山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

勝山恐竜クロカンマラソンに参戦!

2024年06月09日 | マラソン・トレラン
今日は第20回「勝山恐竜クロカンマラソン20km」にカミさんと、そして山岳会の仲間のS江さん、Joeさんと参戦してきました。
昨年の第19回から、コースは大幅に変更されました。以前の北谷町杉山の恐竜化石の発掘現場への道ではなく、ボクの地元を激走するコースになりました。コースは以下の通りです

 まさに「クロカンマラソン」らしいコースプロフィール!

ジオアリーナ➡平泉寺の菩提林の激坂(日本の道100選)➡平泉寺集落内➡小矢谷(テラルふれあいロード)➡ラブリー牧場前➡大矢谷➡六呂師手前を折り返し➡大矢谷➡奥越高原線➡自宅前(赤尾)➡平泉寺まちづくり会館➡勝山城横➡清大寺(越前大仏)
激坂、激下りのタフなコースプロフィールです。昨年は小雨混じりでしたが、今日は曇りの天気でとても快適に走れました。

大会前日は、カミさんと家の下の道路(奥越高原線)がエイドステーションとなるので、竹箒やブロアーで小石どかし、草刈りした後、を母が育てたプランターの花を20鉢ほど道路に並べて、応援メッセージを掲げました。その後はコースを緩く試走しました。
 このメッセージボードで元気が出たと言われました。

翌朝は、ジオアリーナの駐車場に車を停め、開会式。大勢の仲間や友達とかと談笑し健闘を称え、8:20出発です。当該20㎞コースは今日までに3回試走してるので、ペース配分して走ることが出来ました。(昨年は先頭集団に付いて行こうと頑張ってしまい、菩提林を登り切った後、心拍数が190以上になり死ぬかと思ったので、押えて走る)地元なので皆、ボクの顔を見るや応援してくれ、それに答えつつ頑張り、大矢谷への登り。地味にキツイ。ラブリー牧場から一旦下り、地味に登る。ここでゲストランナーの川内選手が颯爽と折り返しから過ぎて行った。速い!!昨年はゴール地点がジオアリーナだったけど、今年は越前大仏なので、その分、折り返し地点が更に登り上げ、六呂師の方に伸びていて、昨年より登りが増えていて辛いやら嬉しいやら。

 自宅下の奥越高原線のエイド前を走るランナーの方々(写真:カミさん)

でも、折り返し地点からは下り基調(激下り)の走りで、売り切れ状態の脚でブッ飛ばす。途中S江さんやカミさん、Joeさん、高校の同級生、学生時代の恩師たちとすれ違い、エールを送りながら走りました。救護できていた職場の同僚からも応援を頂き激走!
そして、自宅下のエイドの道路では、近所の方々が約20人くらい色んな鳴り物を叩いたりと応援が賑やかで元気が出ました(後に、村民の方々からは、頑張って走るランナーを応援するのは楽しかったけど、その頑張る姿を見て元気を貰ったと言っていました。応援出来てとても良かったと言ってました)。

 ゴールした後の清々しい面持ちの山仲間達。(左からカミさん、Joeさん、S江さん、ボク)

約15㎞地点になると、周りは自分の走力に似合った集団が出来、登りで抜かれ、下りで追い越しといった感じになります。そして最後の2㎞になると、皆スイッチが入り、ゴールまで激走!!ここが一番辛かったし、心拍数がMAXになりました。そして・・・1時間44分でゴールしました。

昨年よりコースプロフィールが登りが増え若干厳しいものと成りましたが、昨年と比較して2分遅れの結果と成りました。ボクとしては30分台で走りたかったけど、来年の目標が出来たのかなと思ひました。
東京に単身赴任してから暇つぶしにと始めたランニング。今年で10年目になりました。それまではアンチでしたが、いざやり始めてみると楽しい。年々体力は衰えていきますが、これからも頑張って行きたい。
こんなに楽しい大会を企画運営して下さった勝山市をはじめ様々な協力団体の方々に感謝です。そして

山登りもマラソンも青春です。

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勝山恐竜クロカンマラソン

2023年06月14日 | マラソン・トレラン
今日は第19回「勝山恐竜クロカンマラソン」にカミさんと20kmコースに参戦してきました。漸く流行り病の猛威も影を潜め、こういったイベントが増えてくることが嬉しい。

 ボクのお手製看板と、路上には家と近所の方々からのプランターのお花を並べた。

今シーズンは中々充実したトレーニングが出来なかったけど、2回このコースを試走しましたが、菩提林の激坂や、小矢谷(水口)までの延々続く坂に炎天下でヘロヘロに成りましたが、今日は小雨の降る中、涼しかったですが、靴の中は水が浸水しグチャグチャ。服もベトベトと成りましたが、タイムはこんなものかな。
 
 スタート地点は国道157号線を通行止め    ゴール後のカミさん!ヘロヘロ

前回までの恐竜博物館発着のコースで1時間31分で走った事を考えると、老化によりポテンシャルが下がっているのかなと思ひますが、折り返しから迫るボクよりも年配の方の速い走りを見ると、もっと頑張ればまだいけると実感しました。
 区長さんがボクの写真を撮ってくださいました。赤尾区の声援が一番賑やかでした。

カミさんは、折り返しまでイイところを走ってましたが、激下りで脚が何度も攣ったようでした。

また、ボクの地元(家の前の道路「奥越高原線」)には両親をはじめ村の住人が鳴り物を持って応援してくれ、とても元気が出ました。ボクのお手製の「がんばれ自分!!」看板も多くのランナーが目にしてくれ、後に元気が出たよと言ってくださり、作った甲斐が有りました。
 とてもタフなコースプロフィールでしたが、気持ち良かった!!

また、仕事の合間を見て大会に出ようと思ひます。平泉寺町を周遊する20㎞コースに参戦された方・・・お疲れさまでした。来年もこのコースで開催されるようです。また走りに来てください!!

そして勝山市をはじめ、この大会を開催するにあたり様々な方々のお蔭でボクをはじめ多くのランナーが楽しめたようです。感謝でいっぱい!!
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荒島岳横断トレラン大会

2021年05月30日 | マラソン・トレラン
今日は以前よりやってみたかった荒島岳を横断してきました。(一人でトレラン大会です)中国武漢ウイルス感染症のため、昨年から今年にかけマラソン大会やトレラン大会などのイベントは悉く中止に追い込まれ、残念だけど、一人で何かイベントをやれば、お金がかからず、それもまた良いかも。でも、一緒に走る相手がいないと辛い走りも何だかモチベーションが湧かない。
今日、走ったり登ったりしたコースは下のとおりです↓

 大野市の道の駅~中出コース~荒島岳~下山コース~国道158号線~道の駅

土曜日飲みすぎたのか1時間出発が遅れ5時に家を出発です。カミさんも誘ってみたけど、今日は東京オリンピックの聖火が我が町にやって来るという事で、友人が聖火ランナーとして走るとの事で応援に行くとの事。今年は昨年開催予定だったけど、中国武漢ウイルス感染症の蔓延により今年に延期。無事開催されることを祈願しながらボクも走りました。
 
 コアラ🐨島岳に到着             山頂にて自撮り。まだまだ先は長いけど、山頂に着いたらもう安心。熊注意!!

大野市の道の駅に駐車して5:30出発です。車中泊している車が有るのみでガラガラ。下山登山口に向けロードを走ります。暫くで下山登山口駐車場に到着すると、既に5~6台の車が。皆、朝が早いです。登山道は平坦なところは成るべく走り、急勾配は歩きます。十数名の登山者を抜き、小荒島岳に7:00到着。景色を眺めながら少し休憩し山頂目指します。そして7:45に荒島岳山頂に到着しました。

 山頂から俯瞰するパッチワーク状態の大野盆地。QRコードみたいです。

山頂から大野盆地を眺めると、黄金色に光る麦畑と田植えの済んだ水田がパッチワークの様で美しかった。空気の澄んだ早朝なので白山をはじめ周囲の山々がとてもきれいに眺めることが出来た。そして他の登山者の方と話したりして8:00中出コースを下ります。小鍋ピークへ続くアップダウンの尾根を歩く、走るのは気持ちイイ。そして今年2月に山スキーで来た時の記憶を思い返しつつ、白山などの景色も堪能。
 
 山頂から小鍋ピークを望む        最初は気持ち良い尾根歩き(走り)

気持ちの良い尾根も暫くで、ロープの張られた急な道を下る。多くの登山者が利用する勝原コースや中出コースと違い人が少なく登山道も歩きやすい。6年前に家族で登ったこのコースを懐かしみつつ。この快適コースも段々と荒れてくるのだろう。フカフカな杉葉の道を走り、9:15にJR下山駅に到着。ここから国道を延々走ることになる。

 小鍋ピークから荒島岳山頂を振り返る。冬来た時の余韻が感じられました。


 これが今年の1月21日に小鍋ピークから望む荒島岳。雪庇がカッコいいです。雪庇の下の岩には雪が着かないみたいです

今日は日曜日なので中部縦貫自動車道の建設に従事するダンプとかが走っていないので自分的に楽。国道は県外ナンバーの観光客の車や何台も連なって走るオートバイ。好奇な目で見られているのを感じる。途中、トイレ休憩とかしながら走ること、仏原ダムを過ぎた先に有る「馬返トンネル」中は暗いのはイイんだけど、一段高い所にある狭い歩道はドロドロで走りにくいので、結局車道を走るも、背後から迫る車にビビりながらトンネル1km走る。そして勝原スキー場。もう此処まで来れば殆ど下り基調。人家とかも見えだし、人里に来たのだと実感。
 
 大野まで23km!ロードはただ走るだけなので気が楽。     仏原ダムに架かる琴洞橋を走る


 今年の4月にオープンした道の駅 荒島の郷 の駐車場は満車。凄く人気が有るみたい

そして11:15に大野市の道の駅に到着しました。お疲れさまでした。意外にスムーズに周回出来、昼前には帰宅。とても楽しい時間を山で過ごすことが出来ました。昼からはカミさんと買い物とか。

今日は普段なら、誰かの車を下山口に回しといて縦走したりするけど、車でやらなくとも走れば、こんな風に山を楽しめるのだと実感。また今度、何処か違う山でやってみようと思いました。
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カミさんトレラン初参戦!

