山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

天気もってくれた~

2007年03月24日 | 山スキー!H19

今週もまたまた飛騨詣!イイ山がたくさんありますね~♪ 実はマニアックな山に行こうと思っていたのですが、天気予報によると、天気は午前中しかもってくれないとの事。行程が長いのでもっとイイ日に行こうという事に相成り、馬狩から三方岩岳~野谷荘司山に行くことになりました。6:20出発!他に2パーティーいましたが彼らは鶴平新道から野谷荘司山に行くとの事。僕らはスーパー林道ゲートから白谷左岸を谷沿いに歩き、標高900m地点から左の尾根に取り付きます。子供のカモシカが僕らがいる事を知らず懸命にラッセルしていました。ほのぼのとした光景でした。さて1255m小ピークを経ると背後には先週行った籾糠山のピラミッドが見えます。

 

 ゲートから白谷を仰ぐ       1255mピーク目指して気持ちのイイ尾根を登ります

標高が上がるにつれ、目前には黒い鎧をまとった三方岩岳が鎮座しています。左には野谷荘司山も見えます。天気よもってくれ~と祈りながらの登高です。風は強いですが寒くはないです。天気が下り坂というのが感じることが出来ます。

 

野谷荘司山方向             中央に鎮座するのが三方岩岳!

標高1400m付近から無木立の稜線が続きます。雪屁は発達してなく快適に登ることが出来ます。標高1540mから下り再び登ります。三方岩岳の北側(写真向かって右)のコルを目指し裏側から巻くようにして山頂に至ります。

 

気持ちのイイ稜線です!(風が強い~)     左が三方岩岳(別名:飛騨岩)(右は加賀岩)

 

ラッセルも浅く楽チンです!        三方岩岳山頂にて 左の雪屁の下はあの鎧壁!

山頂からは白山をはじめ、笈ヶ岳、大笠岳、奈良岳が望めます。来て良かったと思う瞬間です。

 

僕らの白山                   大笠岳方面

さてココからはアップダウンの連続する稜線を南進し野谷荘司山に向かいます。心地よい山の雰囲気を味わえるときです。鶴平新道のいやらしいところをトラバースしているパーティーが良く見えます。そしてそのトレースに合流し10:30野谷荘司山到着!やったね(^^)いつもなら山頂で昼食といきたいところですが、天候の悪化を懸念し行動食を摂りシールを剥がし下ります。そしてもちろん白谷(左俣)を滑りますョ~。

 

今日もやったね!野谷荘司山ありがと~        谷を滑降中のK尾さん

上部の雪質はまあまあでしたが段々と湿っぽい雪に・・・でもデブリの少ない広大な斜面にシュプールを描きます。

 

 

デブリも小さいよ!            やっぱコレでしょう!ビール旨いよ!

雪崩、デブリの落ちてこなさそうなところでランチタイム!やっぱこれをしなきゃね~そして最後はデブリ地帯を慎重に下り、朝取り付いた尾根のところに到着!ここからは白谷左岸を快適にぶっ飛ばし、スーパー林道もぶっ飛ばし車のところに到着!おつかれさんでした!そして着いたころに雨が降ってきました。間に合ったね!。白谷滑降は今回で3度目でしたが、その中でも今日の山行はもっとも充実したものとなりました。やっぱ三方岩岳を経由したからかな!?

今回のメンバーはK尾さんとボク!いつもありがとうございます!

もう谷は早くから割れてました。雪が少ないね~

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一度で二度おいしい山行

2007年03月19日 | 山スキー!H19

3月17日(土曜日)は富山の籾糠山に行ってきました!猿ヶ馬場山から北に見えるその尖った形がとても印象的でいつかは行ってみたいと思っていた山でした。そして登ることが出来、感動で満たされ帰ってきました。

いつものようにETC割引をゲットする為に3:50丸岡ICを出発します。白川郷ICを下りて国道360号を天生峠の最終除雪地点の標高600m地点(ゲート前)まで行きココで駐車し西に伸びる尾根に取り付きます6:00。 さて今日のメンバーは福井山岳会、山スキー同好会のいつもの顔ぶれです。K尾さん、敏さん、M田さん、そして新人の坪ちゃんです。頑張っていきましょう~!

