)
雪が無いので登山道を軽登山靴で登る。その間、世間話やなんやらを喋りながら登ると1650m付近でやっと雪が出てきた。ここでシール登高となる。1870mの三角点に出ると一気に視界は開かれ、景色が良く見える!でも、目的地の薬師岳がはるか遠くに鎮座している。遠いなぁ~
 
1870mの三角点にて           奥に見えるイチバン高い山が「薬師岳」遠いな~

 
 薬師岳への稜線の状況                     鍬崎山はもう黒々としているね

ここから太郎兵衛平まで微妙にアップダウンが有る。途中トラバースして薬師峠に出る。ここで栄養摂って薬師を目指す。薬師岳まで登り一辺倒なのでボクとしてはダラダラ続く緩斜面よりこの方が好き!ガンガン登る。YASUHIROさんは1眼レフで景色を撮りながら登っているみたい。それにしても景色はサイコー!筆舌に尽くしがたい。今年登った鍬崎山、大日岳から薬師岳を眺め、この大きな山にいつスキーで登れるんだろうと思っていたけど、今日その夢が叶うんだ!
頑張って登る。さすがに2900mなので息が切れる。そして10:30山頂着。ヤッタね!山頂祠でお礼のあいさつをして鐘を鳴らす。眼下には有峰ダム、薄っすらと富山市街地が見える。
暫くしてYASUHIROさん到着して記念撮影、そして滑り降りる!雪は腐ってて滑りにくいけどこんなもんでしょ。気持ちよくターンの弧を描きお互い写真を撮りながら下る。
 
 山頂にて記念撮影!                     カッ飛んで滑ってます。

 
 この雄大な光景に感動です。あぁ幸せ!!          帰りもブッ飛ばします!

薬師峠に到着し、シールを貼りふたたび太郎めがけ登り返し、アップダウンの稜線を滑り降りる。そして怒涛のごとく一気に滑り降り、雪が無くなったところで沢の水でスキーを洗い、登山道を駆け下り自転車の元へ。
14:00自転車で一気に21kmの道のりを下る!(一部登り返しがあったけど)そうして14:50に車の元に到着!おつかれさんでした!そしてヤッター!!!
今日の山行は山スキーで亀谷から薬師岳へと厳しいルートから登ることが出来、とても嬉しかった。誰も居ないひっそりとした山の雰囲気もサイコー!そしてYASUHIROさんの的確な判断にはさすが!だし、山スキー以外の話も面白かった。また次回よろしくお願いしますね!
そして名人の居ない山行は寂しかったです。

家に帰ってからは、今日は「母の日」ということなのでプレゼントを贈呈し、家族で町に繰り出しご飯を食べに行ってきました。もちろん生ビール!だね!超旨かった~!!
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白山 東面台地 09

2009年04月19日 | 山スキー!H21
今日は白山に行ってきました。ボクの住む平泉寺は古くは白山信仰の拠点となっており、ボクの先祖はそこから来たらしいのです。源次郎が生まれる時も、その5日前に白山の神に神頼み!出産後も報告しに白山に山スキー!ということで、明日2歳になるので、2歳の報告をしに今日も行ってきました!(白山に行くのにとってもイイ言い訳になるんだよネ~)
昨日の夜に平瀬のゲート前に駐車し仮眠・・・朝1:50起床で
2:15発に愛車のMTBに跨りスキーを付けたザックを背負い、キコキコペダルを漕いできました。ボク一人だけなのでちょっと寂しかったけど、独り言を呟きながら、ときたま歌を歌いながらレシプロ運動を回転エネルギーに変え13km、標高差600mの道のりを進みました。やっぱり山!途中、ガサガサと茂みの中を移動しているのか動物達の気配が物凄く感じられ、ちょっと不気味だった。そして尻痛テ~
そしてダムの湖畔に4:10着!まだ真っ暗・・・MTBを木に括り付け、台地末端に向け藪に突進!暗くてよく分からないがヘッデン点してコンパス振って一応ベストの位置に到着4:40徐々に薄明るくなり鳥達の囀りが林に響く。山が静寂から解き放たれたみたいに、生き生きとして、朝日を徐々に浴びる。この感じたまんないな~。
 
 早朝のゲート                   森が静寂から解き放たれた~!

ここでやっとシール歩行となり、樹皮が散乱した黒い雪面を進む。途中、台地で前夜泊した2名の山スキー屋を抜きガシガシ登る!今日は独り!休憩はとらず、行動食を食べる時のみ立ち休憩、白山目がけて進む!雪面は黄砂そして雨による縦溝が入っており、純白の白山を拝めることは出来ない。風が強く、ふとした瞬間体が持ってかれる。転法輪谷に入り快適な谷を登り、7:40コルに到着!あとは回り込むように山頂を目指すのみ!雪が少なく途中這松の上を歩き、最後はスキーを外してツボ足で登山道を登り、
8:13山頂に到着!ヤッタね!誰も居ない。ボクだけだ!
まずは、白山神社の祠に向かい二礼二拍手一礼してから、「源次郎は明日で2歳になります。ありがとうございました。今年もどうぞ見守って下さい、そして本人もまた夏ごろ来ます」とあいさつとお礼の弁を述べました。
心の中がとてもスッキリしました。
 
 白山カッコイイね!              頂上神社の祠!今年もよろしくお願いします!
 
さて行動食食って滑りませう!室堂の方に滑ってトラバースして大白水谷を滑りました。とっても快適でした。切りのイイところで転法輪谷に移ってそこからは登りのルートを滑り下りました。
そこで、5名の山スキーパーティー(岐阜の労山の方)が登っていて少し話しました。ひょっとして「ゲンちゃん?」と言われビックリ!いろいろ話をさせてもらいました。とても楽しかった~。ブログを見てくださっている方らしく、嬉しかったです。くだらないブログだけど今後ともよろしくお願いしますね!
さて、徐々に気温も高くなりやっぱ春!汗が出てくる。
 
 山頂のボク!                    山頂から別山!

でもギリギリまで滑り、また藪漕ぎしてMTBのところに戻りました。9:40着
そして再びMTBに跨り春の風を感じながら、ゲートに向かいました。10:25着
今日は白山の神様に源次郎の近況とお礼を言うl事ができました。明日で満2歳!次は昨年に続き、夏に源次郎とカミさんと白山に登るぞ~!
 
 転法輪谷から山頂                ゲートに到着!山登りは青春だ!!