2018年10月14日 | マラソン・トレラン

 スタート地点にて!初トレランのカミさんはドキドキです。

今日はカミさんと一緒にトレイルランニングの大会に参戦してきました。
場所は…長野県!八ヶ岳スーパートレイルです。(その一部25km区間)

大会は、茅野市の白樺湖から八子ヶ峰などの八ヶ岳のスーパートレイルです。福井からは250km以上あるので、土曜日の昼に勝山を発ちます。
いろいろ寄りながら行ったので、白樺湖には19時ころ着。女神湖の駐車場の片隅にテントを張り、ここで宴会!雨がポツポツ降るが、ビール飲んで酔っ払ったらもう明日の事はどうでも良くなり、気持ち良く寝袋に入る。
 
 前日入りしたのでカミさんの愛車は狭いのでテント泊     出発前の開会式!

朝、5:00起床。若干雨は残っているけどテントを撤収し、スタート地点の白樺湖に向かう。朝靄の湖は幻想的だが寒い…。さすが標高1400m
受付を済ませる。夫婦でエントリー!アットホームな緩い感じの開会式!市長さんも挨拶!!そして8:30号砲!


 蓼科山を眺めながら…八子ヶ峰目指す!雨が降ってて寒いです…

最初は別荘地帯の道路を走り、ゲレンデに入る。が…いきなりコースロスト!中盤のトップを走っていたボクがミスしてボクの後ろを走っていた選手3人を道連れにし、しばしゲレンデ内の笹藪を彷徨いつつ尾根に出ると他の選手が走っている。少し藪を漕いで復帰。ここでカミさんと一緒になった。その後はコースアウトしないように慎重に登る。
 
 とても快適なトレイルでした。      楢林のトレイルも快適でした

尾根に出ると蓼科山が目の前に見える。とても走りやすい稜線で感激。蓼科山は7年ほど前に家族登山で登った山!とても懐かしい~
そしてプール平に行く途中の下りで…お腹がぁ…仕方なくコースアウトして、いつもの定番「野糞」を決行。ティッシュ持っていなかったので、「足元の笹の葉っぱをちぎり尻を拭く。(この前は落ち葉だったなぁ…)そしてパンツを履くと背後近くをランナーが通り過ぎていく。見られたかも!?
お腹もスッキリ!この後はグングン走り、その後の登りも快調で歩かず走ることが出来た。途中のCPで7位と告げられる。

 稜線を走るルートは素晴らしく、また来年(距離が延びるらしい)も来たいです

白樺の林の風情も良かったけど、ミズ楢の林が秀逸で、これらを切って玉切りして斧で割って薪にしたいくらいの美林であった。いつしか雨も止み走りに集中することが出来た。そして朝の稜線に出ると景色が素晴らしく気持ちよく走れる。道路を走るよりも膝にやさしく気持ちよいトレイルを走るのってイイもんだと改めて実感。途中、目の前に大きな角を生やした大きなオスの鹿が現れた。悠然とこちらを見下ろしていた。

 
 カミさんゴール!途中道に迷ったとか…      ゴール後、一緒に記念撮影。

最後はスキー場を一気に下る。転びそうなくらいにスピードが出て足元を捕らわれて転ぶかなと思いつつ、シクロクロスの大会会場を横切り再び別荘地帯の道路に進入。でも走るスピードが速かったためか標識を見落とし別荘の裏の藪の中に入ったりとコースアウトしつつ眼下に見える湖目指しショートカット。そうしてゴール!ヤッタネ!!4位だった。登りの途中で2人抜き、いつの間にか計3人抜いていた。
他のゴールした選手と談話しつつカミさんのゴールを待つ。なかなか帰ってこないので不安になるが、カミさんもゴール!プール平からは、ずっと一人旅だったけどちゃんと帰ってこれた。さすがは生粋の山屋。(不安になりつつも地形図を片手に走っていたとか)

 ゴール後のほっと一息…カミさんの愛車でブッ飛ばして帰りました。自動運転は凄い!

表彰式ではハロウィングッツの変わった景品も貰い、選手全員はすぐ隣にある温泉施設(すずらんの湯)のタダ券と完走状を貰い、温泉にGO!。きれいサッパリして、せっかくここまで来たので地元経済に貢献すべくお土産買ったり、ご飯食べたりしてカミさんのボルボpolestarでカッ飛ばして帰りました。最近の車は運転が楽だしスピードが出るので運転していて気持ち良かったです。(車中泊には厳しい車だけど…)


 ボクは4位入賞!ヤッタネ!!
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2018 フェアリートレイル スーパーロング(60km)参戦!

2018年06月10日 | マラソン・トレラン

 2008 FAIRY TRAIL スーパーロング60km参戦!予想以上に厳しかった。

昨日、今日と滋賀県高島市朽木で開催されました
第5回 フェアリートレイルに参戦してきました。この界隈は昔から良く沢登りで訪れている山域ですが、トレランは初めて。
しかも、新たに作られたスーパーロング(60km)を走り、ヘロヘロになりました。累積獲得標高4000mと登りで4000mなら下りも4000mで、心が折れそうになりました。累積標高差4000m(公称)のはずだけどGPS計測の実際ははるかに超え4500mを超えている。そんな激しいコースを踏破でき、終始感動でした。

 コースプロフィール! 深い山々を探索するといった感じで雰囲気最高でした。


 累積標高4000m(公称)には、ある意味嬉しい形で騙された!4500m超え!登りが多いほど得した感が有る。
 特にボクが気に入ったのは、小川集落から烏帽子岳の沢登りコース!蛭が居たし、沢登りの雰囲気が有って良かった(マジで!)

6月9日(土)にせわしなくパッキングを施し、車中泊の準備して敦賀経由で国道をのんびり朽木へ目指します。昔は良く通った裏比良の沢登りで良く来たところだが、明日はトレラン!ドキドキ…ワクワク…。14:50「グリーンパーク思い出の森」の体育館で受付をし、ゼッケンを貰うと気分が高揚!
少し離れたところの第2駐車場(車中泊専用駐車場)に到着しシートをフルフラットにしてビール飲んで暫し休憩。16:00にブリーフィングと前夜祭があるのでシャトルバスに乗って体育館へ!

 
 肉も美味しかったし、鯖の熟れ寿司や山菜、饅頭、日本酒(各種)など食べきれなかった。   母の軽自動車(パレット)を借りて車中泊!

鏑木さんからのロングコース攻略のアドバイスを聞き、各関門タイムの攻略を聞いた。なんでも第2CPを10:30ギリギリで通過すると間違いなく第3CPでは12:30に通過できないので、第2CPでいかに貯金を作っておくかが大事と聞いた。実際走ってみて、この区間は2:10ほどかかった。なるほどだった。
その後は、前夜祭!各ブースに大量のビールや焼き肉!鯖寿司、その他郷土料理てんこ盛りで、その会費以上に元を取るために喰いまくった。そしてレッドブル+ウォッカのカクテルが美味しく、何杯もお代わり!臨席する方と打ち解け楽しい時間、明日の予想される苦難を忘れ、千鳥足でシャトルバスに乗り、またもや車内でビール飲んで車中泊。いつもながら快適!!
 
