山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

登山から家族旅行となりました。

2011年08月23日 | ひとりごと

 はじめて訪れた日光東照宮。中々面白かったです。(朝早く行くと人も少なく良いみたいです)

8月19日~22日と家族で北関東へ旅行に行ってきました。当初、独りで津波被害のあった地へボランティアに行く予定でしたが、カミさんが仕事の休みを取れたので、例年通り家族で旅行となりました。
 
 夜は駐車場で宴会です。夜半から大雨になりました。         丸沼高原にて。パジェロはとてもイイです。

急遽、行程の計画や宿の手配などをし、19日朝出発します。宿と言っても最終日に那須高原の温泉宿をとったのみで、あとは車中泊やテント泊です。
でも山登りがメインでしたが、生憎の雨に振られ、悉く当初の計画は変更を余儀なくされ結局、観光地巡りのフツーの観光旅行となってしまいました。
サファリパークでは、動物が車に寄ってたかって「餌くれ~」とサイドミラーなどを噛む等をし、バイザー等のプラスチック製部品に歯形がつきました。
 
 有名な猿たち。この意味には人生の縮図が封じ込められています。           家族で記念撮影です。(世界遺産なんだってよ~)

 
サファリパークではライオンなど迫力のある動物も探しました。     殺生石です。
サファリパークも雨の中で動物達の勇ましさが見れませんでした。
宿泊した旅館は鹿の湯から直接温泉を引いた源泉垂れ流しで泉質も良かったし雰囲気もバッチリでした。
今回の旅行は山に登れませんでしたが、家族旅行といった感じで良かったかな。旅館で出されるはずの栃木牛はセシウムが検出された為、県外の肉に変わる等原発事故の影響はこんな形で出ているのだと実感しました。
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自転車担いで 荒島岳

2011年08月17日 | 山登り2

 荒島岳山頂に到着です。視界は悪く、ポツポツ雨が降ってました・・・

今日は久しぶりに山に行ってきました。
お盆休みは長期間、山にズッポリ浸かりたい気分ですが、学生の時はまだしも、今は仕事する身!職種上そんなに長い間、遊べません・・・各種イベントに駆りだされ、今日は貴重な休みの日!山に登りたい~。そんな中、いつものM系の友人であるK村クンが、山口県から嫁さんの実家である福井に遊びに来てくれ、どっか行こうとのお誘いを受け、行ってきました。彼は山口県のトライアスロンの国体選手!そして、我が愛する日本国の防人であるレンジャー課程修了者の精鋭である軍曹(呼称は違うが、ボクの祖父の旧陸軍と同じ)である。(そして福島原発5km圏内での任務終了の為帰ってきました。)
甘っちょろい山にお誘いするならば営倉行きを下命されてしまう・・・。そんな訳で、当初、白山にでも行こうと思いましたが、荒島岳に行く事にしました。(前回、山スキーに白山に行った手前も有って)
 
 自宅付近の市道を走るK村クン。                  大野の市道を走るK村クン。目の前は小荒島岳!!

実は、今日は再来週に行う、消防学校の山岳訓練の下見に行く用事も有り、教官達と同道する事にしました。でも、ボクは最近のマイブームの山に自転車というスローガンを掲げ、朝、K村クンがボクん家に来て、カミさんのMTBをお貸しし、自宅を7:20出発。道路をルンルンMTBで進み、勝原スキー場の駐車場に到着。ここで消防学校教官達を待ちながら、のんびり過ごす。
9:30定刻にK消防本部から派遣された精鋭U田教官(先輩)達が到着し、出発する。スキー場内の登山道を黙々歩く。でもK村クンとボクはMTBを担いだり押したりしながら進む。中々シンドイ登りで、湿度も高いとあってか大粒の汗が頬を伝いゲレンデトップに着く頃には衣服はベトベトに濡れている。もちろん飲料水の消耗は激しく、ボクは1.3リットルしか持ってきていない事を後悔する。脱水症は免れないだろうな~(K村くんも同じ)
 
 K村クンは肩かけ方式で担ぐ。        ボクは頸を通し担ぐ。(滑落したら首の骨折れるので注意)