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妙高山の山頂に!

2009年03月29日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のメンバーで妙高山に行ってきました。(メンバー:K尾さん、M田さん、敏さん、ネーちゃん、M上さん、カミさん、新人S水さん、ボクの総勢8名)
高速道路もどこ行っても1000円(普段だと6000円らしいよ)となり、格安の恩恵を受けようと貧乏臭い山岳会の考えることは、もっと遠いところへ行っちゃえ~ということでこの山に決定!
しかも、新入会員のS水さんを連れて、激ラッセルの中、頑張ってもらいました。
天気はボチボチでしたが、良く積もった新雪に足をとられながらのなかなか厳しいラッセルに阻まれ、そして雪崩の恐怖に苛まれたけど、なんとか山頂を踏むことが出来ました。ラッキー!!

2:00丸岡IC出発し5:30妙高IC着。(路面は徐々に雪が増えだし吹雪の中、上越高田ICでスノータイヤ・チェーン規制のため止められ、無事妙高まで辿り着くことができました)そして10分ぐらいで「妙高杉ノ原スキー場」着。ここのスキー場(杉ノ原ゴンドラのみ稼動)は6時から営業しているので、速攻で準備して早朝券(6~8時まで)1000円を購入し6:25ゴンドラに乗り込む。一気に標高1480mまで運んでくれる超楽!ここから更に上にはリフトがあるのだけど、今の時間はこのゴンドラしか動いていないのでここから圧雪してないゲレンデをラッセルする!(結局このリフトはずっと動かなかった。昨年の大規模雪崩のせいなのか、1週間前にこの山で山ヤさんが遭難死したのが原因で動かなくなったのかな!?まぁ、雪さえ豊富にあればどぉって事ないけどね)
 
 深い雪でも楽しい滑りを思えば楽しいよ~ 寒いので汗が出ない・・・

降り積もった雪は多く、ラッセルしていても脛から太ももまでの深さは十分にある。M上さんとラッセルを交替しながら登る。ゲレンデトップも過ぎ、過去に雪崩により遭難死した付近の沢をトラバース。確かに雪崩が頻発しているのか木々は生えていない。ちょっとビビる。でも頭の中はラッセル中毒の罹患者である。この感じが超気持ちイイ。そして今日新たに気付いた点は、いつもマイペースの敏さんが以外や新人の後ろについて登り方などの指導にあたっている。皆に遅れながらも一緒に後ろからついてくる姿を見て、こんな自分が言うのは何だが見直してしまいました。理事長として?いや若い女の子だからなのか?最初はぎこちない足並みだったけど、今回で2回目の山スキーとの事、もともと彼女はスキーのバッチテストを受ける程の腕前だから直ぐに慣れるだろう。敏さんサンキュー!
そして今日のカミさんは絶好調だ!
 
 外輪山から妙高山山頂を見上げる。         外輪山から大正池に向けてゴー!!

疎林の中を息を荒げ登ると10:10外輪山の三田原山と赤倉山の間の標高2300m地点に到着。ここで今日の目的の「妙高山」のピークが弱い吹雪の中、薄く見える。頑張るぞ~!
このピークから滑りやすそうな斜面を滑っていったん大正池まで標高差200m滑る。最初にボクが突っ込んで行ったらいきなり雪崩が発生!でもトラバースしてかわす。なるほど確かに雪崩がよく発生する山らしい。けど、最後は無視してパウダーを楽しむ。みんな変態のような奇声をあげている。
 
 激パウダ~!あぁ気持ちえぇ~          カミさんも腰まで浸かったパウダー♪

さてと、ここから(大正池の南の平坦地:標高2080m)妙高山に登り返さなくては・・・妙高山南面シュートはこの降雪で登るのはヤバそうだし、上部がクラストしているかも知れないのでパス。ということで、妙高山東面に向かって回り込むように登る。さっきのラッセルに疲れた体に鞭打ちK尾さんとラッセルしながら頑張る。標高2250m付近を過ぎたところで地獄谷に吸い込まれるように落ちた斜面に取り付く。ここはもうスキーでは絶対行けない。スキーをデポしてピッケルアイゼンで慎重に足場を作りながら登る。硫化水素が鼻腔を心地よく刺激する。ここも火山なんだね~!一部氷化した急斜面が続き難儀する。その核心部も終わり、標高2350mにくると傾斜は緩くなり岩場の広い稜線となる。あとは岩を掴みながら登るだけ。たいしたことない。そして12:20山頂着!やったネ♪
 
 なかなかしょっぱい登り・・・地獄谷に吸い込まれそう~      イェ~イ妙高山山頂だ!

 
 下りはザイルで確保して・・・        最後の外輪山への登り返し・・・ここさえ終えればあとは滑りのみ

山頂からは視界が悪く昨年の乙妻山など何も見えない。残念!山頂を断念したカミさんやネーチャン、S水さんが外輪山へ向かってラッセルして帰りの僕たちの為にトレールを付けてくれているいるのが微かに見える。トップはカミさんか!?さて・・・山頂は寒いし時間が押しているのでそそくさと下りる。
登りでのヤバい氷化した斜面は、ピッケルアイゼンだけで下りるには危険すぎる。ちゃんとザックの中に忍ばせてきたザイルを出し雪面にピッケルを刺してスタンディングアックスビレーをしながら確保し安全なところまで下りる。やっぱザイル出して正解!一人滑ったけどザイルが効いていた。
そしてスキーデポ地点で登頂断念したM上さんと合流し、大正池のところまで滑り、ここから再び外輪山に向けて登り返す。カミさん達のトレールのお陰で快適に登ることが出来た。それにしても深い雪・・・ラッセル大変だっただろうな。
外輪山の妙高山が良く見えるところでやっと昼食!(14:20)そして新人歓迎パーティーでビールで乾杯!超旨いぃ~五臓六腑に良く染み渡り、生きていることを実感。山登りは青春だ!(飲酒した者は運転していないよ)
 