 レッドブルカクテル🍸とても美味しかった!今度家で作ってみようと思う! スタート30分前になり、鏑木さんやその他招待選手が続々お立ち台にやってきた。見るからに速そう・・・

酔いが回り、いつの間にか寝袋に入り、明日の台風直撃による雨の心配もさながら忘れつつ爆睡し、朝3時に起床する。雨は降っていない!ラッキー!着替えて、トイレに直行しスッキリした面持ちでシャトルバスに乗り込み会場に5:30到着。風呂道具などの着替えの手荷物を預け、その辺走りアップ!徐々にスーパーロングの選手が集まりだし、ギャラリーも集まりだす。流石にこのスーパーロングに出る人は、そのコースプロフィールを熟知して参加しているのか、周りは皆速そうな屈強なランナー!?山ヤさん達。昨日、ビールを飲みすぎた事を少し後悔する。そしてトイレに直行!金沢マラソンの時もそうっだたが、前日の焼き肉パーティーで体調不良で走ったことを頭をよぎる。でも出すもん出したし、快調!
6:30スタートの号砲!さぁ・・・旅が始まった!!どんなことになるのかなと、トレラン2回目の初心者とあって心細いながらも、自分の身体を信じ一歩一歩前に進む。

 スタート、ゴールのエアゲート前で記念撮影!帰ってくる頃は、どんな姿になっているだろうか・・・ドキドキワクワク!!

スタート直後は旧鯖街道など3km公道を走り、雲洞谷山の尾根に取付く。傾斜は緩いが微妙なアップダウンが有るものの、足元は落ち葉でクッションが効き気持ち良い。山頂からは下り基調で送電線の鉄塔下を2ヶ所過ぎると12km地点の第1エイドに到着(7:51)。まだまだ余裕!エイドにはレッドブル飲み放題なので、携行飲料水をほとんど飲んでいなかったので、ここでコーラ1本とレッドブル2本一気飲み!旨い!!このここからは大彦谷林道を下って朽木能家集落を目指し北川沿いの舗装路を3km登る。そして道路を離れ早谷峠を目指し谷を遡上するコースを登る。早谷峠に着くと一気に標高差250m下り桑原集落に!此処が第2CPだ!関門タイム10:30に対し(9:00)到着!1時間30分の貯金ゲット!これで気分が楽になる。このエイドはエイドが素晴らしく近所に住む婆ちゃん(山菜じゅうべい)が作ってくれた山菜寒天や鹿や猪の肉が提供されており、固形物を食べていなかったのでたらふく頂く。マジで美味かった!酒の肴に最高だと思いつつ、持って帰りたかった。水を補給し高島トレイルの丹波越え目指し標高差450mの登り!エイドで誰かが「熊を目撃した!」と言っており、ざわついていたが、ボクにとってこの事象は日常茶飯事なので気にしないで進む。
 
 第1CPの様子!レッドブル美味い!     第2CPで肉をたらふく頂く!おばちゃん有難う!そして沿道のみなさん応援有難う!

丹波越えに出ると、台風の影響か少しパラパラと小雨が降るが、それよりも、ここからの長い尾根にはガス(霧)が立ち込め、いかにも幻想的!前夜祭で鏑木さんが言ってたFAIRY(妖精)が居そうなところである。第3CPでリタイヤ宣告されてもここを走れるのは、とても素晴らしいところ!と言っていた意味が分かる。普段から登山していて、このような光景は良く遭遇するが、トレランという環境のもと走ることによって見える景色は、登山とはちょっと違う。ヘロヘロに疲れた身体に鞭打って走ると、この様な光景から何となく妖精が居るような気分に発揚するのかも!?いや…本当に居たかも!?幻覚を覚えるにはまだ早い!それにしても気持ち良いコースで回りは誰も居なく一人旅・・・。経ヶ岳を過ぎイチゴ谷山を過ぎると下り調子で一気に高度を下げる。最後の下りは杉の植林地で強烈な下り+九十九折りの滑りやすい斜面!この大会のためにコースを作ってくれたと思う痕跡が残るコース!開催者の方々に感謝です。そして舗装路に出て約1km登ると猪&猿の柵越しに小さな集落が見え、「カランカラン」とベルが鳴り温かい声援が!やっと第3CPの小川集会所に到着(11:13)関門タイムが12:30なのでもう安全ラインに到着。そしてスーパーロングの中間地点の32kmに到達。

 鯖をあしらった、色んな手毬寿司が有って、むしゃぶりつきました。おばちゃん有難う!元気を貰いました。

ここでは煮物や熟れ寿司等の郷土料理を摂って水を補給していると鏑木さんが来てくれたので写真を撮ってもらいました。「ガラケーでごめんなさい」と言ったら、「ガラケーは使いやすくてイイんだよね!」と言ってくれました。本当に温厚な素敵な方です。ファンになりました。

 第3CPで鏑木さんと一緒に撮ってもらいました!!ヤッタネ!!笑顔が最高です。ボクは顔が引き攣ってるかも!?

さぁ…。ここ第3CP小川集会所からは今回、ボクの大好きな(おススメ)コースの沢を遡上するコースです。普段、ボクが登っている沢と違い、沢沿いの道を標高差約700m登ります。何といっても沢を流下する湿った涼しい風が気持ち良い。苔むした道、沢を横断する際の水の流れが気持ちイイ。そして何といっても足元を注意深く見下ろすと餌食を物色するように痩せ細った蛭が身体をくゆらせている。こんな野生の道を走れるなんて都会暮らしの人には贅沢なこと。こんなコースを入れてくれた鏑木さんには、よくもこんなに厳しいルートを探したなぁと思いつつも感謝。ヤッパシ道(昔も今も人が歩く道)はこうじゃないとね!


 妖精の木に攀じ登り記念撮影!!だが…これが祟って、この後悲劇がぁ~ 妖精の呪いか!?

稜線が近づいてくると、ランナーの雰囲気が伝わってきます。これまでスーパーロングの人たちと一定の距離感を保ちつつ走ってきましたが、烏帽子峠でロング(40km)ランナーに合流します。今まで静かなスーパーロングコースが一気に賑やかになり、抜くのも大変な様相です。この白倉岳への道は2年前に山岳会でナメコ取りに来たところでもあり、少し懐かしい。そのまま走り、遂に出た!!38km地点の中岳には立派な台杉が!この大会のシンボルツリーでもある、別名妖精の木です。せっかくなので、その木によじ登って記念撮影!(12:28)木から下りるとき疲れが脚にきているのか滑って落ちそうになった(妖精の祟りか!?)そして南岳を過ぎ後は一気に栃生目掛けて標高差700mの下降。でも・・・この下りで脚をやってしまいました。普段なら右脚の腸脛靭帯が痛むはずなのに、今日は左脚の痛み…ヤッパシ妖精の祟りか!?痛みにこらえつつロングランナーに抜かれたりしながら漸く道路に出た!そして橋を渡り栃生の第4エイドに到着!(13:07)ここでもレッドブル飲み放題!ガブガブ飲む!昨日からこんなに飲んでカフェイン中毒になりそう・・・。(結局この2日間でただでレッドブル10本以上飲んだ!(250㏄))

 レッドブルのみなさんご馳走様でした。お蔭で元気復活!カフェインでレース終盤も集中力が持続しました。

さぁ…気分を変えて最後のステージの(奥)比良山地の縦断です。国道は通行できないので、その下を流れる川に降りて水の中をジャバジャバ歩き尾根に取付きます。九十九折の道を歩き、徐々に高度を上げます。ここは沢登りの下山によく使った尾根!最近では猪谷を遡行した帰りに歩いた道!なので、断片的に覚えている。後は脚がどこまで頑張ってくれるかです。徐々に開けてくると風が強くなりだしイワタ峠に到着。そして第5エイド目指し駆け降りる。そして此処でもレッドブル!そして前へ進む。痛い脚を庇い頑張る。登山道は明瞭で快適だがスリッピー!そして15:28最後の登りが終わった!蛇谷ヶ峰に到着!視線を右にやると霞んだ琵琶湖が望める。感動!!

 蛇谷ヶ峰にて。もうあと8km程度でゴールだ!あとは殆ど下り!

でも…足が痛くペースが上がらないけど頑張って進むことゲレンデが見えてくる…。そして最後の第6エイド!あと6kmなので補給はいらない!そのままコースに戻り舗装路を走るが、最後の最後で林道そして山道に誘導される。若干の登りで最後の下り。鏑木さんのメッセージボードがコースに掲げられ、目頭が熱くなる。そしてゴール1km手前で舗装路になる。一気にペースアップして5~6人抜いて・・・朝、スタートしたエアゲートのゴールテープを切り感動のゴール!何をインタビュ―されていたかは覚えていない。満足感と感動でいっぱい!!時計は16:15分を指していた。
9時間45分の長旅が終わった。トレラン初心者のボクも他の屈強な選手同様完走する事が出来た。マジで嬉しかった。こんなに感動できることが有ったのだと、新たな境地を見出す事が出来た。
そして、この長旅を頑張ってくれた脚に感謝。妖精に呪われたかもしれないが、無事帰って来る事が出来た。

 ゴールした時のボク!感激!!脚は痛いけど外傷も負わず無事帰ってこれたので良かった…。

家に帰り地形図を広げ、走った歩いたコースをトレースすると、今日、走った時の記憶が鮮明に蘇る。平地を走ることより起伏のある登山道を走るのって楽しいなぁと改めて実感しました。昔…20年前だけど愛知国体(わかしゃち国体)の山岳競技では縦走や踏査、登攀が有ったんだけど、その時の爽快感が懐かしく思った。

そして、今年から新たに加わった「スーパーロング60km」を作ってくれた鏑木さんにはよくぞこんなにタフなコースを見出してくれたものだと、途中恨みそうになったけど、今はとても爽快感でいっぱい!そして整備してくれた大会関係者の皆さん、そして応援してくれた地元の人たちに感謝でいっぱいです。こんなに楽しい思いを満喫できるなんてマジで嬉しい!!みんなありがと~!!


