山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

東山(1849.3m)地味な名前だけど最高の山スキーゲレンデ!?

2015年01月28日 | 山スキー!H27

雪煙上げて滑る源くん!今は白馬に居るけど心は石川にあるとのこと。

今日はYASUHIROさん、源くん、白馬ガイドKさんの4人で山スキーに行ってきました。
場所は、雨飾山界隈の山です。朝、医院の駐車場でYASUHIROさんに拾ってもらい、1:50アルファードに乗って小谷村へGOです。雪の降る中、ボクも運転しつつ人気の無い奉納温泉に到着し4:30、堂津岳目指し林道を進みます…が、暫く進むと林道を埋め尽くす全層雪崩の痕!こりゃこの先4.5kmもある林道も当然このような状態だろうと諦め、本日の第2候補の東山に進みます。
 
 写真では良く分からないけど、全層雪崩凄かった。    仕切り直しで東山の林道ショートカットするYASUHIROさん

 
 林道はサクサク進む。       最初、谷は狭いけど徐々に快適になります。

ここで、源くん、Kさんと合流(国道で大事故が有り遅れたそうです)し狭い集落の中、集落の人々の邪魔にならない駐車場を探し6:00出発します。林道をショートカットしつつ、長い林道を歩き、7:45東山の西方向に延びる谷に取り付きます。最初は狭い谷地形も徐々に広大な斜面に変わり、サラサラの新雪を踏みつつ登ります。
 
 源くん。サブ3あってかペース早い…。       振り返ると快適幅広な斜面が続く。


 大斜面!はやく此処を滑りたいな~。

 
 今日は条件が良かった。普段は雪崩の巣なんだと思う。    トラヴァースするのもドキドキ。

この谷は雪崩の巣なのか、木々が全く生えておらず本日の雪の状態なら最高の新雪を滑降できるゾと期待を膨らませながら登る。徐々に傾斜は強くなり、慎重に1545mの尾根に取り付き、その後も痩せ尾根に難儀しながら最後は青空に映える山頂がボク達を迎えてくれました。雪を覆った真っ白な木々の姿に青空、肺胞まで凍りそうな澄んだ大気を思いっきり吸っての登高。夢のやう。
 
 1545mの尾根に出た。でもここからも核心部      どんな痩せ尾根も先陣切って登るYASUHIROさん

 
 もうすぐ山頂!眩しい!!    山頂にてモンスター達がお出迎え!!

山頂に着くころには先程まで雪、曇の天気はいつしか快晴の清々しい青空!猛々しい貫禄のある中西山をはじめ、遠くには高妻山、乙妻山、戸隠山がカッコいい。更に、西に目をやると栂池高原や八方尾根!本当に今日はツイてるネ!

 山頂で記念撮影!もうファット、スーパーファット無しではこの時期、山には登れない。

 
 中西山!平凡な名前だけどカッコいい。     山頂直下の尾根を滑る源くん。

 
 雪質は最高!ロケーションも最高!     新雪滑降YASUHIROさん

 
 ガンガン滑っていく…YASUHIROさん     源クンはこの後…

写真撮影もほどほどに、シール剥がして滑降へ!登ってきたコースでは無く一部かなり急な新雪斜面を滑る事に。雪崩のリスクを最小限にするべく、一人ひとりエントリーする。小さな雪崩を連発させながら粉雪に咽つつ底着き感の無い最高の新雪滑降が出来た。急斜面も終盤、源クンはダイナミックに転倒しあわや滝下に転落!といった冷やりとする場面もあったけど皆、雄叫びあげての最高の滑りを堪能出来た。
 
 ガイドさんはさすが北海道出身とあって凄い!    安定の滑りYASUHIROさん

 
 ヤッパシ新雪滑降は最高!         林道ショートカットして下りると車のもとに。お疲れさまでした

その後もまだまだ新雪斜面が延々。若干底着き感は有るものの、雪煙を上げ気持ち良く滑れた。
癒される樹林帯滑降を終え、林道に出た後は黙々と進むのみ。そして12:05車のもとに到着した。

今日は堂津岳に行けず残念だったけど、東山というマニアックな山を滑れ満足の一日でした。一日中気温が低く雪の状態もバッチシ!でした。でもいつかは山スキーで堂津岳に行ってみたいなと思いました。
そして、久しぶりに皆と滑れ楽しかったし、勉強になりました。

帰りはアルファードで一路、金沢へ…。ボクが運転している横では早速YASUHIROさんはパソコンのキーを叩きつつ、自身のホームページのアップを行っていました。そして車内ではYASUHIROさんから色々面白い話を聞けました。
更に昼飯もご馳走になってしまい、ありがとうございました!!
YASUHIROさんの生き様を見てると…いくつになっても自分の信念を貫く漢はカッコイイ!ボクもそう成りたいなぁと実感しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学校のスキー遠足

2015年01月20日 | 山スキー!H27

 源次郎そして友達と雁ヶ原スキー場にて

今日は源次郎の通う小学校のスキー遠足に保護者として参加しました。
さすがは「田舎の子」である。普段から豪雪に見舞われ雪に慣れ親しんでいる子供達、生活の一部として雪と共生する我が子達。逞しい限り。