 福井山岳会、新会員歓迎山行!ビールうめぇ~!!        カミさんと妙高山♪

 帰りの滑り・・・モナカだったけど・・・

いつもならラーメン作って・・・と言いたいところだけど、今日は時間が無い。適当に行動食摂って滑る。14:40
上部は快適だったけど、次第にモナカとなり悪戦苦闘。でも山スキー屋なら気にするほどでもない。初体験のS水さんは良く転んでいた。ガスって視界もかなり悪いのでみんなかたまって朝のトレールを辿りながら上部ゲレンデに出て、下部ゲレンデに出たら圧雪した整備の行き届いた快適な斜面が広がる。スキー場の放送が耳障りで無機質な雪面だ。他のスキーヤー・ボーダーが楽しそうに滑っている。ボク達も彼らと一緒にゲレンデに散っていく。スキー場の快適な斜面でテレマークターンを決め、今日イチバンの上手な滑りが出来たように感じた。K尾さんは新雪・悪雪・藪・ゲレンデなどどんな所でも良く似た怪しいフォームで滑っている。実に安定した滑りというか何というか・・・。S水さんといえば、水を得た魚の様にシュルシュルと華麗に滑っていく。さすが!今度は山で見せてもらいたい。
ザックを背負った怪しい集団が続々と斜面を滑り降り、駐車地点には16:05着。おつかれさん!
今日の山行は降雪後の雪崩の危険性のある山域に足を踏み込んだわけだけど、その甲斐あって素晴らしい景観を堪能できた。やはり、山岳会の面々だ。皆の意思疎通というか、日ごろから一緒に山行を共にするメンバーあってか、山頂にアタックの際にも安心して後続、トレールのことを任せることが出来た。
自分だけ美味しいところをゲットしておいてこんなこと言ってはなんだが・・・
昨年の乙妻山は他の山ヤ達がいてちょっと煩かったけど、今日の山はボク達しか居ないとっても静かな山でとても良かった!みんなありがと~そして妙高山、そして高速道路サンキューだ~!


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剱岳の展望台!

2009年03月21日 | 山スキー!H21
今日もはるばる福井から登ってきました!
山は「大日岳」!岐阜の大日岳じゃないよ。
新田次郎著の小説「点の記」でもおなじみ柴崎芳太郎が実際にこの山から剱岳への登頂ルートを探ったこの場所にボクも立ち、彼と同じように剱岳を眺めることが出来ました。実際彼はそのときどのような感慨を持ったかは分からなけど、何となくボクもその時の雰囲気を感じ取れたような気がしました。
この小説、ボクは大好きで何回か読み返していますが、中でも長次郎が好き!映画ではどうなっているのか楽しみ・・・

脱線したけど、今日は福井山岳会のK尾さんと二人でいってきました。
12:00福井を出発し、立山駅のところの称名滝への道を塞ぐゲートのところに駐車し、暫し仮眠・・・そして3:35暗闇の中出発です。人津谷まで約3km徒歩で行きます。夜空を見上げると月は出ていないので、星が燦々と輝いている。とてもキレイ。K尾さんから「もう夏の星座が出ているよ」とのこと。白鳥座やオリヒメ、ヒコボシなど様々な星座を教えてもらった。K尾さんがそんなに星座に詳しいとは・・・顔に似合わずとってもロマンチストな一面があることを改めて実感しました。(すみません)
 
 朝のゲート真っ暗!                標高1000m付近。ようやく快適になったよ

30分ほどして七姫平の人津谷の分岐に到着。でも全く雪が無い!!ヤバイな~!でもとりあえず、雪の途切れ途切れになった林道をスキーを付けたり外したりして登る。でも途中で道は崩壊し川のようになっていたのであっさりスキーを持って歩く。暗闇の渡渉では足が水没したりと難儀が続き、山頂に行けるのかな!?と暗雲が脳裏を過ぎる。でも徐々に雪は増えだし、標高900m地点でようやくシール登高することが出来る。雪質は硬くその上に1~3センチ程のパウダーが積もっていて黄砂で汚れた雪面を覆っている。
冬山前進基地手前の西側の尾根に取り付き稜線に出る。ここでようやく今日の目的地の大日岳が早乙女岳の後ろにどっしり構えている。まってろよ~!
昨日の山岳会の例会山行で湯谷山で藪漕ぎしていたK尾さんはその疲れが残っているのかペースが上がらないファイト~!
 
 雪見平付近から見た大日岳(いちばん奥の山)            大日岳に延びる稜線

標高1566mの雪見平を過ぎると大日岳に伸びる稜線がよく見える。そして左には毛勝三山が仲良く揃って屹立している。右には除雪が終った弥陀ヶ原、先週行った鍬崎山、その後ろにはボクのふるさと白山連峰が白い帯のように峻立している。山の神様今日もサンキュー!
雪は良く締まっていて歩きやすい。ガンガン登る。
 
 稜線を振り返る                 ブナクラ峠から延びる毛勝三山

標高1778mの前大日を過ぎ、早乙女岳を過ぎると大日岳までのラインが良く見える。近く見えるけど、あと標高差500mファイト!雪屁に留意しながら登高ラインを定め登ると目前に鋭い岩で出来た山塊、威容を誇示しているかのように天を突く、岩と雪の殿堂「剱岳」が!うおぉ~カッコイイ~!三ノ窓や!早月尾根あんなに急勾配だったんだ~などと色々見える。季節は違うけど前記した芳太郎の当時の気分に浸る。
そして息を荒げ、10:43山頂着。大日小屋~奥大日~室堂乗越~別山~立山のラインも良く見える。
あぁ幸せ!剱岳の展望も最高!
 
 岩と雪の殿堂!剱岳!!カッコイイネ!        立山方面!室堂まで除雪がしてあったよ

 
 鍬崎山の後ろには白山が!遥拝!!   やっぱりビールで乾杯(飲酒運転撲滅キャンペーン実施中)

シールを剥がし、昼食の準備をしてK尾さんを待つ。暫くして到着し展望を堪能しながら昼飯!
そして11:30元来たルートを滑り降りる。上部はカリカリで難儀したが、そのあとは日射を受けイイ感じに緩んだ快適斜面にシュプールを刻みながら滑った。
途中、コット谷から来た山ヤさんや、ボク達と同じコースから来た山ヤさんとすれ違いながら、会話を楽しみながら下りる。
 
 剱岳をバックに記念撮影!            尾根は広く快適!

 
 アップダウンは少しありました。            冬山前進基地の様子

 人津谷入り口のレストラン「クムジュン」雪が全く無いよ~

冬山前進基地の様子を見に行き、以外に雪が多いことにビックリ!その後も雪が繋がっているところまでギリギリまで滑り、渡渉したりして崩壊の進む人津谷林道を下り、ポカポカ陽気の下、フキノトウを取りながら春山の雰囲気になってしまったこの山を後にしました。林道ゲートのところまで来て振り返ると、はるか遠くに今日登った大日岳が小さく見えた。標高差2000mの長い道程だったんだな~と実感。(14:23着)
今日も山で遊ばせてもらった。やっぱ山登りは青春!だね!!
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鍬崎山パウダ~!