 FAIRY(妖精)に遭う事が出来た山行でした。幻覚だったかも!?

ゴール後は「くつき温泉」で身体中の汗や泥を落として2時間かけて帰宅。そして再び風呂に入り、至福の一杯!家族みんなが待ってくれていて一緒に晩飯、そしてビール一気飲み!頭が狂いそうなくらい美味しかった!!この一杯のために頑張って走って運転してきたのかな!?
そして妖精にも感謝!また来年会いに行くね!

 そして参加賞は帆布でできたFAIRY TRAILバッグ! カミさんへのお土産です。
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勝山恐竜クロカンマラソン 20km

2018年05月20日 | マラソン・トレラン

 ゴール地点は恐竜博物館の駐車場内です

今日は最高の天気のもと、地元のマラソン大会に家族で参戦です。
源次郎は5年生の部  2km
カミさんは一般女性 10km
ボクは40歳代男性 20km  にエントリー!
 
 スタート前の源次郎!友達と歓談中     ゴール寸前のボク!ラストスパートは出来なかった…ヘロヘロでした

昨日(土)は、いつもの練習コースで10kmカミさんと調整がてら走ったつもりが、いつの間にか競争のスイッチが入ってしまい、4分30秒/kmで走ってしまいお互い今日の大会に疲労を残してしまった。ボクなんかは先週、九州に出張で全く走っておらず、焼酎三昧の日々で身体が重い…。でも今日は気合入れて頑張ったつもりです。

 カミさんは音楽聞きながら10km走る余裕さ…


 ゴール直後のボク。放心状態です…早くキンキンに冷えたビールに飲みたいといった感じ。

朝、恐竜博物館へ行き開会式!さすが地元の大会とあって、会う人みな友人・知人。お互いエールを送り、まずは9:45に20kmの部の号砲が長尾山公園の山の中に響き渡ります。最初は公園内のアップダウンを走り、市道に出てからは杉山の集落、そして恐竜化石の発掘現場までの超ハードな登りです。ヘロヘロになりつつも折り返し!ここからは下りなんだけど、脚は売り切れ状態で中々ストライドが伸びない。脚が回らない…。でも頑張って走り最後の公園内の鬼のようなアップダウンを登り、ゴール!
結果は1時間31分34秒でした。
前回の記録より約2分縮める事が出来ました。そして順位は9位と今までの最高12位の記録を更新できとてもうれしかった。
あの鬼のようなアップダウンにも関わらず、4分36秒/kmのペースで走れたのは良かった。
 
 ゴール地点で皆待っててくれました。      家族の思ひ出がまた一つ増えました。皆と一緒に青春の汗を流しました。

源次郎は11位とまずまずの結果
カミさんは8位と昨年より順位を落とし残念そうでした。(昨年は5位で記録も思わしくなかったそう)

そして、最近買った時計(GARMIN 235J)はGPS付きでログや心拍数もとれるんだけど、今回の最大心拍数は191bpmと普段は160台で走っているけど、こんなにも心拍数が上がるものだとビックリしました。(最後の恐竜博物館付近の鬼のような坂でここまで上がりました)40歳代になってもここまで心拍が上がるなんて、ボクの心臓もまだまだ頑張れるんだなぁと実感しました。

 普段はLSDのトレーニング内容でしたが、今回はインターバルを組み込んで練習したせいか、いつもより売り切れのタイミングが伸びたような

また来年も仕事と重ならなかったら走ってみようと思う。その時は今日の記録をまた更新したいと思いました。そのためにはトレーニングしなきゃね!
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秋季陸上大会(県小学生秋季大会)にエントリー

2017年10月22日 | マラソン・トレラン

 小学4年男子800mのスタートの瞬間!見ている方がゾクゾクします・・・

今日は台風21号が近づく中、雨の降る中、陸上競技が福井県営陸上競技場で行われました。
台風の風が吹く中、時折激しい雨の降る中、子供達はずぶ濡れになりつつ、震えながら頑張っていました。
源次郎は・・・小学4年男子800mに出場です。
 
 来年の福井国対に向け新しくなった陸上競技場      担任のH先生とアップする源次郎

2カ月ほど前から陸上のクラブに入会し、特訓の毎日。その成果を遺憾なく発揮できるか!?といったところです。
いつもは学校のグラウンドや雨天は体育館で練習の毎日。
今日は、スパイクシューズを履いて真新しいトラックを全力疾走しました。
 
 スタート前に少しアップする。既にずぶ濡れ・・・     スタートした瞬間!小さい背中が何とも言えないです

 
 もうすぐゴール!一気に加速し出す源次郎!!あと少し!      お疲れ様!今日はよく頑張りました

結果は自己ベストを出す事が出来ましたが、3分を切ることが出来ず残念。また次回頑張ってくれると嬉しいです。
カミさんのDNAを引き継いでいるはずだから、練習を頑張ればもっと早くなるはず!
ガンバレ源次郎!そしてずぶ濡れになりながらも、よく頑張ってました。
そして、今日は担任の先生も応援に来てくれました。有難うございました!

ボクも来週、大会に出ます。源次郎に負けないように頑張るぞ!

 リンク→FAIRY TRAIL スーパーロング60㎞(累積標高4000m)

とりあえず楽しんできます!目指せ10時間切り!
FAIRY…いわゆる妖精に出会えるか!?それは幻覚か!?
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世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会結果

2017年10月08日 | マラソン・トレラン

 コース図!ロング36㎞は赤色の線。初トレランだったけど、膝に優しくとても楽しかった。

今日、五箇山で開催された上記トレイルラン大会に参戦してきました。
この大会は今年で4回目!徐々に人気が出てきているのか、年々参戦者が増えているとのことでした。
 
  受付を済ませたあと、競技説明です!タカンボースキー場駐車場にて   続々と選手が集まってきました。なんだか装備がボクと違い立派!ボクは貧相…勉強になりました。

大会の名前の由来となっている「道宗」とは500年前に五箇山の行徳寺から南砺市の瑞泉寺へ月に一度通い続けたらしく、道宗道と呼ばれ、そのアップダウンの道を走る大会が
「第4回 世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン」です。
ボクが走ったコースは当該大会の一番長い36kmのロングコース。トレラン初参戦のボクにとって色々緊張しましたが、出てみると、急勾配の登山道を走ると言うか登って平坦な登山道を走るといった感じで、この程度の距離だったらば難なく完走できるものだと実感。完走してみてちょっとホッとしました。

でも、上位を目指して頑張ったので、周りは早そうな人達なので、彼らに追い付き追い抜くなどの(後半は)デッドヒートしつつ、頑張って走りました。
前日の夜の車中泊の際カミさんと夜遅くまで飲んでいたこともあって、各エイドでトイレに直行するなど、金沢マラソンの時(前日、大学の友達と焼肉大会)もそうだったけど、大会に備え自重することの重要性も認識しました。でもとても楽しい大会で、各エイドでおばちゃんたちと話したりするのも楽しかった。
 
   そのあとスタートの行徳寺に移動します。     行徳寺の前でカミさん源次郎は応援!その後はアウトレットへGO!

前日は福井を18時に出て19時半に道の駅五箇山に到着。ここで車中泊!そして車内はいつもの宴会!遅くまで飲んでいつの間にか就寝…。翌朝4時に起床しそのまま「タカンボースキー場の駐車場に到着し受付を済まし競技説明を受けスタート地点の行徳寺に向かう。そしてゲストランナー(ボクは全く知らない世界なんだけど、有名な人らしいです)を先導に7:00スタートです。
最初の4.5kmはロードを走り、五箇山の合掌造りの里を周回します。登山道に入ると混み合い速く登れないらしいので、ここまでは上位集団に紛れ込みつつ頑張る。
 
 ロードから小倉山登山道に差し掛かるところ。渋滞が始まるけど思っていたよりは空いてた   小倉山を過ぎ下った後の林道(ダブルトラック)!