荒島岳は最近冬しか来ていない。登山道が少し変わったのに驚きながら、MTBを担ぐ。押して登る所は殆ど無い。タイヤの目に泥が詰まって更にMTBが重くなるけど自分達が決めた道。無言で担ぐ。でも前方を歩く登山者を抜き去る事も出来た。その都度、「頑張ってね!」等と声援を背に受け我が小隊(2名)の士気は上がる。トライアスロンとは違う汗をかくと言うK村クン。確かにボクは汗をかかない方だけど今日は衣服の中は湿潤では無く、完全に濡れている。
そんなこんなでいつの間にかシャクナゲ平に到着。ここで突然自転車を担いで現れる姿に異様を感じたのか他の登山者に質問攻め。中には写真撮らせて下さいと言われ半ばアイドルかと錯覚!?と勘違いする。(10:50)
ここから一旦下り荒島岳のモチガ壁に取り付く。でも今日の予定コースでは佐開コースに下山する予定なので、その分岐にMTBをデポするのが正常な人の思考回路。でも折角MTBを担ぎ上げたのだから一緒に愛車と共に山頂に行きたい的な気運がボク達を支配したのか、異論無くそのまま担ぎ上げる事に。でもサスガに難所のモチが壁の急登そして狭い壁内は危なかったけど難なくクリアし、登っていく。振り向くとK村クンが怪しげに微笑み返してくる。ヤッパシこの人も変態だね。でも国防の一翼を担う人間はこんな人でなくてはダメだね。やっぱし精強なレンジャーやね!(ボクにも89式小銃撃たせて!!)
空は曇天・・・時たま雨がパラつく中、12:15(ヒトフタヒトゴー)に荒島岳山頂に至る。既に到着した消防学校教官をはじめ、他の登山者から喝采を受ける。ボク達としても、無意味と思われるMTBを担ぎ上げた事に何か充足感を感じる。
 
 シャクナゲ平に到着!山頂まであとチョイ。           山頂でK村くんと記念撮影。この山行は記憶に深く刻まれました。

 
 消防学校教官と共に記念撮影です。今度の訓練は死力を尽くす所存です。       山頂下の登山道を疾走するK村クン!超カイテキです。

糧食のおにぎり4個は底を尽き、最後に残った水100ccばかり飲み、喉の渇きを少し癒す。もう糧食は尽きたがあとは下るだけ。ガマン。
山頂で訓練の概要を協議するなどをし、他の登山者と楽しく過ごし13:20に下山開始。
もちろん、MTBに乗れそうな場所はダウンヒルと思いつつ、谷に落っこちないよう走ろうとするが、殆ど走れるところは有りません。でも一応写真を撮って、そのまま担いで下りる事になりました。無駄な労役をはらって担ぎ上げた行為がバカバカしくも感じるが、愛車を担ぎ上げる事が出来嬉しい気分。モチガ壁は急でMTBを担ぎ下ろすのは危険だけど何とか佐開の分岐に到着。此処で教官達に別れの挨拶を交わし、走ろうと努力する。林道に近づくにつれMTBで走ることのできる所は多くなる反面、あまり人が歩かない為か登山道は繁茂する雑草で荒れ、路面状況が分からないが、14:20登山口の林道に到着。
 
 ボクも攻めまくりました。(登山道にやさしく走りました)          でも殆どが担ぐところばかりです。

 
佐開コースは雑草が繁茂し登山道は隠されていました。                       でも林道に近づくにつれ快適ダウンヒル!!

 佐開コース登山口にて記念撮影!

 
 佐開までの林道は快適なダブルトラック! でも転倒しました・・・。 MTBの機動力は凄いね!!

ここからも雑草の繁茂する砂利道のダブルトラックを疾走し、苔で滑って転倒しながらも養魚場に到着。このころには雨も降りだし、雨の中、MTBを漕ぎ途中の自販機でコーラ500ccを購入し一気飲み!五臓六腑に浸み渡るとはこの事かなと思いながら、自宅を目指し、16:05到着。オツカレ様でした。
今日の山行は標高差1200mを越えるMTB登山となったけど、メンタル・フィジカルに強い相棒が居たからこそ最後まで心が折れず登る事が出来ました。普段ペダルを回してしか同道しない愛車ですが、こうやって一緒に山を登ると、物言わぬ無機質な機械であるけれども、愛着が芽生えてくるもんだなと実感しました。
こんな風変わりな山行に付き合ってくれたK村軍曹に感謝するとともに、我が愛車に感謝でした。

最後に、今回は下山時にMTBで下りましたが、登りと同様に他の登山者から暖かい目で応援していただく事が出来ました。今日の荒島岳は平日にもかかわらず40人以上の登山者が登っていましたが、同じ山屋としての礼節を失わず、乗車時の対応もバッチシ有ってか他の登山者に対し気分を害することなく快適に乗る事が出来ました。また、多くのボランティアの方々の手で整備された登山道を損傷させる事は一切せず、細心の注意を払い「こんな登山」を楽しみ、そしてMTBを担いでいました。(こんな事をする人は絶滅危惧種であると思うけど、走ろうと思っても地形的要件や登山道を損傷させる虞がある為、おススメは出来ません。)
でも同じ登山道。登山者とライダーの共存は問題無いなと思いました。(今回はね)
コメント (9)
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自転車担いで山登り2