2009年03月15日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のお調子メンバーでパウダーを頂いてきました。(メンバーはK尾さん、敏さん、ネーちゃん、Y田さん、ボク)
行き先は、鍬崎山!コースは粟巣野スキー場~大品山経由のスタンダードなコースです。
昨日から冬型の気圧配置が強くなり雪がよく降っていて山もかなりパウダー積もったんじゃないかな~ラッセルに明け暮れ途中撤退もあり得るかな~と弱気にもなりながら高速をブッ飛ばす!
スキー場には4:00到着、4:30まで仮眠をとり、4:50ヘッデン点して出発です。新雪をラッセルしながらゲレンデを登ります。そして貯水池を経て大品山の稜線に取り付く。最初は急勾配だが段々と雰囲気の素晴らしいブナ林の中をラッセル!ラッセル!気温も低く雪が軽いがかなりの積雪。でもブナ林に元気を貰いながら頑張ってトレールを刻む。7:55に大品山に到着!ここでやっと鍬崎山のピークがちょっこりと見える。けっこう遠いな~でもファイトだー!
 
 ゲレンデでラッセル!         雪はけっこう深く久しぶりのラッセルが嬉しい(^^)

 
 奥にチョコンと見える三角のピークが鍬崎山!      天気も良くなりラッセルも楽しくなる

大品山から一旦100m下り登る。単調な登って下るというような山よりアップダウンのある山スキーが好き!新雪の下には硬い雪があるので、ラッセルは疲れるけどハードバーンを登るよりも神経を使わずに登ることが出来るのである意味楽だったのかな!?
北東側には良く発達した雪屁があるので気を付けながら登り、1756mピーク手前は痩せ尾根になりキノコ雪となっているので右の急斜面をトラバースする。チリ雪崩が起こりまくるけど、弱層による雪崩の心配は無さそう、ガンガン登る。そこを過ぎるとピークは指呼の間に見える。遅れ気味のY田さんを励ましながら登る。
 
 ちょっといやらしいトラバース!      山頂がバ~ンと見える!これを見ると元気が出るね!

頂上に近くなるにつれ、雪の状態は悪くカリカリのバーンとなるけど、慎重に雪のあるところを選びジグを刻む。そして11:30山頂着!ヤッタ~!最初はガスの中で雪屁がどこにあるか分からない状況だったけどだんだんと視界は良くなり360度パノラマになり、いつものようにテーブルをこしらえ、昼食タイム!やっぱしビール!ザックに忍ばせていたビール2本で乾杯!超旨い!これを飲む為に為に頑張ってきたんだ~とっても美味しい!あぁ幸せ(飲酒した人は運転していません)剱岳はもとより毛勝三山、薬師、北ノ俣、立山など何でも見える!これらを肴にとっても美味しい酒が飲むことが出来幸せでした。
 
 頂上まであとちょこっと。            ラーメン作って山頂宴会だ~

 
 剱岳に薬師岳と素晴らしい景観にみんな感動してました!

メシ食ったあとは滑る!パウダー斜面を思いっきり滑りました。やっぱ山スキーの醍醐味はパウダー!みんな狂ったように楽しく滑ってました。
 
 山頂で記念撮影         山頂から滑るところ!

 
 上部はパウダー!自分の滑りが上手くなった錯覚がするくらいイイ雪でした

 これだからやめられないネ!

大品山からも更に素晴らしい斜面が続く。そしてあっと言う間にスキー場上部着、15:30スキー場の駐車場着。今日は素晴らしい天候の下、朝まで降り続いていた雪のお陰で素晴らしいパウダーを堪能でき最高の山スキーになったのは想像に難しくない。この山行を完結できたのも我が山岳会の面白いメンバーあってのもの!いつまでたっても青春している山岳会の皆に感謝!
今日の山はボク達が独占できたもの良かった~!
でも今日、家で源次郎の子守りをしていたカミさんにももちろん感謝!こんなに楽しい思いしてゴメンね~♪次どっか行こうね。
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火打山で完全燃焼!

2009年03月01日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のメンバーで火打山に行ってきました。(メンバー:K尾さん、M田さん、ネーちゃん)
前日の夜11:00福井出発し糸魚川へ、そして朝1:50に笹倉温泉駐車場に到着し4:00まで車のシートを倒しての暫しの仮眠、なかなか眠れないが体は少し休めたような感じ。
 
 ヘッデン点して出発だ~           朝の火打山!カッコえェ~

4:30笹倉温泉駐車場を出発!九十九折りの林道をヘッデン点して進む。1時間ほどで九十九折り終点、ショートカットしながらアマナ平に到着、そして北面台地の末端に到着!わぁ~!北面台地の奥に「デン」と焼山がどっしりとその威容を誇示している。噴煙も良く出ており、いつ来てもこの風景には感動だね!ここまでは昔、カミさんと焼山に行ったときと同じコースだ。
 
 焼山の威容が素晴らしい。また行きたい!     河原を越え台地を快適に進みます。

東に仰ぎみると今日の目的地の火打山が聳えている。待ってろよ~!ここからは進路を東にとる。暫くして賽の河原を下り登り返す。焼山と影火打のコルめがけて谷を詰める。標高1750m地点で左に進路をとり谷を詰めるが、段々と勾配はきつくなり、雪の状態もモナカからアイスバーンに近くなる。そのとき上から単独行の山スキー屋が降りてくる。時刻は9:30くらい。「もう頂上に行ってきたのですか?」と聞くと「上部の雪の状態が悪く、雪屁があったりして、これ以上登れなかったので帰る」との事。う~ん下から仰ぎ見るにはそんなことないようだけどな~。とりあえず慎重に足場を作りながらジグを緩く切って登る。段々と雪の状態は悪くなり傾斜もきつくなり、これ以上スキーで登り返すのは危険と判断し、スキーをザックに付けてツボ足で左の痩せ尾根のブッシュを掴みながら、そして焼山の噴煙に含まれる硫化水素が鼻腔を刺激するなか着実に登り、標高2000mの緩斜面に出た。ふぅ~!ちょっとビビッた登りでした。
更に僕達の後ろから来た後続パーティーもこの登りを断念し、帰って行った・・・。(ネーチャンも標高1950m地点で断念)
 