橋を渡り小倉山登山道に入ります。(7:20)標高350mから一気に1020mまで一気に登る!走れないので悶々登り途中で休んでいる人を抜くといった感じで進む。周囲はガスっていて涼しく気持ちいい急勾配!山頂についてからは緩斜面は走ることに。そして宮谷の頭まで微妙なアップダウン♪こんな感じの尾根が丁度いいけどここから一部ロープが張ってある道を下る。時間短縮のため、今大会は終始ロープは握らず抜群!?のバランス感覚というか登山で培った下りのテクニックで一気に駆け降りる。一部ダブルトラックの林道を走り再び登山道を走り、アスファルトの道に出ると暫くで「たいらスキー場の第1エイド!」(8:40)ここでトイレに直行しスッキリ!!そして補給は水のみなので、水を飲んで高落葉山へ目指す。(標高600m→高落葉山1122m)応援してくれる人たちも疎ら。その声を背に次なる激坂に挑む。
 
 たいらスキー場の第1エイドにて!トイレを済まし気分爽快     高落葉山への登山道!一部快適に走れるとこが有った

歴史の道らしく、その面影を強く残す良い登山道!ここまでくると周りは3~4人で固まって登るようになる。前の人のペースに付いていくといった感じ。朴峠に出ると90度方向を変え激坂に磨きがかかる。抜きつ抜かれつといった感じ。そして9:30に高落葉山に到着。ガスっていて展望は無し。山頂からは登山道を気持ちよく駆け抜ける。周りのランナーに比べ下るスピードが速いように実感する。これも昔から登山で登山道を歩いている慣れというものなのか。それとも靴の性能なのかな!?
流水でツルツルに赤土が磨かれた道や泥が堆積した下りなど多種多様の登山道が面白く、アスファルトと違い衝撃を吸収してくれるので膝にやさしい!トレランの下りって、とっても楽しい!!そして素敵なブナの原生林を抜けるとアスファルト道の下り!!膝に厳しい下りで「縄ヶ池第2エイド」に到着。ここはいろんな食べ物が有り、豚汁やどら焼き、干し柿、梅干しなどたらふく食べる…しかしお腹がぁ…。しばし休憩しスタート
次は(標高800m→高清水山1145m)

 高落葉山までは3~4人の集団で走っていたけど…


 高清水山に来る頃には一人旅!自分との戦いか!?

池の湖畔を少し気持ちよく走るやいなや、一気に激坂!(竜の背中というらしいです)ここでも何人か抜き、暫くで最後の難関の高清水山!意外と早く着いた感じがした。(10:30)ここからは索道峠や大尾峠、新山峠など小さい峠があるアップダウンが続きなかなか標高は下がらないものの気持ち良い登山道!走るのがこんなに気持ちイイとは…目から鱗でした。ところどころインスペクターの係員が居る程度でもう一人旅!一人で走るのって静かで気持ちイイ。たまりません!

何人か抜きつつ赤祖父山を過ぎ大寺山を過ぎ林道走ったり登山道を走ったりしていると遠くからにぎやかな声が聞こえだす。一気に下ると人影が見えてきた!「ロング来たぞ~」と係員が遠くで言っている。もうすぐ「覗口峠第3エイド」そして到着!ここでもコーラをがぶ飲みし梨や梅干し等を食べて、小矢部アウトレットで買い物中のカミさんに電話してゴールに迎えに来てくれるよう連絡し、コースに戻る。ここからはミドルコースのランナーが合流するので賑やかになるが、みんなボクの赤色ゼッケンを見ると「ロング来たぞー道開けて―」と言ってみんなお先にどうぞと進路を譲ってくれた。マナー最高!!
そして一気にペース上げてくと八乙女山峠!沿道の係員に励まされドロドロの登山道、そして滑りやすい階段を一気に走り閑乗寺公園のトップに出ると一気に南砺市が眼下に広がる。気分は高揚し公園の斜面を一気に下るとテント張ってキャンプしている人たちからの声援!そして井波の集落に近づいてくると太鼓を叩いて沿道の住民の応援の声がする。最後の瑞泉寺前の道は微妙に上り坂だけど、足はまだまだ十分残っていて走って最後のロングランナーを抜いて寺前のゲストランナー達とハイタッチして寺門を潜りゴール!時間は12時45分だった。

 ヤッタネ!!ゴール。まだまだ行けそうな感じ! 源次郎と記念撮影!親父の頑張る姿を見てどう思ったかな!?

6時間を切りたいと思っていたけど、普通に切ることができとても嬉しかった。
そしてカミさんがくれたビールが最高に美味く昇天する程でした。ヤッパシ山に登った後、そして走った後のビールは最高!!これが有るから頑張れたかも!?

 瑞泉寺で完走の感謝を込めお参りした後、ゴールを後にする。続々ゴールする選手を応援


 車に戻るとカミさんがクーラーボックスから檄冷えのビールを出してくれた。最高に旨い!エイドのコーラの100倍旨い!?源次郎は大好物の「アケビ」を食ってます。

記録は以下の通りです
第4回 世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会
ロングコース36kmの部
5時間45分12秒

総合順位 33位
年代別順位 9位


(ロングコース参戦者:346人)
この大会に出た感想だけど、そういえばボクは、この手の大会は初めてじゃなかった…。大学時代、愛知県設楽町で行われた「わかしゃち国体」の山岳競技で縦走競技、踏査競技、登はん競技に出場していて(今の国体はクライミングのみになってしまった)その時の「縦走競技」は15㎏担いで山頂まで走って登った(タイムを競う)。そして「踏査競技」は読図してそのポイントを地図上に落としながら8㎏の重さを担いで走った(読図の正確性&タイムを競う)、そして「登はん競技」は人工壁をリードで登る(今のボルダリングは競技に無かった)。そのうちトレランは縦走と踏査に近いように感じた。その時は普通に沢登りとか雪山に登る方が絶対面白いと思っていたけど、トレランは背負う荷物が軽く靴も進化したのかとても走りやすく気持ちよく感じた。ヤッパシモノは試しで体験してみないと分からないなぁと強く実感した。競技人口も増えてきているのも十分頷ける。
そんなこともあり、今まで山の中を走るのって、しょうもないと一方的に思っていた自分の考えが誤りだったと良くわかった。

 小さな完走証を貰う。初めてのトレランの大会だったのでこの成績が早いのか遅いのか良く分からない。でも自分これは自分との闘いだと思った。

でも一つ気になることが有り、あんな大勢で登山道を走ることを想像すると、ボクは先頭グループにいてあまり実感しなかったけど、腐葉土で覆われたフカフカの登山道も最後尾を走る人は、特に下りの登山道が泥濘化するなど、スリッピ―で走りにくかったと思う。そういった意味では今後考えていかないといけないと思った。登山道を自転車で走ったことのあるボクがそんな事言っても軽い感じがするけどね。

また、仕事が休みの日に日程が合えば、どこかの大会に出てみたいと思う一日でした。

 ボクの走りを支えてくれた靴!感謝をこめて次に買う時もこのメーカーにしようと思う。HOKA one one

そして、装備としては家にある山の服やランニングの服など寄せ集めのもので参戦しましたが、今回、周りのトレランランナーの姿を観察してボクも彼らの様な服やらグッズやらを真似てみようかなぁと思いました。
みんな、山の中を駆ける姿がとてもカッコ良かったです。

 南砺市のホームページからトップに載っていた写真を拝借! スタート直後の一瞬だけ1位でした!
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トレランの大会の準備

2017年10月04日 | マラソン・トレラン

 パンフレットが届きました。コースと地形図とを照らし合わせて確認しました。距離:36㎞ 累積標高差:+2620m

普段は山登りに勤しんでいるボクだけど、マラソンを始めてから少し気になる競技が有った。
それは「トレイルランニング」です。今まで山の中を走るなんて、しょうもないなぁ・・・と思っていたけど、マラソンを始めるようになってからは、意外と面白いかも!?と思うようになり、今回エントリーする事になりました。
この大会に出てみて、どう自分が変化するか分からないけど、36kmという距離も手頃!?なので、頑張ってみようと思います。
「第4回 世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン大会」です

 新たにグッズを買えないので、手持ちのウエアやウエストバッグ、シューズで走ってきます。

トレイルランの大会は初めてなので何を携行して良いのか分からないので、とりあえず家ある物を寄せ集めて、携行食はカーボショッツやアミノバイタル(粉末)、ポケットティッシュ等を持っていこうと思います。
まぁ、大会で何かトラぶったらそれも良い経験(先日ランニング中に腹痛に見舞われ、用を足した後その辺の葉っぱで尻を拭くなどこれも良い経験)。人生色んな事にチャレンジしていこうと思います。
 
 靴は最近のお気に入りHOKA one one    ウエストバッグはウルトラスパイヤ!何を入れて良いのか良く分からない。

もし、大会でボクを見かけたら気軽にお声をかけて下さいね!(人畜無害です)
そして必携の装備が有りましたら教えて下さい。
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福井マラソン(第40回)を夫婦で完走!