 

 準備♪ 準備~♪            なんじゃこりゃ~

しかし、いきなりの急登+激藪が行く手を阻みます。しかも雪が少なく藪ゴウゴウでブッシュを両手で掴みながらの藪漕ぎ登高・・・土や岩が出ているところも強引に登る・・・フウフゥ(汗)。標高1000mを過ぎたところでやっと快適な尾根になります。ありがたや~ありがたや~!しかし、帰りにココを滑ろうとは思えません・・・板は間違いなく深刻な損傷を受けるでしょう。坪ちゃんも藪漕ぎは沢登り以来だったみたいで、藪漕ぎ登高の洗礼をうけました。「おめでと~」

  

ガンバ!坪ちゃん               段々と快適になってきましたよ~

ここからは1400mのピークまで小雪のちらつく中、ラッセルは踝程度で快適に進みます。気温も低く終始パウダーです。途中雷を受けたオブジェの木を通りすぎ、段々と雪は深くなり雰囲気の良いブナ林になってきます。

 オブジェとみんな!

1400mピークを過ぎ、南東方向へ進路をとるため標高60m下り再びトラバース気味に登り1405mの小コルを越え籾糠山からの尾根に取り付きます。地形はだらだらとしていて多少複雑だが、地形の起伏は解りやすく読図するのがとても楽しいです。やっぱGPSを使っちゃいけません!山の楽しみが半減します・・・。持っていない僕らのヒガミに聞こえますが・・・!?

 

快適な登り・・・カモシカと兎のトレースでいっぱい!     オブジェ!

 

もうここまできたら後はラッセルするのみです。新雪は深くなってきますが、脛程度。帰りが楽しみです。標高1550mからは巨大な大木の疎林を進みます。とても癒されます。1665mのコルにきてやっと籾糠山の姿を捕らえることができました・・・地形図の通りそれはとんがっていてピラミッドのようです。さぁ!エンジン全開です。11:45山頂着。小雪の舞う中、360度パノラマです。猿ヶ馬場山も天生峠の湿原も俯瞰できます。生きてて良かった~!尖塔のような山頂は狭く、10畳程の広さです。運動場のような広さの猿ヶ馬場山山頂とは対照的です。皆を待つ間、K尾さんといつものスノーブロックで風防、テーブルを作ります。そして皆が揃ったところで宴会です!景色を眺めながらのビールは超ウマイ~!皆感動で満たされました。

 

あれは籾糠山の山頂だ~!      K尾さんゴール!狭い山頂ですね!

 

さぁ宴会だ~!           あれが猿ヶ馬場山の山頂だね~!

さぁ!酔いも回ってきたところで滑りますか~!標高1375mの広い二俣まで一気に滑ります。雪を覆った大木達のモンスターが次々と消えていく残念さはあったが、それよりも快適なパウダー&ツリーランを楽しむことが出来ました。

 

モンスター達ともお別れです。

 

 

どや!この滑り~! by M田      標高1400m地点で一休み

さて、滑った後はまた登り返しです。シールを貼って再び1400mピークに登り返します。さてここからが、朝の懸案であった藪への再突入するか否かです。そこで、どこか良いトコ無いか地形図をにらめっこです。そこで1400mピークから北西に伸びる谷地形を滑ることになります。ここなら雪は豊富で、フレッシュパウダーが残っているだろうと予測してのこと。いざ突入!

 

 

 うひゃ~!楽しいな~!

 

 だんだん重雪になりましたが快適です    滝が露出していました

 

最後は渡渉!                降りてきた谷を国道から眺める

予想以上の谷で皆興奮!疎林で滑りやすい谷が一気に標高750mまで続きます。思いがけない最高の斜面に出会うことが出来、みんな感激!そして大滝谷本流手前に20m滝が露出していたので、そこは右岸から巻いて降りました。そして川岸まで滑り、渡渉し国道に這い上がりました。

 

快適な国道!雪質もよくかっ飛ばせます!    ゲートの前が駐車地点!