 核心部を過ぎ焼山を背後に          おや!火打がカッコえぇ形だな~

天気は朝は快晴だったが徐々に雲行きが怪しくなり時折、焼山や火打などがガスの中になるけど、再びガスも晴れるといった天気!まだまだ天気は持ってくれるだろう。
よっしや~ここまで来たらもう山頂まで悪所は無い!頑張るぞ~。影火打を右に見ながら火打山のコルに出たらもうチョイ!雪が少ないのか這松を避けながら登り12:03山頂着!ヤッタね!皆を待つ。
山頂からは北面台地が良く見え、あんな遠いとこから来たんだな~と実感。乙妻山や金山などは見えなかったけど、もう満足。いつもなら山頂でラーメン作って宴会というところだけど、今日は行動食のみ!準備が終ったら滑りませう!ビールも無しだよ!
 
 山頂で記念撮影!いつもの山岳会メンバー       頂上下の滑り!

快適な滑り!!新雪が2~3センチ程積もっていて良く滑り快適~♪でも・・・あの大変だったルンゼの中はバリバリ、そしてモナカ!ジャンプターンしながら滑る。テレマークターンなんて出来ない。
でもそこさえ終えれば後は超快適な北面台地!この日本離れした広大な斜面を小気味よくテレマークターンする。感激!
 
 この光景を見ながらの滑りは最高!!     どんな雪質でもそれなりに滑るのだ~

 悪雪で転びまくるけど山スキーって最高!

そしてネーチャンの待つ台地の火打山を展望できるところで暫しの大休憩。その後は良く滑る北面台地そしてアマナ平、大好きな林道滑りと かっ飛ばして笹倉温泉に到着!その時ちょうど雨が降り出した。3:00
 
 黄砂の影響も全く無く北面台地はよく滑りました。

良いタイミングで到着したね!そのあとは焼山温泉の湯船に浸かり、鼻腔をくすぐる硫化水素を嗅ぎながら今日の山行を思い返していました。
今日の山行は累積標高差2000mを超える長いルートとなったが、一つ宿題を終えたような清々しい気分になった。もちろん素晴らしいルートだった。そして今日の山頂に至れたのはボク達だけだったのも嬉しかった。
このルートの参考にさせてもらったYASUHIROさんにも感謝!いつになっても山登りは青春!だね!
帰りの車内はネーチャン節が炸裂していつものように楽しかった~♪
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野伏ヶ岳パウダー!

2009年02月21日 | 山スキー!H21
今日は、福井山岳会の新人を連れて野伏ヶ岳に行ってきました。
久しぶりの山である。昔、カミさんと付き合っていた頃、小白山から野伏ヶ岳に行ったり、薙刀~よも太郎山に行ったり、YAMADAさん達と願教寺山に行って以来、5年ぶりくらいで新鮮な気持ちで行ってきました。改めて素晴らしい山なんだと再確認できました。

朝5:00に大野を出発し白鳥へ向かいます。国道で渋滞に・・・高速道路ができたのでこんなところで渋滞なんて何でかな!?と思いノロノロ進むと玉突き事故!の事故処理をしていた。路面はテカテカに凍っているのに、中京、関西方面から来る車はノーマルタイヤにゴムチェーンで走っている。事故車両も同様だった。石徹白に向かうために檜峠に進んでいる時も、ウイングヒルなどのスキー場へ向かう車が、カーブを曲がりきれず壁にぶつかり脱輪してたり、道の真ん中でスリップして立ち往生してたりと、相変わらず雪国の道を知らない車が多い。いずれもボクも県外だけど、中京、関西ナンバーの車だった。せめてスタッドレスタイヤでも履けば・・・
それに比べて、ボク達の車のドライバーK尾さんの運転は相変わらず安定した走行だった。

上在所のいつもの林道入り口駐車場に到着し準備して出発する。林道には新しく積もった新雪がバッチリ積もっている。登っている間も雪は降っている。ショートカットしながらあっと言う間に和田牧場着。
福井山岳会の新人M山君は今日が山スキーデビューである。やはり初めてのシール登高なのか、うまく登ることは出来ない。生まれたての小鹿のような足取りである。
牧場からはちょっと吹雪いていて山頂が見えないが、何度か来ている山だし何ともないだろう。ダイレクト尾根に取り付くために斜面にジグを切って登る。けっこう新雪が積もっている。深いところでは膝まである。息を荒げ尾根に出ると脛程度のラッセルで快調!でも・・・新人は中々登ってこない。山頂はすぐそこだ~!!!頑張れ!!早く登れ~!!と檄を飛ばす。

昼が近づくと風は強いものの、晴れてきた!やった~!!いつものように穴を掘り昼食とする。
帰りの滑りはというと超快適なパウダーラン!
でも新人はボーゲン・・・・・そして転倒しまくる。結局、彼を見守りながらの滑降となり駐車場に着いたのは16時過ぎ・・・オツカレさんでした。

今日の山行では新人の技術はまだまだ。でもまだまだ若い!今日の教訓を糧にイイ山屋さんになってくれると嬉しいのだが・・・今後の成長を期待したい。
 林道ラッセル!

 吹雪の中から山頂が・・・キレイだな~

 やっぱビールは最高!(飲酒運転はしてないよ)
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春木山激パウダー

2009年02月18日 | 山スキー!H21
今日はYASUHIROさんと名人の山行にボクも加わらせていただき、パウダーまみれになってきました。
いつも福井山岳会のメンバーと山行に行っているボクとしては、「井の中の蛙」じゃないけど、旧態然とした技術や知識にとらわれることの無きやう、最新を吸収すべく、この御方達と山行を共にするのはとても収穫になるのです。
いつも何かとお世話になっているYASUHIROさんにメールで山行に同行したい旨、発信すると快く了解を得、前夜泊で山に行ってきました。

18時30分頃人形山の登山口近くの茅葺き屋根の羽馬家(文化財だと思う)の広い駐車場の一角に車を停め、フルフラットにしたパジェロの中でビールを飲みながら一人宴会する。暇なので本を読みながら皆を待つと、YASUHIROさんが来て、いつものように車の中で宴会をする。ビール旨い!!そして名人も到着。3人で宴会!!明日は5時発だから遅くまで飲んでいた。