2017年10月01日 | マラソン・トレラン

 福井市の中央公園の開会式の会場!ここに市長や猫さんが並んで挨拶してました

今日は夫婦で福井マラソンを走りました。
2年前の菊花マラソンと同様、ボクはハーフ!(40歳代男)カミさんは10km(40歳代女)の部門です。
 
 公園で準備して荷物をトラックに預けました。レッドブルでエネルギー補充!      二人で記念撮影

で、結果は・・・
ボ  クが30位(401人中) 記録は1時間32分
カミさんが11位(109人中) 記録は   52分
でした。
ボクは2年前の菊花マラソンのハーフよりも10秒ほど遅くなっていたのと、カミさんは3分遅くなっていました。
これも老化のせいか・・・。いや、練習不足です。

でも福井駅周辺の道路を封鎖してランナー専用の道路と化したコースを走ることが出来、とても気持ち良かったです。でもハーフの折り返しの高屋橋を過ぎたところで向かい風となりきつかった・・・。そして大瀬橋を過ぎた所で福井山岳会のM田さんが応援に来ているのを目撃!応援を背に頑張り新しくなった運動公園のトラックを走ってゴールしました。
腕時計の心拍計は今回最大168bpmでした。

 桐生選手の9秒98の看板前で完走後の記念撮影

とても気持ち良い汗をかく事が出来ました。やっぱしハーフは21km程度で物足りない気がしました。そしてこんな走りでは到底サブスリーは無理だと実感。どうやったらもっと速く走れるのかなぁ・・・

そして今回の大会のゲストランナーの「猫ひろし」さんのTシャツを購入した際、ちょうど購入者のみにサインを頂けるとのことだったので、サインをTシャツに書いてもらいました。そして一緒に「ニャー」をしてくれました。
 
 Tシャツにサイン入れてくれ、ついでに一緒に「にゃぁ~」     サインTシャツ!大事に着よっと!

とても楽しい一日でした。

来週は「第4回世界遺産 五箇山・道宗道トレイルラン」36kmを走ります。どうなることかな・・・
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勝山恐竜クロカンマラソン

2017年06月13日 | マラソン・トレラン

 記念撮影!ふたりともお疲れ様でした。カミさん5位入賞おめでとう!

先日日曜日(6月11日)に第13回勝山恐竜クロカンマラソンが地元の勝山市で有りました。
ボクは仕事だったので、出たかったけど…カミさんと源次郎はエントリーしました。
源次郎は1年生から3年生まで「親子の部2km」にカミさんと出てましたが、今年は独りで「2km 4年男子の部」にエントリー
カミサンは、「10km 高校・一般女子の部」にエントリーしました。

で…結果は
源次郎は15位
カミサンは5位入賞でした。

 
 源次郎ゴール!お疲れさま。    マラソン日和の一日でした。

カミサンは6位以内に入賞したので表彰式に出る事が出来ました。昨年の菊花マラソンも、カミサンは上位入賞で表彰台に登ることが出来、ヤッパシ…長距離では無いにしても、高校時代、陸上の短距離で福井県代表でインターハイに2度出場しただけあって、そんなに練習していなくても走ることのセンスは有るのだと実感。
ボクなんか、練習頑張っても一向に成績が上がらないです。
カミさんは次はハーフマラソン、そしていつかはフルマラソンを狙っているらしいです。

カミさんのDNAを受け継いで源次郎も速くなってくれるとイイナぁと思いました。それと勉強もね。
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奥越ふれあい駅伝に出走

2016年11月27日 | マラソン・トレラン
今日は職場の皆で地元の駅伝大会に出場してきました。
5人1チームでAチーム、Bチームが出場し、ボクはBチーム。
Aチームは3位入賞でした。
Bチームはまだ結果を見てないので分かりませんが、メンバーのわりには健闘したと思います。
結果5位でした。なかなかヤルね。

職場の仲間たちとの駅伝…。より絆が深まったように思います。まだまだ若い奴には負けたくないけど、ヤッパシ速いね。

 雨の中、震えてましたが走りだすと体が温かくなりました。

来年も選手に選ばれたら頑張るぞ~!

今晩は居酒屋で祝勝会!ビールだ―!!
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第35回 菊花マラソン カミさん入賞おめでたう

2016年11月03日 | マラソン・トレラン

 8位入賞し表彰式の後の記念撮影!賞状と盾を手にしたカミさん。ヤッタネ!

今日はカミさんと菊花マラソンにチャレンジしてきました。
昨年は、ボクはハーフ(21.1km)、カミさんと源次郎はファミリーの部(2km)に出ました。
今年は、カミさんももっと距離の有るマラソン走りたい!との事で10kmにエントリー!
ボクは、第35回記念の村国山コース7.4km、高低差160mにエントリー!
してきました。

結果は…
カミさんは40歳以上女子の部で…8位!入賞
ボクは年齢別関係なしで…19位
以上の結果になりました。

では、大会の状況をレポートします。今日は夜勤明けで、速攻で帰宅しカミさん、源次郎、母と越前市に向かいます。受付会場で下してもらい、母と源次郎は妹の家に行き従兄弟と遊びに行きました。ボク達はおもむろに受付を済ませ(時間ギリギリセーフでした)、ゼッケン着けたり、荷物を預けたりして、出走を待ちますが、あいにく空からは雨…。雷も…。8:55出走のハーフの選手はずぶ濡れになりスタート。ボク達も若干雨は止み小雨の中で、9:10カミさんスタート、そして9:15村国山コーススタートです。そこで、スタートを待っている時、ボクの顔を見て昨年NHK(小さな旅)に出てましたよね!とお声をかけて下さったランナーの方有難うございます。
 
 ゴール後、完走証をもらい二人で記念撮影!     グラウンドはベチョベチョ…ラストスパートで足や尻はドロドロ!背後の山が村国山

村国山コースは思った以上に激登りでした。平地では4′20″を維持し走っていたけど、この坂では撃沈…一気にペースダウン!でも山登りは速いのか、最初に抜かれた選手を何人か抜く事が出来ました。腕時計の心拍計のハートレートは169と結構上がっている。痰を吐きたいけど、そんな気力もなく歯を食いしばって折り返し地点。ここで21位と告げられる。
この後は下り…。ペースを下げたいけど背後から他の選手の激しい呼気が聞こえ、抜かれまいと苦手な下り、そして雨で濡れた路面、苔で滑りやすい道を一気にダウンヒル!

待機中の南越消防の救急隊長のA澤さんがボクを見るや、「ゲンゴロウさん(もちろん名字で)ガンバレェ~!!」と応援してくれました。本当に有難うございます。そして再び急坂を登り、一気に下り山コースを終えた後は、3kmやファミリーの部の方々をブチ抜き、雨で泥濘化した中学校グランドへゴール!最後の2kmは死ぬ気で走りました。

結果は33分05秒でした。そして19位(40歳以上だったら10位内に入っていたと思うが、このコースは年齢別のカテゴリーは無く入賞できず残念)
そして完走証を貰う為に並び、他の山コースの選手達と健闘を労いました。その後はカミさんを待つ為にゴール付近で待つものの何時まで経っても来ない。ふと後ろを振り向くとカミサンが完走証を携え笑顔でやって来る。
「8位に入賞したよ!」との事。凄く羨ましい…。そして悔しい…。

 職場の同僚F川くんはハーフを走りました。ボクの影響を受けエントリーしたとの事。(半強制!?)

ボクはマラソンの練習初めて3年弱だけど、半年くらいしか練習(といっても月間100km満たないカミさん)していないのにのに入賞を果たし、やっぱしセンスというか才能が違うのだと実感。もともとカミさんは高校時代から陸上やってて400Rでインターハイに出てるくらいだから、走ることに関しては彼女には及ばない。ちょっと練習しただけで速くなれるなんて羨ましいなぁと思いつつ意気消沈。まぁ過去に20歳代の頃、福井マラソン5位にも入賞しているらしいし。
 
 ボクも盾を持たせてもらいました。    福井山岳会の戸田さんも山コースを走りました。意外に速くビックリ(失礼しました)!

周りを見渡すと…ずぶ濡れになりながらも、ゴールした選手全員の顔はとても満足げで、生き生きしていて、清々しく若々しく思いました。この歳になって走ることの意義みたいなものを少し分かった様な気がしました。この瞬間を実感でき元気を貰いました。

そして、夫婦でマラソンにチャレンジして一緒に頑張れた事はとても良かったと思います。
来年も夫婦で、そして源次郎とマラソンにチャレンジしたいと思います。
カミさんおめでたう!!!

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第4回 白山白川郷ウルトラマラソン 完走だ!

2016年09月11日 | マラソン・トレラン

 ゴール後源次郎と記念撮影!いつもはアディダスブーストだけど、初めて履いたアシックス中々良かった!ゲルカヤノ22  記録は11時間39分28秒でゴール!