ここからもまた楽しい林道滑り!この国道は冬季間は除雪していなく、適度な傾斜がある為、快適にぶっ飛ばしながらジェットコースターのように駐車地点に到着することができました。(16:00)今回の山行は籾糠山までの癒しを堪能し、帰りは意外な快適コースも発見できたことから、一度で二度美味しい山スキーツアーとなりました。みんなありがとうね~!帰りはいつものくろば温泉に浸かり、かえりました。

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富士山から日本を変える!

2007年03月14日 | ひとりごと

昨日は、カミさんと講演会を聴きに行ってきました。その講師は、アルピニスト 野口健です。テーマは「富士山から日本を変える!」です。この人のことは山を登られる方なら大体はご存知だと思います。7サミッター最年少樹立(25歳)を果たした人です。すでにこの記録は塗り替えられてしまいましたが・・・

  

会場はユーあい福井でした。      おもろい兄ちゃんといった感じ!

時々、テレビなどに出演され、エベレスト登頂や、ヒマラヤのゴミ問題を解決する為に清掃登山をしたり、日本では富士山の清掃登山、レンジャーなどいろんな活動をしていることは知っていましたが、知っているのはそれだけでただ面白い人だな~と思っていましたが、13:30から15:45の間ではありましたが彼の話はとても面白くて飽きることは無かったです。(講演会慣れしているとは思いますが・・・)

厳しい登攀ルートの開拓や物凄い記録は無いですが、山を通じて感じている素直な彼の気持ち、使命感などが伝わってきました。そしてとってもユーモアな人だということがわかりました。これからも応援してあげたいな~とおもいました。

とっても楽しい時間を過ごせました。

そしてこの講演会を開催してくださいました「福井県環境・エネルギー懇話会」の方に感謝です。会費がタダだったのも嬉しかったです。また面白い講演会を開いて下さいネ!

定員700名程度の会場の席はギッシリ埋まっていました。スゴイ人気ですね!

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いよいよ・・・

2007年03月12日 | 恵里の部屋

本日よりいよいよ産休に入りました今日まで特に問題も無く、とても順調にきて、家族をはじめ周りの皆さんやお腹の子供にも感謝です。

年度末にも係り、忙しい時期なので職場には申し訳ないと思いますが快くお休みをいただけて、本当にありがたいことです。

あとはのんびり、まったりリラックスして出産に臨みたいものです子供のベッドやたんす等は源ちゃんが山へ行っている間に実家の母たちと準備しましたが、まだまだ色々準備もあるし、子供を産むといってもホント大変でお金もかかりますね!?

就職して15年、こんな長いお休みは初めてなので、どうやって過ごそうかとあれこれ楽しみでもありますあんまり慌てず予定通りに出てきてくれると良いんですけど・・・

とりあえず今日は朝から源ちゃんのお弁当づくり(久しぶり!)に始まり、家の掃除や洗濯等の家事と、専業主婦をしてました。お腹が(身体が?)重たいので時折休んで、窓の外の降りしきる雪を見たり、薪ストーブにあたってお茶を飲んだり、ゆったり過ごしました。勤めていると、追われる毎日なのでとてもぜいたくな時間です。

今月末にちょっとした試験を受けなければいけないので勉強を少ししたのですが、すぐに眠くなってしまい、ちょっと身体を動かそうと雪かきをして、バートの散歩に行ってきました

かなり風も強く、農道は踝までのラッセルでした山を歩いてるみたいで、顔に当たる雪も嬉しくて、楽しかったです

              ←ここの雪かきをしました             バートラッセル中

こんな調子で産休ライフを楽しみたいです

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結局、日照岳・・・

2007年03月11日 | 山スキー!H19

今日は3:50に丸岡ICに集合です!中途半端な時間になったのは、深夜割引の適用を受けるためです。いつもながらセコくいきましょう~!でも・・・朝から土砂降りの雨模様です。普通なら行くのやめとこっかな~なんて思いますが、さすが福井山岳会です。誰もそんな事は言いません。いや、言えません。車に荷物を積み込んだ時点でベタベタに濡れました。さて気を取り直して行きますか~