朝5時出発!今日の行き先は宮屋敷から春木山(地形図には載っていない。宮屋敷から北東の1590mピーク)です!まずは湯谷沿いの長い林道をミニラッセルしながら船頭川を過ぎたところから一気に尾根に取り付きショートカット!雪が多い!膝上のラッセルとなる。出発から約2時間かかり中根山荘に到着する。6年前にカミさんと人形山に山スキーに来たときも怪しい雰囲気を感じたのだけど、今回更にパワーアップ!謎の建築物が増えているじゃない~。しかも作りが雑!ここから更に積雪量は増えだす。
 
 ショートカットのラッセル               林道ラッセル

帰りは山頂から船頭川右俣を滑るので、川と林道が交差する地点近く(標高1040m)まで林道にトレールを付け、再び尾根に上り返す。下界と違い雪の量は多く、深いところで腰ラッセルとなる。3人で仲良く交代しながらラッセルをし歩みを続ける。YASUHIROさんと名人は幅の広いヘルベントという板でラッセルしてくれるので、後ろを歩くボクはトレールの幅が広く踏み固められた快適な道を歩けるけど、ボクがトップの時は板の幅が皆より狭く、細いトレールしか刻めない。恐縮しながらラッセルをする。
今日はラッセル日和だ!深々と降り続く雪の中、黙々とラッセル!今期初の激ラッセル。この感じがたまんない。
 
 時折晴れ間もあり、気持ちイイ~ラッセル!         ラッセルするYASUHIROさん

 
 こんな素敵な斜面が!           宮屋敷に到着!
 
そして10:35宮屋敷に到着。人形山、三ヶ辻山は見えない。進路を北東に向け春木山に向かう。10:50到着。ここでシールを剥がし一気に船頭川右俣に滑り込む!みんな雄叫び&粉雪をあげ滑る。谷は段々と細くなり、谷の景色が切れた。ドド~という音、滝だ!斜滑降しながら逃げる。安全地帯から再び滑る。しかしまた滝!そして標高1200m付近でデかい滝が現れ、滑り降りることは中々困難だし、この後も同じように滝が現れるだろうということで潔くシールを付けて尾根に登り返す。
 
 山頂で記念撮影!(板の幅が全然違うよ)        名人と快適な谷!

 
 谷はイイね~                こんな滝がけっこうあったよ

再び尾根に戻ったら次は尾根パウダー!そうこうして、朝のトレールを追っかけ煩い藪に突進していく二人を眺めながらボクも屁っぴり腰で後を追うのだった。最後は林道を漕ぎながら車の元に向かいました。13:20着。フゥ~お疲れさんでした。
  滝の横を滑るYASUHIROさん

今日の山行ではいろいろ収穫があったし、二人の技を盗めたような気がした。特に滑りの技術は凄い。ボクも自信がある方だが、どんな斜面でも果敢にブッ飛ばす姿を見てもっと修行せんとあかんな~と実感。
そしてとっても楽しい二人でした。また次回よろしくお願いします。
  尾根に上り返しパウダーを滑ったよ!
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十石山パウダー!

2009年02月11日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のメンバー(K尾さん、カミさん、ボク)で十石山に行ってきました。白骨温泉からのコースなら数回訪れているので、今日はそれとは違ったコースってことで、平湯温泉からのコースを登りました。十石山の北西に延びる尾根!
ここならパウダーだろう。
朝、1:30に起床してカミさんを起こし、源次郎を両親に預け、大野市の待ち合わせ場所へ行き、K尾さんに乗ってもらい向かいます。
睡魔が襲いますがガンバ!4:30に平湯に到着!アカンダナ駐車場の道の傍に車を停め、ちょっと仮眠のつもりが時間オーバー、慌てて準備して出発!5:40
 
 ヘッデン点してショートカット       とっても快適な尾根!

いつもの安房峠への道をショートカットしながら進みます。パウダーが予想以上に積もっており嬉しいな~。
ワサビ谷の右岸の北西尾根に取り付く。ラッセルは踝から脛程度、疎林で登りやすい尾根!気持ちよくラッセルを続ける。
標高が上がるにつれ噴煙を吐く焼岳、ピラミダルな均整のとれた真っ白な笠ヶ岳、西穂高から槍、ひときわ存在感を醸し出していた霞沢岳と最高の展望に酔いながら登高します。それと忘れちゃいけない!右手には四ツ岳の威容が鎮座!目の前の岸壁上には十石山、そして昨年行った金山岩と360度の展望!
森林限界(約2300mくらい)を超える頃には視界を妨げるものは無く最高~!生きててよかった!と思える瞬間です。このまま眺めていたいけど天候は下り坂なので早く行かなくては。
 
 笠ヶ岳から焼岳!素晴らしい景観に感動      カミさん今日も好調だね!

 
 もうすぐ主稜線だ!              主稜線から山頂までは単調

主稜線に接続し、クラストに新雪が斑に積もった微妙な雪に足をとられながらも10:50山頂着!やったね!!
さて・・・ここから金山岩に行くためにザックにスキーを括り、ピッケルアイゼン、ヘルメットを装着して出発です!最初の300mくらいが核心部!ナイフリッジの痩せ尾根に微妙に雪が着き、雪の状態が悪く悪戦苦闘。100mほど行ったかな、きのこ雪は無かったけど、この雪の状態ではこれ以上進むことは出来なくなった。しかも天候は悪化の様相で吹雪いてきた・・・弱気ながら敢え無く元来たトレースを引き返す。残念!
再びスキーを履き山頂を経て北西尾根を滑ることにする。
 
 金山岩までの痩尾根は厳しかった。      ザックのスキーがちょっと邪魔・・・

 
 でも滑りは最高でした。         いつもの昼食タイム!

途中主稜線下の広場でいつものようにラーメン作って腹ごしらいした後、いざいざ・・・
パウダーに狂う。(重パウダーだったけどね)
地形図で見るよりも滑りやすい尾根で快適!絶叫しながらの滑りとなりました。カモシカくんやウサギさんビックリしたかな!?雪もけっこう降り出した。
 
 K尾さんの滑り!安定した独特の滑り!          カミさんの滑り

 
 ボクのテレ滑り!                 延々と快適な尾根が続きます♪

ワサビ沢に出てからも緩斜面が道まで続く。以外に良く滑り快適~♪道に出てからはこれまた良く滑りあまり漕がなくてもイイ。あっと言う間に車のところに到着14:20
今日は当初の計画を貫徹することは出来なかったけど、パウダーと展望に恵まれ最高の山行になりました。
そしてパウダーの滑りに喜んでいるカミさんを見てイイ孝行になったかなと一瞬思いました。
 道もとっても快適でした!
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栗ヶ岳サイコー!