今日、第4回 白山白川郷ウルトラマラソンを走ってきました。
かれこれ…ボクがランニングするようになったのは3年前…。ハーフマラソンから始まり、昨年の金沢マラソンを走り、そして今日はウルトラマラソン100kmにチャレンジして完走することができました。

実は、地元の福井で毎年行われている「東尋坊 愛のマラニック」という100kmを走る大会が有るんだけど、マラソン+ピクニックがその語源らしい名前が何となくボクを駆り立てるものではなく、なんとなく軟弱だったので、どうせエントリー料払って走るなら…
距離100km、累積標高差2530mの2回の山越えする、国内屈指の過酷さで知られる「白山白川郷ウルトラマラソン」の方がカッコいいかな!?と、いつものように「どうにかなるさ!」と軽い気持ちでネットで18000円の料金を支払いエントリーした次第。
確かに山越えは厳しかった。足や関節、全身の筋肉が痛く辛い走りだったけど、白山の雄大な景色を励みに頑張った。昨年のフルマラソンとは違い、これはこれでとても楽しかった。
 
 松任文化会館で受付!周りはアスリートっぽい人が大勢いました。  新中宮温泉の静かな駐車場(トイレも完備)

選手受付は大会前日の土曜日、松任文化会館なので、金沢で例年の如く寿司を食って家族で明日の健闘を祝う。普段寿司を食わないボクも久しぶりに美味しい寿司でちょっと食いすぎた…。選手受付を終え、買い物や、今晩の晩飯の食材を買ったりして新中宮温泉(昔、中宮温泉スキー場の有った所)に向かう。ここで温泉(大人370円)に入り、駐車場にてカミさんの車の中で宴会!やっぱし明日もビールパワーで走らないといけないので、二日酔いにならない程度にビールやチューハイを飲んで、ボクはテントで寝る事に。誰も居なく静かな夜でした。
 
 あと30分で出発です!脚はキネシオテープで膝の保護!    ゆるキャラのゆきママと記念撮影

100kmの部は朝4:00スタートなので1:30に起床しテントを撤収し道の駅瀬名に向かう。駐車場には既に車中泊組が大勢いて次から次と車がやって来るので安眠できないだろう。新中宮温泉の駐車場で泊まって正解だった。おもむろに朝飯食って、三方岩駐車場(38.2km・71.8km地点)にデポしてくれる着替えや糧食の荷物を預け、いつものようにスタートラインの最前列で待っていると山仲間の白山の写真家の木村芳さんが居たので家族写真を撮ってもらう。有難うございます。道路の温度計は19℃を表示している。走るには丁度良い。

 スタート2~3分前 最前列に並びテレビカメラに映るようアピール!? 遅い人ほどこんなことしたがる!?

 
 4:00スタート!カメラのストロボの中…走る!     走っている時に途中のトイレで撮影!まだ真っ暗

神主さんの祈祷が終わり、4:00闇夜を切り裂く号砲が鳴り響きスタート。選手は一斉にスーパー林道とは逆方向の西佐良集落へ向かう。100kmコースは距離合わせのために逆方向に10.3km走って再びスタートラインに戻って来る。暗闇の中、ヘッドランプや住民の方々が照らしてくれるライトを頼りに走り4:54スタートラインに帰って来る。カミサンと源次郎が待っててくれた。キロ6分弱のコースタイム。まずます。徐々に空は薄明るくなってきた。白川郷まで行ってきて、此処まで帰って来れるだろうか…不安に苛まれるが走るしかない!
 
 一里野温泉エイドに到着。御当地グルメも大事だけど、梅干し等を良く食べました。   一里野温泉エイドを発つ

今回のマラソンは昨年のフルマラソンと同じくエイドステーションの地域の御当地グルメを全て食べるのが目標!ヘロヘロになりエイドに戻って来るときの良い気分転換になったし、出迎えてくれる方々の笑顔に後押しされ、食いたくなくても色々食ってしまった。

 粋なはからいの電光掲示板! 白山白川郷ホワイトロード(旧スーパー林道)はマラソンのため終日通行止め!(もうすぐハライ谷)

登り一辺倒のコースをひた走り5:45一里野温泉エイド着。堅豆腐や報恩講汁を食べる。そしてスーパー林道目指し進む…。スーパー林道管理事務所エイドでは酒まんじゅうを1個丸ごと頂き、食いながら走る。スーパー林道ゲートを潜り、ここから本日のみ一般車両通行止めにしてランナー専用の道路と化した道を走る。でも過去に蛇谷の支流の沢登りをする際、朝早く歩いた事があるボクにとって、さほど新鮮味が無いけどね(済みません)。花切谷や無名谷、アカイチ谷、岩底谷、親谷、コヤ谷トークズレ谷ジライ谷、姥ヶ滝など、過去に沢登りで遡行した谷を眺めながら、エイドであんころモチ食べて、ふくべの大滝エイド着。ここでそうめん、温泉卵を食ってから、ここからが厳しい登りが始まる。林道を見上げると延々続く…。ここからは走ったり歩いたりしながら、周りの走力の似通ったランナーと励まし合いながら走る。途中、白山が望められた。

 白山白川郷ホワイトロード(石川県側)料金所。今日はランナーのみに開放。(沢登りもここから)

 
 走りやすい路面でした。次のエイドは何が出る!?と期待しつつ走る。   ふくべの大滝エイド!そうめんが冷たく美味しかった。何杯もイケる。


 ふくべの大滝前にて。2年前此処に車をデポして瓢箪谷左俣を溯行しました。

県境のトンネルを過ぎ8:19に三方岩駐車場に到着。38.2km走った事になる。漸く1回目の激登りは終りホッとする。ここでデポしてもらった袋を開けエナジージェルやリポビタンD飲んだり、足にキネシオテープ貼ったり、ワセリンを踵や股、脇に塗る。乳首にも。(走っている時、服との摩擦で両乳首から出血しウエアが血で染まったランナーがいた)ここのエイドではおろしうどん等を食ってお腹いっぱい!この100km走ると全身の血液が脚などの筋肉に集中し胃腸は働かなくなるらしいので、今のうちに食っておこうと思った次第。でもこれが当たって、お腹を壊す事に…。
 
 ふくべの大滝エイドを後にする。ここから厳しい登りが続く    途中で神々しい白山も望める。堪能する余裕はあまり無かった。

白川郷に向かい一気に林道を下りたいところだけど、疲れた足腰に来る地面からの衝撃は厳しい…。なので各関節を労わりながらかつテンポ良く下る。42.195km地点を過ぎた。ここからは未知の世界!やるしかない!というか、眼下に広がる山の斜面のずっと下、猿ヶ馬場山の麓に見える小さな集落。そう白川郷だ。気の遠くなる遠さ…。下りたはイイけど、再び此処を登り返さないといけないと思うと、かなりブルーになる。
 
 1つ目の難関、山を一つ越えたぞ!三方岩駐車場エイドにて。ここから激下り    馬狩料金所!ここのエイドで牛乳2本一気飲み!(胃腸が弱ってるのか腹下る)

馬狩料金所(48.4km地点)ここのトイレでエイドで食べ過ぎで壊れたお腹をリセットする。そして9:35に50km地点を通過!ヤッター。5時間35分走ったことになる。あと更に下って白川郷を折り返さなきゃいけない。あと半分なんだろうけど、白川郷にまだ着いていないので、気持ちはまだ半分に至っていない。既に速いランナーは折り返してきてすれ違い始める。

 世界遺産の合掌造りの集落を走る。自転車で何度も来ているので、あまり新鮮味が無いけど、走るので有る意味、意義深い。


 コースなので仕方ないが、展望台まで登らされる。ここからの眺めも良いが、あまりテンション上がらない。気分的には此処(55.2㎞地点)が折り返し地点だと思っている。携帯でカミさんに此処まで来た旨伝える。

寺尾駐車場(51.6km地点)のエイドでは牛すったて鍋を頂く。牛肉が美味しいけど、走り続けてきた胃には重い。でももてなしてくれる方に対して失礼なので完食。ここからも更に下り、白川郷の集落に入る。大勢の観光客が歩く歩道を駆け抜ける。とても爽快で皆応援してくれる。これを背に萩町城跡展望台(55.2km地点)に登りきり記念撮影!ここがボクの気持ちの中での100kmの中間地点。ここから再び料金所を目指し、岐阜県側のスーパー林道登りを目指す。
  
 ①寺尾駐車場の関門&エイドに到着。ここで食った牛すったて鍋はマラソンの補給で食わず、普通に味わって食べたいくらい美味しかった。何杯も行きたいところだけど胃腸を労わる。

 ②ようやく2度目の山越え(激坂)をクリアし三方岩駐車場&エイドに到着。着替えてスッキリ!

