山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白谷滑降POWDER

2024年01月31日 | 山スキー!R06
今日はいつもの平日ヒマ人とで、野谷荘司山に登りました。メンバーはS江さんとボク。

 白谷を滑降するボク。今日はテレマークで!(写真S江さん)

平日とあってか誰も居ない静かな山で二人で山頂を独占できました。雪質は言わずもがなですが、雪の量が少なくもっともっと降ってくれないと・・・
昨年白谷&東谷を滑った時と比べると明らかに寂しい。
 
 何時もの駐車場所にて。出発です!    高曇りで日が差さないので寒かった

朝、4:30に大野市の道の駅に集合し出発です。当初ボクのKIXで行く予定でしたが、S江さんの愛車サンバーが今回の山行で最後ということで、サンバーで行くことになりました。6:30にいつもの駐車場に到着。6:50出発です。トレースを辿り快適に登ることが出来ます。

 馬狩荘司山から白谷!シュプールが何本か見えた。

 
 赤頭山のトラーヴァース。一部カリカリ    振り返る

赤頭山のトラヴァースも一部氷化していてヒヤヒヤしますが、新雪が柔らかく終始快適に登ることが出来ました。そして10:00山頂着。雪庇の下にテーブルを作って景色を楽しみながらラーメンを啜る。
 
 正面に野谷荘司山が現れた。あとチョイ    山頂でラーメンが温まる

11:05滑降開始!馬狩荘司山へ滑って、稜線から白谷に向け一気に滑り込みます。若干パックされた新雪。広大な斜面。最高。
 ゲレンデ!

 
 やっと藪スキーから解放された     底突き感の無い新雪を堪能

あっという間に狭部。滝が数か所顔をのぞかせていたけど難なく堰堤に。堰堤群は特に問題なく越せる。そうして朝のトレースに接続し、その後はボブスレーで11:40駐車場に到着。車の元に着く頃にはパラパラと雨が降ってきました。
 
 快適!     大斜面を堪能

 
 堰堤の横を滑るのも楽しい    S江さんとサンバー!

今日は高曇りの天気で雪質の悪化も無く周りの景色も楽しめ山スキーには丁度良かった。帰りの車内も盛り上がり楽しかった。
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しかりば分岐 大雪で敗退!

2024年01月24日 | 山スキー!R06
今日はS田くんと山スキーです。一里野スキー場から尾根経由でしかりば分岐~ハライ谷を滑る予定でしたが、大雪警報の発令する中の山行と成りましたが、その通りで一気に積もった積雪により阻まれ敗退しました。

 ゴンドラが運休したお蔭で快適に新雪を滑ることが出来た

朝、勝山で集合しS田くんのPHEV号で一里野スキー場へ向かいます。昨日からの雪で国道は除雪車両がいっぱい!路面はアイスバーンや積雪路ですが、ミツビシの4WDシステムのS-AWC は最強でした。スキー場には早く着きすぎたので、ゴンドラ始発(8:30)まで車内で待ちます。
 
 ゴンドラ終点を後にする。とにかく寒かった   雪の深度もだんだん深くなっていった

ゴンドラを降りると早速尾根に取付きます。気温も低く新雪が物凄く積もっていて、風雪が強い。黙々とラッセルです。今日はS田くんが居るので彼に殆どラッセルしてもらいましたが、雪が深くなかなか進まない。進度が遅いため、後続でのほほんと進むボクはラッセルでの熱産生が少ないためか身体が冷えてくる。インナーを一枚重ね着しても寒いし、手袋の指先も痛い!
 
 ジグを切るのもきつかった。けど藪は全く気にならなかった    板から靴を外すと胸位まで埋まる雪の量だった

アップダウンも効率よく進み、最後の登りの途中、時計を見ると12:00を過ぎていた。このまま頑張っても時間がかかるのと、雪の状態等を勘案して今日は1340m地点で敗退する事にしました。

シールのままトレースを辿り引き返す事に。朝のトレースは消えているところも有ったりと、復路も寒かった。檜倉から、以前滑ったオメナシを滑ろうかと思ったが、今日の雪の状態は危ないと判断してそのままゲレンデに向かいました。
 
 誰も滑っていない新雪を堪能    山も楽しいけど、スキー場も楽しい!