2011年08月04日 | 山登り2

 山頂にて経ヶ岳をバックに愛車です。

今日もこんな暑い中、山登りです。職場の先輩方と一緒に地元勝山の山登りです。
寝食を共にする職場の仲間!たまにはこういったレクリェーションで楽しむのがイイね。
特に有事の際での現場の状況を把握する為にも、こういった県内外から大勢の登山者が訪れる山を知っておくことは重要です。
今日もボクは自転車を担ぎあげ登る事にしました。勝山を出発!今日は本当に暑い!!!
登山口からは担いで登る事に・・・。押して歩けるような路面状況ではないし、登山道が浸食により深くえぐれているので、道の幅が狭く難儀します。先輩達は先に進んでいく中、悶々としながら担いだり、曳いたり、押したりしながら峠を目指します。
 
 小原峠の道標にて                    山頂で三ノ峰をバックに記念撮影(左からH田先輩、Y川先輩、K沢先輩、ボク)

今日は峠から三ツ谷方向へ下るので、本来なら此処で自転車をデポするのですが、折角担ぎ上げた愛車Commencalと共に山頂に至りたかったので、再び担いで悪路を登るのでした。すれ違ったり、追い抜くとき他の登山者からは「自転車なんか担いで何するの!?お疲れさん」と聞かれ、ボク自身も理由は特に無く逡巡としつつ、「トレーニング」だとか「自転車で登ってきた所と違う方向へ下山する」などと何だか弁解染みた事を言っていた。
登山口から1時間10分くらいして山頂に立つ。白山は雲に覆われ見えないが、それを除いて最高の展望でした。ラッキー!!
山頂で家の冷蔵庫からとってきたアンパン1個食べて早速下山する。
  
 小原峠を過ぎてすぐの祠              部分的にこんなに快適なシングルトラックを発見!!

 
 途中に有った川上御前の祠です。         石川県側の越前禅定道登山口です

自転車のタイヤ等がブッシュに引っ掛かり煩わしいが、難なく小原峠に到着。ここからは勝山方面に下山する先輩達と別れ、ボクは西俣谷川沿いに延びる越前禅定道を下り三ツ谷方面いわゆる市ノ瀬へ向けて下りるのでした。久しぶりにこの登山道を歩いたのだけど、昔と違い整備が良くされており快適でした。標高1080m地点で川と交差する地点で登山道は終わり、林道に接続し、ここからは王滝SDAばりのダウンヒルで疾走しました。とても快適でした~。
 
 王滝SDAを彷彿させるような林道です。ぶっ飛ばせぇ~        白峰への車道!これも快適!!

  谷トンネルから吹き出す風はヒンヤリ涼しくて気持ち良かった~。

5kmくらい下ると、白峰-市ノ瀬間の道路に出て、その後は炎天下のアスファルト道路を走り、谷トンネルを抜け自宅に帰るのでした。
今日は愛車を山頂まで担ぎ上げる事が出来、とても嬉しかったです。自転車を漕ぐのも楽しいけど、担ぐのも楽しいと思った、収穫のある山行となりました。

(コメントでの指摘を受け、以下を付け加えました(8月6日))
山に自転車を担ぎ上げた事について、コメントを頂いた方からボクの意図は理解しているのだが、このブログを見た方が異なった見解を持たれ炎上などしないように留意するよう電話にて助言が有った為、下の文面を付け加えました。
コメントで指摘が有ったように、国立公園内での車馬の乗り入れについて、コメントの通りボクも認識しています。もちろん法令に従い自転車の扱いについて細心の注意をはらい持ち込みました。ブログに載せられた写真を見ると、登山道を自転車で乗ったように連想されますが・・・。
あくまでも自転車を持ち込んだ理由は、登山口と下山口が異なる場所なので、自家用車を予め下山口に駐車しておく事をせずに、担ぎ上げた自転車で帰る事を目的としたものです。
誤解を受ける写真等が載っていますが自転車の扱いに留意し、人の迷惑になるような事をせずにこれからも登っていきたいと思います。

 新しく購入したPETZL ALVEO VENT


カミさんの古いヘルメット(右側)との比較。造型が複雑ですネ。          内部は流行りの発泡スチロール!自転車ヘルに似ているね。

話は変わりますが、最近ヘルメットを買いました。カミさんが使っているペツルのヘルメットも既に10数年が経過し、古くなったので思い切って新しくしました。(11000円)新しいヘルメットも「ペツル」で、アルベオ ベントという中に発泡スチロールの衝撃緩和材が入っているやつ。とても軽くて通気性良好!何だかカミさんにはもったいないな~と思いつつ、今度使ってみようと思いました。
コメント (8)
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