再び10:27寺尾駐車場に着く。ここは100kmの関門となっており関門タイムが12:30である。2時間前に到着し、かなり心のゆとりが出来た。そして白山白川郷ホワイトロード岐阜県側ゲート(復路61.7km地点)到着。ここで長い登りに備えアミノバイタルやジェル等を摂り激坂に備える。今年カミさんと山スキーで行った野谷荘司山(馬狩荘司山)の雪の無い白谷を眺めながら、常に道を見ず山を見ながら、気を紛らわせて走った。次々と下りてくる50kmの走者に励まされながら、各エイドに立ち寄りながら走ったり、歩いたりしながら、周りの走力の似通ったランナーと競いながら走る。石川県側よりも岐阜県側の林道が厳しかった。延々と頭上に延びる林道を意識しつつ頑張る。

そして漸く最後の激坂を登りきり12:45に三方岩駐車場(復路71.8㎞地点)に着く。ここの関門タイムは15:00なので後は下りだし余裕だろう。気分転換するためにエイドで笹寿司やうどんを食って、キネシオテープを脚に貼って、ワセリン塗って、アミノバイタルやジェルを摂って一息ついたところで、着替えスッキリ!後は下るのみ!(若干登りも有るけどね)

ここまで来るとランナー間の距離は疎らで自分との戦いとなる。あいつには負けたくない!とか抜いてやったぞ!とか思いながら、悲鳴を上げている身体を若干労わりつつ、そして折れない心を維持しながら頑張る!何の修行なんだろうか!?このレース走る人達ってかなり変態だなと思い、変態率の高いレースだと再認識。

もう、ゴールしか見ていない。各エイドでは水を飲むこと、そして往路で食べられなかったエイドを完食するために立ち止まり、声援を受け颯爽とはいかないまでも走る。

ふくべの大滝エイドまでが急な下り。ここからは緩い下りで走りやすくなる。そして林道事務所エイド(復路86.5km地点)で携帯電話が繋がるので、カミさんにあと1時間ちょっとでゴールする旨を伝え走る。ハライ谷の分岐までのちょっと苦しい登りが終わり、ここから国道を約10kmの緩い下りを走ればゴールだ。ようやく人里の雰囲気が出てきて何となく「帰って来たんだなぁ」といった実感が伴う。ボクの住んでいるところに似た風情の村を駆ける。すると沿道のおばちゃんや子供達が応援してくれ、心身共にボロボロになったボクに元気をくれる。

折れない気持ち、そして痛みに耐える忍耐力をずっと維持してきたボクだけど、5km・・・4km・・・3km・・・とカウントダウンの表示が近づくにつれ涙腺が思いっきり緩んでくる。王滝SDA120kmもそうだったけど、泣きそうな気持ちを押し殺すことしばし。道の駅を過ぎ観光客からも声援を受け、ゴールへの規制線に導かれゴールの白嶺小学校に近づいてきた。するとカミさんと源次郎が待っているのが見えた。彼女らはボクと気付いていないらしい。手を振って「ゴールしたぞぉ」
家族を見たらいつの間にか涙腺は固くなり、ハイタッチする。そして大会関係者や応援してくれる皆に見守られながら・・・ゴールテープを切った!
15:39に100kmもの長い道のりを走った。フィニッシュ!!。

ということは、朝4時に出発したので記録は「11時間39分28秒」だ。

目標の13時間切りは楽々達成できた。

 皆に見守られながら苦しい100kmのフィニッシュ!最後の方は頭の中でビールを飲む姿を思い描いていた。

完走賞のメダルを首にかけてもらい、チップを回収され、完走証を発行してもらい家族と合流。子供に痛々しい姿の走りを見せてしまったが、頑張って走り抜いた姿を見せられ、ちょっと嬉しくなった。その後はカミさんが生ビールを買ってくれたので一気飲み!
ヤッパシ達成感も大事だけど、この一杯の為に走ってるんじゃないのかな!?とも思ってしまいました。(笑)

 色んな思いが有ったが、この一杯の為にも頑張っていたかも!?疲れた身体に冷えた生ビール!!言葉は要らない!!なんてね!?アル中か!?

今まで、山登り一辺倒のボクだったけど、3年前に東京に仕事で住んでいた頃、周りの皆に触発され暇つぶしに走り始めたのがきっかけ。でも走り始めるとナカナカ奥が深く、登山での沢登りやクライミング程、危険度は無く一人でやれる気軽なスポーツなので、仕事休みの日は近くをランニングしたりとストレス発散には丁度いいものでした。でも、大会に出てみると気合の入った周りのランナーに圧倒されつつ、徐々にマラソンの奥深さを実感できるようになりました。
東京から帰って来ると、勝山恐竜クロカンマラソンに出たり、ハーフマラソンに出たりと徐々に走ることを覚えたようだ。
そして昨年の金沢マラソンでは、前夜に大学の友人と焼き肉&飲み会でお腹を壊し、トイレに3度もピットインしつつ、各エイドステーションでは各々の美味しいものを完食したにもかかわらず3時間30分を切ることが出来た。
走る事って、リタイヤを除き結果がタイムとして現れ、次へのステップの励みになる。こういうのもアリかなぁと思った。でももう一回白山白川郷ウルトラに出るか!?と言われたら微妙。でも、この山越えを2回する白山白川郷ウルトラは今回の第4回をもって終わりとなった。
第5回からは白川郷をスタートして、この白山白川郷ホワイトロードを越え、白山市を経由し手取川沿いを走るものになるとの事。今回はこの激登り×2回の最後の白山白川郷ウルトラに走れてラッキーだった。

フルマラソンでは心が折れる事は無いが、今回のウルトラはスーパー林道から俯瞰した眼下にチョコンと見える白川郷を見た時に心が折れそうになった。そしていつも痛くなる腸脛靭帯の痛みにかられる不安材料もあった。痛みに耐えきれずボルタミンの座薬注入しようか迷ったけど痛みに堪えゴール出来た。

山に登っても思う事だが、遠くに見えるあそこに行けるかなぁといつも不安になりつつ行ってしまう事の出来る人間の足って本当にすごいなと今回も思った。そして支えてくれる家族あって、こんな事が出来る事にも感謝!!

 完走証と完走メダル!これを見ると何だか頑張って走ったという実感が湧いてくる。

それにしても、この大会は日本一の難関コースのウルトラマラソンらしく、例年の完走率は80パーセント前後(今回の第4回は77パーセント)と高く、覚悟のあるランナーがエントリーする大会と書いてあった。確かに100kmの定員は1000人なのにエントリーしたランナーの数は842人と定員を割っている。この数を見ただけでも厳しさが窺えた。そんな大会にいきなりエントリーして完走でき、とても嬉しくなった。

ちなみに、ボクの腕時計の万歩計は今日の歩数は11万2760歩、消費カロリーは6158kcal、移動距離は114.53kmでした。
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勝山恐竜クロカンマラソン 20km

2016年06月12日 | マラソン・トレラン

 家族で参加できる地元イベント!いいね。今日も天候に恵まれました。

今年もやってきました。勝山恐竜クロカンマラソン!
県立恐竜博物館をスタートして杉山地区(恐竜化石発掘現場)へ向けてヒルクライムして帰って来る、アップダウンの激しいコースを20km走ってきました。今年で3回目のエントリー!
《2015年のブログ》
《2014年のブログ》
年々、歳を重ね衰えていくけど、年々微妙に記録は伸び、今年は昨年より12秒早くなりました。一昨年よりも4分以上早くなりました!でも、順位は何故か3年連続12位と変わらず…。10位以内を目指していただけにちょっと残念。
でも、今年も頑張れて嬉しかったです。
 
 新聞!?市の広報の写真に載るのを目当てに先頭に並びました。  山岸市長の号砲でスタート!

今日は夜勤明けで、しかも深夜及び早朝に出動が有り、ヘロヘロになりつつ勤務交代後、会場に行きカミさん源次郎と合流し受付を済ませます。カミさん源次郎は「親子の部2km」参戦!

地元開催のマラソンイベントなので周りは知っている人ばかり。大会役員係員も市役所の方、所々で「T君頑張って!」との応援を背に受け走りました。

スタートは最前列に並び、山岸市長の号砲後、写真撮りを意識して思いっきりダッシュ!その後は抜かれまくるも、自分のペースで走りました。
 
 山のカッターシャツを着て走りました。ヤッパシ、ランニングシャツが走りやすいネ。   もうすぐゴール!ビール飲めるゾ~!

最初は長尾山公園内のアップダウンの道を走り、滝波川沿いの道を薬師神谷へ、そして杉山地区に!今年は一部コースに変更が有り杉山鉱泉方面にヒルクライムして折り返し、再び恐竜化石発掘現場に向かうという従来よりもアップダウンの多い若干厳しいコースでした。

ボクは下りが苦手なのか多くのランナーに抜かれるけど、登りで抜き返すといった走力の似通ったランナーたちとデッドヒートしながら走り、長尾山に入り最後は激坂を登りゴール!

1時間33分23秒 でゴールしました。

今年は若干コース変更が有りましたが、昨年より12秒速くなり嬉しかったです。
 
 源次郎もボクのゴールを見守ってくれました。父さん頑張ったよ!    完走賞を手に記念撮影

そして家に帰って飲んだビール(第3のビール)は最高に美味しかったです。ちなみに源次郎の結果は散々なものでした。先日まで胃腸炎で食欲が無く顔貌は青ざめていたそうです。でもそんな最悪のコンディションの中、走っただけでもエライ!と褒めてあげました。一緒に走ったカミさんは不完全燃焼でした。

 昨年より12秒速くなった!ヤッタネ!!

今のところマラソンイベントに出る予定は無いけど、何かにエントリーしてモチベーションを上げなくては…。

こんな素敵なイベントを企画運営して下さった勝山市、そして関係者の方、救護を務めてくれた方々のお蔭で、参加したボク達家族を含めエントリーされた県内外のランナー達にとって、とても素晴らしい思ひ出が出来たと思います。本当に本当に感謝しきりです。
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