ゲレンデ手前でシールを剥がし、やっと楽しい滑りを堪能。そしてゴンドラは強風で運休と成っており、誰も居ない新雪ゲレンデを貸し切り状態で堪能する事が出来ました。ある意味、誰も居ない新雪で障害物の無いゲレンデの滑りが一番楽しかった。
 誰も居なくて山スキーしている感じだった。

ゲレンデ下ではペアリフトが動いており、20人程が滑っていた。朝から何も飲み食いしていなかったので、ロッヂ内でお湯を沸かしラーメンを食べました。室内は温かく風も無く快適。漸く新雪が降ってくれたので嬉しかったけど、なかなか厳しい山行と成りました。
 
 一里野スキー場最高!    今日はロッヂの中でラーメン!
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山スキー ビンディング 取付け

2024年01月18日 | 山の道具たち
今回は、懐かしのビンディングsilvretta 500の取付けです。
ボクが山スキーを初任給で購入したのは26年前。当時はFRITSCH ディアミールが殆どの山屋さんンが使っていたのに対し、ボクはsilvretta 505(Easy Go)を使っていました。その後、TLTとかテレマークに移行しましたが。そんな事も有り、silvretta社のビンディングは当時404とか300とか、回想するととても懐かしいです。

 silvretta 500取付け完了!404よりだいぶ軽くなりました。

更に言うと、大学生の頃初めて使った山スキーは長細板のブラックダイヤモンドの板にEMERY ALTITUDE CHRONO LIGHTという、今では考えられない解放値の調整は幅広の輪ゴムだった。そして今はクライミングギヤのメーカーのPETZL社も山スキーのビンディングをラインナップしていた。
カミさんは当時NAXO社(今は無い)のビンディングを使っていたりと、混沌とした山スキービンディングを目の当たりにして、ようやく落ち着いたのはDYNAFIT TLT。これを使い始めたのは2000年。とても軽く今では地雷専用の板として現役で使用している。
 
 古い穴を掃除してエポキシ打ってP栓打った後、鑿で表面をキレイ(平滑)にします。

そんな中、今回は懐かしのsilvretta 500。いつも通り気合を入れて取り付けさせてもらいました。依頼主は青森県のYさん。このビンディングは冬用登山靴にも対応できるため、山岳警備隊でも使われているとか(今は分からないけど)そんなマニアックなビンディング取付け依頼です。

板はアトミックのBC板に404が付いていたので、それを外して穴埋め後、500を取付けしました。
 
 古い穴と近づかないようにビンディングの位置を決めます   その後正確に毛描きます。老眼鏡に感謝!

 
 ビスの位置決めをしてポンチング!   先行穴など3本のドリルを使ってボール盤でビス孔を打ちます

 
 正確にビス孔を開けました    一旦ビスを打って雌ネジの冷間圧造。そしてトップシートを平滑化

 
 ビンディングの後端が中心に来るよう調整して締めます。 出来上がり!ヒールリフターは2段階!(昔はクライミングサポートと言っていた)

工程はいつも通りで行い本日、東北の地へ発送しました。南は大阪から滋賀、岐阜、福井、石川、富山、長野、青森と全国からビンディング取付けに困った方々から最後の砦として、我が工房に依頼が有ったり、取り付け方法について質問などの問い合わせが有ったりと、DIYで取り付けている方々からのメールが有ったり、ブログで公開していて良かったなと思っています。
でも・・・最近老眼が進んできて、細かい作業が出来なくなり、老眼鏡を新調しました。これが素晴らしく、細かい作業の効率が上がりました。視力は昔から両眼とも2.0(公称)あるのですが・・・。
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日照岳POWDER

2024年01月14日 | 山スキー!R06

 日照岳から望む白山の双耳峰(左が御前峰、右が剣ヶ峰)

今日は山岳会の仲間と白山系の秀峰「日照岳」(基準点名:尾神岳)に登りました。メンバーはS田さん、O橋さん、S江さん、ボクの4名。カミさんも来たかったのですが、金曜から東京にいるので無理。
朝、4:30に大野市の道の駅に集合します。O橋さんが新車購入してビックリ!三菱エクリプスクロスになっていた。とりあえず、S田さんの車に皆のスキーとかザックを積んで出発です。中部縦貫道路が九頭竜まで延伸したお蔭で快適です。が、気温が低く路面はアイスバーン!荘川では-11度を表示していた。
 
 路肩に停めて出発!   尾根に取付くまでは快適ラッセル

いつもの路肩に駐車し、6:30に出発します。明らかに雪は少なく寂しくなる。1160m地点までは薮は薄いが、ここから1534mの小ピークまでが藪が煩い。登りでこんなだと、滑りは修行。
 
 ラッセルが心地よい!   もうすぐ山頂!藪が埋まりきっていない(^^;)

尾根上は薮いものの難儀する程でもなく、周りの景色や動物を観察しながらラッセルを交代して登る。昔は良く訪れていたけど、記録を調べると12年ぶりだった。山頂基部に近づくと雪煙が舞っている。天気は良好だけど風が強い。そして11:05山頂着。ここで白山の全貌を眺める事が出来た。
いつもなら山頂で昼飯だけど、少し下ったところで穴を掘りラーメンタイム。正面は剱岳から御岳までの白銀の稜線を望めながらのラーメン!とても美味しい!!
 