2009年01月25日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会で山スキーに行ってきました!場所は栗ヶ岳!この山の周辺には超有名な猿ヶ馬場山をはじめ御前岳、籾糠山などがあり、いずれも行ってるので行った事の無い「山」ってことでこの山に決定しました。
メンバーはK尾さん、M田さん、A川のネーちゃん、Y田さん、ボクの5人です。朝、ETC深夜割引の適用を受ける為に、丸岡ICを3:50出発です。高速道路は猛吹雪でスピードが出せない・・・これだと山はすごいことになってんじゃないのかな!?と不安を抱え駐車地点に到着。雪は小降りで気温はとっても低い。パウダーゲットに期待を膨らませ、ちょっと遅いけど6:08出発。
雪の積もった林道を黙々と歩き、はげくら谷林道に入る。この林道はまったく整備されておらず、所々で道や橋が寸断されていて、結局谷に下りて渡渉やツボラッセルを強いられる。新雪でちょっと歩きにくいけどまぁこんなもんだろね~
 
 渡渉も楽しいね!水没があるから!          ラッセルも楽しいな~

960m地点より栗ヶ岳の北に伸びる尾根に取り付く。藪っぽい尾根だけどあまり気にならない。ズンズンラッセルして高度を上げる。天気は昼過ぎより悪化するとの予報を得ていたので、山頂に少しでも早く着くことができるよう頑張って登る。後続が引き離される。ガンバ!ガンバ!
1400m位まで標高があがると感動の景色!ガスっていて猿ヶ馬場とか見えなかったけど、この山の良さを改めて実感できた。
 
 ガスってきたけどそんなに濃くなかった。        幻想的な光景にも逢えました。 

1700mピークに出ると、あとはだらだら~っと尾根を進めば山頂だ!視界はまぁまぁなので読図をしっかりやって、アップダウンの尾根を経山頂に向かう。
雪屁を越え、山頂北西のピークに至ると、ピョコッとした山頂が見える。あれが栗ヶ岳だ~!木々の全く無い、名のとおり栗のような艶やかな先端の尖った、籾糠山のような山頂が見える。あとは、強風の突き抜ける稜線のためかアイスバーン化した斜面を登り、12:04山頂着!やった~!!山頂は狭く、籾糠山程度の広さがあるよ!
そして登ってきたメンバー皆と握手を交わす。
 
 山頂が向こうにみえるよ!             山頂にて今日の福井山岳会メンバー

当初、もと来た尾根を滑り降りる予定だったけど、山頂に立って、谷の状況を俯瞰するとその考えは間違いだと気付く、やっぱ谷!(はげくら谷右俣)を滑らなあかんやろ~ということで、K尾さんに打診すると右に同じとの回答を得た。ネーチャンにもお伺いをたてると、下で谷が割れた時、尾根に登り返す覚悟があるんやったらイイじ!ということだったので、栗ヶ岳山頂からダイレクトに谷を滑ることに決定!
記念撮影をし、シール剥がしてワックス塗っていざいざ・・・
北面に位置するこの斜面はパウダーでいっぱい!最高!!斜面に亀裂が入ったが無視!このまま滑り続けよう。今日来れなかったカミさんには悪いが思いっきり遊ばせてもらいました。
 

 

 
 パウダー最高だよ~(はげくら谷右俣)

 
 ちょっと水流がみえてきたよ           ラーメン食ってエネルギー補充!(ビールも)

谷もそろそろ流水が見え始め、右岸、左岸とスノーブリッヂを渡りながら下りるところが出てきたところで、昼食!ラーメン作ってビール飲んでいい気分になりました。
その後も、谷を下り、朝の林道が見えたところ(1050m)で、この橋も崩壊していたので渡渉し、林道の面影を滑降し、朝のトレールに接続した。その後は、また渡渉したりして、ギリギリまでスキーで帰りました。
車のところに15:25着
 またまた渡渉!

今日は、栗ヶ岳というどんな山なのか予備知識の全く無い山に、地形図見て何とかなるやろ~といった軽い乗りで登った山だった。でも予想をかなり裏切られとっても内容の濃い素晴らしい山になった。
そして天気も最後までもってくれ、さしたるルートファインディングの難所も無く快適な山になりました。
やっぱ山岳会のみんなで登る山は楽しいな~。
もちろん帰路はいつもの珍道中でした。
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木無山

2009年01月18日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会 山スキー同好会のメンバー(K尾さん、敏さん、M上さん、カミさん)の総勢5名で木無山に行ってきました。ここに登るのは10年ぶりで、以前は蛇鏡山経由の尾根コースから行きましたが、今日は長倉谷林道を登り、ダイレクト尾根に取り付くルートです。
8:08和泉スキー場手前の長倉谷林道入り口の空き地に駐車し、出発です。林道も終わりに近づき、いい所で渡渉し尾根に取り付きます。
 
渡渉しているところ!            尾根の様子

藪っぽい尾根ですが、K尾さんは沢登りでも山スキーでもどんな所でも藪が大好きなのです。ボクらが辟易するようなところでも至って平然と楽しんでいます。ボクもこのようになりたいな。
標高が上がるにつれ快適な尾根となり、脛(スネ)程度のラッセルです。山の名前のとおり、木々が疎らになってきたら頂上はすぐそこ!山頂は全く木が生えてなく真っ白!木無山という山の名が付けられた所以が分かります。吹きすさぶ風がとても強くこれが高木を育たなくするんだろうね~。
 山頂に到着だ~

頂上からは荒島岳、経ヶ岳、枇杷鞍、小白山などの山はもちろん遠くには白山の白い頂が薄っすらと鎮座しています。ここでいつものように遥拝!神々しいこの姿がみんな大好き!
さて、ここでシールを剥がし、北斜面のおいしそうなパウダーを滑ることにします。ドリャーー!!この感覚がたまらないよ~!みんな雄叫びをあげて滑る。シールを再びスキーに貼り付け頂上に上り返す。
 カミさんの滑り!ヘタッピだけど山スキーは楽しいのがイチバン

さて!12時も過ぎたことなので昼食とする。もちろん頂上で食べるが、風が強く気温も低いので、いつものようにスコップでブロックを切り出し積み上げ高さ2m程の風防をつくり、テーブル作る。これで快適にラーメン食べながら白山を眺められる。もちろんビール!
 