今日の山は、富山の猿ヶ山です。3年前に沢登りで野々滝谷を遡り登った山です。今回はブナオ峠に伸びる林道手前のゲートから尾根に取り付く予定だったのですが、5:30頃到着してパッキングして歩き始め、ゲートから100mも歩き、明るくなりだした頃、取り付きから尾根、更には上部の尾根を見てビックリ!!雪が全くありません・・・テンションは一気に下がり(降雨もその一因です)、もっと標高の高い無難な山にするという意見に皆同意!ということで、急遽行き先変更となりました。次に目指す山は「日照岳」です。ここは4~5年程前に激ラッセルで激パウダーだった山!たいした難所もないし気軽にいけるだろうということで変更したのでした。

全然雪が無いよ~

そのまま車に装備を突っ込み、いざ平瀬へ!段々と路面は白くなり雪は徐々に増えていきます。そして到着!京都ナンバーの車が一台とまっていました。そしてトレースがありました。おぉ!ラッセルいただき~!7:30出発です。雪は断続的に降り続き、足元はかなりの積雪です。先日から今日の降雪ですね!帰りはパウダー三昧だね!

  

さてさて行きますかな♪       下部は藪っぽいね!でもパウダーだよ

  

気持ちのイイ尾根が続きます。風が強いですが樹林帯なので安心安心です。

1534mピークを過ぎると更に雪質が良くなり、積雪も増えだします。読図も簡単で難なく山頂へ!そこには今日のラッセル功労者である先ほどの車の方がいました。丁重にお礼を言い、山の話をしました。大阪から来たのだそうです。遠いところお疲れさま~!さてボク達は山頂を楽しむのがモットー!シェルター(風防)を作り宴会です。吹雪いていても降りる方向を間違わなけりゃなんとか下れるということで、ビールで乾杯です。(山頂で新雪は60~70センチ積もってました)

 寒くてもビールがあればどぉって事無いよ!

さて1時間ほど山頂を楽しみ(雪で何も見えませんが)さて下りますかね!この山は3年ほど前に福島谷を沢登りで登りました。ココに誤って下りれば多くの滝があります。パウダーにうかれて間違わないよう下ります。

それにしても最高でした。顔をかすめる雪!この時期にこんなパウダー!ご馳走様です!あぁ楽しいな~

  

  

1534mピークからは谷の方へ滑ります。広くてイイ斜面が続きます。ブッシュなんて気にしちゃいけません(ブッシュは思ったほど多くなかったです)

  

イイ感じですよ!K尾さん

そうして1時間足らず国道へ出ました。そこから500m程歩きで車のもとにつきました。帰りは荘川ICの横の温泉に浸かって帰りました。やっぱみんな雪が大好きだなぁ~!(今日のメンバー:福井山岳会 山スキー同好会 K尾、M上、ボク)

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天狗原山~金山~茂倉尾根~大海川・・・楽しいコース!

2007年03月03日 | 山スキー!H19

好天に恵まれた山行でした!3月3日(土) またもや福井山岳会 山スキー同好会で頚城の山を滑りました。1:00に丸岡ICを出発です!深夜割引で4700→3300円で糸魚川まで向かいます。いつもの栃の木亭前に4:00到着し少し仮眠をとり準備を済ませ5:45出発です。徐々に周りは明るくなり野鳥がさえずりはじめます。橋を渡り標高1570m付近から左の尾根に取り付きます。

 

パッキングしていても寒くない・・・暖冬だなぁ~  主稜線1300m過ぎた辺りから快適尾根が続きます

背後を振り向くとモルゲンロートに照らされた朝日、雪倉、白馬、五竜、鹿島槍ヶ岳、や更に穂高の秀峰までくっきり見えます!生きてて良かった~と思う瞬間です。ここからの眺めもイイな~!唐松沢いいな~(雪崩の巣だろうけど)主稜線に出てからは痩せ尾根や雪屁の張り出した変化に富んだ尾根が続きます。そして雨飾山の威容も現れてきます。大渚山も徐々に低くなっていきます・・・

 