 山頂の標識!雪が少ないので位置が高い   白山の手前が本当の!?日照岳「基準点名:日照岳」(1869.3m)

 山頂下で風防を作り昼飯。正面は北アルプスの絶景!

12:10滑降開始!山頂直下の大斜面は快適だけど直ぐに藪尾根に突入。山スキーに慣れていない人には発狂するレベルか!?所々、藪の無い所を探して滑り、1534mピークへ。GPSの無かった頃に北方の1305mピークへ滑り大変な思いをしたけど、今日はトレースも有るし藪を除き難なく滑る。そして、薮い尾根を避け、いつもの谷を滑り込む!上部は薮だけど、谷は北面に位置し新雪がたっぷりあるので快適に滑ることが出来た。
 
 北アルプスを眺めながら滑降開始!   山頂下は広大バーン!

 
 藪の少ない斜面を探しながらの滑降   北面なので雪質は最高!

 
 ヤッパシ藪が無い斜面が最高    ポンツーンのS江さん

 ボクもポンツーン!(写真:O橋さん)

新雪トラバースに失敗してヤバいところに落ちたり、ツリーホールに落ちたりと、単独では危険な滑りと成ったけど、今日は仲間たちが一緒で安心して滑ることが出来た。そして最後は新雪オープンバーンを堪能して13:20車の元に到着しました。
 
 底無しの新雪!気持ち良かった   ジャンプしたり、かっ飛ばしたり快適斜面

 
 国道に出た!お疲れ様。  お茶目なS江さん。今度は畳さんと山に登りたいですね

今日は新雪がとても素晴らしかった。底無しのパウダーを楽しめた。けど、雪の量が少なく、藪が埋まりきっていない。もっと、もっと雪が欲しい!気心知れた仲間との山スキーは雪とか関係なく楽しかった。
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今年は雪が降らない…でも野伏ヶ岳は意外に良かった

2024年01月11日 | 山スキー!R06
 旧和田山牧場の末端から望む野伏ヶ岳。以外に雪は有る

今日は山仲間のS江さんと二人で登ってきました。
昨日は、ランクルの9年目の車検(1ナンバーなので毎年車検)だったので、その代車としてハイブリッド車のクラウンで行きました。とても快適な車で運転していると熟睡してしまいそう。でもS江さんの面白い話で爆笑しきり。あっという間に石徹白に到着し6:55出発です。石徹白橋から雪は豊富でしかも新雪。
 
 S江さんのラッセルでガンガン登る!   振り返ると牧場や大日岳を望めた。

林道をショートカットしながら、久しぶりの山スキーで足が痛いが8:30に旧和田山牧場に到着。休憩して湿地帯を直進して南西尾根に取付き、先頭は終始S江さん。後続は周囲の山々を楽しみながら登ることが出来ました。
 
 山頂が見えてきた!ダイレクト尾根とのJPすぐそこ   山頂から小白山方向

 山頂から白山や別山が大迫力!

 白山をバックにラーメンタイム!

森林限界も過ぎ11:15山頂に到着。風が無く白山や奥越界隈の山々の眺めが素晴らしいので山頂でお湯を沸かしてラーメンタイム。そして12:10滑降開始。ダイレクト尾根との分岐まで尾根を滑り、ここから中央ルンゼを滑る。パウダーに藪が少なく快適。あっという間に湿地帯。ここからはストックで漕いだりして13:05牧場末端に出る。
 
 山頂からJP目指し尾根を滑る    中央ルンゼにエントリーするS江さん

 牧場目指し大斜面!(上部)

 
 雪質は軽く新雪!底突き感は無かった   藪も煩くなかった

 
 ルンゼ内は日陰なので雪が生きている   パウダー狙いには丁度良かった

 
 谷が狭く成ってきたころに右の台地に進む     台地も快適だった。

この後はショートカットしてパウダーの植林帯を滑り、林道滑降を交え13:30駐車場に到着しました。
 
 牧場跡地は地味に登りが有るがシールを付けずに来れる   林道はオートクルーズで楽しい。駐車場までスキーの脱着は無かった

 
 一日中気温が低く雪が解けてなかった    快適なクラウン!快適な車だけどダサい!

今日はやっと山スキーが出来たなといった感じで嬉しかった。今年は天気予報通り雪が少ないのかなと寂しくなりましたが、意外にも野伏ヶ岳は雪質が良くとても楽しめました。帰路も快適サルーンの後部座席にスキーをブッ込んで(トランクスルーが装備されていない)、楽しい会話で帰路に就きました。
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