 わぁ~白山だ~!                  風防をこしらえて快適ランチ!

昼食も終わり滑る!帰りは谷を滑り、いいところで登りの尾根に戻るといったコース。ここも上部は快適なパウダー!僕達の雄叫びにビックリして冬毛をまとった兎さんが逃げていく。パウダーの斜面にも拘わらず素早い登高にビックリ!
 荒島岳もイイ感じ!、福井山岳会のもうひとつのパーティーは今どの辺りに居るかな!?

谷の滑降は終わり、藪斜面をトラバースしながら元の尾根に戻り、ここからは藪と挌闘しながら滑り下りました。林道に出た頃にはちょうど雨が降り出しラッキーだった。あとは林道をぶっ飛ばすだけ!湿った雪であまり滑らなかったけどいつの間にか車のところに到着した。
車に近づくにつれ、スキー場からの音楽というかアナウンスというか雑音が耳障りになる。やっぱ山は静かななのがイチバン!
 


今日もパウダーに恵まれた一日でした。山の神様、今日もサンキュー!
 
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日照岳、いつもと違うコース

2009年01月04日 | 山スキー!H21
今日は福井山岳会、山スキー同好会のいつものメンバーのK尾さんと日照岳に行ってきました。
今日のコースは良く知られるいつものコースとは異なり、日照岳の東に伸びる尾根から登りました。期待を裏切る素晴らしいコースでした。こういった発見があるのがイイね!
昨日は、カミさんの実家へ年賀のあいさつに行き、泊まらせてもらい今朝4時に直接、福井北ICでK尾さんと待ち合わせして荘川に向かいました。
御母衣ダム湖畔を走り、尾神橋を渡り、標高790m地点の路肩に駐車し、パッキング済ませ出発です。しばらくは鉄塔巡視路の登山道があるを忠実に辿るのですが、コースをペナントやら赤テープでマーキングされており、かなり目障り。雪がまだまだ少なく藪が少々煩いけど我慢。徐々に高度を稼ぎ、標高1450mに出ると、景色は一変します。真っ白な1645mピークが眩しく、その奥には日照岳が鎮座する。東から昇った太陽に照らされ、その白い頂は真っ白に輝いている。この時、この山の名の所以がやっと判った。
こんな景色を見ていると気分が高揚します。感動!!もちろん藪は無くラッセルに徹します♪来て良かったと思う瞬間をK尾さんと共有。
 
イイ感じの尾根だよ~(藪が煩いところもあったけど)

 
1645mピークはすぐそこだ~       1645mピーク手前からの日照岳(真っ白!)

雪屁を抜かないよう1645mピークに登りきると日照岳に続く吊尾根が北西に伸びている。この尾根はとても痩せていて6~7年前に、ツボ足で登りに来ていた中高年登山者がここで滑落し、雪屁もろとも保谷に落ち死亡しています。
今回はあらかじめザイルを用意していたけど、雪屁の規模は小さく左から注意して歩くことができる。ここが今回の核心部(下りでもあったけど)!この痩せ尾根からの日照岳の展望は最高でした。
 
痩せ尾根が続きます。         日照岳から痩せ尾根を介し1645mピークへ

そしていつものコースに接続し山頂着です。ここでやっと白山の双耳が眺められ感動!猿ヶ馬場山や籾糠山、御前岳、三方崩山、奥三方、大日、遠くは北アルプスなどそこらじゅう見えました。
 
山頂で記念撮影(後ろは白山)       快適!?に滑るK尾さん

いつものようにラーメン食べた後、いつものコースを滑り降ります。パウダーを満喫しながら楽しく滑る♪トレールの無いまっさらな雪面に思い思いのシュプールを描くのですが、ここで「大失敗!」1534mのピークから東に伸びる尾根に滑らなくてはいけないのが、そのまま真っ直ぐ1305mの方に向かっていった。どうもいつもと雰囲気が違うと思った時点で既に時遅し。標高1100m地点まで滑ってしまった。
このまま登り返すのもいやだし、下まで滑っちまおうということで、物凄い急な谷を滑ったり、滝を巻いたり、トラバースしたりして下りると、御母衣ダムの水面が見える。ゲゲゲ~ヤバイ。左の方にギリギリスノーセット(今は新しくトンネルができたため使われていない)の面影が見えたのでその方向へ下る。崖になったので、スキーをザックに付け木にしがみつきながらクライムダウンし、ようやくスノーセットの屋根の上に立つ。
ここで少しホッとしたのも束の間、ここから、出口(下り口)がどうなっているか分からないスノーセットの上をスキーで歩く。御母衣第2発電所のヘアピンカーブのところで上手い具合に下りられる場所を見つけ下りる。今は使われていない道路の為か道の上に雪が積もってはいたが、焦燥感の募った気分を撫で下ろす。しばらく歩くと自動車の音や姿が見える。
普段から「便利な生活や人工物とかけ離れた自然の中に身を置くのが好きだから山に登っているのだ」と言っている自分が、この時その人工物を見て安堵感に包まれた自分を情けなく思った。まだまだ修行が足らない。
このあと、トンネル、国道を3kmほど歩き朝駐車した車のところに戻った。オツカレさんでした。
 
スノーセットの上に降り立ち、出口があるのか不安を懐き歩く。  やっと旧道に降り立つ!

今回のルートの誤りに関し、山スキーでは下りを楽しむことにより、現在地点を把握するスピードがついていかなくなるのも事実、読図を疎かになりがちであったことを猛省した。ボクらは最近はやりの「携帯GPS」を山に持って行かず、地形図、コンパス、高度計で読図することを信条としている。こういう時のためにGPSが必要だということになるかもしれないが、やっぱりこういったときに頼るのは自分や仲間の読図能力であり、そういう山行が楽しく、勉強になるものだ。更に今日の失敗を経験し、ちゃんと帰って来れたんだしGPSは必要ない!という結論になりました。(ただ単にお金が無いだけというのもあるけどね)
でも1645mピークからの日照岳はカッコ良かったな~。
 トンネルの前で(福島保木トンネル)
コメント (2)
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