いつしか行った雨飾山の荒菅沢も良く俯瞰できますよ!  素晴らしいブナ林

快適な尾根をズンズン登ります。1741mそして1949mピークも現れてきますがルートファインディングはいずれも容易で左から巻き登ります。それにしてもイイ天気!汗ばんできます。今日はさすがに焼けると思い、Y田さんに日焼け止めクリームをもらい顔に塗ります。雪はクラストしたところや、日陰はパウダーの踝までのラッセルがあるもの概ねモナカラッセルでいまいちスピードが出ません。

 

滑ると気持ちよさそうな尾根が続きます・・・   東には外輪山を隔てて妙高山更には乙妻山が見えます。

 

天狗原山まで一息です!        やった~天狗原山山頂着です!(奥に見えるのは金山)

11:15天狗原山に到着!山頂に出ると金山の向こうに噴煙をあげた焼山そして火打山がド~ンと見えます。そして雨飾山は僕達より低くなりました。

 

雨飾山!雨を飾る山だなんてイイ名前だな~  焼山、火打山をバックに撮ってもらいました!

さてさて天狗原山から約60m下り、110m登りかえすと目的地の金山です。頑張らなきゃ・・・シールを付けたまま下ります。クラストした斜面に足をとられ転倒・・・コルから上り返します。背後はメンバーの滑ってる姿がよく見えます。体全体で山の雰囲気感じとれます。山やっててよかったなぁ~

   

天狗原山から金山とのコルを滑る仲間達!  やった~着いたぞ金山!(焼山、火打山がバッチリ!)

11:45金山山頂着!たおらかなピークで穏やかな山相ですね!360度パノラマっす!金山の陰になっていた昼暗山見えます!更に頚城駒ケ岳や日本海も見えます。なんてイイ時に来たんだろう(一同感動です)

   

日本海を挟んで糸魚川市街地がよく見えます!   みなさんお疲れ様!宴会は楽しいな~

皆が揃うまで、シール剥がしたりワックス塗ったりして山を堪能します。揃ったところで宴会ですぞ!!ビールやら焼酎、チューハイで乾杯(M田さんはおあずけです)山に酔い、酒に酔いもう何も要りません。いやこれから楽しい滑りも待ってますよね~♪

 

 

下りは茂倉尾根を滑ります!雪質は上々で上部はパウダーランです。地形図で見るよりも滑りやすい素晴らしい尾根です。いつもの事ながら皆、奇声をあげシュプールを刻みます。段々と雨飾山が近づいてきます。

 

1750m地点ココから南西に延びる台地を滑ります      大倉沢上部の様子

気持ちのよい茂倉尾根とお別れ、ここから大倉沢に延びる台地を滑ります。ここもとってもイイ斜面!あっというまに沢へ・・・1350m地点で沢に入ります。今年は寡雪の為沢が顔を出しているかな~と思い慎重に下りますが、いきなり黒沢の手前1300m付近で大穴がいくつも開いています。しばらくはゴルジュ帯が続くので嫌だな~最初は左右どちらかを滑り越すことが出来たが、次第にその規模は大きくなり、いやらしい巻きやトラバース、そして頼りないスノーブリッヂを辿り、そして渡渉をしました。落っこちたら川の流れと共に雪の下に吸い込まれる危ないステージも終わり安全地帯の大海川の河原に出ました。

 

このブリッヂはまだマシなほうです。     ドロヤナギの巨樹が眠る河原!背後は茂倉尾根!

ここでやっと一息入れることができました。最後は林道までドロヤナギの巨樹に癒され、滑らない林道を漕いで栃の木亭に16:00到着しました。

今回の山行は好天に恵まれ、メンバーに恵まれ素晴らしい旅ができました。ぐるり一周できたのも良かったです。次は何が出てくるんだろうという恐怖というか好奇心が湧くコースでしたが、この心強いメンバーがいたらこそです。K尾さん、敏さん、M田さん、Y田さんみんなありがと~!

帰りは、山田旅館の怪しげな温泉で汗を流し、いつものように楽しく帰りました。もちろん帰りは通勤割引時間帯!走行距離100km未満でICを降りてまた乗るといったセコい手(これが普通!?ですよね)を使い高速料金半額で帰福しました。

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