 
 午前中はスキー教室の先生として教えてました。      先日の日曜日はSKIJAMで家族で吹雪の中スキーでした。

 
 カミさんも吹雪の中、ヘロヘロ…       どんなに寒くても頑張った源次郎!スキーが大好きになったとか

何も教えなくてもスイスイ水を得た魚のやう。荒削りで危なげない滑りでもあるけれども、巧みにスキーを操り滑ってました。このような学校の行事に参加すると、子供達の様子が良く分かります。友達や先生との関係。我が子の通う小学校の雰囲気。本当に恵まれた環境に居るのだなと如実に感じました。
これからも、のびのびと元気に思いっきり学校生活を皆と楽しく、そして時には厳しく過ごし育ってくれればと思いました。
先生達には本当に感謝しきりです。
毎日、集団登校が楽しみで、学校に行くのが大好きな源次郎。
いつかは一緒に山スキーに行きたいなぁと、直滑降でブッ飛ばすその後ろ姿に頼もしさ、成長の早さを感じました。

 クワッドリフトに子供たちで乗り楽しんでいました。イイ思ひ出になるといいね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲンゴロウルンゼ再訪

2015年01月12日 | 山スキー!H27

 大辻山山頂にて。白山系の山々が大好きな3人衆!とても寒かったです。

今日は金沢のA川夫妻と大辻山に行ってきました。ボク達は大の白山好き!!この界隈での沢登りや山スキーが大好き!!今年は雪が豊富で遠出しなくても近くに雪がいっぱい有るので、やはり白山周辺の山に行く事になります。
今回は大辻山です。
過去(2006/3)にカミさんとK尾さんとで深瀬大橋~大辻山~ショウガ山に行きゲンゴロウルンゼ(勝手に命名)を滑った事も有り、今回も激ラッセルをし大辻山に至り、再びゲンゴロウルンゼを滑る事になりました。前回は右ルンゼを滑ったので今回は左ルンゼを滑りました。どちらかというと、右ルンゼの方がダイナミックなロケーションです。
今回は降雪後ということで雪崩の危険性が有りましたが(雪崩を誘発させながらの危なげ無い滑りでしたが)ヤッパシ激パウダーの滑降はしびれました。
 
 深瀬大橋を渡り尾根に取り付きます     大辻山南西尾根まで斜上しながら登ります

朝、深瀬大橋を6:00出発の予定だったが村内を重機が除雪作業をしており駐車出来ず待つこと30分以上漸く重機が出てきたので橋のところに駐車し出発です。(6:55)橋を渡り、トラバース気味に大辻山の南西尾根に取り付きます。以前は3月とあって雪が落ち着き登りやすかったけど、今回は積雪期!ラッセル!ラッセル!!で頑張ります。気温が低くヘイコラヘイコラ…登るのがちょうど気持ちイイ。尾根に出ると風雪が強く如何にも冬山然としてくる。帰りのゲンゴロウルンゼの源頭に赤旗をブナの梢に括り大辻山に向かう。傾斜は緩いので楽にラッセル出来る。そしてだだっ広いピークの大辻山山頂着。(11:25)ヤッタネ!!
 
 尾根に出るとブリザード!頬が痛い…     一瞬現れる光景に癒される。

ここでシールを剥がし待望の滑りを堪能!雪が良く降ってるので前が見えず。瞼を瞬きながらの滑り!ギャップも良く分からずで前方宙返りの転倒!両板が外れ体中雪まみれ…そんなこんなで源頭に到着。雪屁の下に穴掘って昼食。やっと一息入れる事が出来た。
 
 眼を瞬きながらの滑り。ゴーグル有ると良いんだろうけど     これも大事!ボクの大きいスコップ大活躍

メシもさておきゲンゴロウルンゼに滑りこむ。サラサラの雪がかなり積もっており雪崩が心配されるけど、何となくというか日頃の経験というか、カン!?で行けると判断。(弱層テストするまでも無かった)でも滑りながらも浅い雪崩を幾つも誘発させながら、それをかわしながら気持ち良く滑れた。これぞ山スキーって感じだ。新雪が深いのでこれくらいの傾斜が丁度イイ。
 
 ゲンゴロウルンゼ最高です。     見上げると雪崩れるとヤバそうな斜面。でも楽しい斜面

 
 みんな雄叫び上げて滑ってました。    満足満足!!な滑りでした。

 
 ダムが見えてきた!もうすぐルンゼも終盤     林道に到着。深瀬大橋まで僅か

そして左ルンゼに入っても状況は同じ。雪崩の巣!?とあってか木々が生えておらず快適にターンをこなし一気に深瀬大橋に到着。ここから見上げたルンゼは急勾配に見えるが実際に滑ると何の事無い。
 
 名残惜しいが深瀬大橋を渡る仲の良い鮎っち夫妻       振り返るとゲンゴロウルンゼが(左側の白いライン)

ヤッパシパウダーが気持ちイイ!ここは西向きの斜面だから新雪の賞味期限が短い。やはり来るなら今日みたいな一日中雪が降り続く気温の低い日がベストだろうね。

 登り、滑ったコースを載せてみた。今日もゲンゴロウルンゼ楽しかった!!

今日は我ら白山の子供達3人衆で白山系の素敵なパウダーを滑る事が出来てとても幸せな一日だった。そして、今日一日、源次郎と従姉妹をスキー場に連れて行ってくれたカミさんに大々々感謝!!今度一緒にどっか行こうネ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする